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お葬式

弔辞におけるタブーとは?忌み言葉の言い換え方も紹介

更新日:2023.11.21

弔辞

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記事のポイントを先取り!

  • ・弔辞では忌み言葉の使用がタブー
  • ・内容が重複しないように注意する
  • ・弔辞は自分から申し出ても良い
  • ・弔電でも忌み言葉の使用はNG

弔辞では故人への思いや弔いの気持ちを伝えますが、避けるべきタブーも存在していることをご存知でしょうか。
弔辞の書き方や読み方のマナーを知っておきましょう。

そこでこの記事では、弔辞のタブーについて詳しく説明していきます。

この機会に弔辞で避けるべき言葉や弔辞の正しい書き方を覚えておきましょう。
弔電のタブーについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 弔辞とは
  2. 弔辞のタブー
  3. 内容の重複にも注意すること
  4. 忌み言葉の言い換え方
  5. 弔辞の書き方・包み方
  6. 弔辞の読み方
  7. 弔辞を申し出るのはマナー違反?
  8. 弔電のタブー
  9. 弔辞のタブーまとめ
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弔辞とは

まずは弔辞の意味や、行うことにどういった目的があるのかをご紹介します。
弔辞は葬儀や告別式などで故人に対してのメッセージとして読まれるものです。
その中では故人との思い出や弔いの言葉などが語られます。

故人と特に仲の良かった人が、故人の遺族から依頼されて担当する場合が多いです。
葬儀によって人数は異なりますが、一般的に3人程度の参列者が弔辞を読むことが多いとされています。
他の人が読む時間もあるため、3分程度の丁度良い長さになるよう調整する必要があります。

弔辞は遺族から依頼されたら、基本的に断らずに快諾するのが礼儀だとされています。

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弔辞のタブー

ここからは弔辞で避けるべきタブーをご紹介します。
弔辞は葬儀や告別式など儀式の一環で行われるものであり、きちんとしたマナーが存在しています。
遺族や故人に失礼にならないよう、以下の点に注意して文章を考えましょう。

不吉な言葉は使わない

弔辞では不吉だとされる言葉は使わないようにしましょう。
具体的には「死ぬ」や「急死」「不幸」など故人の死を直接的に意味する言葉がこれに含まれます。

こうした言葉は他の言葉に言い換え、直接的にならないようにします。
例えば「死亡」は「逝去」「生きていた頃」は「生前」などへ言い換え、意味は同じでも、不吉な印象を与える言葉は避けましょう。

忌み言葉に注意する

弔辞を始め、通夜や葬儀、告別式などの場では忌み言葉を避けるのがマナーとされています。
前述した直接的な表現も忌み言葉に含まれますが、その他にも、間接的な表現であっても忌み言葉だとされるものがあります

例えば「別れる」や「終わる」「痛い」「倒れる」など忌み言葉に含まれるため、弔辞ではタブー視されます。
うっかり使ってしまわないよう気をつけましょう。

忌み言葉には重ね言葉や数字も含まれる
忌み言葉には重ね言葉や数字なども含まれます

重ね言葉とは「わざわざ」「重ね重ね」「次々」など同じ意味を繰り返す言葉のことです。
こうした言葉は、不幸が繰り返されることを連想させるため、葬式の場などではふさわしくないとされます。
上記に加えて「再び」や「二度」なども忌み言葉に含まれるため、注意しましょう。

また、数字にも忌み数字と呼ばれるものがあり、死を連想させる「四(死)」や苦しみを連想させる「九(苦)」がこれに当たります。
これらの数字は葬式ではタブー視されているため、弔辞でも使ってはいけません。

宗教ごとの忌み言葉に注意する

上述したのは、基本的にどの宗教であっても共通する忌み言葉ですが、宗教ごとに注意すべきものもあります。
ここでは宗教別の忌み言葉を詳しく解説しますので、参考にしてください。

仏教の忌み言葉

仏教では「浮かばれない」「浮かばれぬ」「迷う」などが、成仏できないことを連想させるため、忌み言葉に含まれます

神道の忌み言葉

神道では「成仏」「往生」「供養」「冥福」「極楽浄土」などの言葉は使われません。
これらは全て仏教用語であり、神道では忌み言葉に含まれます

キリスト教の忌み言葉

キリスト教でも、上述したように仏教用語は使用してはいけません。
仏教で一般的な「ご冥福をお祈りいたします」は、お悔やみの言葉が存在しないキリスト教では忌み言葉となるため注意しましょう。

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内容の重複にも注意すること

弔辞は自分だけではなく、複数人が担当する場合が多いです。
そのため、弔辞の内容が他の人と重複してしまわないよう、注意する必要があります。
事前に他の方と内容が被っていないか、確認しておきましょう。

また、弔辞の長さにも注意しましょう。
弔辞では他の人もいるため、3分程度の長さになるよう調節が必要です。
事前に弔辞の長さも確認しておきましょう。

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忌み言葉の言い換え方

忌み言葉は弔辞ではタブー視されているため、言い換えが必要となります。

ここでは、忌み言葉として使われがちな言葉の言い換え方を箇条書きで紹介します。
忌み言葉は以下のように、同じ意味を持つ言葉に言い換えましょう。

  • 「次」→「その後」「別の機会」
  • 「引き続き」→「これから」
  • 「続けて」「追って」→「同様に」「後ほど」
  • 「死ぬ」→「亡くなる」
  • 「生きている間」→「生前」「元気だった頃」
  • 「重ね重ね」→「深く」「加えて」
  • 「再三」→「頻繁に」
  • 「度々」→「よく」
  • 「いろいろ」→「多くの」
  • 「別れる」→「独立する」
  • 「戻る」→「赴く」

このように、普段の生活では使いがちなものも忌み言葉に含まれています。
弔辞を書く際は忌み言葉が含まれていないか確認し、含まれていた場合は言い換えをしましょう。

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弔辞の書き方・包み方

ここからは弔辞の書き方を詳しく解説します。
以下で弔辞の構成の仕方や、文例などをご紹介します。

弔辞の構成

弔辞は以下のような流れで構成するのが一般的です。
内容の流れを箇条書きでまとめたので、参考にしてください。

  • 導入(故人への呼びかけ、名前を呼んで語りかける)
  • 訃報への悲しみや驚きを表現する
  • 故人との出会い、故人の業績や人柄を紹介(具体的なエピソードなど)
  • 自分の心境や故人への思い、これからのこと
  • 故人への別れの言葉

弔辞の基本的な流れは上記のような形式です。
この構成に則って書けば、問題ないでしょう。

弔辞の長さ

弔辞は読んだ時に3分程度になるような長さを目指しましょう。
具体的には800字〜1,000字程度書けば、声に出して読んだ時に3分程度になると考えられます。

これは400字詰めの原稿用紙で3枚程度の長さです。
文量としてこれを目指して書けば、最適な長さになるでしょう。

弔辞の書式

弔辞は奉書紙か巻紙に薄墨で書くのが正式な書式です。
薄墨で書く際、毛筆を使用して書くのが難しい場合には、筆ペンなどを使用しましょう。

また、近年では略式で便箋に筆ペンや万年筆などで書くことが増えているので、こちらでも問題ありません

弔辞の書式では、1行目に「弔辞」と書き、2行目から本文を書きます。
その際、通常の文章のように段落の始めを1字下げて書かず、句読点は書きません
句読点を書く場所では、代わりに1字分余白を空けます。

本文の最後には、日付と自分の名前を記載します。
弔辞では通常の文書とは異なる点があるため、しっかり確認した上で書く必要があります。
弔辞は読んだ後は遺族にお渡しするため、丁寧に書きましょう。

弔辞の包み方

弔辞を包む際は、奉書紙を使うのが正式な包み方とされています。
奉書紙を半分に折り、左が上、右が下になるようにして弔辞を包んだら、上下の部分を裏側に折りましょう。
最後に表書きとして、「弔辞」と書けば完成です。

現在では白い封筒に入れる略式の弔辞も増えています。
略式の封筒でも、中が二重になっている封筒は縁起が悪いとされているため、一重のものを使いましょう。

弔辞の文例

ここからは弔辞の文例をご紹介します。
以下の文例を参考に、オリジナルの弔辞を考えてみましょう。

「〇〇さん 突然の訃報にまだ気持ちの整理がついていません
つい先月 食事をして多くの話をしたばかりで 来月も会う約束をしていたため まさか再会がこのような場になるとは考えもしませんでした
〇〇さんと出会ったのは 高校の入学式でした
友達がいなかった私に あなたが気さくに話しかけてくれたその日を 昨日のことのように思い出せます

〇〇さんと私は 部活も同じ陸上部に所属し 切磋琢磨した仲間です
リーダーシップに優れたあなたが部全体をまとめ上げ 牽引してくれるさまは頼もしく そんなあなたを誇らしく思っていました
卒業してからも交流は続き 定期的にご飯やお茶をしましたね

その度にあなたは私の話をたくさん聞いてくれて 私をいつも理解しようとしてくれました
そんなあなたの元気な姿をもう見られないかと思うと 悲しくてたまりません
けれど このまま立ち止まっていてはいられません
〇〇さんが生前かけてくれた優しい言葉を胸に これからも私は生きていきます
〇〇さん どうぞ安らかに眠ってください
かけがえのない思い出に 心からありがとう」


弔辞では、故人への思いを伝えることが重要です。
故人とのエピソードや思いを盛り込んで、自分らしい弔辞になるようにしましょう。

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弔辞の読み方

弔辞は故人へ向けたものではありますが、葬儀に参列する人にも聞こえる声のボリュームで読みましょう。
その際、あまり感情的にならず、落ち着いた声で静かに読むことを心がけます。
あまり早くなりすぎずゆっくり、かつ心を込めて読み上げましょう。

文章を読むこととなりますが、棒読みで文章をそのまま読むのではなく、故人を弔う気持ちを込めて、語りかけるように読むことを心がけましょう。

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弔辞を申し出るのはマナー違反?

弔辞を読む人は基本的に遺族側が考えるものとされています。
しかし、故人に生前お世話になっていたり、親しかったりした場合には自分から弔辞を申し出ても問題ありません
その時には、「故人には生前お世話になったため、ぜひ弔辞を読ませていただきたい」と相談しましょう。

ただし、弔辞を読む人は遺族が葬儀をやるに当たって早めに決める必要があります。
もし弔辞を読みたいのであれば、早めの相談を心がけましょう。

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弔電のタブー

ここからは弔辞と同様に、弔電にもタブーがあることをご紹介します。
弔電を送る際には、以下の点に注意し、誤ってタブーとなる内容が含まれないようにしましょう。

タブーの内容

弔電でも、弔辞と同様に忌み言葉の使用はタブー視されています。
そのため、重ね言葉や繰り返しを連想させる言葉、忌み数字、故人の死に関する直接的な表現は避けましょう。

「度々」や「また」などは特に使ってしまいがちです。
こうした言葉を弔電に含んでしまわないよう、注意しましょう。

宗教ごとの忌み言葉にも注意が必要です。
仏教では「浮かばれない」などを使わず、神道・キリスト教では「成仏」などの仏教用語を使わないようにしましょう。

弔電を送る際の注意点

弔電では宛名と送り先に注意が必要です。
弔電の宛名は、故人ではなく喪主宛に送るのがマナーとなっています。
喪主が誰か事前に知らない場合には、「(故人名)様 ご遺族様」という形で書きましょう。

また、送り先は通夜や葬儀が行われる会場宛になる場合がほとんどです。
しかし、故人の自宅で行われることもあるため、どこで行われるか確認しておく必要があります。
事前に場所と住所を確認しておきましょう。

また、差出人を書く際は故人の遺族がわかりやすいように、会社名や学校名などを添えて名前を書きましょう。

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弔辞のタブーまとめ

ここまで弔辞のタブーや、弔辞で書く内容などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 弔辞では忌み言葉や重ね言葉、忌み数字の使用を避け、他の言葉に言い換える
  • 弔辞では他の人と内容が重複しないように注意する
  • 弔辞を申し出るのはマナー違反ではない
  • 弔電でも忌み言葉や重ね言葉、忌み数字の使用がタブー視されている
  • 弔電では宛名と送り先に注意する

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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