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お葬式

葬儀でのお別れの言葉を紹介!弔辞の例文やマナーを解説

更新日:2025.05.19 公開日:2021.06.27

弔辞

記事のポイントを先取り!

  • 弔辞では故人とのエピソードなどを話す
  • 奉書紙に薄墨で書くのが正式
  • 寄せ書きは親族に事前確認する

葬儀は予期せず行われるものなので、いきなり弔辞を読むとなった場合に「何をどのように書けば良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、葬儀における弔辞・お別れの言葉の例文や作法について紹介していきます。いざ弔事を依頼された時に慌てずに対応できるようにポイントを確認していきましょう。

ぜひ最後までご覧ください。

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  1. お別れの言葉・弔辞とは
  2. 葬儀でのお別れの言葉の構成
  3. 葬儀でのお別れの言葉の例文
  4. 葬儀でのお別れの言葉・弔辞のポイント
  5. 葬儀でのお別れの言葉・弔辞のマナー
  6. お別れの言葉・弔辞の読み方
  7. 葬儀でのお別れの言葉の寄せ書き・例文
  8. 葬儀でのお別れの言葉についてまとめ
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お別れの言葉・弔辞とは

弔辞(ちょうじ)とは、故人に向けたお別れの言葉のことです。
お別れの言葉では、「ご冥福をお祈りしています」や「どうぞ安らかにお眠りください」のようにまた会いたいという気持ちを伝えるようにしましょう。故人との思い出を語った後など弔辞の最後の締め言葉として使うのが一般的です。

弔辞は葬儀や告別式の式事として読まれ、故人が生前親交が深かった人が、遺族から依頼されることがほとんどです。

関係性としては、会社や仕事関連の人、友人、親族などが挙げられます。弔辞というお別れの言葉には故人への敬意やエピソードが書かれています。

また、弔辞は形として残り故人を思い偲ぶことができる遺族への贈り物でもあります。

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葬儀でのお別れの言葉の構成

葬儀でのお別れの言葉は、故人への感謝と別れの気持ちを伝える大切な瞬間です。

以下に、葬儀でのお別れの言葉の構成を解説します。

呼びかけによる導入

お別れの言葉の最初は、故人への呼びかけから始めます。

通常の呼び名やあだ名で、心を込めて語りかけましょう。

これにより、聞いている人々にも温かい気持ちが伝わります。

「◯◯さん、あなたとの日々を思い出すと今でも胸がいっぱいです」と、遺影に向かって直接語りかける形が良いでしょう。

特に気になる場合は、遺族に故人の呼び名を確認してから使用すると安心です。

訃報に触れたときの心境

次に、故人の訃報を受けたときの自分の率直な気持ちを述べます。

突然の悲報に驚き、深い悲しみを感じたことを素直に表現しましょう。

例えば、

「◯◯さんが亡くなったと聞いたとき、私は言葉を失いました」

「あまりにも突然のことで、どうしてよいかわからなかった」

というように、自分の感情をそのまま言葉にすることで、聴衆にもその悲しみが伝わります。

この部分は、故人を失った悲しみを共有することにもつながり、遺族を慰める言葉にもなります

故人との思い出やエピソード

お別れの言葉の中で最も重要なのは、故人との思い出やエピソードです。

ここでは、故人がどんな人物であったか、共に過ごした時間や出来事を具体的に語ります。

例えば、

「◯◯さんとは大学時代に出会い、いつも一緒に過ごしました。◯◯さんが手を差し伸べてくれたおかげで、私は困難を乗り越えられました」

といったエピソードを交えると、故人の人柄が伝わりやすくなります。

また、注意点として、故人にとって不快だった出来事やエピソードを避け、聞いている人々が共感できるような話を選びましょう。

現在の自身の心境

次に、故人を失った今の自分の気持ちを語ります。

喪失感にどう向き合っているのか、どれだけ深く悲しんでいるかを述べることが大切です。

例えば、

「今でも◯◯さんが近くにいるような気がして、信じられない気持ちでいっぱいです」

「生前、◯◯さんと一緒に過ごした思い出が今、心に鮮明に蘇ってきます」

といった言葉で、深い感情を表現すると良いでしょう。

この部分で、自分の心境を正直に語ることは、遺族に対する共感や寄り添いの気持ちを伝えることにもなります。

故人への別れと感謝の言葉

最後に、お別れの挨拶と感謝の言葉を述べます。

故人への「今生の別れ」を告げ、感謝の気持ちを伝える場面です。

例えば、

「◯◯さん、今まで本当にありがとうございました。私たちにとってあなたはかけがえのない存在でした」

「どうか天国で安らかにお休みください」

といった言葉で締めくくります。

また、感謝の言葉を伝えることで、故人が生前にしてくれたことに対する思いが伝わります。

「これからも心の中で◯◯さんを忘れずに生きていきます」と言った形で、別れの言葉を締めくくると感動的な印象を与えます。

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葬儀でのお別れの言葉の例文

ここからは実際に、葬儀でのお別れの言葉の例文を紹介します。

孫の場合

孫の年代によって相応しいとされる例文をご紹介いたします。

小学生の孫が読むお別れの言葉・例文

(例文)

○○おじいちゃんへ
今日、おじいちゃんとお別れをするのが悲しくてたまりません。

おじいちゃんは夏休みと冬休みにたくさん遊んでくれましたね。
毎年おじいちゃんの家に遊びにいくのが楽しみでした。

おじいちゃんは夏になると海水浴や釣りに連れて行ってくれました。
僕が大きな魚を釣った時に、「こんな大きな魚は見たことがない」とおじいちゃんがほめてくれて、とてもうれしかったです。

お正月には犬のコロと一緒に家の近くの学校で凧揚げをしましたね。おじいちゃんは凧揚げがうまくて「すごいなあ」と思いました。

僕が道路に飛び出して車にぶつかりそうになったとき、おじいちゃんは大きな声で僕をしかりました。
とても怖かったけど、最後には「ぶつからなくて良かった」と頭をなでてくれましたね。

やさしかったおじいちゃんの思い出は忘れません。
来年も再来年も、お墓参りに行きます。

おじいちゃん本当にありがとう。
これからもずっと見守っていてね。

中高生の孫が読むお別れの言葉・例文

基本的には、小学生の孫が読む例文と同じ構成です。語彙や表現の幅を広げ、故人とのエピソードや感情をより具体的に表現しましょう。

成人した孫が読むお別れの言葉・例文

(例文)

この度は祖父である〜〜〜(故人の氏名)の葬儀に、謹んで哀悼の意を捧げます。
ここ数年、体調を崩すことが多くなり、入退院を繰り返していた祖父ですので、もう長くはないと覚悟はしておりました。

しかしながら今回の訃報を受け、祖父の安らかな顔を見てもなお、未だ実感が湧きません。
祖父からは、私が幼少期のときに特に愛情を受けてきました。

冬休みに祖父の家に訪れる時には、私の大好物であるピザや寿司など、多くの食べ物を準備してくれていました。
中学受験で、志望校に合格した際も、「○○は頑張っていたもんね。本当に良かった。頭がいいね。」と褒めてくれました。

いつも優しく、時に厳しく指導してくれた祖父ですが、近年では成人した私を1人の大人として尊重してくれました。
私が進路に迷っていることを口にすれば「もう立派な大人なんだから、自分のことは自分で決めなさい」とアドバイスしてくださりました。

そんな祖父の優しさと厳しさのおかげで、現在の私があると思います。
非常に感謝しています。

また、祖父は現役時代は働き詰めだったと聞いております。
どうか安らかに、長い間ご苦労様でした。

以上の言葉を持ってお別れの言葉と致します。

葬儀で孫が行う挨拶のマナーについて以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

葬儀でのお別れの言葉の例文・友人関係

故人が生前仲良くしていた友人として、葬儀でお別れの言葉を任された時にはどのような文面を書くべきでしょうか。

ここでは一緒に学んだ学生時代の友人の例文を取り上げます。

(例文)

私の親友である〜〜さん。
最後のお別れだから、いつものように〜〜ちゃんと呼ぶね。

亡くなったという知らせを聞いたとき、私はそれを信じられなかった。
今でも夢であったらどんなにいいかと思います。

あなたとは中学校で部活が一緒になって仲良くなったね。
〜〜ちゃんは誰とでも仲良くて、周りのことをいつも気にしているような優しい人でした。

今日は部活のみんなもたくさん来てくれたよ。

みんなから好かれている〜〜ちゃんが病気で亡くなったことは、少しずつ受け止めていかないといけないと思います。
私たちは〜〜ちゃんのことを忘れないよ。〜〜ちゃんの分まで精一杯生きるね。

どうか安らかにお眠りください。

職場関係

仕事は故人にとって、多くの生活時間を費やした場所であることが多いです。そして残された遺族にとって、職場の人からのお別れの言葉は、故人の新たな一面を知る機会でもあります。

社会人としてのどのような例文がいいのか、上司や部下といった関係性の例文についてご紹介いたします。

上司へのお別れの言葉・例文

(例文)

突然の訃報に際して、○○部長の遺影をこうして私が見ることになるとは思ってもいませんでした。
我々にとって部長はリーダーであり、父であり、時には兄のような頼れる存在でした。

ご病気で入院されることを知ったときは「部長のことだからすぐに退院して帰ってくる」と誰もが思っていました。
それがこのようなことになってしまったことが残念でなりません。

部長は上司という立場にありながら、トラブルの時は誰よりも早く現場に出向き、矢面に立つ私の理想の上司です。
時に厳しく指導いただいたことを忘れず、これからは私や課のメンバーで会社を盛り上げていきます。

このような形で大事な方を亡くされたご家族、ご遺族のみなさまへは言葉が見つかりません。
微力ではありますが、我々が力になれることはなんでもいたします。

この度は心よりご冥福お祈り申し上げます。

同僚へのお別れの言葉・例文

(例文)

謹んで〜〜〜さんの御霊前にお別れの言葉を申し上げます。
〜〜さんがもう会社にいない。

このことを我が社の社員はしばらく受け入れられませんでした。
なぜなら〜〜さんは、社員全員から頼りにされる人だったからです。

同僚として、そんな姿にいつも刺激を受けていました。
いつも冷静で落ち着いた〜〜さんは、広い視野で会社を引っ張ってくださっていました。

我々社員だけでなく取引先からも、訃報を悲しむ多くの声があり〜〜さんの人徳の高さを痛感させられております。
突発性の病気のため、〜〜さんが手がけていた仕事を最後まで見届けられなかったこと、さぞ無念だと思います。

あなたの仕事に対する姿勢は、全社員手本とさせていただきます。
会社を代表し、心より御礼申し上げます。

〜〜さん、どうか安らかにお眠りください。

部下へのお別れの言葉・例文

(例文)
〜〜君、まさか私が君の弔辞を読むことになるとは思ってもみませんでした。
私の部署で長年一緒に働いてくれた君との、あまりにも早いお別れを現実として受け止めることができません。

また〜〜君のご遺族に対しては、心からのお悔やみ申し上げるとともに、会社としてできる精一杯の協力をさせていただきます。

〜〜君が入社してメキメキと頭角を表すのに時間はかからなかったね。
優秀な社員としても、頼りになる相談相手としても、歳の離れた友人としても、君の急逝は非常に残念です。

本来であれば年上の私が先に逝くところ、まだ若い君が行くのは順番が逆です。

君が我が社を引っ張っていくだろうことを、会議で話し合っていた矢先に逝ってしまうなんて、この世の不条理を恨んでしまいそうです。
もう一度君に元気になって、大いに活躍してほしかった。

その姿は容易に思い描けるのに、それが現実になることはありません。
私たちは~~君のいない職場を立て直していきます。

今は、〜〜君の冥福を心からお祈りいたします。

学校関係

弔辞を述べるのは、故人の学校関係の方が選ばれることもあります。

そのような場合は、どのようにお別れの言葉を書けばいいのか、例文をご紹介します。

恩師へのお別れの言葉・例文

(例文)

教え子を代表して、謹んで御霊前に弔辞を捧げます。
〜〜先生、あなたの遺影をこうして見ていると、今でも身が引き締まる思いです。

今私が家庭を持ち、忙しくも平穏な生活ができるのは学生時代に指導してくださった先生のおかげです。
卒業してもなお連絡をいただき、私も先生の都合を考えずによく会いにいったものです。

仕事がうまくいかなくて、先生に会いにいった冬の寒い日を覚えていますか。
先生は「面倒なことから逃げるな。逃げればそれは倍になって帰ってくる」と励まされたこと。

私が全てを言うまでもなく、先生は私の悩みを言い当てました。
あれから10年以上が経ちます。

私の人生において、先生に出会えたことは宝です。
先生のご冥福を、先生の全ての教え子とともに、心からお祈り申し上げます。

教え子へのお別れの言葉・例文

(例文)
まずご家族ならびにご親族の方へ、深くお悔やみ申し上げます。
私は〜〜君の高校時代の担任であり、部活の顧問を担当していましたOOOと申します。

〜〜君、君の若すぎる死をどう受け止めればいいのか、教師という立場にありながら皆目見当がつきません。
~~君は学級委員としてクラスを引っ張ってくれていたね。

部活では後輩の面倒見が良くて、君は本当に優しい生徒だった。
その証拠にたくさんの同級生、後輩が怪我で入院した君を見舞いに毎日病院に通っていたね。

本当に残念でならない。
君が社会人として立派に成長して活躍する姿を見たかったのに。
私は命の大事さ、時間には限りがあるということを君から教えてもらいました。

残りの私の教師人生で、君の後輩たちに命の大事さについて指導していこうと思うから、高いところから応援していてほしい。
安らかにいてください。ご冥福をお祈りしています。

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葬儀でのお別れの言葉・弔辞のポイント

葬儀でのお別れの言葉として、告別式などで弔辞を読むときに意識すべきポイントがあります。

意識したい構成

弔辞の構成としては、以下の順番を意識してください。

  • 弔辞の入りは故人を名前で呼びかけ
  • 訃報を知った時や現在の悲しみについて
  • エピソードや生前の人柄がわかるような話
  • 現状とこれからの気持ちについて
  • 故人に対するお別れの言葉

最後のお別れの言葉は、「どうぞ安らかにお眠りください」や「~さんのご冥福を心からお祈りしています」のように言うのが一般的です。

短すぎても長すぎてもNG

葬儀の弔辞は極端に短かったり、長かったりするのはNGです。心を込めて2分から4分程度で収まるようにします。

忌み言葉に注意する

忌み言葉(いみことば)とは葬儀において不吉で良くないとされる言葉のことです。

繰り返す表現「再三」「たびたび」「次々」や、「切れる」「苦しい」といった不吉な言葉に加え「四」「九」といった数字も不吉とされています。

宗教・宗派に合わせた表現にする

葬儀の宗教や宗派によって、忌み言葉は異なります。浄土真宗の場合、亡くなった人はすぐに「仏」になるとされていますので、「霊」とするのは誤りです。

また、「浮かばれない」「迷う」と言った言葉も相応しくないとされています。

キリスト教であれば、亡くなることを「昇天する」と言いますので「成仏」「供養」などと言わないのがルールです。

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葬儀でのお別れの言葉・弔辞のマナー

葬儀でのお別れの言葉について例文を紹介してきました。

お別れの言葉や例文の情報を得たうえで、ここでは弔辞のマナー・作法全般について解説します。

お別れの言葉・弔辞の書き方

弔辞に使用する紙の素材は奉書紙(ほうしょし・ほうしょがみ)を用意します。

奉書紙とは、和紙を主原料とした格式の高い紙です。弔辞を書くときは、縦書きで楷書(かいしょ)で書きます。

毛筆に薄墨で書くことのが正式な形です。文末には弔辞を行う年月日を書き、署名をしましょう。

お別れの言葉・弔辞の包み方と開き方

包むときは、まず弔辞を中央より少し右に置きます。包紙の右、次に左を折り、左側が前に来る状態にします。

その状態からひっくり返し、包み紙の正面中央に「弔辞」と書きます。葬儀の場で包みを開いて弔辞を読むときは、両手で扱うことを意識してください。

まず包みを開いて弔辞を取り出します。片方の手で弔辞を持ちながら、包み紙を元の形に畳みます。そして、畳んだ包み紙の上で弔辞を開いて読み上げましょう。

お別れの言葉・弔辞の読み方

弔辞を両手に持ち、目の前の高さまであげましょう。

故人に語りかけるようにし、早口にならないよう読み上げます。声は大きくなりすぎないよう注意して、参列者に届く声量ではっきりと話します。

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お別れの言葉・弔辞の読み方

弔辞を読む際にも気を付けることがありますので、確認しておきましょう。

まず司会者の方に紹介されたら、立ち上がり霊前の前へ出て、僧侶・遺族・遺影にそれぞれ一礼をします。
そして弔辞を包みから取り出して読み始めます。

弔辞は故人に向けた別れの言葉です。
ですから、弔辞を読むときには、故人との最後の対話であることを意識し、故人に語りかけるように読むことが大切になります。

早口にならないよう、参列者にも聞き取りやすいように間をあけながら、ゆっくりと読み上げるのがポイントです。

最後に、読み終えた弔辞は包みにしまい、ご霊前の壇上に置き、もう一度僧侶・遺族・遺影に一礼をして席に戻ります。

弔辞を読むという経験に慣れている方はあまりいないと思います。
焦る必要はありませんので、ひとつひとつの動作をゆっくり丁寧に行えば大丈夫です。

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葬儀でのお別れの言葉の寄せ書き・例文

メジャーではありませんが、葬儀でお別れの言葉を寄せ書きにすることがあります。

しかし、葬儀での寄せ書きへの考え方は人それぞれです。従って葬儀に寄せ書きを作成する場合は、事前にご遺族へ意向をお伝えし理解を得ておく必要があります。

その際のポイントは、親族へのお悔やみの言葉ではなく、故人へのメッセージを適切な表現で書きましょう。

例文)
もっとはやく、そしてもっとたくさん〜〜さんにお礼を言いたかったです。お世話になりました。本当にありがとうございました。

今でも〜〜さんがいない職場に違和感があります。〜〜さんが不安にならないように、これからは私が職場を盛り上げていきます。

湿っぽい話が苦手な〜〜さんだから、悲しむのは今日だけにします。どうか安らかにお眠りください。

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葬儀でのお別れの言葉についてまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

本記事では葬儀でのお別れの言葉についてお伝えしてきました。
今回の内容をまとめると以下のようになります。

  • 弔辞はお別れの言葉である
  • 弔辞は現在の悲しみ故人とのエピソード、現状とこれからの気持ち、故人に対する別れの一言を書く
  • 正式には奉書紙に薄墨で書き、ゆっくり、はっきりとした口調で読み上げる
  • 寄せ書きは親族への事前の確認が必要

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

下記の記事では弔電の送り方について紹介しているので、ぜひご覧ください。
弔電の送り方は?香典との違いや注意点についても解説 | For-Denpoお役立ちメディア

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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