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お葬式

副葬品には何を選ぶ?棺に一緒に入れていいものといけないものとは?

更新日:2022.11.18

喪主

霊柩車に棺が載せられる様子

記事のポイントを先取り!

  • 副葬品は故人の棺に納める品物
  • 副葬品には手紙や花が最適
  • 燃えにくい品物はNG

亡くなった方の棺に納める、思い出の品のことを「副葬品」といいます。

副葬品として棺に納めて良いものと悪いものを知っておきましょう。

そこで、この記事では棺に納める副葬品について詳しく解説します。

事前申告が必要な副葬品についても、この機会に覚えておきましょう。

副葬品として認められなかった場合の対処法についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 副葬品とは
  2. 副葬品の歴史
  3. 副葬品として棺に入れていいもの
  4. 副葬品として選ばれることが多いもの
  5. 事前申告が必要な副葬品
  6. 副葬品として棺に入れられないもの
  7. 故人の希望の副葬品が棺に入れられない場合
  8. 副葬品にしていいかどうか判断が付かない場合
  9. 副葬品はいつ入れる?
  10. 副葬品に家族写真は入れない方がいい?
  11. 副葬品についてのまとめ
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副葬品とは

副葬品とは、故人の棺の中に入れて一緒に埋葬する品物のことです。

明治初期までは土葬が主流でしたが、現在は火葬が主流ですので、実際は埋葬ではなく棺に納める品物を指します。

副葬品は故人の思い出の品物を納めるのが一般的です。

故人が生前好きだった品物を納め、手向けるものでもあります。

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副葬品の歴史

副葬品の歴史は古く、日本では古墳時代の王の墓にたくさんの副葬品が納められました

西日本では古墳時代より前の弥生時代に、鏡や青銅器を納めていた石棺が発見されています。

古代エジプトではピラミッドに副葬品を納めていました。また、中国で秦の始皇帝が兵馬俑(へいばよう)を作らせたのは有名な話です。

古代の副葬品は高価な品々のほかに、死後の世界も故人を守れるよう、願いが込められているものが多く見受けられます

例えば、権力者のお墓からは装身具や武器・馬具などが見つかっています。

「故人との思い出の品を納めたい」という現代の主旨とは異なった意味合いも持っていたといえるでしょう。

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副葬品として棺に入れていいもの

副葬品として納めていい品物は、基本的に燃やせるものです。

火葬する際に一緒に納めるものですので、金属やプラスチック製品などはNGです。

花や手紙などの副葬品が一般的です。

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副葬品として選ばれることが多いもの

副葬品にはどんな品物を納めることが多いのでしょうか?

代表的なものを4つほどご紹介します。

故人が生前愛用していた品や好きだった食べ物

故人が生前好んで着用していた衣服などを、副葬品として納めてもOKです。

衣服を納める場合、納棺時に着用している浴衣の上に2〜3枚掛けて納める形になります。

故人に着用させたい場合は、ドライアイスで遺体が硬直してくる前に着替えさせたほうが良いでしょう。

衣服を着用させたいときは、納棺の前までに葬儀社へ伝えておきましょう。

食べ物を納めたい場合は、水分量の多い食べ物は避けてください

お菓子など、小さく乾燥しているタイプなら問題ありません。

故人の写真

故人が写っている写真を、思い出の品物として納める方も多くいらっしゃいます。

写真が残ると故人を想いだしてしまうため棺に入れる方もいるようです。

ただし、生きている方の写真は副葬品としないのが一般的です。

入れる場合は周りの方の意見も考慮しましょう。

手紙・寄せ書き

一番オーソドックスな副葬品といえるのが、手紙や寄せ書きです。

故人への思いを手紙にしたためることで、残された人たちの心の整理にもなるでしょう。

手紙は連名でも問題ありません。

人数が多い場合は、寄せ書きのような形にして納めるのがおすすめです。

親族以外の方は、喪主へ了承を得てから手紙や寄せ書きを納めましょう

葬儀後、故人の出棺前には棺に花を納める「花入れの儀」が一般的です。

祭壇に飾られている生花を短くカットし、1人1本ずつ持って棺に入れていきます。

少し前までは白い菊がメインでしたが、近年は葬儀形式も多様化し、花もピンクや水色などカラフルな傾向があります

仏式でしたら菊や蘭・カーネーション、神式ではユリ・小菊・カーネーションなどがよく使用されるようです。

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事前申告が必要な副葬品

副葬品には、事前申告が必要なものがあります。

事前に葬儀社や火葬場の職員に確認が必要な品物についてお伝えします。

ペースメーカー

故人がペースメーカーを装着していた場合、そのまま火葬すると内部気圧が上昇して爆発を起こします

体内に装着されるペースメーカーは、血液や体液が侵入しないよう完全密閉状態となっています。

ペースメーカー本体とリチウム電池を保護するチタン製の容器は、火葬炉内の高熱によっておよそ5〜10分ほどで爆発します。

爆発してしまうと遺体や火葬炉が損傷する恐れがあるほか、爆発音による遺族の心理的負担も考えられます

また、職員が火葬炉を確認する覗き窓が爆発した衝撃でガラスが割れ、職員が怪我をした事例もあります。

入れ歯

入れ歯には金属やプラスチック製の部品が使われているため、火葬後に焼け残ってしまいます

基本的に火葬前に取り外しますが、インプラントや差し歯の場合はそのまま火葬されるのが一般的です。

食べ物

故人の好きだった食べ物を入れたいという方もいらっしゃるでしょう。

お菓子などは問題ありませんが、果物や飲み物など水分量の多いものはNGです。

果物ですとスイカやメロンは水分量が多く、火葬しづらいですし破裂してしまう恐れもあります。

また、缶ビールの副葬品を希望する方もいますが、どうしても入れたい場合は紙コップへ移しましょう。

日本酒であれば、紙パックのものを用意します。

ぬいぐるみ

大型のぬいぐるみは燃えにくいため、あまり副葬品向けではありません。

もし燃えたとしても、大量の灰が出るため避けたほうが良いでしょう。

分厚い書籍

本は紙なので燃えやすいですが、厚すぎる本は火葬の妨げになります

分冊にするか、故人の好きだったページを一部副葬品にするなどの対応がおすすめです。

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副葬品として棺に入れられないもの

ばつ印を出している男性

副葬品として棺に納められないものをお伝えします。

ぜひ参考になさってください。

生きている人が一緒に写った写真

故人と一緒に生きている人が写っている写真は、基本的に副葬品としません。

「故人に連れていかれる」という迷信があるためです。

紙幣・貨幣

貨幣を傷つけることは「貨幣損傷等取締法」により禁止されているため、基本的にお金は納めません

紙幣は法律の対象外となりますが、副葬品とするのは極力控えましょう。

昔は、三途の川の渡し賃として棺に六文銭を入れる慣習がありました

現在はレプリカ(木製や紙製)を使用するのが一般的です。

地域によっては敢えて硬貨を棺に入れ、火葬後に遺族が取り出してお守り代わりとするところもあるようです。

貴金属・ガラス製品

金属やガラス類は燃え残りやすいため避けましょう。

眼鏡や結婚指輪などを一緒に火葬した場合、燃えて溶けたとしても遺骨を汚す可能性があります。

眼鏡は1本までなら火葬可能という自治体もあります。

釣り竿・ゴルフクラブなどのカーボン製品

カーボン製品が使われている釣り竿やゴルフクラブ・テニスラケットなども火葬できません

カーボン製品自体が燃えにくく、燃え切らなかった炭素の繊維が粒子状となって火葬炉の集塵装置を破損する恐れもあります。

革製品・ビニール製品・プラスチック製品

野球のグローブや革靴などの革製品は燃えにくく、遺骨を損傷する可能性があります

また、ビニールやプラスチック製品はダイオキシンなどの有毒ガスが排出されるためNGです。

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故人の希望の副葬品が棺に入れられない場合

故人がエンディングノートなどで、希望の副葬品を記している場合があります。

希望の副葬品が火葬できなかった際の代替方法をご紹介します。

写真撮影して棺に納める

ゴルフやテニスが趣味だった故人の場合、カーボン製品は副葬品にできません。

その場合は写真に撮って一緒に納めるといいでしょう。

車や船舶などが趣味だった故人にもおすすめです。

直前まで棺の上に置く

眼鏡やアクセサリーなど、小物であれば火葬直前まで棺の上に置いておく方法もあります。

火葬用のものを代用

近年は、火葬用のレプリカを準備してくれる葬儀社もあります

日本酒とおちょこのセットや、釣り具・スポーツ用品など種類はさまざまです。

木製のお化粧セットは女性におすすめです。

骨壷に納める

眼鏡や入れ歯などは、燃やさず骨壺に納めるのも一つの方法です。

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副葬品にしていいかどうか判断が付かない場合

副葬品にしていいかどうかの判断のポイントは、以下の4つです。

迷ってしまう場合は、葬儀社や火葬場の職員に相談してください。

  • 爆発や破裂の恐れがあるか
  • 燃やす際に、溶けて遺骨を変色・損傷させないか
  • 燃やすことで火葬炉の故障につながらないか
  • 火葬時間が長くならないか

副葬品について不安がある場合は、火葬当日ではなく事前に相談しておきましょう

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副葬品はいつ入れる?

頭にクエスチョンマークを浮かべているスーツの男性の後ろ姿

副葬品を入れるタイミングは、主に2回あります。

遺体を棺に納める「納棺の儀」のときと、出棺前の「花入れの儀」のときです。

納棺の儀は通夜前、故人が臨終して間もなく行われる儀式です。

通夜前ですので、基本的に副葬品を納められるのは遺族や親族でしょう。

花入れの儀は通夜と葬儀が終わり、出棺前に斎場の花を棺に納める儀式です。

このときに花と一緒に副葬品を納められます

遺族・親族以外の方も副葬品を納めるタイミングといえますが、喪主に一言断ってから納めるのがマナーです。

基本的には火葬の前でしたら、副葬品は納めてもいいようです

火葬場によっては、火葬直前に納めさせてくれるところもあります。

ただし、棺の四隅に釘を打つ「釘打ちの儀」をしてしまうと棺を開けるのが困難となります。

副葬品をいつ納めるのが良いのかは、葬儀社にあらかじめ確認しておきましょう

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副葬品に家族写真は入れない方がいい?

家族写真を副葬品として棺に納めたい方もいるでしょう。

故人のみ写っている写真であれば問題ないのですが、生きている人が一緒に写っている写真については賛否両論あります

生きている方の写真を入れることは、「故人に連れていかれる」など縁起の悪いことと捉える方もいます

「友引の日に葬儀を行ってはいけない」と同様に迷信ではあるのですが、気にする人も一定数いるでしょう。

自分が気にしていなくても相手は気にするかもしれません。

特に家族以外の、親族や友人などの写真を勝手に棺に納めないよう注意しましょう。

写真を入れたい場合は、念のため周りの意見を聞いてから納めるようにします。

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副葬品についてのまとめ

「KEY POINT」と書かれたスタンプとペンとノート

ここまで、副葬品についての情報を中心にお伝えしました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 副葬品とは故人の棺に入れる思い出の品物のこと
  • 燃えるもの・遺骨や火葬炉に損傷を与えないものが副葬品の基本
  • 副葬品として納められない品物は骨壺に入れたりレプリカを使う

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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