お葬式
葬儀で手袋をしてもいい?マナーについて解説!
更新日:2022.11.20 公開日:2021.07.23

葬儀用手袋は、お葬式に急遽参列することが決まった時の便利なアイテムです。
例えば、お葬式の場にそぐわないような派手なネイルをしている時に役立ちます。
今回は、葬儀での手袋着用マナーについて詳しくご紹介します。
- 葬儀で手袋を着用しても良い?
- 葬儀で着用しても良い手袋の種類とは?
- 焼香を行う際には、手袋はどうすれば良い?
- 葬儀における手袋以外の小物マナーとは?
- ネイルをしているときの手袋以外の対処法とは?
ぜひ最後までご覧ください。
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葬儀で手袋をしてもいい?

そもそも、葬儀の場で手袋を着用しても良いものなのでしょうか?
基本的にはマナー違反ではありません。
葬儀に手袋の着用が必要かどうかは、参列する葬儀の形式によって判断が異なります。
基本的には仏式や神式で執り行われる葬儀の場において、手袋の着用は必要ありません。
日本では、葬儀の場で手袋を着用するという習慣がなかったからです。
また、葬儀における服装マナーの一つとして装飾品は外すべきだとされています。
手袋も装飾品とみなされる可能性があり、葬儀の場で手袋を着用することに不快感を持たれる方もいらっしゃいます。
事前にご遺族の方のご了承を得ると良いでしょう。
一方で、キリスト教式で執り行われる葬儀の場においては、手袋を着用していても特に問題はありません。
特に、カトリック式の葬儀の場合、カトリック信者の女性はトークハットと呼ばれる帽子を着用します。
トークハットを着用する際には、一緒に手袋も着用するのが通例となります。
葬儀で着用していい手袋の種類

葬儀の場で手袋を着用する場合、どのような手袋を選べばよいのでしょうか?
ここでは、葬儀の場にふさわしい手袋の種類についてご紹介します。
女性
葬儀の場において女性が手袋を着用する場合には、黒色のレースまたは黒色の布製の手袋を着用します。
黒色のレースの手袋であれば、多少素肌が見える程度のレースのものがおすすめです。
また、黒色でもキラキラとしたラメや装飾が施されている手袋は、葬儀の場で着用する手袋としてふさわしくありません。
殺生をイメージさせる「革製」の手袋の着用についても、葬儀の場においてはマナー違反です。
葬儀はおしゃれをする場ではないということを念頭に置きましょう。
できるだけシンプルなデザインの手袋を選ぶことが大切です。
男性
葬儀の場において男性が手袋を着用する場合には、黒色または灰色の手袋を着用します。
寒い地域での葬儀では、防寒を目的として手袋を着用するケースもあります。
手袋の素材としては、綿やサテンといったものがおすすめです。
スタッフ
葬儀の場において、葬儀社のスタッフの方が手袋を着用している姿をよく目にするかと思います。
先ほど、葬儀の場で手袋を着用する場合には、基本的に「黒色」または「灰色」のものを着用するとご紹介しました。
葬儀社のスタッフの方の場合には白色が基本となります。
神職が重要な儀式を執り行う際に白色の手袋を着用していたことに由来しているといわれています。
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焼香をするとき手袋はどうする?

葬儀の場で手袋を着用する場合、手袋を外すタイミングについて悩む方も多いのではないでしょうか。
焼香を行う場合には、手袋を外す必要があります。
手袋を外すタイミングとしては、席を立つ前に手袋を外し、手袋は席に置いて焼香を行います。
そして、席に戻ってきてから手袋を着用するのが一連の流れとなります。
特に女性の場合には、焼香の際に席で手袋を外してしまうと、周りの方にもネイルを見られてしまう可能性があります。
最近では、ネイルなどを見られたくないといった場合には指の先だけ開くタイプの手袋などを活用することもおすすめです。
手袋以外の葬儀での小物マナー

ここでは、葬儀の場における手袋以外の小物について注意すべきマナーを簡単にご紹介します。
数珠
仏式の葬儀に欠かせない数珠ですが、数珠の貸し借りはマナー違反となります。
数珠は持つ方にとってお守りの役割があると言われていること、大切な仏具でもあることが理由です。
数珠は宗派によっても異なります。
どの宗派でも使用することのできる略式数珠を準備しておくと、汎用性が高くおすすめです。
ハンカチ
葬儀に参列する際に欠かせない小物としてハンカチがあります。
葬儀の場で使用するハンカチは白色または黒色で無地のものを選びます。
白色または黒色の無地で、同じ色の刺繍やレースが施されているデザインのものでも問題はありません。
傘
天気が怪しい場合には、傘や折りたたみ傘を準備する必要があります。
他の小物と同様に、黒色や濃紺、グレーといった地味な色味のものを選ぶようにします。
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ネイルをしているときの手袋以外の対処法

特に女性の場合、普段ネイルをされている方も多くいらっしゃいます。
葬儀のマナー上では、葬儀に参列する前にネイルを落とすのがベストです。
しかしネイルを落とす時間がない場合は手袋を着用するのも対処法の一つとなります。
また、手袋を着用する以外の対処法として
- ネイルの上からベージュのマニキュアを塗る。
- 指先にバンドエイドを貼る。
といった対処法もあります。
ネイルの上からマニュキュアを塗る場合には、光沢のないマットなものを選ぶようにします。
葬儀での手袋まとめ

今回こちらの記事では、葬儀の場で手袋をしても良いのかについて、マナーも含めご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
今回の記事をまとめると、次のようになります。
- 仏式や神式で執り行われる葬儀では、手袋の着用は必要ない。
カトリック式の葬儀でトークハットを着用する場合には、手袋を着用するのがマナーとなる。 - 女性の場合、黒色のレースまたは布製の手袋、男性の場合、黒色または灰色の手袋を選ぶ。
- 葬儀で手袋を着用する場合、自分の席で手袋を外してから焼香を行う。
- ネイルをしている状況で葬儀に参列する場合には、手袋をする以外にベージュのマニキュアを塗る、バンドエイドを貼るといった対処法がある。
今回ご紹介しましたこれらの情報が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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