法事法要
13回忌の次は何回忌法要?法要のタイミングや服装について解説
更新日:2022.08.24 公開日:2021.11.24

記事のポイントを先取り!
- 13回忌の次は17回忌法要になる
- 法要のタイミングは基本的には命日に営み、都合が悪い時は命日よりも前に行う
- 回忌法要は33回忌で弔い上げとすることが多く、可能なら五十回忌まで行う
人が亡くなると、仏教の場合は1周忌・3回忌・7回忌・13回忌と、故人を供養するための法事を行います。
しかし、13回忌の次はどうなるのかあやふやな方が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、13回忌の次はどうすればよいかについて詳しく説明していきます。
また、弔い上げの後の供養方法についても解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
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- 年忌法要とは
- 13回忌法要とは
- 13回忌の次は17回忌法要
- 宗派ごとの13回忌以降の法要
- 法要のタイミング
- 回忌法要はいつまで行うべき?
- 弔い上げの後の供養方法
- 宗派ごとの年忌法要
- 13回忌の次以降の法要の服装
- 13回忌の次のまとめ
- みんなが選んだ終活の無料相談はこちら
年忌法要とは
年忌法要の意味
年忌法要とは、故人の命日に家族や親戚が集まり、供養を行うことをいいます。
本来、年忌法要は、故人が亡くなった同月同日である「祥月命日」に執り行うものですが、遺族の都合や諸事情で
「祥月命日」に執り行うことができない場合もあります。
その場合は、故人の命日の前に年忌法要を行うようにしましょう。
年忌法要の数え方
年忌法要の数え方は、法要を行う年の数字から1を引いた年数です。
また、3回忌以降50回忌までは「3」と「7」の付く回忌に法要が行われますので、覚えておくといいでしょう。
基本的な年忌法要の種類と、行う時期を以下の表にまとめましたので、参考にしてみてください。
名称 | 年数 |
1周忌 | 1年目 |
3回忌 | 2年目 |
7回忌 | 6年目 |
13回忌 | 11年目 |
17回忌 | 16年目 |
23回忌 | 22年目 |
27回忌 | 26年目 |
33回忌 | 32年目 |
37回忌 | 36年目 |
43回忌 | 42年目 |
50回忌 | 49年目 |
100回忌 | 99年目 |
こちらの記事で年忌法要について解説しているので、ぜひご覧ください。
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13回忌法要とは
13回忌法要とは、故人が亡くなられた12年後の13年目の命日に行う年忌法要です。
13回忌法要はでは親族が集まり、僧侶にお経を読んでもらったり、焼香を行います。
年忌法要は、年が経過するごとに家族や親族のみで行うなど、規模を縮小して行うことが多いです。
こちらの記事で13回忌について解説しているので、ぜひご覧ください。
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13回忌の次は17回忌法要
13回忌の次は、何回忌法要になるのでしょうか。
年忌法要は、1周忌の次は3回忌、3回忌の次は7回忌、7回忌の次は13回忌、その後は17回忌、23回忌、27回忌、33回忌、50回忌があります。
それ以降の法要は遠忌(おんき)法要と言い、50年ごとに開催されます。
13回忌の次は17回忌となることが多く、7回忌からは年忌法要の規模は徐々に小さくなるのです。
宗派によって異なりますが、13回忌の次は33回忌とすることが多いです。
そして、通常は33回忌を弔い上げと言われる、最後の年忌法要とします。
しかし、13回忌や17回忌を弔い上げとするケースもあります。
こちらの記事で17回忌法要について解説しているので、ぜひご覧ください。
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宗派ごとの13回忌以降の法要
13回忌以降の法要が執り行われるタイミングは、宗派や地域の風習によっても異なります。
13回忌以降の法要を迎える方は、13回忌以降の法要のタイミングについてよく確認をしておくといいでしょう。
浄土宗の13回忌以降の法要
浄土宗の13回忌以降の法要は、50回忌までは基本的な年忌法要と同じです。
50回忌以降も法要は執り行われることがあり、故人が亡くなられてから69年目に70回忌、99年目に100回忌が執り行われます。
浄土真宗の13回忌以降の法要
浄土真宗の13回忌以降の法要は、一般的には33回忌まで基本的な年忌法要と同じタイミングで執り行われます。
しかし、まれに、それ以降の法要を執り行うという場合もありますので確認しておくようにしましょう。
真言宗の13回忌以降の法要
真言宗の13回忌以降の法要は、17回忌までは基本的な年忌法要と同じです。
17回忌以降の真言宗の法要の、基本的な年忌法要との違いは、23回忌と27回忌の代わりに25回忌を執り行う場合があるということです。
この場合、故人が亡くなられてから24年目に25回忌を執り行い、次に33回忌を行うことで供養は終了します。
臨済宗の13回忌以降の法要
臨済宗の13回忌以降の法要は、17回忌までは基本的な年忌法要と同じです。
それ以降は、地域や、法要を執り行うお寺によって異なり、23回忌と27回忌を行う場合と25回忌のみを行う場合がありますので、よく確認するようにしましょう。
日蓮宗の13回忌以降の法要
日蓮宗の13回忌以降の法要も、17回忌までは基本的な年忌法要と同じです。
地域等によって次の法要のタイミングが異なる場合がありますので、法要を執り行うお寺などに、確認しておくといいでしょう。
曹洞宗の13回忌以降の法要
曹洞宗の13回忌以降の法要ですが、17回忌を執り行った後、25回忌のみを行うというのが一般的なようです。
場合によっては23回忌と27回忌を行うこともあるので、周囲に住む親族などに確認しておくと安心です。
さらに、33回忌で供養を終えるということが多いですが、一部の地域では33回忌、37回忌、50回忌まで執り行う場合もあります。
また、供養を終えた後でも、50回忌と100回忌はありますので、注意しておきましょう。
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法要のタイミング
法要を行うタイミングについては、少し注意しなければなりません。
法要は祥月命日を過ぎてはいけない
年忌法要は、命日である祥月命日に行われるのが一般的です。
しかし、参列者の都合で日程を変更することもよくあります。
日程変更する場合は、命日よりも前に法要を行うようにしなければなりません。
最近では平日ではなくその前の土曜、日曜、祝日などに変更して行われることもあります。
親戚の法要と重なったら合斎する
命日の日に年回忌法要行うのが本来のあり方です。
また、年回忌法要が一年のうちに何回か行わなければならなかった場合、その都度行うのがベストです。
親族の法要が同じ時期に重なる場合は、7回忌以降ならば複数の法要を同日に行ってもよいとされています。
このように、複数の年回忌法要を同時に行うことの名称は「合斎(がっさい)」あるいは「併修(へいしゅう)」です。
七回忌までは、親戚や友人などを招いて行うことが多いのですが、それ以降は身内や故人と親しかった方だけで行われる場合が多いようです。
合斎を行う場合は、執り行われる日がいちばん早い日にあわせて、合斎を行います。
こちらの記事で法要の日程について解説しているので、ぜひご覧ください。
回忌法要はいつまで行うべき?
法要は、いつまでも続けたいと思うものですし、そういった気持ちを持つことは大切なことです。
そうは言っても、100年も経つと、ご先祖様の一人というくくりになってしまうでしょう。
一般的には三十三回忌で弔い上げ
年忌法要の最後が弔い上げで、問い上げ、問い切り、上げ法要などとも言います。
一般的に、33回忌や50回忌で弔い上げです。
33回忌以上となると、どんな魂でも極楽浄土へ行くことができ、往生できると考えられているからです。
なお、地域によっては、弔い上げ後の故人の魂はご先祖様として信奉され、慶事の儀式として50回忌は盛大におこなわれます。
十三回忌や十七回忌で弔い上げとする家庭も
一般的には33回忌や50回忌が弔い上げでが、33回忌まで行わずに17回忌などを弔い上げとする家庭も見られるようになってきました。
33年経った頃には、本人も故人と同年代となってしまいます。
そして、高齢化社会となった現代では、法要を執り行う方も非常に高齢になってきています。
こうしたことから、年忌法要を何年何十年と続けていくことが、あまり現実的ではなくなってきました。
こちらの記事では年回忌法要の回数について解説していますので、是非ご覧ください。
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弔い上げの後の供養方法
弔い上げの後の供養方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
位牌を片付ける
1人の故人の魂は、弔い上げが終わればご先祖様の霊として祀られるようになります。故人の魂は、戒名の書かれた位牌から抜け、先祖代々の位牌へと移ります。
よって弔い上げ後は、故人の魂が抜けた位牌は片付けて、お寺でお焚き上げをしてもらうことになります。
家庭によっては、僧侶に閉眼法要を行ってもらったうえで、魂の抜けた位牌を仏壇ごと片付けることもあります。
永代供養の手続きをする
ご遺骨を合祀墓へ移し、永代供養をしてもらうこともできます。
注意点として、合祀墓で合祀をする際は、一度お墓に納めたご遺骨は個別に取り出すことはできなくなります。
合祀でも問題ないか、しっかり親族と話し合った決めるようにしましょう。
こちらの記事で永代供養について解説しているので、ぜひご覧ください。
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宗派ごとの年忌法要
仏教以外の宗教でも、年忌法要を行うのでしょうか。
神道の場合
「霊祭(れいさい)」あるいは、「御霊祭(みたままつり)」が仏教の法要に該当します。
故人が亡くなった日を基準にして、おおむね10日ごとに、翌日祭、10日祭、20日祭、30日祭、40日祭、50日祭を自宅や斎場、墓前などで開催されます。
50日祭は、親戚や故人の友人を招いて盛大に行われ、この時に納骨することが多いです。
50日祭は、仏教の49日に該当します。
翌日祭から10日ごとに50日祭まで行われるのが正しい方法ですが、近年では50日祭だけを神官を招いて、霊祭として行うことが多いようです。
50日祭で忌明けとするのが一般的で、それから100日祭、1年祭、3年祭、5年祭、10年祭と続きます。
年祭の数え方は、例えば5年祭は5年後といったように仏教の法要の数え方と異なるのです。
キリスト教の場合
キリスト教の場合は、カトリックとプロテスタントで違ってきます。
カトリック
カトリックの場合は、追悼ミサが仏教の法要にあたります。
亡くなった日から、3日後、7日後、30日後、1年後にそれぞれ行われます。
それ以降は10年、20年目といった切りのよい年に行われることもあれば、毎年行われることもあります。
追悼ミサが教会で開催され、終わってから故人をしのぶ自宅や教会の別室で茶話会が開催されるのが通常の流れです。
プロテスタント
プロテスタントの場合は、召天記念日が仏教の法要です。
記念式が教会、自宅や墓前で行われます。
一般的に、命日から数えて1カ月後に埋骨式を兼ねて記念式が行われます。
そして、命日から1年後、3年後、7年後などに召天記念日として追悼式が教会などで行われるのです。
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13回忌の次以降の法要の服装
13回忌の次以降の法要の服装は、施主、ご遺族共に、平服と呼ばれる略喪服を着用することが多いです。
男性の服装
13回忌の次以降の男性の服装は、基本的には喪服で、黒のスーツとネクタイ、白いワイシャツを着用します。
案内状に明記されているなど、略喪服での参加が可能な場合、黒色の他に、紺色やグレーなど暗い色のスーツも着用する事ができます。
喪服の場合も、略喪服の場合も、靴や靴下、ネクタイ、ベルトなどの小物は黒で統一するようにしましょう。
靴、ベルトについては光沢のあるものや、金具のついたものは避けるようにします。
女性の服装
13回忌の次以降の女性の服装も基本的に喪服が望ましいとされていますので、黒のワンピースかスーツに、黒のストッキングを着用します。
略喪服での参加が可能な場合は、暗い色のワンピースやアンサンブルを選ぶようにしましょう。
小物類は、喪服の場合も、略喪服の場合も共通です。
アクセサリーはパール系のみ着用が可能、靴やバッグは金具が付いておらず、光沢のないものを選ぶようにします。
また、靴は黒のパンプスを着用し、ヒールの高さは3cm〜5cmのものを選ぶようにするといいでしょう。
子どもの服装
13回忌の次以降の子供の服装ですが、幼稚園や学校などの制服があれば、制服を着用します。
大学生の場合、スーツを着用しますが注意が必要で、リクルートスーツは避けるようにしましょう。
こちらの記事で法事の平服について解説しているので、ぜひご覧ください。
13回忌の次のまとめ

この記事では、13回忌の次は何回忌法要になるのかなどについて解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 13回忌の次は17回忌法要になる
- 法要のタイミングは基本的には命日に営み、都合が悪い時は命日よりも前に行う
- 回忌法要は33回忌で弔い上げとすることが多く、可能なら五十回忌まで行う
- 弔い上げの後の供養方法として位牌を片付けたり、m永代供養を行ったりする
この記事が少しでも皆さんのお役たてるならば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。
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