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お葬式

お悔やみの言葉をメールで返信してもよい?メールを送るマナーや注意点も紹介

更新日:2025.05.19 公開日:2022.02.22

弔辞

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記事のポイントを先取り!

  • メールであれば手が空いたときに確認することができる
  • お悔やみメールでは言葉選びには細心の注意を払う必要
  • 訃報に対する返信の際には時候の挨拶は不要である

訃報を知った際に、お悔やみメールをどのように返信するのが正しいのかご存知でしょうか。
お悔やみメールの返信内容や、マナーを知っておくことは大切なことです。

そこでこの記事では、お悔やみメールの返信方法について詳しく説明していきます。
この機会に、お悔やみメールの正しい返信方法を覚えておきましょう。

お悔やみメールの注意点やLINEで連絡がきた際の対応方法にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. メールで返信するのは失礼?
  2. お悔やみメールは必要?
  3. お悔やみメールの返信内容
  4. お悔やみメールの注意点
  5. LINEで連絡された場合は?
  6. お悔やみの言葉を弔電や供花で送る方法
  7. 危篤の連絡への返信・返事
  8. お悔やみメールの返信まとめ
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メールで返信するのは失礼?

訃報を知った際に都合が合わない場合には、返信の連絡手段として、メールを使うことは可能です。
電話だと忙しくしている遺族の方の貴重な時間を奪ってしまうことにもなり、手を煩わせてしまう可能性もあります。

しかし、メールであれば手が空いたときに確認することが可能になります。
親しい関係性であれば、お悔やみメールを送ること自体は失礼には当たりません。

タイミングが合わず、電話での連絡ができなかった場合やメールで連絡をいただいた場合は、メールで返信しても問題ありません。

お悔やみのメールは、言葉選びを間違えると相手を傷つけてしまう恐れがあります。
そのため、言葉選びには細心の注意を払う必要があります。

 

以下の記事では電話でのお悔やみを伝える際のポイントについて解説しています。ぜひご覧ください。

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お悔やみメールは必要?

そもそもお悔やみメールの返信は必要なのか、それとも不要なのか疑問に思った方もいるかと思いますので、以下で説明していきます。

ケースバイケースにはなりますが、参考にしてください。

お悔やみメールの返信は必要

お悔やみメールの返信は、できればした方が良いです。
とは言っても、お通夜や葬儀など優先すべきことは非常に多くあるので、無理をする必要はありません。

葬儀などの必要なことが終わり、ひと段落ついてから返信して問題ありません。
忙しい中で返信していることは相手も理解しているはずなので、返信内容は簡潔に短くても大丈夫です。

「お心遣いありがとうございます」などの一文であっても構いません。
返信する相手によって、多少文章表現は変えることを心がけるといいです。

葬儀の後などに顔を合わせる機会などがあるなら、その際に直接お礼の言葉を伝えてもいいです。
後々の関係性のことも考慮して、なるべく早いタイミングで返信することをおすすめします。

実際の返信内容については、この後の章で例文を使って紹介していきます。

「返信不要」なら必要ない

お悔やみメールに関しては、「返信不要です」という一文があれば返信の必要はありません。
ご遺族が忙しいことを見越しての配慮になるので、素直にご厚意を受け取ることがマナーになります。

こういった場合は、返信するとしても葬儀などのやるべきことが落ち着いて、気持ち的にも余裕ができた際に、お礼の気持ちを伝えれば良いかと思います。

できれば葬儀が終わってから3日以内遅くとも1週間以内に返信することがおすすめです。

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お悔やみメールの返信内容

次に、お悔やみメールの返信内容を例文を通して紹介していきます。
返信する相手ごとに例文を挙げていますので、参考にしてください。

メールの内容

メールの内容については、一目見てわかるように件名にどのような要件なのか記載することをおすすめします。
件名には、お悔やみの言葉への返信であることを記載します。

具体例は以下で紹介していきますので、参考にしてください。
次に本文についての説明をしていきます。

お悔やみメールへの返信では、基本的に時候のあいさつは不要になります。
大まかな内容としては、お悔やみの言葉へのお礼と現在の状況について記載することが一般的になります。

返信する相手が職場関係の方であれば、今後のことも書くといいです。
文末には再度、お礼の言葉を繰り返すと、より丁寧な印象の返信メールになります。

お悔やみメールへの返信の際の文面に関しては、相手に合わせていくといいです。
例えば、相手の年齢や地位、親しさに応じて使い分ける必要があります。

メールの文例

次に実際の文例について紹介していきます。
件名には、以下のような言葉を記載することをおすすめします。

  • ご丁寧におそれいります
  • お気遣いいただきありがとうございます
  • 痛み入ります

このように、お悔みメールへの返信の件名には、お悔やみをいただいたことに対する感謝の気持ちを表します。
本文のお悔やみの言葉へのお礼については、「お忙しい中、メールをありがとうございました」などと記載しましょう。

現在の状況については、「葬儀を終え、少し落ち着いてきたところです」などと書くといいです。
今後のことについては、仕事復帰のことなどを一言「仕事には〇〇日から復帰します」などと添えることをおすすめします。

お悔やみメールへの返信として、例え短い文面であっても、相手が示してくれた気持ちに答えられるような内容にすることが大切です。

一般的な例文

件名:ご丁寧におそれいります

本文:お忙しい中、メールをありがとうございました。

葬儀を終え、少し落ち着いてきたところです。

お気遣いいただきありがとうございました。

親族に対しての文例

件名:ご丁寧にありがとうございます

本文:突然のことで私自身も驚いています。

皆さまのおかげで無事に葬儀を終えることができました。

お心遣い本当にありがとうございました。

友人に対しての文例

件名:お気遣いいただきありがとう

本文:連絡をしてくれてありがとう。

私も突然のことで非常に驚いています。

おかげさまで無事に葬儀を終えられました。

ようやく少しゆっくり休むことができそうです。

お気遣い本当にありがとう。

上司に対しての文例

件名:ご丁寧におそれいります

本文:連絡をいただきありがとうございました。

おかげさまで葬儀を滞りなくすませることができました。

なお、職場には〇月〇日から出社予定です。

職場の皆様にもどうぞお伝えください。

本当にありがとうございました。

同僚に対しての文例

件名:痛み入ります

本文:連絡ありがとうございます。

おかげさまで無事に葬儀を終えることができました。

職場復帰は〇月〇日からの予定です。

休んでいた間の仕事のフォローありがとうございました。

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お悔やみメールの注意点

ここからは、お悔やみメールの注意点について紹介していきます。
ポイントを項目ごとに紹介していきますので、参考にしてください。

時候の挨拶は不要

訃報に対する返信の際には、時候の挨拶は不要になります。
一見すると丁寧な印象に感じる時候の挨拶ですが、訃報に関するやり取りでは書かないことがマナーとなります。

訃報の連絡への返信では、丁寧に手短な言葉でできるだけ簡潔にまとめることがポイントになります。
そのため、前置きは不要であり、単刀直入にお悔やみの言葉を述べると良いでしょう。

故人には敬称を用いる

故人と訃報の連絡を送っていただいた遺族の方との関係性にもよりますが、基本的には故人には敬称を使用します。
以下に敬称の例をまとめます。

故人と遺族の関係敬称
ご尊父様、お父様、お父上様
ご母堂様、お母様、お母上様
ご主人様、旦那様、ご夫君様
ご令室様、ご令閨様、奥様、奥方様
息子ご子息様、ご令息様
ご息女様、ご令嬢様

忌み言葉・重ね言葉は使わない

メールを送る際に、特に注意したいのが忌み言葉や重ね言葉です。
不幸を連想させるような言葉は文中に入れないよう、注意しなければいけません。

以下に使用を控えるべき言葉の例を挙げます。

  • 再三、再び、続いて、重ねて、引き続き、もう一度、皆々様
  • たびたび、しばしば、重ね重ね、またまた、さまざま、くれぐれも、わざわざ
  • 死ぬ、生前、四(死)、九(苦)、終わる、消える、短い、切れる、別れる

この他にも、「ご冥福をお祈りします」といった言い方は、仏教の言葉のため、キリスト教や神道を信仰している方には使わないことが一般的です。

故人について詮索しない

訃報の返信の際に、故人の死因を詳しく聞くようなことはマナー違反となります。
遺族の方々は故人を亡くされたことで深い悲しみの中にいるため、このような直接的な話題は避けることがマナーです。

内容は短くまとめる

遺族の方はお通夜や葬儀、参列者への対応などで忙しくしています。
そのため、メールは時間をかけずに読めるように配慮する必要があります。

内容は短く簡潔にまとめるようにしましょう。

句読点は不要

仏事における文面では、句読点を付けないことがマナーになります。
そのため、メールでも句読点を付けるのは避けた方が良いといった意見もあります。

文章を区切る句読点を省くことで、お通夜や葬儀が滞りなく進むことを祈る意味合いもあります。
また、突然の訃報に気が動転していることを表すといった意味合いもあります。

絵文字は使わない

メールやSNSを用いた返信の際には、絵文字や顔文字を使わないことがマナーになります。
絵文字はあくまでも日常会話で使用するコミュニケーション手段です。

そのため、訃報の返信のようなナイーブな場での使用は不謹慎に当たります。

相手の宗教に合わせる

お悔やみメールを送る際には、相手の宗教や宗派に合った言葉を選ぶ配慮が大切です。

例えば「ご冥福をお祈りします」は仏教で用いられる表現ですが、浄土真宗では教義上不適切とされ、神道やキリスト教でも使わないのが一般的です。また、「成仏」「供養」なども宗教によっては避けるべき表現でしょう

故人の宗教が不明な場合は、「お悔やみ申し上げます」など、宗教色の少ない言葉を使うのが望ましいとされます。

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LINEで連絡された場合は?

スマホを見て考え込む男性

現代社会では、ほとんどの方がLINEを連絡手段として使っているかと思います。
そのため、最後にLINEでお悔やみの連絡がきた際の対応について紹介していきます。

返信はLINE経由で大丈夫

普段からLINEで連絡を取り合っているような親しい間柄であれば、LINEでの返信は問題ありません。

メールと同様に相手の時間を気にせず、時間的な負担をかけずに済むメリットもあります。
ただし、普段LINEで連絡を取っていない相手に対しては、失礼に当たりますので注意が必要です。

LINEに書く内容としては、メールと同様にお悔やみに対するお礼の気持ちを、短く簡潔な言葉で伝えることがおすすめです。

返信する際の注意事項

メールでの返信と同様に、簡潔に短くまとめることが大切になります。
LINEは身近なものであるため、気軽な連絡ツールと考えている方も多いですが、マナーは守る必要があります。

他の伝え方でも説明しましたが、LINEでも遺族の気持ちを思い、言葉の選び方には細心の注意を払う必要があります。
LINEであっても、不幸を連想させるような忌み言葉は避けるべきです。

スタンプでの返信は大丈夫?

LINEのスタンプは、感情を簡単に表すことのできる便利なツールです。
しかし、お悔やみの場面では、相手によっては不謹慎であると感じてしまうこともあります。

また、不幸を軽くみられているように感じる人もいるため、使わないことが無難になります。
絵文字や顔文字と同様にLINEのスタンプも使用しないことがマナーになります。

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お悔やみの言葉を弔電や供花で送る方法

直接弔問が難しい場合でも、弔電や供花を通じて哀悼の意を表すことができます。いずれも心を込めた対応が大切です。

弔電の送り方

弔電は、葬儀や告別式で読み上げられる正式な弔意の表現です。申し込みは以下の方法があります:

  • 電話(115):オペレーターに伝えて手配
  • インターネット:専用サイトで24時間受付。台紙や文例も選べて便利

送付タイミングは式の前日までが理想。遅くとも開始3時間前には届くようにしましょう。

弔電に使える例文

「ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。」

供花の贈り方

供花は、祭壇に供える花であり、故人への追悼と遺族への配慮を表します。宗教や宗派に応じた花を選ぶのがマナーです。

  • 手配先:葬儀社、花屋、またはインターネット
  • おすすめ:葬儀会場に連絡し、担当葬儀社を確認して依頼する方法が確実です
  • 到着時間の目安:通夜の3時間前までに届くよう手配

メッセージ例

「心よりご冥福をお祈り申し上げます。」(※宗教によって表現はご注意ください)

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危篤の連絡への返信・返事

親族などから知り合いが危篤だという連絡を受けた場合の返信にも、いくつか気を付けなければならないことがあります。

危篤の際は、親族の方にとっても残り少ない最後の時間です。
また、看病などで忙しくしているかもしれません。
そのため、短い時間で読めるように手短にまとめるようにしましょう。

また、故人の容体などについて詳しく詮索するようなことをせず、できることがあれば協力する旨を伝えるようにしましょう。


危篤の連絡に関しては、以下の記事に詳しい解説があります。
是非ご覧ください。

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お悔やみメールの返信まとめ

ここまで、お悔やみメールの返信の際の注意点やマナーなどを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 親しい関係性であれば、お悔やみメールを送ること自体は失礼には当たらない
  • お悔やみメールの返信では不幸を連想させるような言葉は使わないようにする
  • 訃報の返信のような場面で絵文字や顔文字、スタンプなどの使用は不謹慎に当たる

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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