お葬式
葬儀場の選び方は?葬儀場別のメリット・デメリットを詳しく解説
更新日:2022.11.19 公開日:2021.12.13

記事のポイントを先取り!
- 公営斎場は比較的安価
- 民営斎場は自由度が高い
- プランの内容をしっかり確認する
同じ市内でも葬儀場はたくさんあり、どこを利用したらいいのか迷うこともあるかと思います。
葬儀場を選ぶ際は、何を基準に選べば良いのでしょうか。
そこでこの記事では、葬儀場別のメリットとデメリットについて解説していきます。
希望にあった葬儀場を選ぶためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
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葬儀場(斎場)とは
まずは葬儀場の意味合いについて説明していきます。
葬儀場とは、葬儀や告別式・お通夜などの葬式全般を行う施設のことです。
葬儀場の他にも、セレモニーホールや葬儀会館といった呼び方もします。
施設によって火葬場が併設されていたり、会食や宿泊ができるところもあります。
また、一言に葬儀場と言っても公営や民営によって利用料金やサービスなどにも違いがあります。
そのため、さまざまな施設の中から自分の状況や希望に合った葬儀場を選択することが大切になります。
葬儀場別のメリット・デメリット
公営や民営斎場・寺院や協会・ホテルなどさまざまな葬儀場がありますが、それぞれの特徴まで詳しく知っている方は少ないと思います。
ここからは葬儀場別の特徴をメリットとデメリットを含めて紹介していきますので参考にしてみてください。
公営斎場
公営斎場とは、市区町村が運営している施設になります。
運営と言っても市区町村は貸斎場として場所を提供するのみで、実際の葬儀場の運営については全て事業主に任せています。
そのため、祭壇や遺体の搬送や納骨、火葬などの細かいものについては全て自分で葬儀社に依頼する必要があります。
メリット
公営斎場の大きなメリットは、何と言っても費用を抑えられることです。
また、葬儀社を自分で選ぶことができるため、選択肢が多くあることもメリットの1つです。
火葬場が併設されている施設であれば移動の手間をはぶくことができ、高齢者や足腰の弱い人への負担も軽減されます。
宗教を問わずに利用できる点もメリットと言えます。
デメリット
デメリットとしては、故人や遺族が利用する斎場の自治体に住んでいない場合は利用できない点です。
住んでいなくても利用可能な施設もありますが、住民よりは割高になることがほとんどです。
また、希望する人が多いため予約が取りにくかったり、音響や演出に制限があったりすることがデメリットとして挙げられます。
民営斎場
民営斎場は公営斎場とは異なり、葬儀の運営を全て民間の企業が行っています。
そのため、民営斎場を選ぶこと自体が葬儀社を選ぶということになります。
メリット
民営斎場は公営斎場と比較すると、葬儀場の数が多いです。
それに伴い、予約が取りやすいことがメリットです。
また公営斎場よりも施設が充実したところも多く、細かな演出に対応してくれるところが多いです。
シャワーやお風呂などがあり宿泊が可能で、バリアフリーの施設がほとんどです。
この点は遠方からきた参列者にとっても安心できます。
デメリット
デメリットとしては、公営斎場と比べて利用料金が高いところです。
また、施設によって価格の差があるため、比較して検討していく必要があります。
斎場によっては、設備環境にも差があります。
火葬場が併設されておらず、別途で予約が必要なケースもあるため、移動や予約の手間を考えるとデメリットになります。
寺院・教会
宗教によっては、普段からお世話になっている寺院や教会を葬儀場として選択するケースもあるかと思います。
それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
何と言っても寺院や教会は雰囲気があります。
厳かな雰囲気で故人のことを想い、葬儀ができることは最大のメリットです。
また、普段からお世話になっている寺院や教会では、安心して葬儀をお任せすることができる点もメリットの1つです。
寺院や教会の近所に住む住人であれば、参列しやすいこともメリットです。
デメリット
デメリットとしては宗教や宗派が限られてしまうため、人によっては利用できないケースがあることです。
また、葬儀会場ではないため設備面での利便性は低いと言えます。
そのため、他の業者に足りない部分を依頼しなければいけない手間があることが挙げられます。
自宅
故人が「住み慣れた自宅で見送ってほしい」などと希望されたケースでは、自宅で葬儀を行うこともあるかと思います。
その場合のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
自宅で葬儀を挙げるメリットは、故人の思いを反映することができるため、故人の要望を叶えられることです。
また自宅であるため会場の使用料がかからず、時間的にも制限がないため、ゆっくりと最後のお別れができます。
このように費用面や時間的な面が大きなメリットです。
デメリット
自宅で葬儀をした場合のデメリットとしては、葬儀をする際には参列者や僧侶を呼ぶことになりますので、葬儀ができるような環境を整える必要があることです。
また、遠方から自宅に参列者を呼ぶため、駐車スペースで近隣住民に迷惑をかけてしまうケースもあります。
ご近所トラブルに発展しないためにも、さまざまな配慮が必要です。
ホテル
遠方から来る参列者のために、ホテルを利用するケースがあるかと思います。
ホテルで葬儀をする際には制限があるため、こちらも参考にしてみてください。
メリット
ホテルは宿泊するための施設になりますので、遠方からきた参列者もそのまま安心して宿泊できるところがメリットです。
また駐車場が完備されており、交通のアクセスが良く参列しやすいこともメリットになります。
デメリット
ホテルで葬儀をする際には、一般の宿泊客もいますので火葬後でないと利用できません。
また、ホテルによっては火気厳禁であったり匂いが残ることに配慮し、線香を使用することや焼香ができないケースもあります。
ホテルは一般的に葬儀をするための施設ではないため、さまざまな制限がある面はデメリットとなります。
集会所・公共施設
中には、近所の集会所や公共施設を利用する人もいるかと思います。
あまり一般的ではないかもしれませんが、参考にしてみてください。
メリット
大きなメリットは使用料金です。
施設によっては公営斎場よりも安く済むケースがあります。
また、近所の人が参列しやすいところもメリットとして挙げられます。
デメリット
デメリットとしては葬儀専門の建物ではないため、葬儀をする際に設備が不十分である点です。
施設自体の使用料金はかからないケースが多いですが、その代わりに遺体の搬送などのために専門の業者を依頼する必要もでてくるでしょう。
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良い葬儀場を選ぶための5つのポイント
葬儀場にはさまざまな施設があることが理解できたと思いますが、その中でも良い葬儀場を選ぶポイントがわかれば迷わずにスムーズに選ぶことができます。
ポイントをおさえて、自分に合った葬儀場を見つけましょう。
利用料金
利用料金については、地域や施設によってそれぞれ料金が異なります。
特に民営葬儀場の場合は費用の幅が大きいため、しっかり見積もりを取った方がよいでしょう。
気になる葬儀場がいくつかある場合にはそれぞれで見積もりを依頼し、納得のいく葬儀場で契約することをおすすめします。
この時に、料金だけでなくプランの内容まで詳しく確認することがポイントです。
施設によってプランに組み込まれている内容も異なるため、しっかり比較して確認するようにしましょう。
設備
設備も施設ごとにそれぞれ異なります。
代表的な例で挙げれば、葬儀場に火葬場が併設してあるところとないところがあります。
火葬場まで移動が必要なケースではバスを手配したり、移動する際に足が不自由な人がいないか確認する必要もあります。
葬儀場のサイズ
参列者の人数によって、葬儀場を選択することもポイントです。
参列者に対して広すぎたり狭すぎたりすると、わざわざ参列していただいた人に不快な思いをさせてしまうため、注意が必要です。
参列者の数をある程度は予測し、葬儀場のサイズを選択していく必要があります。
葬儀場にはどのくらいの人数を収容できるのか、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
交通の利便性、駐車場の有無
近くに駅やバス停などがなく参列者が困ってしまう場合もあるため、交通アクセスの面もしっかり確認しておくことが大切です。
遠方から車で来る人が多い場合には、駐車場が完備されているのかどうかも確認しましょう。
また、足腰が弱い参列者がいる場合にも交通の利便性はしっかりと確認し、配慮しておくことが大切です。
実際に足を運び自分の目で確認すると安心です。
宿泊が可能かどうか
遠方から来た参列者のためにも、宿泊が可能な施設なのか確認しておく必要があります。
施設によっては「宿泊は2名まで」や「遺族のみ宿泊可能」などと制限しているところもあります。
そのため、宿泊できるかどうかだけでなく、宿泊の制限についても細かく確認することをおすすめします。
宿泊といっても仮眠できるスペースがあるだけなどのケースもありますので、事前に施設に見学に行って検討すると安心です。
公営と民営の料金相場
公営斎場と民営斎場の場合には価格に差があることが理解できたと思いますが、実際の相場はどのくらいなのかを紹介していきます。
公営斎場
公営斎場の利用料金は、施設の大きさや地域によっても異なります。
相場としては、地域住民であり火葬のみの場合には、無料~3万円程度です。
さらに葬祭ホールで小規模な葬儀を行う場合は、3万~5万円程度の施設利用料金がかかります。
ただしこれは葬儀場の利用料金のみであるため、ここに葬儀社に依頼したプラン料金などが発生します。
民営斎場
民営斎場の場合は施設の利用料金は無料であることがほとんどで、葬儀費用のみをプランにて提示しているケースが多いです。
公営斎場よりも価格の幅は大きく、参列者の人数や演出によって費用が変わってきます。
最もシンプルなプランであれば相場は20万~40万円程度になります。
祭壇を豪華にしたり、生演奏を依頼したりすると100万円以上かかるケースも多いです。
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葬儀場のまとめ

ここまで、各葬儀場の特徴やメリット・デメリットの情報を中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 葬儀場にはさまざまな施設があるため、自分に合った施設を選ぶ
- 葬儀場は価格だけでなく、内容や設備面もしっかりと確認する
- アクセス面や施設の確認は、実際に足を運び自分の目で確認する
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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