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法事法要

回忌法要の計算方法や数え方は?回忌法要が平日の場合はどうする?

更新日:2022.05.26

回忌

「1」「2」「3」と書かれた積み木

記事のポイントを先取り!

  • 一周忌は満年齢で計算する
  • 三回忌以降は数え年で計算する
  • 一周忌までは忌日法要という

亡くなった方の回忌法要は、定められた年の命日に行う法要です。

回忌法要をいつ行うのか、計算の仕方や数え方がわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では回忌法要の計算の仕方を中心に解説します。

この記事を読むことで、余裕を持って回忌法要を迎え故人を偲ぶことができます。

少し読むことで理解できる簡単な内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 回忌法要とは
  2. 回忌法要の計算方法・数え方
  3. 回忌法要を迎える前の準備
  4. 回忌法要の日時が平日の場合はどうする?
  5. 回忌法要でのお布施の相場
  6. 回忌法要の計算まとめ
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回忌法要とは

回忌法要とは、故人の祥月命日に行われる法要のことです。

葬儀が終わった後、四十九日法要を終えると故人は霊になります。
霊になった後、百ヶ日や一周忌から行われる法要を回忌法要とよびます。
回忌法要は、三十三回忌まで、故人を弔うために親族が集まって、お坊さんを自宅に招いて法要を行います。

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回忌法要の計算方法・数え方

電卓と疑問符

法要は忌日法要と回忌法要にわけられます。

回忌法要とは、定められた年の命日におこなう追善供養のことです。

回忌法要が行われる年については以下の表をご覧ください。

回忌法要の表

法要名時期
一周忌(いっしゅうき)満1年目
三回忌(さんかいき)満2年目
七回忌(ななかいき)満6年目
十三回忌(じゅうさんかいき)満12年目
十七回忌(じゅうななかいき)満16年目
二十三回忌(にじゅうさんかいき)満22年目
二十七回忌(にじゅうななかいき)満26年目
三十三回忌(さんじゅうさんかいき)満32年目

一周忌まで

忌日法要が行われる日について、まとめた表をご覧ください。

法要名時期
初七日(しょなぬか)7日目
二七日(ふたなぬか)14日目
三七日(みなぬか)21日目
四七日(よなぬか)28日目
五七日(いつなぬか)35日目
六七日(むなぬか)42日目
七七日(なななぬか)・四十九日(しじゅうくにち)49日目
百箇日(ひゃっかにち)100日目

亡くなった日から100日目の百カ日法要までは忌日法要と呼ばれます。

百箇日法要までは亡くなった日を1日目として数えます。

そのため初七日なら命日から7日目、四十九日は49日目と、わかりやすいことが特徴です。

四十九日までの法要は、故人の亡くなった日から7日ごとに行われます。
四十九日の法要を忌明けとして考えることが多く、僧侶を呼び、家族や親族と法要を行います。

3回忌以降は数え年

一周忌の法要は満年齢で計算されますが、三回忌以降は、数え年で計算されます。
間違えやすいので注意が必要です。

一周忌の後、年忌法要は3と7のつく回忌に法要がおこなわれます。

三十三回忌は、満32年目に行う法要で、一般的に弔い上げをするようになっています。

三十三回忌で弔い上げを行った家庭では、それ以降の回忌法要を執り行ないません。

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回忌法要を迎える前の準備

「STEP1」「STEP2」「STEP3」と書かれた積み木

基本的に回忌法要は、家族や近親者が中心に集まり、僧侶に読経をあげてもらいます
ただし、法要の規模は家庭によって異なります。
節目となる一周忌などの法要の場合は、多くの人をお呼びして供養を行うこともあるでしょう。

その場合、2か月前には回忌法要の前準備を行う必要があります。

ここでは、法要のために必要な準備を日付ごとに解説します。

法要の2ヶ月前の準備

  • 法要の日程と場所を決める
  • お寺に連絡し、僧侶のスケジュールを確認する
  • 法要の後に会食を予定している場合、人数にあった会場選びを行う
  • 引き物を選択する
  • 招待リストを作る
  • 案内状を作成する
  • 会食時の献杯を打診する
  • 納骨する場合は、石材店に依頼する

会食を予定している場合は、ある程度の人数を予想し、斎場・会館・レストラン・ホテルなどの会場選びを行います。

正式な人数は、案内状の返信を確認した後に連絡します。
案内状は、返信ハガキで出すことで出欠の確認に手間をとりません。

また、身内だけで行う場合は案内状でなく、電話やメールでもかまいません。
できるだけ早めに連絡してスケジュールの確認を取りましょう

法要の1ヶ月前

  • 案内状を送付する
  • 出席者の確認後、料理の予約や席順、引き物の数を確認し、関係先に連絡する
  • 塔婆の本数を確認して、お寺に連絡する
  • お寺から会食先への移動が必要な場合は、人数と移動方法を確認する

1ヵ月前には必ず案内状を送付して、出欠の確認を取ります。
案内状はなるべく早めに出して、欠席の返事は2週間前を目処に届くようにしましょう。
お料理の数や内容は、何日前まで変更できるのかを会食先に確認しておくことも大切です。

法要前日

法要前日には忘れ物がないか以下をチェックしましょう。

  • お布施
  • 供花
  • 供物
  • 位牌
  • 遺影写真
  • 引き物
  • 招待したお客様の人数

当日は時間に余裕がないことが予想されます。
上記のもの以外にも喪服や靴などの用意をしておく良いでしょう。

法要当日

法要当日は

  • お布施
  • 供花
  • 供物
  • 位牌
  • 遺影写真
  • 引き物

などを再確認します。

会場には早めについて、僧侶や参列者に挨拶をしましょう。
お布施を渡すのは、法要が開始する前と後、どちらでも大丈夫です。

渡すタイミングがある時に、僧侶にお渡しします。

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回忌法要の日時が平日の場合はどうする?

カレンダーを見ながら悩む女性

回忌法要が平日にあたる場合は、仕事で参列できる人も少ないと予想されます。
「日付をずらすことはマナー違反かな」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、回忌法要の日時が平日の場合の対応について解説します。

直前の土日にずらすのが一般的

回忌法要は命日に行うとされていますが、日付が平日になった際は直前の土日にずらすのが一般的です。

平日に行う場合は、仕事や学校があるため参加できない人が多くなります。
直前の土日祝日にずらすことができない場合は、その手前の土日祝日にずらします。

祥月命日を過ぎてからの法要はマナー違反

土日にずらす場合、注意しなければいけないことがあります。

基本的には命日を基準に法要を行いますが、日付をずらす場合は祥月命日よりも前に設定しなければなりません

命日より後に法要を行うことは、故人をお待たせすることになり、マナー違反となります。

法要を平日に行う家庭も増えている

近年、法要を命日に合わせた平日に行う家庭も増えてきています。
なぜ平日に法要を行う家庭が増えているのでしょう。

働き方が多様化しているため

近年では、テレワークの導入やフレックスタイム制など、働き方が多様化しています。

企業は土日休みにこだわらずに、各家庭に合わせて休みも取りやすくなっているのが現状です。

そのため、法要を理由に会社を休むことは容易になり、法要を平日に行う家庭の増加要因となっています。

高齢化社会のため

日本の高齢化社会は年々加速しています。
法要の参列者も高齢化しており、平日に仕事をしていない方が多いため、法要を行いやすくなっています。

現在では、スケジュールが自由に調整しやすいという点からも、混み合う土日ではなく、平日のほうがいいという人も多いです。

身内だけで法要を行うため

ここ数年、家族葬など規模を縮小して行う法要が増えています。

少子化に重なり、親戚との関係も希薄化し、法要の参列者は減少傾向にあります。

そのため身内だけで法要を行う場合、スケジュールも合わせやすく、平日は法要を行いやすいです。

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回忌法要でのお布施の相場

回忌法要では、お坊さんにお布施を渡します。
お布施の金額相場は、法要ごとに違います。

法事の場合

法事の際は、僧侶へのお礼の気持ちを込めて、お布施を包んで渡します。

法事の時に渡すお布施の金額相場は、3万円から5万円になります。

法事にあわせて、納骨やお墓の開眼を行う場合は、お布施に更に金額を追加して、それぞれ1万円から5万円を包みます。
地域や宗派によって、相場は変わってくるので、お布施を包む前に、地域の習慣がどうなのかや、菩提寺ではどうなっているのかを確認して下さい。

四十九日法要と納骨法要を同時に行う場合

四十九日の法要と納骨法要を同時に行う場合は、お布施を1つの袋に一緒にして包んでも大丈夫です。

四十九日と納骨法要のお布施金額を合わせて、6万円から10万円をお布施として包みます。
四十九日法要と納骨法要と同時に、開眼法要も一緒にして行う場合には、合わせて10万円から15万円をお布施として包みます。

年忌法要の場合

年忌法要では、一周忌は3万円から5万円をお布施として包みます。

その後に行われる、三回忌・七回忌・十三回忌・十七回忌・二十三回忌・二十七回忌・三十三回忌・五十回忌では、1万円から5万円をお布施として包みます。

三十三回忌もしくは五十回忌の法要が終わると、「弔い上げ(とむらいあげ)」として、それ以後は年忌法要を行わなくなっています。
年忌法要が弔い上げになる場合には、5万円から10万円をお布施として包むことになります。

お盆の時に、お坊さんを自宅に招いて読経してもらう場合、一般的には5千円から2万円程度をお布施として包みます。

お布施以外に必要な費用

お布施以外にも、御車代や御膳料も必要になります。

御車代は、お坊さんが法要の場所まで行き来する時に包みます。
法要を行う場所と、お斎を行う場所が違う場合、5千円から1万円ほどを御車代として包みます。
施主や家族が、法要を行う場所とお斎を行う場所まで送迎する場合は、御車代は必要ありません。

御膳料は、お坊さんが法要後に行われる会食を欠席する場合に包みます。
会食代として、5千円から1万円ほどを御膳料として包みます。

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回忌法要の計算まとめ

「KEY POINT」と書かれたスタンプとペンとノート

ここまで回忌法要の時期や準備などを中心に解説しました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 回忌法要は一周忌は満年齢、三回忌以降は数え年で計算する
  • 回忌法要の準備は、最低でも2か月前から日程や会場決定し、人数を把握する
  • 回忌法要の日程をずらす場合は直前の土日祝日にずらす

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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