お葬式
弔問する時の服装は?持参する物や弔問のやり方も紹介
更新日:2024.02.03 公開日:2021.12.13

記事のポイントを先取り!
- 通夜前・葬儀後には平服で伺う
- 通夜前の香典持参はNG
- 弔問は四十九日までに伺う
親族や親しい知人の突然の訃報にふれた場合、何をおいても駆けつけたいと思うことも多いでしょう。
しかし、身内を亡くしたばかりの遺族は精神的にも大きな負担を抱えているため、弔問に伺う際の服装やタイミングには配慮が必要です。
そこでこの記事では、弔問のタイミングや服装・マナーについて詳しく説明していきます。
家族葬の増加などにより弔問に伺う機会も多くなってきているため、しっかり確認しておきましょう。
夏場に弔問する場合の服装についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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弔問とは
弔問とは親しい方の訃報を受け取った際に、遺族のもとを訪ねてお悔やみを伝えることを指します。
また、通夜・葬儀に参列して遺族に哀悼の意を示すことも弔問の一つです。
弔問の目的
弔問の目的は故人の死を悼み、遺族にお悔やみを述べることです。
悲しみにくれる遺族に負担をかけないよう、言葉遣いや振る舞いに十分配慮する必要があります。
弔問するタイミング
弔問のタイミングは、通夜前・葬儀に参列した際・葬儀が終わって数日後のどれかが一般的です。
身内を亡くした遺族は慌ただしくなるので、3親等以内の親族はすぐに駆けつけて手伝うこともあります。
しかしそれ以外の方は駆けつけたい気持ちを抑えて、通夜前の弔問は控えたほうがよいでしょう。
親族以外の方は、特段の事情がない限り通夜・葬儀に参列して、哀悼の意を示すのが一般的です。
遠方に住んでいるなどの理由から通夜・葬儀に参列できない場合は、後日弔問に訪れる方もいます。
自宅への弔問の服装
弔問に伺う際の服装は、訪問のタイミングや状況によってマナーが異なります。
ここでは、遺族の失礼にならない適切な服装について、ケースごとにご紹介します。
お通夜前に弔問する場合
お通夜前に弔問に伺う時は、男性はダークスーツ、女性は落ち着いた色のワンピースなどの平服で伺うのがマナーです。
お通夜前に喪服で駆けつけると、相手が亡くなることをあらかじめ予想していたと取られかねません。
親族であれば手伝いを頼まれることもあるので、女性の場合は念のため白や黒無地のエプロンを持参しておくとよいでしょう。
通夜や告別式に弔問する場合
通夜・葬儀に参列する場合は、喪服を着用するのがマナーです。
男性はブラックフォーマルと呼ばれる略喪服に白いシャツを合わせ、光沢のない黒のネクタイを締めます。
女性は光沢のない黒のワンピースやアンサンブルなどを着用し、ストッキングも黒を用いるのが一般的です。
着飾る必要はないため、結婚指輪と一連の真珠ネックレス以外のアクセサリーはつけないようにしましょう。
後日弔問する場合
葬儀後に弔問に伺う場合は、遺族に葬儀をイメージさせないように平服を着用するのがマナーです。
男性はダークスーツに地味なネクタイ、女性は紺やグレーのワンピースなどを着用すれば問題ありません。
また女性は、メイクも片化粧と呼ばれる薄化粧にするなどの配慮が必要となります。
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弔問時の遺族の服装
深い悲しみに包まれた遺族にとって、服装に気を遣う余裕はないかもしれません。
しかし弔問に訪れる方を迎える際には、遺族も相応しい服装を身につけたほうがよいでしょう。
お通夜前の服装
身内に不幸があった場合、遺族は葬儀の準備などに追われて慌ただしくなります。
そういった事情については弔問に訪れる方も理解しているので、普段着で迎えても失礼にはあたりません。
部屋着などあまりにもラフな服装は避けて、落ち着いた色のスーツやワンピースなどを着用するとよいでしょう。
通夜や告別式時の服装
通夜・葬儀で弔問客を迎える際、喪主や遺族は弔問客より格式高い正喪服を着用するのが基本です。
しかし近年では、喪主や遺族も正喪服ではなく略喪服のブラックフォーマルを着用するケースが増えています。
アクセサリー類は、腕時計・結婚指輪・真珠のネックレスのみ着用可です。
後日での服装
葬儀を済ませたのちに弔問を受ける場合は、遺族も弔問客も平服を着用するのが一般的です。
男性はダークスーツなどの落ち着いた色の服装を、女性は紺やグレーのワンピースなどを身につけるとよいでしょう。
スポンサーリンク弔問時の持ち物は?
弔問に伺う際に持参するものについても、服装と同様に状況やタイミングごとに違いがあります。
弔問に伺う側が好意で行ったことでも、タイミングによっては失礼にあたる場合があるので注意が必要です。
香典
通夜・葬儀に参列する際や、葬儀後に弔問に伺う場合は香典を持参します。
ただし通夜前に駆けつける場合は、香典を持参しないのが一般的です。
通夜前の弔問で香典を持参すると、訃報を待っていたように取られかねません。
もし通夜・葬儀に参列できない場合は、後日手紙などを添えて郵送してもよいでしょう。
香典の相場は故人との関係性によって異なりますが、親族以外の方は5000〜1万円ほどのケースが多いです。
お供え物
通夜前に弔問に伺う場合、基本的にお供えを持参する必要はありません。
もしお供え物を贈りたい場合は、故人の枕元に飾る枕花(まくらばな)であれば贈っても失礼にはあたりません。
ただし枕花を贈る場合は、タイミングが早すぎると失礼にあたるので、事前に遺族に相談しておきましょう。
また葬儀後に弔問に伺う場合は、果物や故人が生前に好きだったものなどをお供えしてもよいでしょう。
しかし最近では、香典や供花(きょうか)などを辞退されるケースもあるので、事前の確認が必要です。
数珠
仏式の通夜・葬儀に参列する場合や葬儀後に弔問に伺う際には、数珠を持参します。
しかし数珠は仏教で用いられるものなので、神式やキリスト教式の場合は持参する必要はありません。
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弔問のやり方
通夜・葬儀の連絡が来た場合は、参列して遺族に哀悼の意を伝えるのが一般的です。
もし通夜・葬儀に参列できず自宅に弔問に伺う場合は、遺族に連絡して承諾を得ておく必要があります。
弔問の流れ
弔問の流れは通夜前と葬儀後で異なりますが、大まかな流れ自体は変わりません。
参考までに、一般的な弔問の流れを以下にご紹介します。
- 弔問に伺う前に遺族に連絡して承諾を得る
- 遺族の都合に合わせて日程を決める
- 遺族のもとを訪ねたら玄関先でお悔やみの言葉を述べる
- 遺族にすすめられた場合は家に上がりお線香をあげる
- 長居せずに引き上げる
通夜前に弔問に駆けつけた際に、遺族から故人との対面をすすめられた場合の手順は以下の通りです。
- 枕元に正座し両手をついて一礼する
- 遺族が白布を外したら両手を膝において対面する
- 故人に深く一礼して合掌
- 少しうしろに下がり遺族に一礼
故人との対面の際、顔にかけられた白布を外すのは遺族なので、勝手に外してはいけません。
もし故人の顔を見るのがつらい場合は、その旨を遺族に伝え対面せずに引き上げましょう。
また後日弔問に伺う場合は、葬儀が終わった3日後ぐらいから四十九日法要までを目安に訪問します。
弔問時の注意事項
弔問に伺う際は遺族の心情に配慮し、直接的な表現や忌み言葉を避けてお悔やみの言葉を簡潔に伝える必要があります。
「生きる」「死ぬ」などの言葉は使わず「お元気だった頃は」「ご逝去」などと言い換えるとよいでしょう。
また弔事では、不幸が重なることをイメージさせる重ね言葉は使用を避けるべき忌み言葉とされています。
重ね重ね・くれぐれも・たびたび・さまざまなどの言葉は使用を控えるのがマナーです。
お悔やみの言葉は宗旨宗派ごとに異なり「ご冥福をお祈りいたします」は仏式以外では使いません。
神式では「御霊(みたま)のご平安をお祈り申し上げます」キリスト教式では「安らかな眠りをお祈りいたします」などと伝えるとよいでしょう。
スポンサーリンク夏場の弔問での服装
暑い時期は薄着で過ごすことが多くなりますが、弔問に伺う際は場に相応しい服装を心がけましょう。
弔いの場であることを念頭において、遺族に対して失礼のないよう服装にも配慮が必要です。
女性は肌の露出を控える
夏場の葬儀に参列する場合、半袖ワンピースの喪服でもマナー違反にはなりませんが、上着は羽織っておきましょう。
また葬儀後に弔問に伺う場合は平服で問題ありませんが、暑いからといって肌の露出が多くならないよう注意が必要です。
落ち着いた色のワンピースやスーツなどを着用し、メイクも控えめにしましょう。
男性はジャケットを着用する
葬儀に参列する場合、男性は夏場であっても喪服の上下を着用するのがマナーです。
喪服の中に着るシャツは長袖が基本ですが、夏の暑い時期であれば半袖でも問題ありません。
ブラックフォーマルには背中の裏地を省いた夏服も用意されているので、1着用意しておいてもよいでしょう。
保冷剤を布で包み、懐に入れておけば暑さをしのぎやすくなります。
また、葬儀中以外は上着を脱いでもマナー違反にはなりません。
適度に水分を摂るなどして暑さ対策に気を配り、熱中症にならないよう気をつけましょう。
葬儀後に弔問に伺う場合は、喪服ではなくダークスーツや落ち着いた色のジャケットとパンツなどを着用します。
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弔問の服装まとめ

ここまで弔問に伺う際の服装についての情報や、注意点などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 弔問の目的は遺族にお悔やみを述べること
- 弔問の際の服装マナーはタイミングごとに異なる
- 通夜前の弔問は親族以外できるだけ控える
- お悔やみを伝える際は言葉遣いにも留意する
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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