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お葬式

葬儀の納棺はどう行う?副葬品の選び方や納棺の儀式についても紹介

更新日:2024.03.17

喪主

大切な方が亡くなった際、慣れない葬儀で色々と悩みますよね。
特に故人がご臨終を迎えた直後の場合、葬儀の前に行う納棺の方法も気になるでしょう。

そこでこの記事では、

  • 納棺とは何か?
  • 納棺を行う流れとは?
  • ご遺体と一緒に納める副葬品の選び方とは?
  • 納棺の儀式には誰が立ち会うべきか?
  • 納棺の儀式に参列するときの正しい服装とは?
  • 神式の納棺も仏式と同じなのか?

以上の内容で解説していきます。
ぜひ最後までお読みください。

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  1. 納棺とは
  2. 納棺の流れ(納棺の儀式)
  3. 副葬品の選び方
  4. 納棺の儀式に立ち会う人
  5. 参列者の服装
  6. 神式の納棺も仏式と同じ?
  7. 葬儀の納棺まとめ
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納棺とは

葬儀 祭壇

納棺とは、故人がご臨終を迎えた後、葬儀に先立ってご遺体を棺に納めることを指します。

ご遺体を棺に納める前に、故人が死後の世界に旅立てるように身なりや服装を清めます。
納棺する際は故人のご遺体に加えて、故人が生前愛用していた品々を副葬品として一緒に納めます。

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納棺の流れ(納棺の儀式)

喪服

納棺の流れは、以下の通りになっています。

末期の水

最初に行うのが、末期(まつご)の水と呼ばれるものです。
故人の臨終後、病院や自宅で行います。

病院側が指南してくれることもあります。
また、 宗派や地域によってはやらないこともあります。

ご遺体の唇を濡らすことで故人の喉の渇きを癒し、安らかに旅立てるように願う意味で行います。

まず、割りばしなどの先に脱脂綿や羽を取り付け、お椀に汲んだ水で湿らせます。
それを故人の唇にあてます。
上唇、下唇の順番でそれぞれを左から右へなぞるように湿らせていきます。
配偶者や子供など、生前の故人と近い人から順に行うのがマナーです。

全員が唇を湿らせ終えたら、顔を拭きます。
おでこの方から左から右へ拭いていき、鼻は上から下へ拭きます。

湯灌

次に湯灌(ゆかん)に移ります。

湯灌とは、納棺の前にご遺体を浴槽できれいに清めることです。
現世での疲れや汚れをきれいに落とす意味があります。

実際に湯灌を行う際は、湯潅師(ゆかんし)と呼ばれる専門の業者に依頼するのが一般的です。
また最近では、ご臨終直後に病棟看護師が行う清拭(せいしき)で済ませるケースも増えてきています。

また、火葬まで時間がかかる場合などは、エンバーミングと呼ばれる防腐処理を施す場合もあります。

死化粧

湯潅まで済んだら、今度は死化粧(しにげしょう)を行います。
生前元気だった頃と同様に見えるよう、薄い化粧などを施していきます。

故人が男性であればひげを剃り、女性であれば愛用していた化粧を施すなどします。

亡くなった後の変化を見えにくくすることで、ご遺族の気持ちを少しでも癒す意味があります。

死装束を着せる

死化粧を施し終えたら、死装束(しにしょうぞく)を着せます。
仏式の場合、一般的には上下白色の着物を着せます。

ただ宗教や宗派によって作法が異なるため、事前の確認が欠かせません。
例えば神式やキリスト教式、浄土真宗では死装束を省略します。

最近では、故人が愛用していた衣服を着せるケースも多いです。

副葬品と共に棺に納める

ご遺体の準備が整ったら、副葬品とともに棺に納めていきます。
なおご遺体を棺の中に納めた後は、布団を掛けるのが一般的です。

副葬品については、故人に縁のあるもので、なるべく燃やしても大丈夫なものを選びます。

副葬品を納め終わったら、棺に蓋をして納棺は完了となります。

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副葬品の選び方

葬儀 火葬

納棺の際に一緒に入れる副葬品で悩む人もいますよね。
副葬品はご遺体とともに火葬場で焼くため、入れて良いものといけないものとがあります。
葬儀に先立って副葬品の選び方を知っておきましょう。

よく納められているもの

納棺の副葬品でよく選ばれるのが、故人が愛用していたもので、燃やしても大丈夫なものです。
具体的には、写真・衣類・花・愛読書・御朱印帳が挙げられます。

写真に関しては、生きている人が映っている写真は選ばないようにしましょう。
衣服や愛読書は、燃やしやすい厚さのものを選びます。
また御朱印帳は、死後の故人の幸福を願う意味があるのでお勧めです。

納めてはいけないもの

火葬を行う上で副葬品として選んではいけないものも様々あります。

まず、燃えにくいものは選ばないようにしましょう。
特にプラスチックやゴム製の製品は、融解してお骨を拾う時に支障をきたす可能性があるので避けましょう。

また、ライターやスプレー缶は爆発する恐れがあるため入れてはいけません。
お札は法律で禁止されているため入れてはいけません。

ご遺体にペースメーカーなど医療器具がついている場合は、そのまま火葬をしても大丈夫か病院や葬儀社に確認をするようにしましょう。

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納棺の儀式に立ち会う人

葬儀 喪服

納棺の儀式を行う際、誰が参列するべきなのか気になりますよね。
一般的に、以下の顔ぶれで行われるケースが多いです。

専門の業者

まずは実際に納棺の作業を行う専門業者が参加します。
納棺の専門家である納棺師が参加するケースが一般的です。

最近では葬儀社が納棺を請け負うケースも多いです。

親族

納棺の儀式には、親族の中でも故人と関係の近い方々が参加するのが一般的です。
地域や家庭によっては、親族以外に故人と親しかった知人が参加することもあります。

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参列者の服装

スーツ ネクタイ

納棺に参列する際、着用すべき服装が気になる人もいますよね。
実は儀式が行われる場所によって、適切な服装も異なってきます。

葬儀場で納棺の儀式を行う場合、喪服を着用するのがマナーです。
男性の場合は黒色の上下スーツ、女性の場合は黒色のスーツやワンピースで参加します。

一方会場が故人のご自宅である場合は、平服を着用するケースが多いです。
黒色か暗色のスーツやワンピースを着るのが無難です。

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神式の納棺も仏式と同じ?

樒

神式葬儀の場合、納棺の方法は仏式と同じなのでしょうか。
神式葬儀では、納棺の際にご遺体に着せる衣装が仏式と異なります。

神式葬儀では死装束ではなく、神衣(かんみそ)と呼ばれる衣装を着せるのが一般的です。
故人が男性の場合は頭に烏帽子(えぼし)を、身体に白い狩衣を着せて手には笏(しゃく)を持たせます。
一方女性の場合は白い小袿(こうちき)を着せ、手には扇子を持たせます。

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葬儀の納棺まとめ

葬儀

ここまで葬儀に先立って行われる納棺を中心に書いてきました。
記事のポイントをおさらいすると、以下の通りです。

  • 納棺は葬儀の前にご遺体を棺に納めること
  • 納棺の儀式では、遺体を清め、死に化粧をする
  • 納棺の際に一緒に入れる副葬品は、入れてよいものとよくない者がある
  • 納棺の儀式には故人に近い親族と納棺師が参列する
  • 葬儀場で納棺する場合は喪服を、故人のご自宅で行う場合は平服を着用する
  • 神式で納棺を行う場合、ご遺体には死装束ではなく神衣を着せるのが一般的

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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