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お葬式

略礼服はネクタイを付け替えるだけで冠婚葬祭に使えて便利!

更新日:2022.11.17

弔問

男性用の黒いネクタイ

記事のポイントを先取り!

  • 略礼服は漆黒のブラックスーツ
  • 弔事の略礼服には漆黒のネクタイ
  • 弔事のネクタイはシンプルに結ぶ

結婚式や葬儀に参列する際には、略礼服を着る機会が多くなります。

正式なセレモニーの服装にはマナーがありますが、略礼服のネクタイはどのようなものを選べば良いのでしょうか。

そこでこの記事では、略礼服に合わせるネクタイについて詳しく解説します。

弔事と慶事とでは違うネクタイの結び方についても知っておきましょう。

略礼服とビジネススーツとの違いや、葬儀での身だしなみついても言及しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 覚えておきたい礼服の種類
  2. 略礼服は冠婚葬祭で着用可能
  3. 略礼服のネクタイ選びはどうする?
  4. 略礼服のネクタイの結び方
  5. 一般のスーツと略礼服の違いとは
  6. お葬式の服装で気を付ける事
  7. 略礼服のネクタイについてのまとめ
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覚えておきたい礼服の種類

礼服は格式によって種類が分かれています。

まずは、それぞれの格式の礼服について詳しく紹介します。

正礼服

最も格式が高い礼服の事を、正礼服といいます。

結婚式では新郎や新郎新婦の父親が着用し、葬儀では喪主が着用する礼服です。

正礼装の服は、昼間と夜間で異なります。

朝から昼間にかけての正礼装は、モーニングコートです。

モーニングコートは、前が短く、後ろが長いスタイルをしています。

貴族が乗馬をする際に作られたといわれ、各国の元首や国王なども、正式な場で着用します。

午後から夜間の正礼装は、燕尾服タキシードです。

上着の裾が燕の尾のように割れているため、燕尾服と名づけられました。

タキシードは燕尾服によく似ていますが、燕の尾のような部分がありません。

タキシードは燕尾服を着た後に、喫煙室で着る服として作られたものです。

厳格に区分けすると、夜間の本来の正礼装は燕尾服です。

そしてタキシードは、燕尾服に準する服として、準礼服にあたると考えられていました。

しかし現代では、燕尾服を着る人は滅多にいません

そのため、タキシードを夜の正礼装として認知する事が一般的になっています。

準礼装服

準礼装服は結婚式やパーティー、フォーマルな式典など、さまざまなイベントで着用される礼服です。

主賓者が着用するだけでなく来賓者も着用できるので、とても用途が幅広い服装といえます。

昼間の準礼装服は、ディレクターズスーツです。

漆黒のフォーマルな上着にグレーのベスト、ストライプのパンツを合わせます。

華やかさと上品さを兼ね備えた、格式の高い服装です。

夜間の準礼装服は、タキシードです。

タキシードは正礼服としても通用しますが、準礼装服としても着用されます。

略礼服

略礼服とは最もカジュアルな礼服で、主に一般の参列者が着用するものです。

一般的に礼服といわれる、黒一色のブラックスーツが略礼服にあたります。

昼夜を問わず着用できるので、とても使い勝手の良い服装といえるでしょう。

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略礼服は冠婚葬祭で着用可能

略礼服は昼夜を問わず着用できるほか、冠婚葬祭すべてのシーンでの着用が可能です。

結婚式はもちろん、パーティーでの利用も可能ですし、葬儀や法事などでも着用できます。

また主催側や参列する側など、どのような立場で着用しても違和感がありません。

服装には流行がつきものですが、略礼服にあたるブラックスーツにはあまり流行は関係ありません

そのため1着用意しておけば、何年でも着られます。

略礼服にはダブルとシングルの、ふたつのタイプのスーツがあります。

ダブルもシングルも特に格式の違いはないので、着る人の好みで選ぶと良いでしょう。

略礼服があれば、弔事でも慶事でも恥ずかしい思いをしなくて済みます。

社会人であれば略礼服を、1着は用意しておく事をおすすめします。

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略礼服のネクタイ選びはどうする?

略礼服は弔事にも慶事にも着用できますが、ネクタイはそれぞれ異なります。

どのようなネクタイを選べば良いのでしょうか。

弔事の際のネクタイ

お通夜や葬儀などの弔事の略礼服に合わせるネクタイは、黒いネクタイです。

黒いネクタイに加えて、靴下や靴、ベルトなども黒で統一する事がマナーとされています。

ネクタイは漆黒で無地の、弔事専用のものを選びます。

同じ黒でも、ストライプや光沢のあるものは選びません

お通夜の場合は、仕事先から会場に直行する事もあります。

急な知らせのために、黒いネクタイを持参していない場合もあるでしょう。

弔事用のネクタイは、洋品店やスーパーはもちろん、コンビニや100円ショップでも販売しています。

必ず弔事用の漆黒のネクタイを締めて、式に参列するようにしましょう

慶事の際のネクタイ

慶事の際の略礼服に合わせるネクタイは、一昔前までは白い無地のネクタイが定番でした

近年では白に加えてシルバーやグレイ、シャンパンゴールドやパステルカラーのものが増えています。

ストライプやドット柄のものも多く、淡い色の組み合わせで、光沢のある生地のネクタイが好まれるようです。
慶事では華やかな場に相応しい、明るい色のネクタイやチーフを着けましょう

さまざまな色を組み合わせる事が増えた慶事用のネクタイですが、使ってはいけない色もあります。

それは黒いネクタイです。
黒を取り入れた柄のネクタイは弔事をイメージさせ、慶事には相応しくないといえます。

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略礼服のネクタイの結び方

弔事と慶事では、ネクタイの種類だけではなく、結び方も異なります。

それぞれの結び方を紹介しましょう。

弔事の際のネクタイの結び方

弔事に締めるネクタイは、できるだけシンプルな形に結ぶ事が望ましいとされています。

ネクタイの結び方としては、プレーンノット、ウィンザーノット、ダブルノットなどがおすすめです。

ただし、ディンプルを作ると、おしゃれな雰囲気が出てしまいます。

弔事におしゃれは相応しくないため、ディンプルは作らないようにしてください。

慶事の際のネクタイの結び方

結婚式をはじめとする慶事のネクタイの結び方は、弔事の際に比べると自由度が高くなってきます

プレーンノットやウィンザーノット、ダブルノットなどは、定番の結び方として人気があります。

その他にもスマートな印象のセミウィンザーノットや、結び目が華美になるヴァンウェイクノットなどもおすすめです。

結婚式などの慶事では、華やかでおしゃれな雰囲気を楽しむものです。

ネクタイの結び方も、おしゃれでスマートに決めてみましょう

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一般のスーツと略礼服の違いとは

一般のビジネススーツと略礼服とは、どのような点に違いがあるのでしょうか。

色・光沢

一般のビジネススーツでも、黒いものはあります。

しかし略礼服の黒とは、黒色の深みが異なります

ビジネススーツの黒は真っ黒ではなく、薄い黒やグレーが混ざっている黒です。

生地もウールだけではなく、化学繊維が混ざっているものもあります。

そのため光沢があり、黒なのに艶やかに見える事が特徴といえるでしょう。

それに対して略礼服は漆黒です。

100%ウールでできていて、光沢は全くありません

黒いビジネススーツと略礼服を並べてみると、誰の目から見てもはっきりと違いがわかります。

特に太陽光の下では一目瞭然です。

襟のステッチ

一般のスーツには、襟にステッチという縫い目が付いています

ステッチには型崩れを防ぐ役割の他にも、おしゃれなデザインを楽しむという意味があります。

略礼服には、襟にステッチがありません

略礼服は葬儀に着用する事が多いため、おしゃれな装飾部分は付いていないのです。

ベントの違い

一般のビジネススーツと略礼服の違いは、ジャケットの裾にも現れます。

ビジネススーツは、ベントと呼ばれるスリットが入っているものが多くあります

これはさまざまなビジネスシーンで、動きやすくするためです。

スーツのベントは、元々乗馬をするために作られたといわれています。

いっぽうの略礼服にはベントがありません

フォーマルな場で着用するものなので、アクティブな動きをサポートする機能は必要ないのです。

パンツの裾

一般のビジネススーツでは、パンツの裾はシングル、ダブルの2通りあります

どちらを選ぶかは、自分の好みでかまいません。

しかし略礼服のパンツの裾で、ダブルは存在しません

特に弔事の場合、ダブルは不幸が続く事を連想させるので避けられます。

慶事の場合にはモーニングカットという、前後差のある長さの裾にする事もあります。

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お葬式の服装で気を付ける事

葬儀では着用する服だけではなく、身につけるものにも注意を払う必要があります。

ネクタイピン・カフス・チーフなどは付けない

葬儀の際の服装は、できるだけ華美にならないようにする事が重要です。

ネクタイピンはネクタイを固定する、という意味では実用的なものです。

しかし同時に、おしゃれを楽しむという面も持っています。

カフスボタンも同様で、シャツの袖を留めるものですが、装飾品としての役割も大きいといえます。

葬儀では女性も、できる限りアクセサリーをしない事がマナーとなっています。

男性も装飾品である、ネクタイピンやカフス、チーフなどは付けないようにしましょう。

どうしてもネクタイピンが必要な場合は、葬儀用のものを用意してください

ベストは着用しない方がいい

シングルの略礼服の場合、ベストが付いたスリーピースのものもあります。

しかし、葬儀で参列者がベストを着用する事は好ましくありません

スーツの中でもスリーピースは、最も格式の高い服装になります。

もしも喪主やご遺族がスリーピースの礼服を着ていなかった場合、ご遺族よりも格上の服装になってしまいます。

参列者の服装は、ご遺族よりも格下にするべきです。

シングルの略礼服を着る場合は、ベストを着用する事は控えましょう。

パンツの裾はシングルにする

スーツのパンツの裾は、シングルタイプとダブルがあります。

葬儀や法事などの弔事では、シングルタイプにするのがマナーです。

ダブルの裾は「二重」「繰り返し」を意味し、不幸が続く事を連想させてしまいます。

ご遺族を不快にさせてしまう恐れがあるので、パンツはシングルの裾のものを着用してください。

靴は光沢のないものを

葬儀の際には、靴にも注意を払わなければなりません。

靴は黒い革靴を履きますが、華美な印象を与えるため、光沢があるものを履いてはいけません

エナメルや鏡面仕上げのものは避けましょう。

革靴のタイプは、フォーマルのものを選びます

内羽根でストレートチップか、プレーントゥのものを履きましょう。

ウィングチップや金具が付いているものは華美な印象を与えるので、葬儀には相応しくありません。

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略礼服のネクタイについてのまとめ

「KEY POINT」と書かれたスタンプとペンとノート

ここまで略礼服で着用するネクタイのマナーや、礼服の種類などを中心にお伝えしてきました。

記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 略礼服とは漆黒のブラックスーツで、すべての冠婚葬祭に着用できるもの
  • 弔事には漆黒で光沢のないネクタイ、慶事には白や銀などのネクタイを着用する
  • 慶事のネクタイはおしゃれに結ぶが、弔事にはディンプルを作らずシンプルに結ぶ

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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