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法事法要

50代の香典の相場はどれくらい?親族・友人・会社など関係別に解説!

更新日:2025.05.20 公開日:2021.09.22

香典

香典 ふくさ

記事のポイントを先取り!

  • 50代は、一般的な相場の上限額を包むと良い
  • 包む金額や枚数は偶数を避ける
  • 宗教・宗派によって異なる表書きの書き方に注意

葬儀の際に必要な香典は、年代別で金額が変わることをご存じでしょうか?

50代の香典相場は、一般的に5,000円〜10,000円が目安とされています。
勤め先の関係や故人との付き合いの深さによっても金額は変わりますが、この範囲がもっとも多く選ばれている金額帯です。

本記事では、50代の香典相場について具体的な金額やケース別の目安を解説します。
あわせて香典袋の書き方やお札の入れ方など、知っておきたいマナーもわかりやすく紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 50代の香典の相場
  2. 香典の相場は年齢で異なる
  3. 30~40代の相場
  4. お札のマナー
  5. 香典袋の書き方
  6. 50代の香典相場まとめ
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50代の香典の相場

香典

故人との関係性別に、50代の香典の相場をご説明します。

友人・知人の場合

友人や知人の場合、故人との親しさの度合いによって金額が異なります。
一般的な相場は、5000円~1万円と言われています。

50代の場合は、上限である1万円を包むのが無難でしょう。
故人との関係性が深かった場合は、1万円以上包む場合もあります。

会社関係者の場合

同僚の場合も、故人との関係性の深さで金額が変わります。
50代の場合、相場は上司・同僚にかかわらず1万円以上とされています。

親族の場合

親族の場合は、香典の金額が高額になります。

  • 両親   :10万円程度
  • 祖父母  :5万円程度
  • 兄弟・姉妹:5万円程度
  • 叔父・叔母:3万円~

それぞれ、一般的な相場の上限額となっています。
香典を渡す際、参考にしてください。

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香典の相場は年齢で異なる

香典

地域や関係性によりますが、香典には相場があります。
相場から極端に外れた香典を渡すことは、たとえ相場を上回っていても失礼にあたります。
また、相場内でも年齢によっては不適切な金額になってしまいます。
それでは、50代はどれくらいの金額を支払えばよいのでしょうか。

50代以上は相場の上限

香典は年齢が上がるごとに、金額も上がっていきます。
50代の場合、一般的な相場の上限に近い金額を出すのが良いとされています。
例えば個人が友人や知人の場合、5000円~1万円が一般的な相場ですが、上限である1万円を包むようにしましょう。
50代以上は故人との関係性から一般的な相場を把握し、その上限額を包むのが良いです。

20代以下は相場の下限

20代の香典は、基本的に金額が低い傾向にあります。
一般的に20代では、相場の下限額を出すと良いとされています。
例えば、5000~1万円が一般的な相場の場合、下限である5000円を包めばよいです。

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30~40代の相場

香典

続いて、30代~40代の相場を、故人との関係性別に紹介します。

友人・知人の場合

友人や知人の場合も、故人との親しさの度合いで金額が変わります。

  • 友人:5000~1万円程度
  • 知人:3000~1万円程度

会社関係者の場合

会社関係者の場合も、故人との関係性により金額が変わります。

  • 上司   :5000~1万円程度
  • 同僚   :5000~1万円程度
  • 同僚の家族:3000~1万円程度

親族の場合

親族の場合、香典の相場には幅があります。

  • 両親   :5万円~10万円程度
  • 祖父母  :1万円~5万円程度
  • 兄弟・姉妹:5万円程度
  • 叔父・叔母:1万円~3万円程度
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お札のマナー

香典

香典に入れるお札には、さまざまなマナーがあります。

偶数はNG

香典で偶数の金額や枚数を包むのは、マナー違反とされています。
偶数は割り切れる数なので「故人との関係を割り切る(断ち切る)」と考えられます。
そのため、香典は奇数で包むと覚えておきましょう。

4と9はNG

日本では昔から生活の中で「4」と「9」を避ける慣習があります。
理由は「4」と「9」が縁起の悪い数字であると考えられているからです。
「4」は死を、「9」は苦を表すとされています。
葬儀の際にも、「4」と「9」の金額は必ず避けるようにしましょう。

新札はNG

香典で新札を包むことはマナー違反とされています。
理由は、不幸があることを予測して事前に用意していた、と捉えられるからです。

もし新札しかなかった場合は、お札に折り目を付けて使用感を付けておくと良いです。
使用感といっても、汚れていたり破れていたりするのはよくありません。
古札でも比較的きれいなものを選んでください。

お札を入れる向き

お札を入れる向きにも注意します。
香典袋に入れる際、お札は中袋に入れます。
その際、お札は左右をそろえ、人物画が裏面を向くように入れましょう。

お札の向きをそろえるのは、遺族が金額を数えやすいようにするためです。
また、人物画の顔を伏せることで、個人を失った悲しみを表します。

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香典袋の書き方

香典

香典の書き方にもさまざまな決まりがあります。
表書きや名前の書き方について、紹介します。

表書き

香典の表書きは、宗教・宗派によって書き方に違いがあります。
それぞれ宗教・宗派ごとに、説明します。

仏教

浄土真宗を除いて「御霊前」と書くのが一般的です。
ただ四十九日以降は「御仏前」あるいは「御佛前」と書きます。

浄土真宗では「故人は没後すぐに極楽浄土に招かれて仏になる」と考えられています。
そのため、浄土真宗では四十九日以前も「御仏前」と書きます。

そのほか、「御香典」なども使用可能です。

神式

神式の葬儀での表書きは「御神前」「御玉串料」「御榊料」と書きます。

キリスト教

キリスト教では、カトリック式とプロテスタント式で書き方が違います。

  • カトリック式:「御花料」「御ミサ料
  • プロテスタント式:「御花料」「献花料」「弔慰料

名前

個人で出す場合と家族や学校・会社関係など連名で出す場合の表書きをご紹介します。

3人の連名で出す場合

職場などで3名の連名で出す際は、目上の上司から順番に書くのがマナーです。

  • 水引の真下中央に上司(部長)の名前
  • 上司の左側に上司直属の部下の名前
  • さらに左側に自分の名前

4人以上の連名で出す場合

  • 水引の真下中央に代表者の名前
  • 代表者の左下に「他〇名」または「他一同」と記載

中袋に差出人全員の名前と住所を記載した紙を入れておきましょう。

学校や会社関係者の連名にて出す場合

  • 会社:「会社名+〇〇一同」
  • 学校:「学校名+〇〇一同」

中袋に差出人全員の名前と住所を記載した紙を入れておきましょう。

会社名・法人名を書く場合

会社全体から香典を出す場合は、会社名を書く場合もあります。

  • 水引の真下中央に代表取締役の名前
  • 代表取締役の名前の右側に会社名または法人名

金額

香典袋に金額を書く際は旧漢字を使います。

  • 千円→壱阡円
  • 三千円→参阡円
  • 五万円→伍萬円
  • 十万円→壱捨萬円

金額の最後に「也」と書く人もいますが、書かなくても問題ありません。

「也」は「ちょうど」を意味します。

金額は中袋の表に書くのが一般的です。

旧漢字の金額の前に「金」と書き、「金○○円」と書きます。

中袋がない場合、のし袋の裏側に記載します。

左下に住所、金額を書いてください。

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50代の香典相場まとめ

香典 ふくさ 数珠

ここまで50代の香典相場についての情報や、宗派ごとの表書きの書き方を中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 50代は、一般的な相場の上限額を包む
  • 金額は偶数を避け、新札を使わないようにする
  • 香典袋の表書きは宗教・宗派によって書き方が異なる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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