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お葬式

告別式の挨拶は何を話せば良いの?文例や話すポイントも紹介

更新日:2024.03.17

喪主

ビジネススーツを着た女性

記事のポイントを先取り!

  • 挨拶は様々なタイミングで行う
  • 挨拶は簡潔に、はっきりと話す
  • 忌み言葉や宗教に注意する

告別式に参列することはあっても、挨拶を行う機会は多くありません。

挨拶で何を話したらいいのか、わからない方もいらっしゃると思います。

そこでこの記事では、告別式の挨拶のタイミングや、挨拶をする際の注意点について解説していきます。

告別式という大切な場面で挨拶を行う際に、少しでも参考にして頂ければ幸いです。

ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 告別式の挨拶のタイミング
  2. 挨拶の文例
  3. 挨拶をする際のポイント
  4. 挨拶をする際の注意点
  5. 喪主以外でも挨拶はできる?
  6. 家族葬の場合も挨拶は必要?
  7. 告別式の挨拶まとめ
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告別式の挨拶のタイミング

水色の壁紙に半分見切れた白いアナログ時計

告別式には、親族や会葬者以外にも僧侶や葬儀会社スタッフなど様々な方が参列します。

様々な方が参列するからこそ、喪主や遺族として挨拶はしっかりと行いたいところです。

そこで、告別式での喪主のあいさつのタイミングを簡単にご説明します。

  • 僧侶の出迎え・見送り
  • 会葬者への挨拶
  • 告別式終了時の挨拶

一般的には上記のタイミングで喪主の挨拶を行います。

また、告別式後に行われる精進落としという会食の場でも挨拶が必要です。

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挨拶の文例

お墓参りで目を閉じで合掌する女性

喪主の挨拶は行うタイミングや誰宛の挨拶かにより内容も変わっていきます。

そこで、挨拶のタイミングごとの文例をご紹介します。

僧侶への挨拶

僧侶への挨拶は、僧侶を迎える際とお帰りになる際に挨拶を行います。

故人を無事あの世に送り出して下さったことへの感謝を伝えましょう

僧侶をお迎えする際

「本日は、ご足労頂き誠にありがとうございます。何分不慣れですので、ご指導の程宜しくお願い致します。」

僧侶がお帰りになる際

「本日は、故人の為に誠にありがとうございました。お陰様で、無事葬儀を執り行うことができました。(ここでお布施をお渡しする)些少(さしょう)ではありますが、どうぞお納めください。」

受付時の挨拶

受付では、香典を受け取りお名前を記帳して頂くなどの行程があります。

そのためスムーズに行えるよう、挨拶は短く簡潔にする必要です。

「お忙しい中、本日はご足労頂きありがとうございます。参列頂き、故人も喜んでいます」

参列頂いた事への感謝に一言添えると尚良いです。

しかし参列者が多い場合は、感謝を伝えるだけにしたりなど、臨機応変に対応しましょう。

出棺時の挨拶

出棺時の挨拶は、葬儀での締めとなる挨拶です。

受付時の挨拶とは違い、時間をかけて挨拶をすることができます。

その際の挨拶の構成は4つに分けることができますので、構成ごとに詳しく文例をご紹介します。

参列者にお礼を伝える

まず初めに、参列者へ会葬頂いたことへの感謝を伝えます。

「本日はお忙しいところ、故人の葬儀・告別式にご会葬頂き、ありがとうございました。」

「本日はお足元の悪い中、故人の葬儀・告別式に足を運んで頂き、誠にありがとうございました。」

故人の最後の様子を伝える

故人が病気で亡くなった際はそのご様子を、長寿だった場合はその旨をお伝えしましょう。

例文1:病気を患っていた場合

「病気を患ってからは何度か入退院を繰り返しておりました。家族全員で回復することを願っておりましたが、思いはかなわず、〇月〇日逝去しました。」

例文2:長寿だった場合

「〇月〇日眠るように〇〇(故人の名前)は息を引き取りました。〇〇歳と大往生でした。」

例文3:感謝の言葉のみの場合

「多くの方にお見送り頂き、故人も喜んでいると思います。皆さまの温かいお志に厚く御礼申し上げます。」

生前のお付き合いに対する感謝と今後のお付き合いについて

「生前、親しくお付き合いくださった皆様に本日お見送り頂き、〇〇もさぞかし喜んでいると思います。
生前のご厚情を、〇〇に代わり心から御礼申し上げます。
また、今後とも変わらぬお付き合いの程宜しくお願い申し上げます。」

締めの言葉

「本日は、お見送り頂き誠にありがとうございました。」

「本日は、誠にありがとうございました。」

これらの構成を意識しながら、故人のことを想い文を作成するとよいでしょう。

完成形

「本日はお忙しいところ、故人の葬儀・告別式にご会葬頂き、ありがとうございました。
〇月〇日眠るように〇〇(故人の名前)は息を引き取りました。〇〇歳と大往生でした。
生前、親しくお付き合いくださった皆様に本日お見送り頂き、〇〇もさぞかし喜んでいると思います。
生前のご厚情を、〇〇に代わり心から御礼申し上げます。
また、今後とも変わらぬお付き合いの程宜しくお願い申し上げます。
本日は、お見送り頂き誠にありがとうございました。」

精進落としの挨拶

精進落としとは、お葬式の後などに行われる会食のことを指します。

また四十九日の法要の日程が決まっていれば、この際にお伝えすると良いでしょう。

始まりの挨拶

「本日は〇〇のためにお集まりいただき、心から感謝申し上げます。
皆様のおかげで、つつがなく葬儀・告別式をすませることができました。
改めて、お礼申し上げます。
ささやかではありますが、精進落としの席を用意させて頂きました。
お時間の許す限りおくつろぎ下さい。
本日は、誠にありがとうございました。」

終わりの挨拶

「本日は、お集まり頂きありがとうございました。
私たちの知らない〇〇の姿を皆様より伺うことができ、感無量です。
もっと思い出話などを伺いたいところではございますが、お引止めするのはご迷惑とも存じます。
ですので、これにてお開きとさせて頂きます。
また、四十九日の法要は〇月〇日を予定しております。
外は暗くなっておりますので、足元にお気を付け下さい。
本日は、誠にありがとうございました。」

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挨拶をする際のポイント

ノートパソコンをもって紹介ているビジネスウーマン

大切な故人の告別式での挨拶では、普段と異なる雰囲気に緊張することでしょう。

そこで、挨拶をする際のポイントをご紹介します。

挨拶は短くまとめる

基本的に挨拶は式の進行にも関わってきますので、短くまとめるのが良いでしょう。

時間にすると約2分〜3分程度が望ましいです。

また精進落としなどの会食の前の挨拶では、すでにお食事が提供されていることが殆どです。

その際は、あまり挨拶が長くならないよう注意しましょう

ゆっくりはっきりと話す

告別式には、高齢の方が参列されることも多くあります。

高齢の方は耳が遠く音を聞き取りにくい方もいらっしゃるので、挨拶はゆっくりはっきりと話しましょう

またマイクが設置されている会場であれば、マイクに口を近づけ話すのもポイントです。

メモを確認しながら話す

告別式の挨拶だからといって暗記する必要はなく、メモを確認しながらでも問題ありません

葬儀や告別式を取り仕切り、尚且つ挨拶を完璧に覚えるのはとても酷な話です。

ですので、メモを見ながらの挨拶でも決して失礼にはなりません。

大切なのは完璧に挨拶を行うことではなく、参列者への感謝・故人への想いを伝えることです。

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挨拶をする際の注意点

人差し指を立ててこちらを向いている女性

告別式や通夜、葬儀などでは使わない方が良い言葉があります。

そこで、挨拶をする際に注意すべき言葉と宗教ごとの違いについてご紹介します。

忌み言葉を避ける

告別式では、忌み言葉は避けた方が良いでしょう。

忌み言葉とは、不吉なことを連想させたり、不幸が重なることを連想させる言葉を指します。

代表的な忌み言葉を下記にまとめてご紹介します。

  • 重ね言葉:重ね重ね・ますます・しばしば・再び・度々・是非是非
  • 生死に関する直接的な表現:死亡・急死・死ぬ・生存中は・生きていた
  • 不吉なことを連想させる言葉:浮かばれない・迷う・九や四・亡くなる・終わる

挨拶を考える際はこれらの単語が使われていないか今一度ご確認ください。

宗教ごとの違いに注意する

日本は、ほとんどの方が仏教徒です。

そのため、告別式も仏教の形式で行われることが殆どです。

しかし、地域や故人の宗教により、仏教以外にも神道式やキリスト教の形式で告別式が執り行われることもあります。

その際は、宗教による挨拶の違いがあるため確認しておきましょう

例えばキリスト教では、お悔やみの言葉を述べるのはマナー違反とされています。

なぜならキリスト教の教えでは、死を悲しむものではないと考えられているからです。

宗教や宗派が違う際は、失礼が無いよう事前に葬儀会社などに確認しておきましょう。

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喪主以外でも挨拶はできる?

頭の中にクエスチョンマークがある顔のシルエット

告別式の場で喪主がやむを得ない理由で挨拶が出来ない場合は、喪主以外でも挨拶を行うことができます

やむを得ない理由とは、喪主が幼年である場合や病気などで立ち会うことができないなどの場合です。

これらの場合、喪主以外なら誰でも良い訳ではありません。

告別式前に喪主の代理人として、決めておく必要があります。

また喪主を交代するのではなく、あくまでも喪主の代理でないといけません。

喪主は喪主として立て、代理人が挨拶を行います。

喪主の代理人に挨拶を行ってもらう際は、親族間で事前に確認を行った上で決定しましょう

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家族葬の場合も挨拶は必要?

青空の下で草原に座っている親子3人

家族葬での挨拶は、無くても問題ありません。

しかし、基本的には挨拶はあった方が良いとされています。

家族葬は、家族により様々な形や意向があり、人数によって規模も変わってきます。

そのため喪主の挨拶も家族間で話し合い決めることができ、参列者の人数や参列者との関係性で判断します。

基本的には必要

基本的には、家族葬でも挨拶は必要です。

告別式は、1つの節目でもあります。

その節目には、きちんと挨拶や感謝を述べるのが相応しいでしょう。

しかし、挨拶の必要性は告別式の規模や形態により変わります。

不安があれば、葬儀会社の方へ相談をすると良いでしょう。

挨拶をするタイミング

家族葬だからと言って、挨拶のタイミングに変わりはありません。

  • 僧侶の出迎え・見送り
  • 会葬者への挨拶
  • 告別式終了時の挨拶

基本的に上記のタイミングで喪主の挨拶を行います。

ですが、家族葬であるのでそこまで肩の力はいれずに感謝や想いを伝えましょう。

また基本的な告別式同様に、精進落としの席でも喪主からの挨拶が必要になるので注意しましょう。

挨拶例

喪主からの挨拶は、様々なタイミングで行われます。

そこで、今回は家族葬での会葬者への挨拶の文例をご紹介します。

家族葬での挨拶は、簡単な形式のものになることも多々ありますが、会葬者への挨拶は少し長めに話すのが一般的です。

故人との思い出や人柄などを交えて挨拶を行うと良いでしょう。

(例文)

「本日は、お忙しいところご参列賜り、ありがとうございます。
故人も皆様にお集まり頂き、とても喜んでいることと存じます。
〇〇は、明るく楽しい場所を好んでおりましたので、本日も少しでも〇〇が喜ぶような式にしたいと思っております。
本日はご足労頂き誠にありがとうございました。」

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告別式の挨拶まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで告別式での挨拶の情報や、挨拶のポイントなどを中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 挨拶は僧侶の出迎え・見送り・告別式終了時などに行う
  • 挨拶のポイントは短くまとめ、はっきり話すこと
  • 挨拶の注意点は、忌み言葉を避け、宗教にも注意する
  • 喪主以外でも挨拶をすることは可能

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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