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法事法要

月命日に花を贈る意味|花の選び方とアレンジメント・費用について

更新日:2022.11.17

回忌

記事のポイントを先取り!

  • 月命日は特に故人を偲ぶ人とされ、花を供える
  • 月命日の花は、できるだけ新鮮な花を選ぶ
  • 遺族の手間を考えて、花の包み方を決める
  • 月命日の花は前日の午後に届くように送る

月命日に贈る花はどのような状態で、どんな種類のもの選ぶとよいかご存じでしょうか。
月命日に送る花の種類やタイミングを、知らない方も少なくないと思います。

そこでこの記事では、月命日にどのような花を、どんなタイミングで贈れば失礼にならないのかについて解説します。

この機会に、月命日にはどのように花を贈れば失礼にならないのかを、しっかりと覚えておきましょう。
後半には花を送るときに添えるメッセージや、花の買い方についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

月命日とは

月命日とは、故人がなくなった日を基準に、命日を除く毎月訪れる日のことを指します。
例えば、4月15日に亡くなった場合、4月以外の毎月15日が月命日となります。

日本では、先祖の霊を祀る日を定め、大切にする習慣があります。
月命日には、故人のために、普段よりも特に念入りに花や食物の供え物をしたり、線香やろうそくを供えたりします。

仏教では殺生することを禁じていますので、この月命日には魚や肉の食事を控えるとよいとも言われています。

祥月命日との違い

祥月命日は命日と同義で、故人が亡くなった月と日が一致する日です。
そのため、祥月命日は毎年1度必ず回ってきます。

「祥」にはめでたいという意味がこめられています。
人が亡くなってめでたいのか疑問を感じるかもしれませんが、これは、忌が明けて、故人が子孫を見守ってくれることを祈り、祝う日という意味があります。

祥月命日は、故人の霊に対して、月命日以上に入念な供養をする日とされています。
たくさんの花を供えたり、お墓参りや、お坊さんを呼んでお経を唱えてもらうなど、念入りな供養を実施することもあります。

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  1. 月命日に花を贈る意味
  2. 月命日によく選ばれる花とは
  3. 月命日の花のアレンジメントの種類
  4. 月命日の花にメッセージは必要?
  5. 月命日に贈る花の相場費用
  6. 他の人はこちらも質問
  7. 月命日の花はどこで買う?
  8. 月命日の花のまとめ
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月命日に花を贈る意味

月命日に花を贈るのは、故人を偲び、喜んでもらうという意味がありますが、花は仏の世界をさらに高めるという意味を持っています。

また、故人を亡くした遺族をなぐさめる意味も持ち合わせていて、遺族に対しては、前向きに、明るくなってもらいたい、という想いを込めて贈られます。

故人や遺族の今後のことなどを考えて、贈るものになるため、できるだけ、暗い過去や、故人を亡くして悲しかった時のことを思い出すことのないように配慮します。

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月命日によく選ばれる花とは

月命日にどのような花を贈るかについては、決まりはありません

故人に対して贈る花には、仏の世界を高める、という意味がありますので、美しい色や形の花を贈る方がいいでしょう。

ここでは、どのような花を贈ればよいのかについて、解説していきます。

故人が好きだった花

月命日に故人が好きだった花を贈ることは有効です。

ただし、故人が好きだったとはいえ、トゲや毒を持った花は不吉とされているので、避けた方がよいでしょう。
最近は、こうした風習などを気にする人も少なくなってきました。
しかし、トゲのある花ならば、トゲを抜いて贈るなど、故人や遺族が喜んでもらえる方法を考えて贈るとよいでしょう。

よく選ばれる花

月命日には、季節の新鮮な花がよく選ばれます。

日本では、鮮やかであり、なおかつ落ち着いた色であるということから、白、黄色、青、紫などの花が特に良いとされています。

花の香りも、匂いのきついものではなく、落ち着くことのできる香りの花がよいとされています。

和花であれば、菊やリンドウ。
洋花であれば、ユリなどです。

日本の伝統的な花である菊は、お葬式も含めて、仏事には一般的に用いられます。
菊は長持ちするという合理的な理由に加え、邪気を払う力があるとされています。
こうしたことから、仏事には菊が重用されているのです。

避けるべき花

月命日には、枯れた花や、すぐに枯れてしまいそうな花は避けるべきです。

花の管理が大変で、遺族の負担になるような花も避けた方がよく、トゲや毒を持った花も不吉とされているので、避けた方がよいでしょう。

造花でも良い?

月命日には、遺族の手間を考えて、造花を贈ることもあります。

造花を贈っても失礼にはあたりません。
ただし、仏教では、仏壇に生花を供えることで、日々の手入れや水替えも精進になると考えられているので、基本は生花にすると考えておきましょう。

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月命日の花のアレンジメントの種類

月命日に贈る花には、一般的な花束の他にも、遺族の負担を軽くできるような包み方の花もあります。
ここでは、月命日に贈ると良い、花のアレンジメントの種類について説明していきます。

花束

花束は、花屋などで手軽に購入できる、一般的なものです。

花束の場合、仏壇やお墓などの大きさなどにあわせて、花を取り出してお供えすることも可能で、臨機応変に活用できます。
花束にして贈ることによって、花を無駄にすることなく活用できます。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、事前に花屋さんなどで、籠に花を生けてもらった状態のものです。
そのため、月命日など遺族が忙しくしているところへお渡ししても、そのまま供えられるので、遺族に手間を取らせないメリットがあります。
また、現在のフラワーアレンジメントには、給水スポンジがついていますので、水やりなども不要になり、より手軽に扱えます。

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは、加工をほどこし、数年程度枯れずにもつようにした花のことです。
仏前に供えた後、水やりも不要なため、手間がかからないメリットがあります。
また、数年程度状態を保つことから、長期間仏壇に供えられます。
長期的に家を空ける際には便利です。

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月命日の花にメッセージは必要?

月命日に贈る花にメッセージを添えると、気持ちが伝わります。

故人や、大切な人を亡くした遺族と関係が深かった場合は、メッセージ入りの花を贈ることで、悼む気持ちを、より伝えられます。

ここでは、メッセージを贈る手段や、文例について説明していきます。

メッセージは気持ちを伝える手段

月命日に花を贈る時に、メッセージをつけていなくても失礼にはあたりません。
しかし、故人や遺族に想いを伝える手段として、メッセージは有効です。

手書きのメッセージをつけると、落ち込んだ遺族の気持ちを和らげることもできます。
デジタルな時代ですので、印字したメッセージでも喜ばれますが、気持ちを込めて、じっくりと手書きのメッセージを贈ってみることもよいでしょう。

メッセージには、遺族へのねぎらいの言葉や、故人への想い出などを書くとよいでしょう。

メッセージの文例

メッセージの文例に決まりはありません。
故人や遺族との関係によって、書く内容は異なってきます。
ただ、あくまで遺族をねぎらい、嫌なことを思い出さないような配慮は必要です。

ここでは、メッセージの一例をあげてみます。

-----

〇〇様の月命日にあたり、心ばかりのお花をお贈りさせていただきます。

〇〇様とは、よく釣りの話題で盛り上がるなど、温かい思い出ばかりが残っています。

ご家族の皆様におかれましても、どうぞお元気にお過ごしください。

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もちろん、この限りではなく、自分で考えたり、故人や遺族のことを思い描いたりして、オリジナルの文章を考えてみるとよいでしょう。

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月命日に贈る花の相場費用

月命日に贈る花の費用は、だいたい3千円〜1万円程度とされています。
また、祥月命日の場合は、5千円〜1万5千円程度とされています。

故人の好きだった花を使えば、値段はこれよりも上がったり下がったりする場合があります。
重要なのは、値段よりも、故人や受け取った遺族が喜んでくれるか、ということです。
仕事上の付き合いであれば、一般的な花の相場に合わせるとよいでしょう。

しかし、友人関係などの親しい関係であれば、費用で決めるのではなく、故人や遺族が喜ぶような花を選ぶのがよいでしょう。

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他の人はこちらも質問

月命日に花を贈ることは、日常的にあることではなく、どのようにすればよいのか、分からないことも多いでしょう。

ここでは、月命日に贈る花について、よく質問にあがることについて説明します。

月命日には何をするの?

月命日は、特に故人を偲ぶ日とされ、食べ物や線香、ろうそくなどを丁寧に供えます。
花も、特に丁寧に供えるとよいとされています。
そのほか、仏壇も普段以上によく掃除する日でもあります。

命日の花はいつ?

命日に花を贈る場合、前日の午後に自宅に届くように贈るとよいとされています。

命日は、遺族にとって忙しくなり、お墓参りやお寺などに出かけることも考えられます。
そのため、不在時に花が届くということを避けるため、前日には届くようにするとよいでしょう。

直接お参りに行くのであれば、当日に花を購入するなど、新鮮な花を持参しましょう。

命日の花はいくら?

一般的に、命日の場合は、花は5千円〜1万5千円程度分を包んで贈るとよいとされています。
毎月やってくる月命日の場合は、贈る花の費用は、だいたい3千円〜1万円程度とされています。

命日の花はいつまで送る?

命日に花を贈る場合は、前日の午後に自宅に届くように贈るとよいとされています。
そのため、これよりも前に花を購入する必要があります。

遠方からの発送の場合は、思わぬ時間がかかってしまう場合があります。
花屋さんで購入して発送までしてもらう場合は、事前にどのくらいの日数がかかるのかを、店で確認しておくとよいでしょう。

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月命日の花はどこで買う?

月命日の花の購入先はどこなのか、あまり普段買わないことですので、分からない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、月命日の花をどこで買えばよいのかについて説明します。

花屋さん

祝儀や不祝儀など、花を用意する様々なシチュエーションに対してノウハウがあるので、安心して購入できます。

月命日の花を持っていきたいと言えば、どのような花が良いのかを丁寧に教えてくれます。
また、予算に応じて花を選んでもらうことも可能です。
お祝い事や不祝儀様の花は、だいたい常に用意されていますので、品切れの心配なく、購入することが可能です。

スーパー

最近では、「仏花」などとして、月命日などに持っていくとよい花がまとめられている場合もあります。

スーパーでは大量に仕入れているため、値段も安価に購入できます。
ただ、花の鮮度としては、花屋さんなどと比べて劣る場合もあります。
陳列されている中から、できるだけ、新鮮な花を選ぶようにしましょう。

ネットショップ

近年では、楽天などのネットショップで仏花を購入できるようになってきました。

宅配してもらう場合は、お届け日や時間帯も指定できるため、月命日の前日の午後に届くように送ることが可能です。
また、毎回の月命日に花を送りたい場合は、定期便を選択することもできます。
送り忘れもなく配送できる点でメリットがあります。

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月命日の花のまとめ

ここまで月命日に供えたり送ったりする花の色や種類、購入の仕方などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 月命日は特に故人を偲び、花などをきちんと供える日
  • 月命日の花は、季節の新鮮な花を贈るとよい
  • 遺族の手間を考慮して、花の包み方などを決める
  • 月命日の花は前日の午後に届くように送る

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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