お葬式
弔辞の依頼はどうすれば良い?依頼する相手やお礼について紹介
更新日:2022.05.28 公開日:2022.06.14

記事のポイントを先取り!
- 弔辞は故人へのお別れの言葉
- 弔辞は故人と親しかった人が読む
- 弔辞はできるだけ早く依頼する
葬式・告別式の場では、故人との最後の別れの挨拶として弔辞を読むのが一般的です。
遺族は故人と仲が良かった人物に弔辞を依頼することになりますが、どのように頼めば良いか分からない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、弔辞の依頼の仕方について詳しく説明していきます。
この機会に依頼の仕方を覚えておきましょう。
弔辞なしでも大丈夫かどうかについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 弔辞とは
- 弔辞の依頼は誰にする?
- 弔辞はいつ依頼すればいい?
- 弔辞を読み上げる順番
- 弔辞のお礼はどうすれば良い?
- 依頼を断られた場合は?
- 宗派によって弔辞の依頼に決まりはある?
- 弔辞なしでも大丈夫?
- 弔辞の依頼まとめ
弔辞とは
「弔辞」とは、葬儀・告別式の場で故人との最後の別れとして贈られる言葉のことを指します。
故人の弔いや死を悼むことを目的としており、故人と特に仲の良かった数人が故人への思いを手紙の形式にして読みます。
その際、故人とその方の出会いや思い出、故人の功績や人柄が分かるエピソードなどを話します。
その上で別れを惜しみ、最後の別れの言葉を霊前で伝えるというものです。
弔辞は自分の出番になったら故人の祭壇の前に出てきて、故人の霊前に向かって読むのが一般的です。
ただし、キリスト教などでは故人の方ではなく、参列者側に向けて読みます。
文量としては一人当たり3分程度、文字数としては800字〜1000字程度に内容をまとめて読むといいでしょう。
葬儀や告別式以外にも、通夜で読まれることもあります。
弔辞の依頼は誰にする?

次は、遺族が弔辞を依頼する時に、誰に依頼すべきかをご紹介します。
弔辞は、多くの場合喪主から故人と関わりのあった方にお願いします。
こうした機会はあまりないため、遺族もお願いの仕方がわからない場合があります。
戸惑わないよう、以下の内容を参考にしてください。
依頼する相手
弔辞は故人が生前にお世話になっていた会社の上司や同僚、故人と親しかった友人などに依頼します。
依頼する場合には故人と読む方の関係性が偏らないように注意が必要です。
例えば、故人の上司に依頼したら、故人の親しい友人にも依頼するなど、バランスが良くなるようにします。
また、弔辞の内容が被ってしまうことを避けるため、依頼した人物には他の依頼者について教えるなどしておくと良いでしょう。
依頼する人数
一般的な葬儀であれば、依頼する人数は1〜3人程度が目安です。
ただし社葬など参列者の数が多い葬儀の場合には、弔辞を読むのも3、4人前後となります。
葬儀の規模によって、弔辞を読む人数も変わります。
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弔辞はいつ依頼すればいい?
弔辞を依頼する場合、できるだけ早く依頼しましょう。
葬儀・告別式などは故人が亡くなってから数日以内に行われることがほとんどです。
そのため、依頼が遅くなってしまうと、依頼された方が内容を考えたり準備したりする時間がなくなってしまいます。
また、依頼する際は一人当たりの時間や文章の長さなどを伝えておくと、相手の方も弔辞を考える際の参考になるでしょう。
弔辞を読み上げる順番
弔辞を読み上げる順番について、特に決まりはありません。
一般的には年功序列で年長者から順番に読んだり、故人と付き合いが長い人から読んだりと順番はそれぞれです。
故人が会社勤めしていた場合は、役職を参考にして順番を決めると良いでしょう。
社葬でも多くの場合、肩書きを優先して順番を決めています。
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弔辞のお礼はどうすれば良い?

弔辞してもらったことに対してお礼をする場合は、葬儀後にお礼の品物と挨拶状をお送りしましょう。
弔辞のお礼は、葬儀・告別式が終わった後、1〜3日以内にお送りするのがマナーとされています。
弔辞のお礼には、現金や商品券などの金品は、相手方に失礼となるため避けましょう。
一般的にお菓子の詰め合わせなどが弔辞のお礼としてよく選ばれます。
香典返しと弔辞のお礼を合わせてお送りする場合には、海苔やタオル、洗剤なども選ばれることもあります。
他にも品物選びに困る場合は、カタログギフトを送るという方法もあります。
ただし、あまり高額なものは相手方に気を遣わせてしまうため避けましょう。
依頼を断られた場合は?
弔辞は基本的に断らず引き受けるのがマナーだとされているため、断られることは少ないでしょう。
ただし、何か止むを得ない理由があって依頼を断られるケースもあります。
故人と依頼した相手がそこまで関わりがなかった場合にも、弔辞の依頼を断られることがあります。
弔辞の依頼は、故人と依頼する人物との関係性を確認した上で行いましょう。
弔辞の依頼が断られた場合には、他の方に依頼することとなるでしょう。
その際、次の依頼者を探すために時間が必要となります。
弔辞を依頼する場合には断られた時のことも考えて、早めの行動を心がけましょう。
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宗派によって弔辞の依頼に決まりはある?

葬儀の形式などは宗教や宗派によって異なる場合が多いため、弔辞の依頼についても同じように決まりがあるか心配される方もいるでしょう。
ここでは宗派によって弔辞の依頼に決まりがあるかどうかを説明していきます。
依頼するのに決まりはない
基本的に弔辞の依頼に関して、宗派による決まりは存在していません。
宗派によって弔辞が読める・読めないといった縛りも存在しません。
そのため、弔辞を依頼する際には相手方の宗教や宗派を気にする必要はなく、どなたにでも依頼することが可能です。
弔辞を依頼したい方と故人の宗教が違った場合でも、弔辞の依頼に支障はないため安心して依頼しましょう。
用意する際は宗教ごとの忌み言葉に注意する
弔辞を依頼される側は、宗教ごとに異なる「忌み言葉」が存在していることに、注意する必要があります。
弔辞の文面を考える際は、忌み言葉を弔辞の中で使ってしまわないように気をつけましょう。
仏教・神道では「冥福」という言葉を使うことが可能ですが、キリスト教では使えないため「忌み言葉」に含まれます。
「成仏」や「供養」は仏教のみ、「帰幽」「泉下」は神道のみ、「昇天」や「帰天」はキリスト教のみで使用できます。
他の宗教の弔辞で上記の言葉を使ってしまうのはNGのため、十分に注意しましょう。
弔辞なしでも大丈夫?
弔辞は必ず行わないいけないと決められているわけではないため、行わなくても問題はありません。
必ずしも必要なものではないため、弔辞なしで葬儀するという方もいます。
家族葬など、葬儀に参列するのが身内だけという場合には、わざわざ弔辞する必要もないと考える方もいらっしゃるでしょう。
社葬や参列者が多い葬儀の場合には、形式を重視するため行うことがほとんどです。
弔辞をやらない場合、葬儀全体が寂しい印象となるとして、葬儀社からお勧めされるケースもあります。
弔辞をやりたくない理由があれば、弔辞をやらなくても問題ありません。
しかし、特に理由がないのであれば、親しかった方の故人への思いやエピソードを聞けるため、行うことをおすすめします。
故人をどのように見送りたいかを含めて、弔辞が必要かどうか考えてみてはいかがでしょうか。
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弔辞の依頼まとめ

ここまで弔辞の依頼の方法などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 弔辞とは、葬儀や告別式で故人と親しかった人物が、最後のお別れとして読む言葉のこと
- 弔辞は故人の会社の上司や、故人と親しかった友人などに依頼することが多い
- 弔辞は故人が亡くなったらできるだけ早く依頼する
- どの宗教・宗派の方でも依頼できるが、読む方は宗教によって忌み言葉があるため注意する
- 弔辞は理由があれば行わなくても問題ない
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。
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