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お葬式

献花料の相場金額はいくら?包み方とマナーを説明!

更新日:2022.11.19

弔問

電卓と疑問符

記事のポイントを先取り!

  • 献花料は仏教でいう香典にあたる
  • 献花は仏教で行う焼香にあたる
  • 献花料は故人との関係性で変わる

キリスト教式の葬儀では参列者が献花料というものを支払うことを知っていますか?

日本では香典と呼ばれることが多いため、献花料と聞いても馴染みがない方が多いでしょう。

そこで今回は献花料について、その意味や包み方について解説していきます。

献花料を受付に渡すときのマナーなども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 献花料とは
  2. 献花料の相場金額
  3. のし袋の選び方
  4. 献花料の書き方
  5. 献花料の渡し方のマナー
  6. 御花料について
  7. 献花料のまとめ
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献花料とは

仏教形式の葬儀では、焼香が行われることをご存知の方も多いでしょう。

しかし、キリスト教ではお香をたく文化はありません。

そのため焼香の代わりに「献花」を行います

献花とは、参列者全員が祭壇に供える花のこと、またはその行為を言います。

喪主から参列者まで、順番に1人1本の献花を故人のために供えるのです。

この儀式の目的は、故人の死を悲しみ、別れの挨拶をすることです。

焼香も1人1人が気持ちを込めて行うので、献花と似ている部分があると言えるでしょう。

さて、献花は焼香と同じ意味をもつとお伝えしましたが、献花料とは一体何なのでしょうか。

献花料とは、仏教形式の葬儀でいう香典です。

献花を行う際は、花を参列者が持参するのではなく、遺族の方がお金を払って用意しています。

そのため、参列者は香典の代わりに献花料という名目でお金を包み、遺族に渡します

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献花料の相場金額

「COST」と書かれた積み木 値段が下がるイメージ

献花料は、故人との間柄や血縁関係によって相場が異なります

また、支払う方の年齢によっても金額が変動します。

最近では、献花は無宗教葬儀やお別れ会でも採用されています。

そのためキリスト教でなくても、献花を行うことがあるかもしれません。

参列することになったときのため、献花料を確認しておきましょう。

献花料の相場を故人との関係ごとにまとめていきます。

故人との関係献花料の相場
両親・義両親・子5万〜10万円
兄弟・姉妹3万〜5万円
祖父母1万〜5万円
叔父・叔母1万〜3万円
上司・同僚5,000〜1万円
上司や社員の家族3,000〜1万円
友人・知人5,000〜1万円

このように、故人との間柄によってかなり金額に差があります。

ただ、生前に故人にお世話になったため、多めに包みたい方もいらっしゃると思います。

しかし高額すぎると遺族の負担となってしまうと考えられるため、できるだけ相場内で包むのが無難です。

周りの方にいくら包むのか相談してみるのも良いでしょう。

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のし袋の選び方

ここまで献花料の相場を解説してきましたが、実際にどのようなのし袋に入れれば良いのでしょうか?
キリスト教の葬儀で使うのし袋を紹介していきます。

基本的に「白無地」の封筒

キリスト教の葬儀で使うのし袋は、ユリや十字架が描かれた白無地の不祝儀袋です。

しかし、この不祝儀袋はコンビニに売っていないことが多く、用意しにくいと言われています。

そのため郵便番号を記載する欄がない白無地の封筒があれば、そちらを使えば問題ありません。

不祝儀袋の柄

不祝儀袋に包むのであれば、袋の柄に注意して選びましょう。

キリスト教では白無地か十字架が入っているものを使用できます。

カトリック式の場合は、これらに加えてユリの絵が描かれているものも使えます

注意していただきたいのは、蓮の絵が描かれているものは選ばないということです。
こちらは仏式専用の不祝儀袋なので気を付けましょう。

 水引

ユリや十字架が描かれている不祝儀袋の場合は、水引がついていません。

それ以外の不祝儀袋を選ぶとき、水引がついている袋が良いのか、印刷されている袋が良いのか迷う方が多いです。

基本的に、水引に関する厳密な決まりはありません

そのため、黒や双銀の水引のついた不祝儀袋を使用することができます。

他にも、郵便番号を書く欄のない白封筒も、水引なしで使用することができます。

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献花料の書き方

献花料を支払うためののし袋は、どんなものが良いのかお分かりいただけたと思います。

続いて、のし袋には何を書けば良いのかを解説していきますのでご覧くさい。

表書き

キリスト教は宗派が2つあり、共通して使える書き方と、それぞれの宗派限定の書き方があります。

ここでは、どの宗派でも使える書き方を紹介していきます。

表の上半分真ん中に、「御花料」または「献花料」と書きます。

そしてその下には自分の名前をフルネームで記載しましょう。

連名で出したいときは、代表者の名前を真ん中に記入し、他の人の名前を代表者の左側に記載します。

3人以上で出すときは、「〇〇一同」と記入してください。

そして、別紙に全員の名前を書いて中袋の中に入れておきましょう。

裏書き

遺族は、葬儀後に献花料への返礼として香典返しを行うのが一般的です。

品物を郵送する際に困らないよう、裏書として住所や自らの名前、連絡先を記入しておきましょう。

使用するペン

表書きには薄墨を使います。

100均やコンビニなどでも売られている灰色の不祝儀用の筆ペンなどで書きましょう。

緊急の場合は、ボールペンやサインペンで代用しても問題ありませんが、ペンの色は黒を使いましょう。

薄墨を使う理由は、「亡くなったと聞いて涙が出てしまい、墨が薄まった」ということを表すためです。

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献花料の渡し方のマナー

献花料は、葬儀の受付で渡すことが多いです。

これから細かいマナーについて解説します。

受付での渡し方

キリスト教の葬儀は一般的に教会で行われます。

そのため、教会の入口に受付があることが多いです。

受付をするときは、故人との間柄によって並ぶ列が違うため、周りを確認してから該当する列に並びましょう。

これは、故人との関係によってお返しが異なる場合があるためです。

「〇〇さんには〇〇を」と、お返しを生前に決めていることがあるので、必ず決められた列に並ぶようにしてください。

献花料は、香典と同じで袱紗(ふくさ)に包んで持っていきます。

列に並んでいる最中に取り出さないようにしてください。

自分の順番がきたら、袱紗から献花料を取り出し、受付の方に渡しましょう。

このとき、献花料を反時計回りに回して、受付の方に表書きを向けるようにして渡します

また、直接渡すことはせず、袱紗の上に不祝儀袋を載せて両手で渡しましょう。

記帳が必要なときは、献花料を渡してから記帳するのが一般的です。

列に並んでいるとき、周りの人がどのように渡しているかを見ておくと流れをつかむことができます。

また、献花料のお金の入れ方で注意しておくべきことがあります。

のし袋に包むお金は、新札は避けて向きを揃えましょう

間違えて新札を包まないようにしてください。

新札しかない場合は、自分で折り目をつけても問題ないです。

挨拶

キリスト教の死に対する考え方は仏教とは異なるため、挨拶も変わります。

仏教形式の葬儀に慣れていると、「ご愁傷様です」と言いたくなると思います。

しかし、キリスト教にとって死は不幸なものではないのです。

そのため、挨拶する際は「安らかなお眠りをお祈り申し上げます」と伝えましょう。

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御花料について

葬儀に参列する方は香典を持っていきますが、宗教によって香典の呼称やのし袋の書き方が全く違います。

キリスト教の葬儀に参列することになった場合は、どちらの宗派なのか確認してから読んでいただくとより分かりやすいです。

御花料とは

キリスト教の葬儀で、遺族に渡す金品のことを指します。

私たちに馴染みのある香典は、キリスト教では御花料(おはなりょう)と言います。

献花料と同じ意味です。

不祝儀袋の書き方

キリスト教にはプロテスタントとカトリックという2種類の宗派があります。

それぞれの宗教に共通して使える書き方もありますが、その宗教限定の書き方もあるのです。2つに分けて解説していきます。

プロテスタント式は、御花料・弔慰料・献花料のどれかを書きます。

白無地、または十字架が描かれたものを選んでください。

カトリック式は、御花料・御霊前・御ミサ料・献花料のどれかを書きましょう。

白無地、もしくはユリか十字架が描かれたものを選びます。

キリスト教の葬儀に参列する際は、宗派を確認してから表書きを書くことをおすすめします。

どちらの宗派なのか分からなくて心配な方は、「御花料」か「献花料」と書けばどちらの宗派でも使うことができます

相場

御花料の相場は、仏教形式の香典の相場と同じです。

3親等以内の家族の場合 5万円〜10万円
3親等以上の家族の場合 1万円〜3万円
友人や知人の場合 5000円〜1万

渡し方

教会の入口にある受付で御花料を渡します。

間柄によって受付する場所が異なるので、決められた場所に並びましょう。

御花料は自分の番がくるまで袱紗に入れておいてください。

並んでいる最中に出さないように注意しましょう

自分の番がきたら、袱紗から取り出し、反時計回りに回して受付に出します。

このとき、表書きを受付の方に向けて出すようにしてください

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献花料のまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで献花料の相場やのし袋の選び方などを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをまとめると以下の通りです。

  • 献花料は仏教でいう香典と同じ
  • のし袋は仏教用の絵柄が入ったものを使わない
  • 献花料の相場は故人との間柄や血縁関係により異なる

これらの情報が皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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