お葬式
葬式に使う花(供花・花輪・枕花・献花)について|手配や祭壇の生花の順番も解説
更新日:2022.11.21 公開日:2021.09.09

記事のポイントを先取り!
- 供花は、故人や遺族を偲ぶために飾られる生花
- 供花の名札の書き方は、「〇〇一同」と記すことが多い
- 用いられる花には、菊や百合、カーネーションが多い
親しかった人が亡くなった場合、生花を送りたいと思う方は多いです。
しかし、どんな花を贈れば良いか、マナーはあるのかどうか迷うのではないでしょうか。
この記事を読めば葬儀での生花の選び方やそのマナーを理解することができます。
ぜひ最後までご覧ください。
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葬儀での花の種類
葬儀や葬式で使用される花の種類には「供花」「花輪」「枕花」「献花」の4種類があります。
供花とは、葬儀の時に祭壇の隣に飾られるお花のことで、故人への供養の気持ちから、近親者が送ることが多いです。
遠方に住んでいることから、葬儀に参加できない方が送る場合もあります。
花輪の特徴は、祭壇の隣ではなく主に葬儀場の入り口付近に飾られることが多いです。
近親者や、故人との関係の深い会社から受け取ることがあります。
外に置かれるため、造花であることが多い点が特徴的で、造花を使用する場合はキリスト教は使用できません。
枕花とは、安置している自宅もしくは通夜を行っている会場に送り、故人の枕元に供える花のことを指します。
枕花を花を供えることによって、故人への哀悼の意をしめします。
献花は、キリスト教の葬儀で扱われる花のことを指します。
キリスト教では、焼香ではなく一本づつ花を祭壇に供えます。
この時に使用されるのが献花です。
宗教ごとの供花の種類
宗教によって、利用される供花が微妙に違います。
ここでは、宗教毎にどのような供花が用いられるかを解説します。
仏式の葬儀
仏式の場合、白い色を基調とした供花が用いられます。
具体的には、菊・百合・カーネーションです。
これらを籠盛りにしたり、フラワースタンドで飾ったりします。
キリスト教式の葬儀
キリスト教では、故人を華やかに送り出すことを目的として供花を飾ります。
使われる花は百合や小菊で、それ以外にも少し色の付いたカーネーションが使用されます。
バラは棘があり、茨の道を連想させるので使用されません。
神式の葬儀
神式の場合、仏式と同じものを利用して問題ありません。
菊・百合・カーネーションに加え、胡蝶蘭も良く使われます。
色は基本的に白いものが使われますが、淡い黄色の供花を利用することもあります。
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供花の手配の仕方
供花の手配のやり方は、参列先の葬儀社もしくは花屋に依頼するの二通りがあります。
参列先の葬儀社を確認するためにはまず、葬儀会場に直接連絡を入れて確認する必要があります。
しかし、遺族側が供花を断っている場合があります。事前に確認を忘れないようにしましょう。
供花の費用相場
供花の費用相場は1基10,000円〜30,000円です。
季節により花の種類が異なるため、価格に変動があることに注意してください。
供花は通常2基1対で出しますが、近年では1基で出すことが増えています。
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名札の書き方
供花を贈る場合、贈り主の名を名札に書く必要があります。
ただし、贈り主によって名札の書き方が違ってくるので気をつけましょう。
親族が供花を送る場合
親族が供花を贈る場合は、「〇〇家一同」・「兄弟一同」・「姉妹一同」と、続柄や家名を連名で書くのが一般的です。
個人で供花を贈ることは基本的にありません。
会社から供花を送る場合
会社や職場から供花を贈る場合、氏名と正式な会社名を書きます。
会社の費用により供花を贈る、かつ連名が3人以内の場合は、右から役職と氏名を書きます。
4人以上の場合は、「〇〇会社 一同」のように簡略化して書きましょう。
芳名板の書き方
芳名板(ほうめいばん)とは、供花を贈った方の名前を一覧にして紹介する案内板のことを指します。
通常の葬儀では、供花1基毎に名札を立てて飾られます。
しかし会社の上役が亡くなった場合など、葬儀の規模が大きくなると供花を飾りきれないことがあります。
そのような場合にどの人から供花が贈られたのかを示すのが、芳名板の役割です。
生花が飾られるような葬儀の場合、供花費を供花の代わりに贈る事も珍しくありません。
そのような場合でも、芳名板に名前を書くことで、誰が供花代を贈ったかを確認できます。
芳名板に名前を連ねる場合は、五十音順で示します。
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祭壇の生花の順番
祭壇に生花を配置する時の並べ方には順番があり、故人と一番縁の深かった方から、最上段内側に置いていきます。
1番縁の深かった方(遺族、親族)は、祭壇の最上段右の1番内側、2番目に縁の深かった方は祭壇の最上段左の1番内側、その後祭壇の最上段右の2番目に内側、最上段左の2番目に内側…というように続いていきます。
基本的には故人と血縁関係にあった人から順番に供花を置いていき、その次に、故人との縁の深かった友人や、会社の同僚などの供花を置きます。
例えば、父が亡くなり長女が喪主を務める場合の優先順位は
- 喪主の兄弟
- 喪主の姉妹
- 喪主の子供
- 故人の兄弟、故人の姉妹
- 故人の妻の兄弟、姉妹
- 喪主の兄弟、姉妹の子供
- 喪主の妻の両親
- 喪主の兄弟の妻の両親
- 喪主の姉妹の夫
- 喪主の従兄弟姉妹
- 故人の友人
- 喪主の会社関係の人(職場の上司や同僚)
となり、最上段から左右交互に供花を置きます。
しかし宗派や地域によっても変わるため、一概に正解があるとはいえません。
また故人と親族以上に親しかった方や、会社の同僚でも親友である場合は順番が変わることもあります。
その場合は優先度が上がり、祭壇の比較的上段部分に供花を置くことができます。
供花のお返しについて
供花の贈り主に対してお礼をしない、またはお礼状のみで良いという考え方もあります。
返礼不要と書かれていれば返す必要はありません。
しかし返礼不要という意思が相手側に無い場合は、供花に対して返礼品を贈りましょう。
相場
供花に対するお礼の品は、供花の金額の3分の1〜半額程度です。
供花の金額もピンからキリまであり、いただいた供花がどの程度の値段か調べる必要があります。
インターネットで調べれば、おおよその供花の金額を調べることができると思います。
また贈られた供花の記録が、葬儀社や花屋に残っていることもあります。
そこから贈られた供花の値段を調べることもできるでしょう。
供花の贈り主に失礼が無いように、供花の金額に見合った返礼をするようにしましょう。
のし紙の書き方
供花を贈っていただいた方に対する返礼には、のし紙を付けるのがマナーです。
のし紙に用いる水引には、弔事用の「黒白結び切り」、もしくは「黄色結び切り」を使いましょう。
のしの表書きには、「志」と書きます。
関西地方では、「粗供養」と書く地域もあるようです。
表書きの下には喪主または喪家の名前を書きましょう。
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葬儀の生花を並べる順番のまとめ

ここまで、葬儀で贈られる生花である供花の使われ方や、供花を置く順番などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 供花は、故人や遺族を偲ぶために飾られる生花。
- 供花の名札の書き方は、「〇〇一同」と記すことが多い。
- 供花として用いられる花には、菊や百合、カーネーションが多い。
これらの情報が少しでも皆様の役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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