お葬式
会葬御礼の文例は?会葬礼状の作り方についても紹介
更新日:2022.11.18 公開日:2022.01.12
通夜・葬儀に参列いただいた方に対しては、会葬返礼品とともに会葬礼状をお渡しするのが一般的です。
しかし会葬礼状の書き方やマナーなどについて、よく分からないという方も多いでしょう。
そこでこの記事では、会葬礼状の自作も含めた作成方法について詳しく説明していきます。
宗旨宗派別の会葬礼状の文例も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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会葬礼状とは
スポンサーリンク会葬御礼とは
「会葬御礼」とは、葬儀の参列者に、参列いただいたことを感謝する意味で贈られる品物のことです。
「会葬礼状」とは、葬儀に参列していただいたことへの感謝状です。
会葬御礼の品物と会葬礼状は一式で参列者に渡されます。
よって、このセットとなったものを「会葬御礼」と呼ぶ場合もあります。
通夜や葬儀に参列してくれた方へのお礼
「会葬御礼」は、葬儀に参列いただいた方へ感謝のしるしとして贈られるものです。
弔問客全員に渡されますが、参列いただかなくても、香典やお供えをいただいた方に対しても送付されます。
一方、「香典返し」とは、香典のお返しのことです。
香典返しの品物にかかる費用の相場は、香典の金額の3分の1~2分の1程度です。
会葬御礼で渡す品
会葬御礼の品物は、故人が好きだった果物など、故人を偲ぶことができるものなら何でもかまいません。
よく使用される品物は、日用品や消えるものです。
例えば、タオル、ハンカチ、日本茶、紅茶、コーヒー、お菓子、海苔、砂糖、石鹸、洗剤などです。
こういったものは、軽くて持ち運びやすく、日持ちもするものという共通点があります。
会葬御礼の金額の相場
会葬御礼の品の費用相場は、500円〜1,000円程度です。
これに、清めの塩とあいさつ状が一式、参列者に渡されます。
あいさつ状は、二つ折になったカードやはがきのことで、参列いただいたことへのお礼と、書面でのあいさつになったことへのお詫びが簡潔に記されています。
のしは印刷されたものを使う
会葬返礼の品には、のしが印刷された掛け紙を使用します。
一般的に、のしの水引は黒白または双銀5本の結び切りの水引がかけられますが、西日本では黄白または双銀5本の結び切りが使用されることがあるようです。
のし紙の表書きは、宗教を問わず、「志」や「会葬御礼」などと書かれることが多く、西日本では「粗供養」と書かれることもあります。
会葬御礼を渡すタイミング
葬儀の当日に、会場の受付などで参列者に品物、お礼状、お清めの塩がセットになった会葬御礼が渡されます。
事前に引換券を渡し、希望者のみに渡すこともあるようです。
参列者が持ち帰りやすいように、紙袋などに入れてお持ち帰りいただきます。
こちらの記事で会葬御礼について解説しているので、ぜひご覧ください。
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会葬礼状とは
葬式に参列してくれた方へのお礼の手紙
会葬礼状とは、葬儀に参列してくれた人へのお礼の手紙のことです。
一般的に、品物と一式で参列者に渡されます。
参列者のみならず、香典やお供えをいただいた人に対しても、後日、送付されることがあります。
参列者が受付のときに渡す
会葬御礼を渡すタイミングは、受付で記帳するときがいいでしょう。
会葬御礼は、全参列者に渡され、香典の有無は問われません。
万一受付で渡しそびれた場合は、お帰りになる前までには渡すようにしましょう。
参列者以外にも、弔電やお供え物などをいただいた人に対しては、葬儀が終わってから、改葬御礼を郵送または宅配便で送付します。
忌引きの申請に必要になることがある
会葬礼状は、会社などの忌引きの申請の際に必要になる場合があります。
故人との関係や葬儀の日時、場所などが記載されている会葬礼状は、葬儀に参列したことが確認できるからです。
会社や学校に忌引き申請は会葬礼状などが必要かどうか確認しておきましょう。
こちらの記事で会葬礼状について解説しているので、ぜひご覧ください。
会葬礼状の文例
会葬礼状には特に決まった書式はありませんが、記載する内容や構成には定型があります。
また、会葬礼状に使用する言葉は宗旨宗派ごとに異なりますので、注意する必要があります。
一般的な文例
葬儀には故人が生前親しかった方だけでなく、さまざまな立場の方が参列されますので、当たり障りのない内容になるよう配慮が必要です。
以下に文例を紹介するので参考にしてください。
亡父 〇〇の葬儀に際し ご多忙の中ご会葬を賜りご芳情のほど誠にありがたく
厚く御礼申し上げます
生前のご厚情とともに深く感謝し、今後とも変わりなきご交誼の程お願い申し上げます
略儀ながら書中にて御挨拶申し上げます
令和〇年〇月〇日
住所 〇〇県〇〇市
喪主 〇〇〇〇
外 親戚一同
家族葬の文例
家族葬では参列者が親しい方に限られますので、会葬礼状もあまり仰々しい言葉を使用する必要はありません。
話し言葉に近い表現で、故人の思い出などを書いて偲ぶのが良いでしょう。
以下に文例を紹介するので参考にしてください。
母 〇〇は 令和〇年〇月〇日 ふりそそぐ陽光の中で旅立ちました
母は家族にとって太陽のような存在で つねに周りを明るく照らしてくれました
自分のことを後回しにしてでも いつも人を思いやる姿は今でも忘れることができません
悲しみは尽きませんが これからは子供や孫たちと力強く生きていきます
長年にわたるご親交ならびに本日のご会葬 誠にありがとうございました
略儀ながら書中をもって御挨拶申し上げます
令和〇年〇月〇日
住所 〇〇県〇〇市
喪主 〇〇〇〇
外 親戚一同
社葬の文例
社葬では、葬儀を取り仕切る葬儀委員長を立てるのが一般的です。
会葬礼状も委員長を差出人として会社の住所を記載します。
文例は以下の通りです。
弊社社長 故〇〇〇〇 儀 葬儀に際しまして ご多忙の中ご会葬いただき
またご鄭重なご焼香を賜り誠に有難く 感謝申し上げます
本来でしたら拝眉のうえ御礼申し上げるべきところでございますが
略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます
令和〇年〇月〇日
〇〇〇株式会社
葬儀委員長
代表取締役副社長 〇〇〇〇
喪主 〇〇〇〇
親戚代表 〇〇〇〇
神式の文例
神式の会葬礼状の内容は基本的に仏式と同様ですが、神式での特有の表現があるので注意が必要です。
文例は以下の通りです。
故 〇〇〇〇 儀
葬儀に際し 御多用中にもかかわらずご礼拝を賜り 且つ霊前へ御玉串を賜り深謝申し上げます
早速拝趨すべきところではございますが 略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます
令和〇年〇月〇日
住所 〇〇県〇〇市
喪主 〇〇〇〇
外 親族一同
キリスト教式の文例
キリスト教式の会葬礼状の内容も基本的に仏式と同様ですが、やはり言葉遣いに配慮が必要です。
キリスト教における死は「神のもとへ帰る」と捉えられ、祝福されるべきものという考えが基本になります。
文例は以下の通りです。
故〇〇〇〇はこの世での生を終え 神の御許へと召されました
生前は皆様からご厚情を賜りましたこと 故人に代わりまして心より御礼申し上げます
本日はご多忙中にもかかわらずご会葬いただき 誠にありがとうございました
皆さまに主の慰めと平安がありますよう お祈り申し上げます
〇〇〇〇(西暦)年〇月〇日
住所 〇〇県〇〇市
遺族代表 〇〇〇〇
親族一同
後日渡す場合の文例
葬儀当日に会葬返礼品とともにお渡しする会葬礼状には、頭語を付けないのが一般的です。
しかし、後日あらためて会葬礼状を郵送する場合は、頭語をつけた方がよいとされています。
文例は以下の通りです。
拝啓
亡父 〇〇 儀 葬儀にあたりましては ご多用にもかかわらず
ご会葬賜り且つご鄭重なご弔慰を賜りまして 誠に有難うございました
本来であれば拝眉のうえ御挨拶申し上げるべきところでございますが
略儀ながら書中にて御礼申し上げます
敬具
通夜式 令和〇年〇月〇日
告別式 令和〇年〇月〇日
住所 〇〇県〇〇市
喪主 〇〇〇〇
外 親族一同
こちらの記事で会葬礼状の書き方や例文を紹介しているので、ぜひご覧ください。
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会葬礼状の作り方
会葬礼状作り方は、葬儀社や専門業者に注文する方法と自分で作る方法があります。
会葬礼状の作成費用や作成時間なども考慮して、業者に依頼するのか自作するのかを決めるとよいでしょう。
葬儀社に注文をする
葬儀社の多くは独自の葬儀プランを用意していますが、プランの中に会葬礼状の作成や費用が含まれているケースがほとんどです。
葬儀社が用意した定型文から選ぶのが一般的です。
専門業者に注文をする
プロのライターが遺族に生前の故人の様子や思い出などをインタビューしたうえで、心のこもった、故人の人柄に合ったオリジナルの会葬礼状を作成してくれます。
費用は、取材や文字校正を含めて1万5千円ほどが相場となっています。
自作する
会葬礼状は、年賀状を作成するのと同様の手順で、自宅でプリントアウトしたり、二つ折りのカードやはがきと筆ペンを用意して手書きで作ったりできます。
最低限のマナーさえ守もれば自作も良い方法です。
こちらの記事で会葬礼状の書き方を解説しているので、ぜひご覧ください。
会葬礼状を書くときの注意点
故人の書き方
故人が父親の場合は、「亡父~」などと書きます。
故人が母親の場合は、「亡母~」などです。
故人が祖父の場合は、「亡祖父~」などと書き、故人が祖母の場合は、「亡祖母~」などと書きます。
差出人の書き方
手紙の場合は、文章の最後に差出人の名前を書きます。
そして、差出人の名前の横に「親戚一同」と書き加えることもあります。
はがきの場合は、表に宛名を書き、その左下に差出人の名前を書くことが多いようです。
その場合は、手紙同様、差し出し人の名前の横に「親族一同」と書き加えることもあります。
季節の挨拶は書かない
会葬礼状には、季節の挨拶文は書かないのが正しいマナーです。
頭語の 「拝啓」や「謹啓」、結語の「敬具」や「敬白」などは、必ずしも書かなくてはいけないものではなく、書いても書かなくてもどちらでもかまいません。
しかし、頭語のみか、結語のみを書くのはルール違反とされています。
薄墨を使用する
死亡通知状や会葬礼状など、忌明け前の挨拶状では薄墨を使用するのがマナーです。
手書きの場合は薄墨の筆ペンを使用し、パソコンで作成する場合は文字色を薄墨色に設定するようにしましょう。
句読点を使用しない
もともと会葬礼状は毛筆で縦書きするものですので、基本的に句読点は使用しません。
特に弔事に関する挨拶状では、葬儀が滞りなく済むように文を区切る句読点は使用しないのがマナーです。
忌み言葉は使わない
弔事では悪いことが繰り返さないように、「ますます」「重ね重ね」や「再び」「続いて」などの言葉が忌み言葉となります。
また「生きる」「死ぬ」などの直接的な表現は避け「お元気だった頃」「生前」「亡くなる」などと言い換えましょう。
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会葬御礼の文例まとめ
ここまで会葬礼状の書き方や、作成方法などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 会葬礼状は葬儀の参列者全員に渡す
- 会葬礼状の書き方は宗旨宗派によって異なる
- 会葬礼状の作成は、葬儀社や業者に依頼する以外に自作も可能
- 会葬礼状は簡潔に弔事のマナーに従って書くのが重要
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。
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