閉じる

お葬式

海外の葬儀形式は?服装のマナーについても解説

更新日:2022.11.21

弔問

チャペルの椅子

みなさんは各国の葬儀形式について知っていますか。
いざ海外の葬儀に参列するとなった際、日本と異なる葬儀形式に戸惑ってしまいそうです。
そこでこの記事では

  • 海外の葬儀について
  • 参列する際の服装のマナー
  • 海外の香典について
  • 海外に弔電を送ることはできる?

以上の内容で解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

  1. 世界の葬儀について
  2. 参列する際の服装のマナー   
  3. 海外の香典について 
  4. 海外に弔電を送るとこはできる?
  5. 海外の葬儀まとめ 
スポンサーリンク

世界の葬儀について

腕時計をつけている男性

世界では、国ごとに異なる葬儀が執り行われています。
日本とも関わりが深い国の葬儀の流れや特徴について確認していきます。
地域や故人の宗教等によって葬儀の流れは変わってくるので、一般的な例をご紹介します。

アメリカ  

アメリカの葬儀は、キリスト教式が主流です。
その中でもカトリックとプロテスタントに分けられます。
カトリックの葬儀は「故人の生前の罪を悔い改めて許しを請う」という意味合いがあります。
プロテスタントの葬儀は「故人神のもとで安らかに眠るという考えのもと、ひたすら神に祈る」という意味合いがあります。

日本の葬儀の流れは一般的にお通夜の翌日に告別式と火葬を行います。
アメリカの葬儀の流れは日本とは異なります。
以下で詳しく見ていきましょう。

死亡広告を出す

一般的にアメリカでは、亡くなった際に死亡広告を出します。
日本ではあまり見かけませんが、新聞に訃報として載ることが多いようです。

エンバーミングが施される

エンバーミングとは、遺体の欠損している箇所を修復することです。
遺体が腐らないよう、消毒や防腐を行います。

ビューイングを行う

ビューイングとは、日本でいう通夜にあたります。
ビューイングでは故人に最後のお別れを告げ、故人を偲びます。
故人とあまり親しくなかった方は、ビューイングにのみ参加することも多いようです。

カトリックはミサ、プロテスタントは葬儀・告別式を行う

カトリック式の葬儀で行われるミサは、日本でいう葬儀にあたります。
ミサでは、神父の話を聞き、参列者が讃美歌を歌います。

プロテスタント式の葬儀では、葬儀と告別式が区別されずに行われます。
牧師が聖書を朗読し、参列者が讃美歌を歌います。

出棺・火葬

ミサや葬儀・告別式が終わると出棺し、火葬場へ向かいます。
火葬後、収骨で骨壺に納められます。

埋葬

リムジンに棺桶をのせ、墓地へ向かいます。
墓地で神父や牧師の話を聞き、その後土葬されます。

会食

埋葬の後、教会に戻り参列者で会食をします。
日本でいう精進落としにあたります。

中国 

日本のお隣の国、中国の葬儀形式について解説していきます。

殯儀館に送られる

中国の葬儀の特徴は、故人が殯儀館(ひんぎかん)に送られることです。
殯儀館とは、故人が亡くなった後に安置される場所です。

殯儀館では葬儀の行い方や日程を、施設の担当者と相談して決めます。
そして中国の法律に基づき、故人の戸籍の抹消などの手続きを行います。
手続きをすることができるのは、戸主や親族、扶養者、隣人です。

葬儀は派手に執り行う

中国の葬儀は、非常に派手に執り行われることも特徴的です。
銅鑼を大きく鳴らしたり、爆竹を鳴らしたり、お金をばらまくこともあるようです。
規模も非常に大きく、葬儀の行列が数キロにも渡ることもあります。
参列者が多いほど故人への感謝や、尊敬の気持ちが大きく表されていると言われています。

イギリス     

一般的にイギリスの葬儀は、故人と親しい少数の参列者で行われることが多いようです。
死はプライベートなもので、愛する人を失った悲しみを心の中で噛みしめるという考えがあります。
亡くなった知らせを受けても、大勢の人が遺族のもとに集まることはほとんどありません。

黒い馬車を使う

イギリスのスコットランド地方では、従来、霊柩馬車が使われていました。
自動車の登場により霊柩馬車は一旦姿を消すものの、現在は伝統的な馬車が再復活しているようです。
葬儀社に依頼すれば、2頭立て御者(ぎょしゃ)付きの伝統的な霊柩馬車を手配してもらえます。

散骨を行う

イギリスでは約7割が火葬、残りの3割は土葬で埋葬されています。
火葬の場合、日本のように遺骨は残さず、完全に燃焼させて粉末状の遺灰にします。
遺灰は、故人の墓の周りやメモリアルガーデン(公園墓地)などに散骨することが多いです。

スポンサーリンク

参列する際の服装のマナー   

喪服を着た男女の胸元

葬儀への参列は故人を偲ぶために行うのは万国共通です。
しかしそれぞれの国で文化やしきたりが違うので、参列する前にマナーを確認しましょう。 

派手なものは避ける   

日本の葬儀に参列する場合は喪服を着用します。                   
一方、海外では一般的に葬儀へ参列する際は、紺やグレーなどの普段着で参列することが多いようです。   
遺族と葬儀屋以外は黒にこだわる必要はない場合が多いようです。          

ただし派手な色や服装は基本的に避けたほうが無難です

国ごと宗教ごとに異なる     

葬儀の際の服装マナーは、国や宗教によって異なります

例えばアメリカの葬儀での服装は日本とは異なり、黒でなくても問題ない場合が多いです。
遺族以外は黒の喪服を着る習慣はありません。
男性はスーツ、女性はワンピースで派手な色を避けると良いです。

それぞれの文化にあわせ、マナー違反にならない服装を心掛けましょう。

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

海外の香典について 

白黒の水引の香典

香典の習慣は国や宗教によってあったりなかったりします

例えばアメリカでは香典を渡す慣習はありません。
葬儀が行われる教会に、シンパシーカードというものを添えて花を手向けます。
一方、中国では日本と同様、香典を渡す風習があります。

香典は国によってマナーが大きく異なるため、参列する場合は事前によく調べましょう。

スポンサーリンク

海外に弔電を送るとこはできる?

葬儀での挨拶用マイク

弔電とは、葬儀の際に弔意を伝える電報のことを言います。
日本では、葬儀に参列できない場合は弔電で弔意を伝えることができます。

送ることはできる

海外から日本に弔電を送ることも、日本から海外に弔電を送ることもできます
ただし、海外へ弔電を送る場合、日数がかかります。
早ければ1日で送れることもありますが、国によっては1週間かかる場合もあります。

メールを用いた方が簡単   

かつて日本ではお悔やみをメールで送ることは非常識とされていました。
しかし最近ではSNSの発達により、メールでお悔やみを伝えることも増えてきています。

海外でもメールでお悔やみを伝えることは多いです。
会うことが難しい場合は、メールでなるべく早くお悔やみを伝えることもできます。
ただし、日本と海外では文化が異なるため、事前にマナーを確認してから送ると良いです。

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

海外の葬儀まとめ 

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで海外の葬儀の形式と服装のマナーを中心にかいてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 海外の葬儀は国ごとに様々な特徴がある
  • 海外の葬儀では喪服の着用が必要ないことも多い
  • 国によって香典のマナーは大きく異なる
  • 海外に弔電を送ることもできる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

お葬式の関連記事

コラム一覧へ

あなたにぴったりのお墓を診断!

色々種類があってわからない.

お墓選びで後悔したくない.

diagnosis_woman_img

最短30秒で診断

葬儀・お葬式を地域から探す

みんなが選んだお葬式は葬儀場・葬儀社をご案内/