お葬式
叔父が亡くなった場合喪中になる?喪中の範囲喪中期間も解説
更新日:2022.05.17 公開日:2021.11.15

記事のポイントを先取り!
- 一般的に喪中は2親等の範囲まで
- 喪中範囲は生前の関係性が重要
- 忌引き休暇制度がある
喪中の範囲には誰までが入るのかご存知でしょうか。
例えば、叔父が亡くなった場合は喪中の範囲に入るのでしょうか?
そこで、この記事では叔父が亡くなった場面について解説していきます。
親族が亡くなり喪に服すとなった時、どこまでの親等が範囲なのか、期間はいつまでなのか、知っておきたい内容を紹介していきたいと思います。
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喪中とは

喪中とは、一定期間喪に服している期間で、故人の冥福を祈り心穏やかに過ごすことです。
そして、喪に服す事を服忌(ぶっき)と言います。
忌中は、故人のために祈りを捧げる期間であり、四十九日までの期間を指します。
叔父が亡くなったの場合の喪中の範囲

叔父が亡くなった場合、叔父は3親等に当たるので一般的には喪中とはなりません。
叔父とは父母の弟または、妹の夫にあたります。
喪中の範囲は一般的には、2親等内の家族・親族になります。
自分を基準に考えると、以下のようになります。
0親等 | 夫、妻 |
1親等 | 自分と配偶者の父母・子供(養子縁組含む) |
2親等 | 自分と配偶者の兄弟姉妹とその配偶者、自分と配偶者の祖父母、孫 |
3親等 | 曾祖父母、叔父叔母とその配偶者 |
大切なのは生前の関係性
自身が叔父と同居していたり、大変お世話になっていたりと親交が深い場合はその限りではありません。
兄弟同然に育ったいとこ(4親等)や、血縁関係はないものの家族ぐるみで親しくしていた間柄だった場合なども喪に服すこともあるでしょう。
親族と同じような期間、喪に服すことが難しくても旅行を控えたりと、出来る範囲で故人への哀悼の意をあらわしましょう。
逆に疎遠にしていたり、絶縁状態の時は喪に服さないこともあります。
喪中は故人を偲ぶ期間なので、続柄だけでなく生前の関係性で決めるのがいいでしょう。
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関係性ごとの喪中と忌中の期間

喪中の期間と忌中の期間は明治7年に出された太政官布告の「服忌令(ぶっきれい)」で細かく決められてました。
現在は廃止されていますが、目安とされてる方もいます。
服忌令による喪中の期間は以下の通りです。
実父母 | 13ヶ月 |
夫 | 13ヶ月 |
妻 | 90日 |
兄弟姉妹 | 90日 |
父方の祖父母 | 150日 |
母方の祖父母 | 90日 |
叔父叔母 | 90日 |
夫と妻、父方と母方親族とで日数が違うのは、この日数が定められた明治時代は男性優位という考えが強かったと考えられます。
現在は廃止されているので喪中は一般的には1年と考えて良いでしょう。
ただ、地域・習慣によりますので確認しましょう。
忌中の期間は神式では「五十日祭」、仏教は「四十九日法要」を執り行った後に忌明けが一般です。
叔父が亡くなった場合の忌引き

忌引きとは、喪に服すという意味です。
忌引き休暇または慶弔休暇(けいちょうきゅうか)とも言い、本人が出勤し仕事が出来る状態であるものの、葬儀前後の準備、片付けやなどを理由に休む休暇のことです。
葬儀に参列したりいろいろな手続きをしたりするためです。
忌引き休暇は、正式に法律や労働基準法で定められているわけではありません。
会社などで忌引き休暇という制度があるのか、親等の範囲、何日間取れるのかは個々に決められた就業規則を確認しておくと良いでしょう。
また忌引休暇が有給扱いになるのか、土・日曜日などの休日が挟む場合の日数のカウントも異なってきます。
さらに忌引き休暇のカウントが、故人が亡くなった翌日からの場合や通夜の日からの場合があるので注意しましょう。
故人との続柄によって取得できる日数が異なるため、一般的な目安として紹介させていただきます。
一般的な忌引き休暇の日数は以下の通りです。
配偶者 | 10日間 |
実父母 | 7日間 |
子供 | 5日間 |
兄弟姉妹 | 3日間 |
祖父母 | 3日間 |
配偶者の父母 | 3日間 |
配偶者の祖父母 | 1日間 |
孫 | 1日間 |
そして、一般的には休日も休暇日数に含まれてカウントされることが多い様です。
学校では忌引き休暇は欠席扱いにはならないので、進学や卒業に必要な出席日数にカウントされません。
忌引きを取れない場合もある
一般的には忌引き休暇は、2親等までとされる所も多いです。
叔父の場合3親等以上になるので、忌引き休暇に当てはまらない事もあります。
ただ、叔父叔母は一般的に忌引き休暇を1日間までとされてる場合もあります。
叔父叔母やいとこなど親しい関係性などで、葬儀に出席したい時は忌引き休暇が取れるか確認しましょう。
また、忌引き休暇がとれたとしても自身が必要とする日数がとれない場合もあります。
有給休暇を取る
忌引き休暇制度がなかったり、規定の親等の範囲でなかった場合は忌引き休暇とする事が出来ません。
また、忌引き休暇が取れたとしても規定の日数では足りない場合もあります。
例えば、通夜・葬儀が遠方で行なわれる場合は移動時間も考慮した日数が必要になります。
確認した上で忌引き休暇の日数が足りない場合は会社に相談し有給休暇を使いましょう。
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喪中はがきを出す範囲

喪中の時は年賀状を出すことを控え、喪に服すため新年の挨拶を控えさせていただく事をお知らせします。
年賀状を毎年やり取りしていた方にはその旨を伝える必要があり、喪中はがきで知らせます。
喪中はがきは別名年賀欠礼状といい、年賀状をやりとりしている方全員に出しましょう。
また忘れてはいけないのが、葬儀に参列いただいた方です。
葬儀に参列頂けた方は、故人にとっても大切な方なのでお世話になったお礼など感謝の一言を添えて出しましょう。
仕事上での付き合いの方には、基本出す必要はありません。
しかし、仕事以外でプライベートでもお付き合いのある方には出しましょう。
相手が年賀状の準備をされている可能性や、親交があるのに教えてもらえなかったとトラブルに発展する可能性があるためです。
喪中であることを知っている親しい親戚の方々または、お互いが喪中になる親族には出す必要はありません。
喪中はがきを出すか出さないか迷うときは、出しておいた方が間違いないでしょう。
子どもだけ年賀状を出しても問題ない

子供がいる家庭での親等は子供からみる範囲と親からみる範囲は異なる為、子供からみると叔父は3等身以上離れているので一般的には喪中にはあたりません。
叔父が亡くなって喪中にあたるのは一般的に親のみになりますので、子供は年賀状を出しても大丈夫です。
ただ、子供が年賀状を出す場合は差出人には子供のみの名前で出しましょう。
親が喪中はがきを出すときは、差出人は親の名前で出し、子供の名前は入れないので気をつけましょう。
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叔父が亡くなったときの喪中の範囲まとめ

ここまで叔父が亡くなったときの喪中と範囲の情報や、喪中の期間などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 喪中は故人の悲しみを乗り越え普通の生活に戻していく期間
- 喪中は一般的には2親等までの範囲
- 範囲・期間は個々に定めた忌引き休暇制度がある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。
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