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祖母が亡くなったら喪中の期間は?喪中はがきの文例・出す範囲を解説
更新日:2022.08.17 公開日:2021.11.25
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親族が亡くなったときに、喪に服す期間を喪中と言います。
父母が亡くなった場合は喪中になると知っていても、祖母の場合はどうしたらいいのか判断に迷う方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、祖母をはじめ親族が亡くなった時に喪中の対象となる範囲や期間などについて詳しく説明していきます。
この機会に、どの続柄まで喪中とされるのかを覚えておきましょう。
喪中はがきについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 祖母が亡くなったときの喪中の範囲や期間は?
- 祖母の喪中はがきは出すべき?
- 祖母の喪中はがきの文例は?
- 必ず喪に服さなくてはいけないの?
- 祖母の喪中の場合は休暇が認められる?
- 喪中はがきは誰に出すもの?
- 祖母の喪中まとめ
祖母が亡くなったときの喪中の範囲や期間は?
祖母をはじめ親族が亡くなったとき、どの続柄までが喪中の対象になるのか迷う人は多いでしょう。
ここでは、喪中の対象となる範囲や期間について解説します。
喪中になるのは基本的に2親等
喪中の対象となるのは「2親等までの親族」が一般的です。
具体的に2親等までに該当する人は次の通りです。
- 親等無し:「配偶者」
- 1親等:「父母」「子ども」
- 2親等:「祖父母」「兄弟姉妹」
親等は家計図で上か下に行くたび、つまり親子関係を経るたびに1親等ずつ増えます。
兄弟姉妹や祖父母は、親子関係を2つ経るため2親等です。
ただし2親等までの続柄であっても、関係性によっては喪中の対象外となることもあります。
祖父母など同居していない場合は、別世帯とみなされて対象外となることも多いです。
また3親等・4親等の親族であっても、同居していた場合には喪中の対象となることもあります。
配偶者の祖父母も2親等に該当
親等とは、自分とその親族の近しさを示したものです。
結婚をしている場合には、配偶者の親族も含めて考えます。
親等を考えるとき、配偶者である夫や妻は本人と同じ位置づけになります。
便宜上「0親等」と呼ばれることもあります。
したがって「配偶者の父母」は1親等、「配偶者の兄弟」「配偶者の祖父母」などは2親等です。
ここまでが一般的な喪中の対象となります。
喪中の期間
喪中の期間はおおむね次のようになっています。
父母・義父母 | 12~13ヵ月 |
子ども | 3~12ヵ月 |
祖父母 | 3~6ヵ月 |
兄弟姉妹 | 1~6ヵ月 |
その他の続柄の場合は特に期間は定められておらず、喪に服さないということも多いです。
喪中期間のもとになる考え方に、明治時代に定められた太政官布告があります。
この頃は「家長」を敬う傾向が強かったため、女性側の喪に服す期間は短い設定でした。
現在では、男女による喪中の期間の差はなくなりました。
また特に喪中の期間を定める決まりもないため、同居の有無や付き合いの深さなど関係性によって喪中の期間は変わります。
上記を参考にして、柔軟に決めるとよいでしょう。
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スポンサーリンク祖母の喪中はがきは出すべき?
祖母が亡くなったときに喪中はがきを出すべきかどうか、迷うことも多いです。
喪中はがきとは、喪中のため年賀状を出せないことを断る欠礼状です。
2親等に該当し喪中にあたるため、喪中はがきも出した方がいいと思われる方も多いでしょう。
しかし祖母が亡くなった場合でも、喪中はがきの有無は状況によって変わるといわれています。
ここではケース別に説明します。
同居している祖母なら出す
祖母と同居していた場合には、同じ世帯で暮らす方が亡くなったため喪中はがきを出します。
同居していたりすぐ近くに住んでいたりした場合は、深い関係であったと考えられます。
そのような関係の人が亡くなった場合は年賀を欠礼するのが一般的なので、代わりに喪中はがきを出すことになります。
自分の祖母だけではなく配偶者の祖母についても、同居していた場合には喪中はがきを出しましょう。
別居の場合は出さなくてもいい
祖母と別居していた場合は、出さなくても問題ない場合が多いです。
この場合、別世帯となるため年賀の欠礼をする必要は特にありません。
疎遠であったり別居していたりすることで、関係性があまり深くないと考えられるからです。
しかし別居していても仲が良かった場合など、悲しみが深く喪に服したいと思えば喪中としてもかまいません。
どうしていいか迷ったときには、一緒に暮らしていたかどうかを1つの判断材料とするとよいでしょう。
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祖母の喪中はがきの文例は?
喪中はがきは、マナーを守って書きましょう。
一般的には次の構成で記載します。
「挨拶文」から始める
喪に服し新年の挨拶を欠礼する旨を記します。
「新年」「年始」「年頭」は使えますが、「年賀」はお祝いの言葉になるため使いません。
挨拶文の例は以下の通りです。
- 喪中につき年末年始のご挨拶を遠慮させていただきます
- 喪中につき新年のご挨拶を遠慮させていただきます
亡くなった「祖母の情報」を伝える
誰がいつ、何歳で亡くなったのかを伝えます。
差出人との関係を記載して、氏名はフルネームを書きます。
夫婦連名で喪中はがきを書く場合は、世帯主から見た関係を記載しましょう。
年齢は数え年で書くのが一般的です。
数え年では生まれた時点を1歳とし、元旦を迎えるたびに1つ年を重ねます。
亡くなった原因は基本的に不要ですが、闘病が既に知られていた場合などは記載することもあります。
文例は以下の通りです。
- 本年○○月に祖母○○が○歳にて永眠致しました
- かねてより病気療養中の祖母○○が○月に○歳にて永眠致しました
お礼の言葉と結びの挨拶
生前のお礼を伝えます。
そのあと、相手を気遣う挨拶や変わらぬお付き合いを願う言葉などで結びます。
文例は以下の通りです。
- ここに本年中に賜りましたご厚情に感謝致しますと共に
皆様に良き年が訪れますようお祈り申し上げます - 生前に賜りましたご厚情に心から御礼申し上げますと共に
みなさまに良い年が訪れますようお祈りいたします
日付
喪中はがきが届く年月を記載します。
一般的には和暦を用いて年月を漢数字で書き、日にちは書きません。
以下に例を挙げます。
- 令和三年十二月
差出人の住所と氏名
差出人の住所と氏名を記載します。
「夫婦連名」「世帯主の名前」どちらでもかまいません。
電話番号は必要に応じて入れましょう。
はがきの表面と裏面のどちらでも問題ありませんが、記載する位置は次の通りになります。
- 表面:はがきの左下に記載
- 裏面:最後に記載
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スポンサーリンク必ず喪に服さなくてはいけないの?
祖母は2親等に相当しますが、亡くなった場合には必ず喪に服さなければいけないのでしょうか。
迷った場合、どのように判断するかを解説します。
気持ちを優先する
「祖母と別居していた場合は喪に服さない」のが一般的とご紹介しましたが、これはあくまで判断材料の一つです。
祖母に限らず親しい人が亡くなった時、喪に服すかの判断で最も優先すべきなのは本人の気持ちです。
別居はしていてもとても仲が良かった場合には、悲しみがとても深く喪に服したいと思うこともあります。
近くに暮らしていても疎遠であれば、喪に服す必要がない場合もあります。
祖母との関係性や心の距離によって、喪に服すかどうかを決めましょう。
年賀状を出すことも可能
「祖母が亡くなると喪中だから年賀状は出せない」と多くの人は考えているかもしれません。
しかし年賀状を出すかどうかは、個人の判断に任されます。
「絶対に出してはいけない」ということではありません。
どうしても出したいならば、年賀状を出すことも可能です。
ただし年賀状を受け取る方の中には、喪中に年賀状を出すことを不適切だと捉える方もいるかもしれないので注意しましょう。
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祖母の喪中の場合は休暇が認められる?
祖母が亡くなった場合、葬儀に参列するためなどの目的で休暇を取ることはできるのでしょうか?
忌引き休暇や慶弔休暇について解説します。
3親等まで認められることが多い
親族が亡くなったときに喪に服すためにとる休暇には、「忌引き休暇」や「慶弔休暇」があります。
これは労働基準法などの法律で規定された休暇ではありません。
会社や学校が、それぞれのルールによって決めています。
一般的には「3親等までの親族」の弔事で認められることが多いです。
2親等の場合は3日ほどの休暇が取れる
休暇がどの程度の期間になるかは、関係性によって変わります。
近い関係ほど長くなるのが一般的です。
- 1親等:5~10日間
- 2親等:3日間
- 3親等:1日間
祖母の場合は2親等にあたるため、休暇の期間は3日程度になることが多いです。
ただし会社や学校によって期間は異なりますので、休暇を取るときには確認が必要です。
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スポンサーリンク喪中はがきは誰に出すもの?
年賀状は日本の美しい文化の1つですが、身近な人が亡くなったときは喪に服すために年賀の挨拶を欠礼します。
このときに送るのが喪中はがきですが、「誰が亡くなったときに出すのか」「誰に出すのか」など悩むことも少なくありません。
ここでは、そのような疑問に答えます。
一般的に2親等の人まで出す
喪中はがきは「喪に服すことを知らせる」はがきです。
そのため、一般的に喪に服すとされる「2親等までの人」が亡くなった場合に出します。
結婚している場合は「世帯主から見た親等」で考えることが多いです。
「夫婦連名」と「個人」のどちらで出すかは、それぞれの家庭で決めてかまいません。
しかしこれはあくまで目安です。
2親等でも疎遠だった場合には喪中はがきを出さない場合もあり、また3親等以上でも親しかった場合は出すことがあります。
毎年年賀状のやり取りをしている人に出す
喪中はがきは「喪に服すために年賀の挨拶を欠礼すること」を知らせるものです。
そのため、毎年「年賀状のやり取りをしている人」には出すようにします。
友人・知人など親しい人だけではなく、会社関係のお付き合いで年賀状を送る方にも出すことがあります。
お互いが喪中となる親戚には、喪中はがきを送らないことも少なくありません。
喪中はがきは、故人とお付き合いのあった親しい人にも送ります。
葬儀に参列していたとしても、故人と年賀状のやり取りがあった方には送るのが一般的です。
喪中はがきを送る時期は、相手が年賀状を準備することを考慮して11月末〜12月初め頃に送ります。
12月に不幸があった場合にはできるだけ早めに出すか、年明けに寒中見舞いを出すことで代用しましょう。
挨拶をしたい場合は寒中見舞いを送る
喪中の場合には喪中はがきを出しますが、年賀状とは異なり自分の近況報告などは記載しません。
しかし特にお世話になった方や親しい方には、新年の挨拶をしたいこともあるでしょう。
そのような場合には「寒中見舞い」を送ることがおすすめです。
親族が年末に亡くなり喪中はがきを送れなかった場合にも「寒中見舞い」を送るとよいでしょう。
寒中見舞いを送る時期は年賀状とは異なり、小寒から立春までの間に送るのが一般的です。
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祖母の喪中まとめ
ここまで祖母の喪中についての情報や、喪中はがきの書き方などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 祖母は2親等なので喪中の対象となる
- 祖母の喪中期間は3~6か月程度が一般的
- 同居していた祖母が亡くなった場合は喪中はがきを出す
- 祖母の喪中で取れる休暇は3日のところが多い
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。
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