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法事法要

位牌の魂入れのお布施の相場は?魂入れのタイミングなども解説

更新日:2022.09.02

位牌

香典_渡し方

記事のポイントを先取り!

  • 魂入れは、別名「開眼供養」や「お性根入れ」とも言う
  • 位牌の魂入れをするタイミングは四十九日法要や位牌の買い替えの時
  • 魂入れのお布施に明確な金額はないが、相場は3万〜5万円程度

自宅の仏壇には故人の位牌を安置しますが、その際に行う魂入れについてご存知でしょうか。

この記事では位牌の魂入れについて詳しく説明していきます。

この機会に、魂入れのお布施の相場や方法も覚えておきましょう。

魂入れと四十九日法要を同時に行う場合についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 位牌の種類
  2. 位牌の魂入れとは
  3. 位牌の魂入れを行うタイミング
  4. 位牌の魂入れのお布施相場
  5. お布施以外にかかる費用
  6. 位牌の魂入れをするときの準備
  7. 本位牌の種類と相場
  8. 位牌の魂入れのお布施のまとめ
  9. みんなが選んだ終活の無料相談はこちらから
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位牌の種類

故人を供養する際のシンボルとしても使われる位牌ですが、主に2つの種類が存在します。

それぞれ紹介しますので、ぜひ覚えておきましょう。

白木位牌

白木位牌は白木で作られている位牌のことで仮位牌とも呼ばれます
一般的に、葬儀から忌明けとなる四十九日法要まで利用されるのが、この白木位牌です。

本位牌はすぐにできるものではないこと、忌中は故人がまだ完全な仏様になっていないことなどが理由で、白木位牌を使用します。

本位牌が完成して忌明けとなった際には、白木位牌から魂抜きして本位牌へと魂入れの儀式を行います。

こちらの記事で白木位牌について解説しているので、ぜひご覧ください。

本位牌

本位牌は故人を供養する際のシンボルとして四十九日後に飾られます

素材は様々で、黒壇または紫壇などを用いた唐木位牌などが該当し、漆や金箔などを利用したものであれば塗り位牌などとも呼ばれる位牌です。

本位牌に名前などを刻むのに時間を要するため、依頼してから完成するまで2週間程度はかかるものと思っておきましょう。

こちらの記事で位牌について解説しているので、ぜひご覧ください。

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位牌の魂入れとは

開いた本の上に置かれた虫眼鏡

魂入れとは、位牌やお墓、仏壇などを所有する際に、故人の魂を宿らせる儀式のことです。

魂入れを行う前や魂を抜いた後の位牌は、ただの木の板に過ぎませんが、魂入れをして魂の宿った位牌は礼拝の対象となります。

位牌や仏壇、お墓は故人が祀られる神聖な場所であり、遺族がその人を思い、手を合わせる祈りの対象になります。そのため、位牌や仏壇といった仏具やお墓には魂入れが必要です。

魂入れは、お寺などに依頼して僧侶による読経が行われるため、お布施を渡す必要があります。
また、魂入れにはさまざまな呼び方があります。

開眼供養(かいがんくよう)開眼法要お性根入れ(おしょうこんいれ)などと呼ばれます。

こちらの記事で位牌の魂入れについて解説しているので、ぜひご覧ください。

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位牌の魂入れを行うタイミング

頭の中にクエスチョンマークがある顔のシルエット

位牌の魂入れを行うタイミングは、大きく分けて2通りあります。

四十九日法要の際

位牌は白木位牌と本位牌があり、それぞれ使用する期間が異なります。
白木位牌は、葬儀から四十九日までの期間に使われる白木でできた仮の位牌です。

一方、本位牌は四十九日以降ずっと自宅にて祀られる正式な位牌です。
四十九日法要の際に白木位牌から本位牌へと魂を入れ替える儀式が行われます。

魂入れをした本位牌は自宅の仏壇にて飾られます。

位牌を買い替えた際

位牌を買い替えた際にも、新たに所有する位牌への魂入れが必要です。

買い換える理由としては、位牌本体が古くなったり劣化がひどくなった場合があげられます。
その他にも、位牌が多すぎて仏壇に置けない場合、古い位牌を新しいものに買い替えます。

また、古い位牌の魂抜きも必要です。
魂抜きとは、魂入れと逆で、故人の魂が宿っている位牌から魂を抜く供養です。

古い位牌を処分する際、また新しいものに魂を入れる際に、魂抜きが必要になります。

こちらの記事で位牌の魂抜きについて解説しているので、ぜひご覧ください。

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位牌の魂入れのお布施相場

位牌に魂入れをしていただく際には、お布施が必要になります。

お布施とは、さまざまな法要や供養を僧侶に依頼する際に渡す金銭や、包んだ封筒のことを指します。

お布施の相場

四十九日法要のお布施

四十九日法要のお布施は、3万〜5万円程度とされています。
これは四十九日法要と魂入れを同時に行う際のお布施の相場です。

こちらの記事で四十九日法要のお布施について解説しているので、ぜひご覧ください。

位牌の魂入れのみのお布施

位牌の魂入れのみのお布施は、1万〜3万円程度とされています。
法要は含まない、魂入れだけのお布施の相場です。

お布施に使用する封筒

魂入れで必要となるお布施も、基本的には読経や戒名と同じ謝礼の意味を込めたお金となります。
そのため、使用する封筒なども白無地の封筒を使うのが一般的です。

この場合の白無地は、郵便番号欄などもない白い封筒をさします。
また、お布施を包む袋としてもっとも格式が高いものは、奉書紙です。

昔は公文書などに用いられていた和紙のひとつで、奉書紙を利用して内袋に入れたお金を正式な順序で包むのが、もっとも適した包み方になります。

一般的な封筒とは表書きなどの書き方が異なる部分もあるため、間違えないようにしてください。

こちらの記事でお布施の封筒について解説しているので、ぜひご覧ください。

お布施の書き方

お布施の封筒に書く文字は薄墨ではなく、濃墨で書きます

位牌のお布施と同様に、香典袋にも文字を書きます。
香典袋は、薄墨で文字を書くという作法があるため、混同してしまう可能性があります。

お布施も香典も弔事に関係した事ですが、お布施は濃墨で書いてください。
用意する封筒は、正式には奉書紙ですが、白無地の封筒でもかまいません。

封筒の表書きには「お布施」「御礼」「読経料」「入魂御礼」のいずれかを、濃墨で書きます。
裏面には差出人がわかるように、自分の氏名や住所、お布施に包んだ金額を書きます。

お布施の包み方

お布施の包み方は、位牌の魂入れのみの場合と、四十九日法要も同時に行う場合で異なります。

四十九日法要の場合

四十九日法要の場合は、同時に行う魂入れを合わせたお布施にすることができます。
もしくは、四十九日法要と魂入れのお布施を、別々に用意しても構いません。

封筒の水引は黒白か双眼の結び切りを用意します。

位牌の魂入れのみの場合

四十九日法要を行わず、位牌の魂入れのみのお布施の包み方は、表書きを「内祝」「開眼御礼」と書く場合もあります。

水引には紅白のもので「結び切り」「あわび結び」を用意しましょう。

こちらの記事でお布施の水引について解説しているので、ぜひご覧ください。

お布施の渡し方

お布施を渡す際、封筒を直接手渡しするのではなく、袱紗の上にお布施を乗せて差し出し、僧侶に受け取ってもらいます。

袱紗(ふくさ)とは、祝儀袋や不祝儀袋の布製の入れ物です。
袱紗の代わりに、切手盆(きってぼん)という専用のお盆を使う方法もあります。

お布施を直接手渡しすることはNGなので、注意してください。


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お布施以外にかかる費用

お布施とは別に御車代や御膳料などのお金が必要になるケースもあります。

御車代は僧侶に寺院以外の場所に出向いてもらった際に支払うもので、御膳料は会食がある法要などで僧侶が参加しなかった場合に支払うお金です。

いずれも、5,000円1万円が相場となっており、お布施とは別に包むのがマナーです。
表書きなどは「御車料」と「御膳料」など書きます。

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位牌の魂入れをするときの準備

「STEP1」「STEP2」「STEP3」と書かれた積み木

位牌の魂入れには、さまざまな手順があり、前もって準備しておく必要があります。

いつから何をどのように準備すればいいのか、以下でご紹介します。

準備期間

位牌の魂入れの準備は、遅くてもひと月前には取り掛かるとよいでしょう。

菩提寺や自分の宗派のお寺への魂入れの依頼は、なるべく早く済ませておきたいものです。

また、四十九日法要を同時に行うのであれば、参列者への連絡や会食の手配も余裕を持って行いましょう。

その他にも引き出物の準備や、本位牌の発注も1ヶ月あれば十分間に合います。

仏具やお供え物の準備

位牌に加え、位牌を安置する仏壇や仏壇周りの仏具類も早めに準備すると、後で慌てずに済みます。

さらに、魂入れのお供え物は、以下の通りです。

  • 線香
  • 餅、赤飯、お膳、お菓子
  • 海や山の幸


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本位牌の種類と相場

本位牌には塗位牌や唐木位牌がありますが、他にもいくつかの種類が存在します。
それぞれ簡単に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

夫婦位牌

通常、位牌は故人1名につき1つとします。
夫婦連名の夫婦位牌というものがあります。

これは名前の通り、夫婦が同じ位牌に入り連名にて名前を刻むものです。

故人の想いによって利用されることが多い夫婦位牌ですが、家庭によっては遺族の負担を減らすために夫婦位牌を選ぶ方もいます。

夫婦位牌の費用相場は2万円5万円ですが、素材やデザインなどのさまざまな要因で費用が変動するため、費用も考慮して依頼することをおすすめします。

塗位牌

塗位牌はヒノキなどを素材にして漆塗りによる加工を施した本位牌です
最後に金箔などをちりばめることもあり、見た目が豪華な印象を受ける位牌となるでしょう。

漆塗りに使用する塗料は、主に合成漆と本漆があり、より天然に近い本漆を使用する場合は高価な傾向があります。塗位牌の購入費用の相場は2万円3万円程度で、本位牌の中では安価なタイプです。

塗位牌だからといって必ず安価になるとは限らないため、その点には十分注意してください。

唐木位牌

唐木位牌は唐木を用いた本位牌です
唐木は硬質な木材などに使用される名称で、位牌に使われるものとして多いのは黒壇や紫檀などがあります。

塗位牌が技術によって作られた美しさを表現するものであるのに対して、唐木位牌は素材の木目の美しさで雰囲気を感じられる位牌です。

材料が位牌の良し悪しを決めることから、素材により高品質なものを用いればそれだけ費用も高くなるので注意しましょう。

一般的な唐木位牌であれば、2万円5万円が相場となります。

モダン位牌

モダン位牌も名前の通り現代的な意匠を施した位牌を指します

素材からデザインまで、伝統を重要視しない考えもあるため、現代の家庭で供養するのであればもっとも馴染みやすい位牌と言えるでしょう。

ただし、伝統を重んじる方にとっては受け入れがたい部分もあるので、モダン位牌を選ぶ際には親族と良く相談してから決めることをおすすめします。

デザイン性に富んだ位牌なため、その内容次第で費用が大幅に変動する位牌です。

一般的なモダン位牌であれば3万円5万円程度で購入できるため、これから位牌を決める方はモダン位牌を検討してみるのも良いでしょう。

こちらの記事で位牌の種類について解説しているので、ぜひご覧ください。

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位牌の魂入れのお布施のまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで位牌の魂入れについての情報や、魂入れのお布施などを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 魂入れとは、位牌などに故人の魂を宿す儀式のこと
  • 位牌の魂入れのタイミングは、四十九日法要か買い換える時
  • 位牌の魂入れの相場は、四十九日法要込みで3万〜5万円程度

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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