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お葬式

納棺師に資格は必要ない!納棺師になる方法と仕事内容とは

更新日:2022.11.19

宗教

喪服姿で目を瞑る女性

記事のポイントを先取り!

  • 納棺師の年収は300万~400万円
  • 精神面で強い人が向いている
  • 納棺師の休日は不定休

納棺師という言葉を聞いたことのある方も多いと思います。
映画で扱われたこともあり、納棺師を目指しているという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、納棺師の仕事の内容や年収まで幅広く紹介して行きます。
この機会に、納棺師について詳しく知っておきましょう。

納棺師に休日があるのかについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 納棺師とは
  2. 納棺師向きな人の特徴
  3. 納棺師の年収
  4. 納棺師の仕事内容
  5. 納棺師の主な雇用形態や就職先
  6. 納棺師に休日はある?
  7. 納棺師の資格まとめ
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納棺師とは

納棺師とは、亡くなった方のご遺体を整え棺桶に納める仕事です。
とはいえ、ただ納めるだけではありません。

最後のお別れのためのメイク、衣服の整え、ご遺体の腐敗対策に腐敗液を使った処理など、多くの仕事があります。
また、ご存知の方も多いかもしれませんが、納棺師のことを「おくりびと」と呼ぶこともあります。

納棺師または湯灌師ともいう

湯灌(ゆかん)とは、亡くなった方のご遺体を洗いきれいにすることです。

納棺の流れで湯灌も行う為、納棺師は湯灌師とも呼ばれます。

分業をする事もありますが、多くは納棺の仕事として湯灌も行うのではっきりした分け方はありません。

納棺師になる資格はとくにない

納棺師という資格はとくになく、資格が無ければできない業務独占資格もありません
でもできる仕事ではなく技術が必要です。

亡くなった方との最後のお別れを後悔なくするには、できるだけきれいな姿であって欲しいですよね。

そのために、納棺師の技術力を示す「納棺認定試験」があります。

日本納棺士技能協会が主催している試験で、合格すると一定水準以上の技量を持ち合わせていることが認定されます。

専門学校で学ぶ

納棺師の知識や技術を学ぶための専門学校があります。
数は多くないですが、興味のある方はお近くの専門学校をインターネットで検索してみましょう。

葬儀会社や納棺専門会社業務で学ぶ

資格がいらない仕事のため、納棺師になりたい場合の最短ルートというものもあります。

葬儀会社や納棺専門会社に就職し、知識と経験を積みながら納棺師を目指す方も多くいるようです。

葬儀関係未経験であっても社会人経験がある場合は、ご遺族とのコミュニケーションや対応で期待を受け採用される事もあります。

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納棺師向きな人の特徴

ノートパソコンをもって紹介ているビジネスウーマン

どういう人が納棺師に向いているのでしょうか。
納棺師に向いている人が持っている特徴は以下の通りです。

  • 死と向き合う精神力
  • ご遺体を洗う体力
  • 死化粧する美的感覚
  • ご遺族とのコミュニケーション

それぞれ説明していきます。

死と向き合う精神力

やはり、亡くなった方のご遺体を扱う仕事のため死と向き合う精神力が必要です。

核社会化が進み、葬儀への出席回数も少なくなった現在ですが死に対して向き合える方は向いていると言えるでしょう。

ご遺体を洗う体力

ご遺体も、体格はさまざまです。

大柄なご遺体もあるため、湯灌の時は体力が必要になります。

複数人で行う作業ではありますが、体力のある方が向いているでしょう。

死化粧する美的感覚

ご遺族の方は、できるだけきれいな表情で葬儀の参列者や家族とお別れをして欲しいと思っています。

メイク技術のみならず、復元力を含めた美的感覚があることも大切です。

ご遺族とのコミュニケーション

昔の職人のように、納棺の仕事ができれば良いという事はありません。

葬儀社、ご遺族等とのコミュニケーションが必要です。

ご遺族から死化粧のリクエストを受ける事もありますので、ご遺族の気持ちを汲み取ることも大切です。

そのため、コミュニケーション能力が高い方も向いていると言えるでしょう。

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納棺師の年収

豚の貯金箱と電卓

納棺師の年収は300万円~400万円と言われています。

ですがもちろん、会社や地方によっても相場は変わります。
風習により葬儀にお金をかける地方は、年収が高い傾向にあるようです。

ただし、年収が高いという事は比例して技術力も問われるので、より技術を磨く必要があります。

専門業者ではなく葬儀社への就職であれば、役職等ステップアップを目指すこともできます

大手葬儀社で管理職になると年収500万円~1000万円となることもあるようです。

ただしその場合は、納棺師の仕事のみではなく、会社全体の仕事を多岐に渡り行なうこととなるので注意してください。

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納棺師の仕事内容

死に化粧を施している様子

遺族として葬儀に参列したことはあっても、裏方での仕事を知らない方もいるでしょう。
納棺師の仕事内容を手順ごとに詳しく解説します。

納棺準備

亡くなられた方のご遺体を保管場所から棺桶に納めて運び、保管場所に到着するとご遺体の状況を確認します。

その後ご遺族の要望を聞くのですが、ここでのコミュニケーションはとても大切で、納棺の仕事をする上でご遺族からの印象が決まります。

ご遺体を湯灌するために着ている衣服を脱がせて、きれいに洗い流します

汚れや血液等ついていると、次の死化粧に影響があるため丁寧に行いましょう。

ご遺体の腐敗を防ぐ作業

ご遺体腐敗を防ぐ作業にも手順があるので、説明していきます。

ご遺体の身支度

ご家族から聞き取った要望をもとに、生前の亡くなった方にふさわしい姿にします

最初に髭を剃ったり、整容したり、復元等の作業を行います。

その後、宗教によりますが基本的には死装束をお着せします

死装束とは、真っすぐにあの世に行かれるようにという願いを込めた衣装です。
白色で、糸止めがされていないのが特徴です。
生きている人は着物を右前で着用しますが、死装束は左前に着用します。

仏教では経帷子と呼ばれ、笠・杖・白足袋・草履等もともに納棺します。
神道では男性は烏帽子・笏、女性は扇をともに納棺します。

ご遺体の長期保存処理

ご遺体が腐敗せず長期保存できる処理も行います。

火葬場の都合により、火葬をすぐできる場合や何日か後に行う場合があります。
そうなるとご遺体が腐敗してしまう可能性もあるので、長期保存のためにエンバーミングという処方が用いられます。

エンバーミングとは、ご遺体の殺菌・防腐・修復・保存を目的に行われる特殊処置です。
ご遺体を切開して血液を抜き、腐敗液を注入する処理も行います。

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納棺師の主な雇用形態や就職先

棺師の主な就職先は、葬儀全般を執り行っているような大きい葬儀会社や、納棺業務を専門としている会社になります。

葬儀会社に就職した場合は、納棺業務以外にも、葬儀の司会進行や誘導、事務作業など、葬儀に関わる業務を、総合的に担当することになります。
ここでは、分業制で仕事を進めていくことが多いので、必ずしも納棺業務を専門に行えるとは限りません

しかし、納棺業務だけではなく、葬儀の流れをひと通り学び、最終的には葬儀の全てを進められる人になれます。

納棺を専門としている会社に就職した場合は、遺族や病院、葬儀会社から依頼されて、葬儀の中でも納棺作業のみを行います。

ここでは納棺業務だけを行うため、納棺師として専門的に活躍しやすくなっています。
納棺師として、納棺業務のみを行いたい人はこちらのほうが合っています。

しかしその専門性から、求人数は葬儀会社よりも少なく、会社の規模も小さいところが多いです。

雇用形態は、正社員を中心に、契約社員やパートとして働いています。
基本的には葬儀会社に就職し、経験を重ねながら、自分のスキルを上げていくのが主な働き方です。

会社内には納棺師が複数働いており、スキルを上げてベテランになっていくと、周りから頼りにされる納棺師になることができます。

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納棺師に休日はある?

カレンダーを見ながら悩む女性

納棺師になりたい方は、休日の待遇面も気になるかと思います。
ここでは休みについて解説していきます。

納棺師は不定休

葬儀は突然行われるものです。

突然の葬儀に対応するために、シフト制を採用している葬儀社が多くあります
夜間対応のために夜勤シフトを組む葬儀社もあるため、休みは不定休が多いようです。

一般的に葬儀を避ける傾向にある友引ですが、葬儀社によって友引を休みに当てているところも多くあります。
急な葬儀の依頼に対応するためなので、シフト制は仕方ないと割り切りましょう。

土日休みではないので、平日のショッピングやお出かけも空いていて過ごしやすいという利点もあります。

長期休暇は取りづらい

人が亡くなるのはいつか分からないため、納棺師は葬儀の要望にスピーディーに対応する必要があります。

そのため、長期休暇は取りにくい状況もあります

しかし、大手葬儀社は長期休暇を取る事も可能な葬儀社はあります。
会社の規模が大きくなれば労働者の環境も整備されやすくなるのは他の業界と同じようです。

長期休暇は取りにくくなっていますが、取れないわけではありません。
採用時の面接や求人情報で休暇については調べておきましょう。

せっかく知識と経験を積んで良い納棺師を目指していても、休暇が欲しい方は葬儀社選びも大切になってきます。

特に納棺師は死と向き合うため、精神的にも負担のかかりやすい仕事です。
ワークライフバランスを保ちながら、長く仕事を続けるための方法を見つけたいものです。

休日出勤も時にはある

葬儀の依頼にスピーディーに対応するためには、勤務変更や休日出勤もたまにはあります

納棺師という、葬儀と関わる仕事の特性上仕方ない面もあります。

予定を立てにくいという半面、ご遺族の要望に答えて納得のいく葬儀を行うという達成感や、やりがいもある仕事です。
休日にまで仕事をしなければならないのではなく、休日でもニーズがあると捉え前向きに仕事に向き合いたいですね。

プロとして仕事を行うので、休日分の代休や休日出勤の給与は労働者のために確保されているか事前に確認しましょう

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納棺師の資格まとめ

「KEY POINT」と書かれたスタンプとペンとノート

ここまで、納棺師の年収や、仕事内容についてお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 納棺師とは、ご遺体を棺桶に納める仕事
  • 納棺師は精神の強い方が向いている
  • 納棺師の年収は300万円〜400万円
  • 納棺師の仕事内容は納棺までのご遺体の処理
  • 納棺師に休日はあるが、不定休で長期休暇は取りにくい

これらの情報が皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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