法事法要
三回忌にお布施の相場はいくら?お布施の渡し方とタイミングも解説
更新日:2022.06.11
三回忌などの法事では、菩提寺の僧侶などに供養の読経をお願いするのが一般的です。
法事への対応を僧侶に依頼した場合、お布施として包むべき金額に悩まれる方も多いでしょう。
この記事を読むことで三回忌法要の内容やお布施の相場についての知識が深まります。
三回忌に僧侶を招かない場合にも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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三回忌とは
定められた年の祥月命日に行われる法要のことを年忌法要といい、三回忌もその一つです。
三回忌とは、故人が亡くなってから2年後の祥月命日のことを指します。
忌日については、一周忌を満年齢で数え、三回忌以降は数え年で数えられます。
三回忌は一周忌と同様に大切な法要となります。
三回忌法要の際は、家族や親族、親しい知人が集まり、僧侶を招いて行うことが一般的です。
基本的に年忌法要は、回を重ねる度に規模を縮小して行われます。
そのため、多くの方を招いて行う年忌法要は、三回忌までというのが通常です。
三回忌の内容
年忌法要の中でも重要とされる三回忌では、一体何をどのような流れで行うのでしょうか。
参列者はもちろん、施主の方は気になることでしょう。
三回忌の内容は地域や宗派、または家庭によって多少異なりますが、基本を抑えておくことは大切です。
ここでは、一般的な三回忌法要の流れを解説していきます。
僧侶入場・施主挨拶
僧侶が入場、着席をしたら施主が法要開始の挨拶をします。
挨拶の内容は簡潔に、足を運んでいただいた僧侶や参列者への感謝と三回忌法要を行う旨を述べましょう。
読経・焼香
僧侶による読経が始まります。
僧侶の合図を確認した後に、焼香を行います。
基本的に焼香をする順番は、施主を始めとして、故人と血縁関係の深い順番で行います。
時間にすると約15分です。
法話
僧侶が仏教の教えを説くもので、時間にして5分です。
僧侶退場・施主挨拶
僧侶は読経、法話を終えると退場します。
僧侶の退場後、施主は終了の挨拶をして、会食がある場合はその案内をします。
会食
三回忌法要の後はお斎と呼ばれる会食が催されることが一般的です。
予算は3,000〜1万円程度が目安となります。
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三回忌に必要なお布施の金額
三回忌は一周忌と同様に重要とされる法要ですが、お布施はいくら準備すれば良いのでしょう。
ここでは三回忌のお布施の相場を紹介します。
お布施の相場
年忌法要のお布施の相場は、宗派や地域によって多少変わりますが、基本的にはそこまでの違いはないようです。
一般的な三回忌のお布施の相場は、おおむね1~5万円ほどが目安といわれています。
不安な場合は、事前に菩提寺の僧侶に相談してみても良いでしょう。
御車代・御膳料・卒塔婆の相場
三回忌の法要では、お布施以外にも御車代や御膳料などを用意すべき場合もあります。
御車代
三回忌の法要を営む際に、僧侶に自宅や会場まで足を運んでいただいた場合は、御車代を包む必要があります。
相場は5,000〜1万円程度です。
ただし、これ以上実費がかかる場合は、相応の金額を包みます。
御車代と表書きした白無地の封筒に入れて渡すのがマナーとされています。
御膳料
そもそも会食を行わない場合や僧侶が会食を辞退された場合、お布施とは別に御膳料を渡す必要があります。
相場は5,000〜1万円程度です。
御膳料と表書きした白無地の封筒に入れてお渡ししましょう。
卒塔婆
故人の供養を目的として、法事などの際にお墓の後ろに立てる細長い板を卒塔婆といいます。
卒塔婆の費用は寺院ごとに異なりますが、3,000〜1万円のケースが多いようです。
お布施をいくら渡せばいいのか困ったら
お布施は「気持ちの分だけ」包むともよく言われます。
相場をご紹介しましたが、どれくらい包めばいいのか悩んでしまうこともあるでしょう。
その場合は、葬儀社やお坊さんに直接相談してみると良いです。
聞くときは「いくら包めば良いですか」という聞き方ではなく、「みなさんいくらくらい包まれていますか?」という直接的な表現は避けて聞くのが良いです。
みんなが選んだ法事・法要だとお布施はいくらになるの?
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それぞれのご事情を踏まえて、金額は一律にならない面も「仏縁をいただくよい機会。供養の気持ちをお互い大切にしましょう」と快諾いただけています。
心持ちの良い宗教者に相場より低額のお布施で法事法要のおすすめをしていただけます。
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お布施の渡し方
お布施は、読経していただいた僧侶への謝礼としてお渡しするものです。
そのため、お布施を渡す際のマナーにも注意が必要です。
お布施を渡すタイミング
お布施は、法要が始まる前、僧侶に挨拶するタイミングで渡すのが一般的とされています。
もし法要前に渡せなかった場合は、読経終了後に僧侶が退場されるタイミングでお渡しします。
渡す際には一言挨拶を添えましょう。
切手本に乗せて渡す
基本的に、お布施を直接手にもったまま僧侶に渡すのはマナー違反とされています。
お布施を切手盆と言われるお盆の上に載せます。
お渡しする際、相手が表書きを読める方向にして差し出します。
袱紗(ふくさ)に包んで渡す
切手盆の用意がない場合は、袱紗を利用します。
渡す際にお布施を包んでいた袱紗を広げて、畳んだ上にお布施を載せ、相手に差し出すようにしてお渡しします。
葬儀や法要などの弔事に利用する袱紗は、紺色などの落ち着いた色のものを選びます。
紫色の袱紗は慶事・弔事のどちらにも使えますので、一枚持っておくと良いでしょう。
お布施は後日でも大丈夫
もし、法要当日にお布施を渡しそびれた場合は、後日寺院まで届けに伺います。
お布施に期限は設けられていませんが、できるだけ早く渡すべきでしょう。
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三回忌以外のお布施の相場
三回忌も重要とされる法要ですが、他にも重要とされる法事や法要はあります。
三回忌以外のお布施の相場はいくらなのでしょう。
年忌法要については、亡くなってから年月が経過するにしたがい、規模が縮小されることが一般的です。
そのことから、お布施の相場も法要ごとに違いが見られます。
三回忌以外のお布施の相場は以下の通りです。
- 法事 3〜5万円程度
- 四十九日 3~5万円
- 一周忌 3~5万円
- 三回忌以降 1~5万円
- 納骨式 1〜5万円
- 開眼供養 1〜5万円
三回忌以降の年忌法要は七回忌、十三回忌と続きますが、三十三回忌をもって弔い上げとすることが多いようです。
弔い上げをする場合のお布施の相場は、一般的に5万~10万円といわれています。
三回忌に僧侶を呼ばなくても問題ない
現在では特定の宗教を信仰している方も少なく、無宗教で葬儀を行う方もいらっしゃいます。
無宗教者でも僧侶を呼び、読経などを行わなければいけないのでしょうか?
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ここでは三回忌に僧侶を呼ばなくても問題ないかについて解説します。
僧侶を呼ばなくても供養はできる
三回忌は仏教の教えに基づく行事です。
したがって、仏教徒以外の方は僧侶を呼ぶ必要もありません。
無宗教者の供養を行う際には、家族や親族で集まり、故人を偲ぶだけでも良いでしょう。
僧侶を呼ばない場合の注意点
三回忌に僧侶を呼ばず、家族だけで供養を行うこと自体は問題ありません。
しかし、僧侶を呼ばない場合にはトラブルにならないよう注意が必要です。
菩提寺との関係
仏教徒としての自覚がない場合でも、実際には寺院の檀家になっているケースがあります。
遺族のお墓が寺院の霊園ある方や、葬儀や法事を決まった寺院に依頼している方は、その可能性が高いです。
檀家が葬儀や法要を僧侶無しで行った場合、その後の納骨を断られるケースもあるようです。
そのため、事前に菩提寺に相談して了解を得ておく必要があります。
親族との関係
三回忌などの法事を行う場合、僧侶を招いて読経してもらうのが一般的な認識です。
そのため、三回忌に僧侶を招かなかった場合は、親族から非常識と苦言を呈される可能性があります。
のちに禍根を残さないように、事前に丁寧に説明して親族の理解を得ておいた方が無難です。
呼ばない場合には何をすれば良い?
無宗教で供養を行う場合は、自宅やレストラン、ホテルなどで食事をしながら故人を偲ぶだけでも良いでしょう。
本来の供養とは、故人の冥福を祈り供物などを捧げることとされています。
そのため家族だけであれば、特別なことをせず故人の冥福を祈るだけでも供養になります。
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三回忌のお布施まとめ
ここまで、三回忌のお布施について解説してきました。
この記事をおさらいすると以下の通りです。
- 三回忌は故人を供養する年忌法要の一つ
- 三回忌のお布施の一般的な相場は1~5万円
- お布施を渡す際は切手盆や袱紗を利用するのがマナー
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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