お葬式
会葬とは?弔問・参列との違いや知っておきたいマナーも解説
更新日:2022.11.18 公開日:2022.01.12
親族や関係の深い人がお亡くなりになられたら、葬儀に参列します。
葬儀に参列する服装や、挨拶のマナーについてご存じでしょうか。
そこでこの記事は会葬の意味と、葬儀での会葬者のマナーについて詳しく解説していきます。
事情があって会葬に行けない場合についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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会葬とは
葬儀や告別式に参列することを会葬といいます。
ただし、遺族は主催者側なので会葬とは言いません。
弔問や参列とは言葉の意味が異なるので、注意が必要です。
弔問との違い
弔問は、故人の葬儀や告別式に参列する(会葬)以外に用いられます。
通夜や訃報を聞いて直ちに遺族を訪問したり、葬儀後に知らせを受けて遺族を訪問する場合などが挙げられます。
参列との違い
参列は一般的に式(入学、結婚)などに参加する場合に使われ、通夜・葬儀・告別式のどの場面でも使える言葉です。
会葬や弔問よりも耳にする言葉といえるでしょう。
スポンサーリンク会葬者のマナー
会葬者とは、葬儀や告別式に参列している人を表します。
一般的に遺族は主催者側ですので、会葬者とは言いません。
ここでは会葬者の、服装や挨拶のマナーを解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
服装
会葬では喪服を着用します。
喪服の着用に関するマナーを知っておきましょう。
男性
スーツとネクタイ、靴、靴下はすべて黒で統一します。
またワイシャツは白の無地を用意しましょう。
ネクタイピン、カフスボタンをつける場合は、シルバーか黒の目立たないものを付けても構いません。
女性
黒のスーツまたはワンピースと黒いパンプス着用し、ストッキングやタイツも黒か肌色を着用します。
アクセサリーは派手なものを避け、パールを選びましょう。
また肌の露出は抑えるのがマナーです。
子ども
制服がある場合はそれを着用します。
ない場合は、黒かダークグレーの洋服を用意しましょう。
靴は黒の革靴が好ましいですが、小さい子どもの場合は黒のスニーカーでも問題ありません。
また、髪の長い子は華美にならないヘアゴムで結うと清潔感が出ます。
持ち物
持参するバッグには、以下の4点を忘れずに入れておきましょう。
- 香典
- 袱紗(ふくさ)
- 数珠
- ハンカチ
ハンカチは黒・白・ダークグレー・紫など派手でないものにします。
また香典は袱紗に包んで持参し、受付で取り出します。
バッグを選ぶ際は金具などが付いていない、落ち着いたデザインにしましょう。
会場への到着時間
会場には、遅くても10分前に到着しましょう。
会葬者は、受付で挨拶・記帳・香典のお渡し・会葬御礼の受取りがある他、会葬者が多い場合もあるので、時間に余裕をもって参列することが必要です。
受付での挨拶
挨拶は、周りの会葬者や受付の忙しさに配慮し、シンプルに短くするのがマナーです。
「ご愁傷様です」などといった挨拶を述べて、香典を渡します。
着席する場所
会葬者は親族が着席した後に、空席をつくらずに席を詰めて着席しましょう。
会葬者は席が決められていない場合が多く、遠慮して後ろの方に着席してしまうこともあります。
そのため親族と会葬者の間が空きすぎたり、席の間に空席が目立つと好ましくありません。
香典のマナー
香典の書き方と、包み方を解説します。
香典を用意する際は、参考にすると良いでしょう。
表書きの書き方
会葬で渡す香典の表書きには、薄墨で「御霊前」または「御香典」と書きます。
「御仏前」は、49日を過ぎて故人が仏になってから用いられる言葉です。
ただし浄土真宗では、故人は亡くなってすぐ仏になるため、香典の表書きも「御仏前」とします。
香典の包み方
香典を包む際は中袋にお札を入れ、さらに香典袋で包みます。
香典袋は、包む金額に合わせたデザインを選びましょう。
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会葬時の注意
会葬するときの注意点を紹介します。
周りの会葬者に迷惑をかけないためにも、基本的なマナーを知っておくと良いでしょう。
途中退席をしない
葬儀の最中に途中退席することは、故人や遺族に対して大変失礼です。
携帯も途中で鳴らないように、電源を切っておきましょう。
儀式は厳かな雰囲気の中で執り行われるため、むやみに言葉を発したり歩き回ったりすると場を乱します。
記帳は正しく書く
受付では、会葬者の氏名と住所を記帳します。
遺族はこの記帳をもとにお礼や香典返しを行うため、略したりせずに正しく書きましょう。
焼香の順番
焼香は故人と関係が近い人から順に行います。
葬儀の席順と同じように考えるとわかりやすいでしょう。
順番はまず親等で考えて、その次に家族単位で考えます。
スポンサーリンク場面別の振舞い方
葬儀の場面ごとの振舞い方を解説します。
遺族の振る舞いとは異なる部分もあるので、会葬者のマナーを知っておきましょう。
最後のお別れ
葬儀と告別式のあと、会葬者は外に出て出棺を待ちます。
このときに遺族は最後のお別れをするので、遺族から求められたら会葬者も一緒に最後のお別れをします。
また自分からお別れをしたいときは、遺族に断りを入れましょう。
最後のお別れでは葬儀社が用意したお別れ花を、関係の深い人から順に故人の周りに置いていきます。
出棺の見送り
出棺の見送りは、故人と最後にお別れする瞬間です。
棺桶が運び出されてから霊柩車に納められるまでは黙礼し、遺族の挨拶の後は深く一礼します。
最後に霊柩車が動き出したら、合掌して見送りましょう。
火葬場への同行
火葬場へ行くのは遺族やとくに親しい人のみですが、遺族に断りを入れれば会葬者も同行できます。
火葬場に行く際は、遺族の後ろで控えめに立つようにしましょう。
精進落としに招かれたら
精進落としでは通夜振る舞いと同様に、遺族や関係者が故人を偲びます。
会葬者も精進落としに招かれた際は、遠慮なく参加すると良いでしょう。
大騒ぎをしたりお酒を飲みすぎたりしないようにして、遺族をお悔みし励ます配慮をします。
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会葬に行けない時は
会葬に行けない時は、どうすれば良いのでしょうか。
お悔やみ状と香典を送る
事情があり参列できない場合は、お悔み状と香典を現金書留で送りましょう。
お悔やみ状は、参列できない事情やお詫びの言葉、遺族をお悔みする言葉を書きます。
また香典は、持参するときと同様に包みます。
代理人を立てる
配偶者などの家族が、代理人として会葬に行く方法もあります。
代理人は受付でその旨を伝え、依頼主の氏名と住所を記帳しましょう。
弔電を送る
弔電は、お悔みの言葉をしたためて送る電報です。
お通夜や告別式が執り行われる会場に送り、告別式で読み上げられるのが一般的です。
スポンサーリンク会葬辞退の連絡があった場合
近年では家族葬など葬儀の形式も増えて、会葬が辞退されることがあります。
この場合は、家族の意思を尊重しましょう。
また会葬が辞退される場合は、香典・供花・弔電も辞退されることが多いです。
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会葬御礼にはどんな物を送ればいいの?
会葬御礼は、500~1000円程度のお茶や海苔・ハンカチといった品物と、清めの塩・挨拶状を合わせて渡すのが一般的です。
最近では図書カードやクオカードなど、持ち帰りやすいものが選ばれることもあります。
挨拶状には参列者へのお礼の言葉と、書面のみでの礼を詫びる内容を、簡潔にまとめてカードにしたためます。
また会葬御礼は、葬儀社やギフトショップで用意できます。
カタログの中から品物と挨拶状を選び注文しましょう。
葬儀社に頼むと、品物の種類の少なさが気になりますが、会葬者の人数が不確定の場合も柔軟に対応してくれるので安心です。
冠婚葬祭のギフトショップ頼むと、豊富な種類のオリジナリティの品物が準備できます。
参列者の人数が決まっている場合は良いでしょう。
また会葬者の人数が不確定な場合は、柔軟に対応できるか確認するが必要です。
スポンサーリンク会葬御礼と香典返しの違い
会葬御礼と香典返しは似ているので誤解されている方も多いです。
会葬御礼についてはすでに解説していますので、香典返しについて詳しく解説していきます。
会葬御礼は、通夜や葬儀に参列していただいた人全員に御礼の意味でその場でお渡しする品物を言います。
香典返しは、香典を包んでいただいた人に御礼と忌明けの報告を兼ねてお渡しする品物を言います。
香典返しは、忌明けの後に、忌明けの報告とお礼を兼ねて、訪問して渡すのが一般的です。
ただし最近では、渡す方も受け取る方も忙しく日時が合わないことが多いので、カタログギフトや宅配を利用する人が増えています。
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会葬についてのまとめ
ここまで会葬についての情報や、そのマナーなどを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると、以下の通りです。
- 会葬とは、親族以外の人が葬儀や告別式に参列すること
- 会葬者も葬儀は喪服を着る
- 会葬に行けないときは、お悔み状と香典を送る
- 喪主は会葬者に会葬御礼を渡す
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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