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法事法要

迎え盆・送り盆のやり方とは?ご先祖様のお迎えの仕方を解説

更新日:2022.08.16 公開日:2022.06.13

お盆

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  • 迎え盆には迎え火を焚き、精霊棚を用意する
  • 送り盆には送り火を焚き、盆に準備した道具を片付ける
  • 新盆では特に盛大に故人の霊をもてなす
  • 迎え盆と送り盆の日時は地域によって異なる場合がある

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迎え盆と送り盆には、どのような準備や片付けのやり方があるのかご存知でしょうか。
迎え盆と送り盆でそれぞれ先祖のためにする内容が異なることを知っておきましょう。

そこでこの記事では、迎え盆と送り盆の準備ややり方について詳しく説明していきます。

この機会に精霊棚や盆飾りを覚えておきましょう。
迎え盆と送り盆の時期と地域ごとの違いについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 迎え盆と送り盆の意味
  2. 迎え盆の準備とやり方
  3. 迎え盆の迎え火をする場所と時間
  4. 送り盆のやり方と片付け方
  5. 新盆・初盆の迎え盆と送り盆
  6. 新盆での提灯や団子
  7. 迎え盆と送り盆の時期と地域ごとの違い
  8. お盆の法要は毎年やるべき?
  9. 迎え盆と送り盆のまとめ
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迎え盆と送り盆の意味

一般的に「お盆」と呼ばれる行事は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。
お盆は、仏教の思想に本来あった盂蘭盆会と、先祖があの世から戻ってくるという日本古来の考え方が融合して、現在のような先祖供養の日になったといわれています。

お盆の時期は、一般的には8月13日から16日で、この日にお盆休みとして、長期のお休みを取る方も多いことでしょう。
また、地域によっては、旧暦を重んじて、7月に実施するところもあります。

このお盆には、迎え盆や送り盆と呼ばれる日があり、言葉は似ていますが、内容は大きく異なります。

迎え盆は、お盆初日の13日に実施し、先祖をこの世に呼び寄せるための日です。
オガラと呼ばれる、麻の皮をはがした後に残った芯の部分を集めたものを燃やします。
この時燃やした煙に乗って、先祖がこの世に戻ってくるとされています。
ほかにも迎え盆には、お墓参りやお寺参りをして、掃除をする習わしもあります。

一方の送り盆は、先祖をあの世へ送り帰すための日です。
迎え盆と同様にオガラで火を焚き、この煙に乗せて先祖をあの世へ帰します。
送り盆は、このほかにも、川や海に小さな舟や、中には大きな船を浮かべて、先祖を乗せて帰す、という地域もあります。

福井県などでは、海に大型の船を浮かべて、海の向こうへ先祖を送り出す風習が文化財として指定されていることもあるように、その方法は地域によって差があります。

ただし、こうした迎え盆や送り盆は、浄土真宗の場合は実施しないこととされているため、注意が必要です。

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迎え盆の準備とやり方

迎え盆を実際に実施するとなると、その準備ややり方について、分からないことも多いことでしょう。
ここでは、迎え盆の際の準備とやり方について解説していきます。

お墓掃除をする

迎え盆の日は、お墓参りをして、特に念入りにお墓をきれいに掃除するべきとされています。
先祖がこの世に戻ってくるので、遺骨など、まさに先祖の体が入った部分は、戻ってきた先祖に見られて恥ずかしくないようにしておかなくてはなりません。

特にこのお盆の時期は、高温多湿で、草花の成長や、コケ類の成長が早い時期ですので、少し前に掃除をしたからといっても、短期間で雑草が伸びている可能性があります。
こうしたものを全て取り除く必要があります。

迎え盆のお墓の掃除方法

迎え盆のためにお墓の掃除を行う際には、石塔に汚れが付着している場合があるので、スポンジや布、石塔を傷つけないようなブラシなどを持参するとよいでしょう。

また、墓地に備えつけられていなかったり、数か少ないことが分かっていたりする場合は、バケツなども持参するとよいでしょう。
自然が豊かなところにお墓がある場合は、草を刈るための鎌やゴミ袋も持参するとよいでしょう。

ただし、毎年草が伸びて困るからといって、除草剤などの薬品を勝手な判断で散布することは、自然を破壊することにもなるので、マナー違反です。
手間であっても、自分の手できちんと掃除するのが何よりも大切なことです。
加えて、この時期は虫の出やすい時期でもありますので、虫よけスプレーや日焼け止めなども必要です。
必要に応じて、水分や帽子なども用意するようにしましょう。

お墓の掃除とともにお参りもすることになりますので、お花やローソク、線香など、祭祀に必要な道具は忘れずに持参します。
お菓子やお酒といったお供え物も持参するとよいですが、最近では獣害の原因ともされていますので、帰宅する際には、持ち帰るようにしましょう。

お墓を掃除する日時は、迎え盆の前日か、迎え盆の日の午前までに実施するのが一般的です。
地域の取り決めがある場合は、それに従うとよいでしょう。

精霊棚や盆飾りを用意する

精霊棚(しょうりょうだな)は、迎え盆の前日に準備し、飾りつけは迎え盆の日の午前に実施します。
精霊棚には、仏壇に置いてある位牌などを飾るほか、精進料理をお供えし、夏野菜や果物もお供えします。

そのほか、香炉やローソク、おりんなどを置き、馬に見立てたキュウリや、牛に見立てたナスの置物も設置します。
これは、馬に乗って早く帰ってきてもらい、牛に乗ってゆっくりとあの世へお戻りいただく、ということを表しています。

盆飾りでは、提灯や、精霊棚の下に、まこもと呼ばれるゴザを敷きます。
先祖の霊が提灯として使うとされているホオズキも用意するとよいでしょう。

迎え火を行う

迎え火は、お盆初日の13日に実施します。
先祖をこの世に呼び寄せるためのもので、オガラと呼ばれる、麻の皮をはがした後に残った芯の部分を集めたものを燃やします。

この時燃やした煙に乗って、先祖がこの世に戻ってくるとされています。
先祖を呼ぶための迎え火を焚くまでに、墓の掃除や精霊棚、盆飾りを整えておく必要があります。

迎え盆の精霊馬と精霊牛・精霊棚

精霊馬(しょうりょううま)と精霊牛(しょうりょううし)は、キュウリやナスを用いて作った、馬と牛に見立てた飾りものです。
これは、馬に乗って早く帰ってきてもらい、牛に乗ってゆっくりとあの世へお戻りいただく、ということを表しています
地域によって、その説明が逆になるなど、意味合いの違うことがあります。

両方とも、少し曲がった野菜を使用することで、動物らしさを出すことができます。
四つ足は、爪楊枝を刺したり、割り箸を折ったものを刺したりするなどして作成します。
こうした精霊馬と精霊牛は、精霊棚の上に配置します。

精霊棚は、家に故人を迎えた時におもてなしをする意味があります
精霊棚は、マコモと呼ばれる敷物であるゴザの上に階段状、もしくは机状の棚を配置します。

精霊棚の四隅には、竹笹でできた四本の支柱を立て、しめ縄で結んで結界とすることもあります。

こうした精霊棚は、仏間などの仏壇の脇に設置したり、床の間に設置したりするなど、家のなかでも厳格な空間に設置されることがあります。

しかし、地域によっては、屋外に設置されることもあり、その設置場所は、地域によって決まりがある、と認識する必要があります。
設置する場所が分からない場合は、近隣の家の様子を見ておくとよいでしょう。

その上に、精霊馬や精霊牛、野菜や果物などのお供え物を設置します。
精進料理や、桔梗、萩の花なども、お供え物の一つとなります。

精霊馬や精霊牛の置き方など、全体の配置は、地域によって差があるので、自分の住んでいる地域の精霊棚に合わせるとよいでしょう。

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迎え盆の迎え火をする場所と時間

迎え火では、オガラと呼ばれる、麻の皮をはがした後に残った芯の部分を集めたものを燃やします。
焙烙(ほうろく)と呼ばれる、素焼きのお皿の上で燃やすことが一般的です。
この時燃やした煙に乗って、先祖がこの世に戻ってくるとされています。

迎え火は、夕方頃に実施するのが一般的です。
玄関前や自宅の前などで火を焚くことになりますが、地域によってはお墓で焚くこともあります

この際、火事などに気を付けて、火から目を離さないようにして、万が一に備えて、近くに水を入れたバケツなどを用意しておくとよいでしょう。
都市部の家などで、火を焚くのが難しい場合には、盆提灯などを玄関前などに飾ることによって、火の代わりとしてもよいとされています。

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送り盆のやり方と片付け方

送り盆を実際に実施するとなると、そのやり方や片付け方について、分からないことも多いことでしょう。
ここでは、送り盆の際のやり方と片付け方について解説していきます。

お供え物を供える

送り盆の当日は、先祖があの世へ帰るため、まだ家にいてくれている朝に、御馳走をお供えします
御馳走は、一家が食べる食事と同様のもので構いませんが、地域によっては、ナマモノや肉類は控えるべきとされている場合があるので、その場合は注意しましょう。

送り火を行う

送り火では、オガラと呼ばれる、麻の皮をはがした後に残った芯の部分を集めたものを燃やします。
焙烙と呼ばれる、素焼きのお皿の上で燃やすことが一般的です。
この時燃やした煙に乗って、先祖があの世に帰っていくとされています。

送り火は、夜間の、できるだけ遅い時間に実施するのが一般的で、できるだけ長く、この世にいる時間を作ってあげるとよいことになっています。

お墓参りをする

送り火を提灯に移して、提灯を持ってお墓参りをすることもあります。

こうした場合、先祖は提灯に移り、お墓からあの世へと帰ることになりますので、先祖との時間を噛みしめる気持ちで、お墓まで歩くようにします。

お供え物などを片付ける

送り火が終わった後は、その日のうちか、翌日に精霊棚などを片付けます
地域によっては、その日のうちに必ず片付けなければならない、といったしきたりがある場合があるので、それに従うとよいでしょう。

なお、送り火に使った火は、送り火が終わったあとは、きちんと消火するようにしましょう。
火の始末について、地域によって儀式上の取り決めがある場合は、それに従いますが、安全を考えた行動をとるように心がけます。

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新盆・初盆の迎え盆と送り盆

新盆とは、故人の四十九日の法要が終わってからはじめて迎えるお盆のことです。
また、呼び方も地域によって「初盆」など、違いがあります。

この日は故人がはじめて自宅に帰ってくる日となるため、普段のお盆よりも大勢の親戚や知人を集めて、盛大に執り行うべきとされています

新盆では、新盆参りといって、故人と親しかった親戚や友人、職場の人などを招くことがあります。
こうした際には、僧侶に自宅まで来てもらい、読経してもらうこともあるため、菩提寺などに、確認して、必要があれば依頼する必要があります。
新盆参りに参列してもらう場合は、参列してもらいたい人へは、きちんと連絡するように心がけます。

その際、参列者は香典を持ってきてくれるため、お礼のための返礼品や、参列者への食事を手配するなどの準備が必要になります。

新盆参りの際の服装は、弔事であることから、その会場に合った服装を着用することが、遺族側にも参列者側にも求められます。
基本的には、喪服まで着用する必要はありませんが、平服を着用して訪問する必要があります。

女性の服装

女性の場合は、黒を基調とした服を心がけます。
落ち着いた色のブラウスや、黒や肌色のストッキングを着用するようにします。
暑い時期であることを考慮しながらも、肌の露出もできる限り抑えるのが望ましいとされています。
靴は、地味な色のものであれば問題ありません。

男性の服装

男性の場合は、白いワイシャツか、落ち着いた色のワイシャツを着用し、派手な色ではないズボンを着用します。
場合によっては、無地のスーツに、派手にならない色や柄のネクタイを着用します。
靴は、地味な色のものであれば問題ありません。

子供の服装

子どもの場合は、学校に通っていて、制服がある場合には、その制服を着用するとよいでしょう。
制服がない場合には、落ち着いた色の服装にして、派手な柄などのあしらわれたものは着用しないようにします。
また、キャラクターのイラストなどがついているようなものも避けるべきとされています。

香典の相場

新盆参りの際の香典の金額の相場ですが、故人との間柄によって異なります。

  • 故人が両親の場合は、1万円から2万円
  • 故人が兄弟・姉妹の場合は、1万円から2万円
  • 故人が祖父母か孫の場合は、5,000円から1万円
  • 故人が友人や知人の場合は、3,000円から1万円
  • 故人が近隣の住人の場合は、2,000円から3,000円

以上のような金額が相場となります。

香典袋の書き方

香典袋の表書きの書き方は、表面の上部に書くことになりますが、宗教によって記入する言葉が異なります。

仏教の場合は、「御香典」「御霊前」「御香料」「御弔料」「御仏(佛)前」となります。
ただし、仏教の場合でも、浄土真宗の宗旨であった場合に限り、「御仏前」を使用することとなっています。

キリスト教の場合は、宗旨がカトリックの場合は、「御霊前」「献花料」「御花料」「御白花料」「御ミサ料」となります。

宗旨がプロテスタントの場合は、「弔慰料」となります。

神式の場合は、「御霊前」「御神前」「御饌料」「御玉串料」「御榊料」などとなります。

自分の名前は、表面の下部にフルネームで記入します。
夫婦の場合は、夫をフルネームで記入し、その左側に妻の名前だけを記入します。

会社などから連名で出す場合は、3人までなら、フルネームを、右から役職の高い人から順に記入します。
4人以上になる場合は、「〇〇一同」と記入するか、代表者1名のフルネームを記入してから、左側に「他一同」と記入します。
この時、別紙に全員分の氏名を記入した紙を封入して、受け取った側が、誰がお金を出してくれたのかが分かるようにしておきます。

菩提寺の住職などに、読経に来てもらう場合には、お布施やお車代、御膳料なども必要です。
お布施は、一般的に1万円から3万円程度が相場とされています。

菩提寺が遠方である場合は、お車代として5,000円から1万円程度包むのが相場で、菩提寺で新盆を実施する場合は、お車代は不要です。
これとは別に、御膳料として、5,000円から1万円程度包む場合もあります。

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新盆での提灯や団子

新盆には、白紋天(しろもんてん)と呼ばれる、はじめて自宅に帰ってくる故人が迷わないように、目印とするための、特別な提灯を飾ることもあります。
白紋天は、基本的に新盆でしか使用せず、新盆が終わった後は、お焚き上げをして処分します。

お焚き上げが難しい場合は、燃えるゴミで出しても問題ないとされていますが、気持ち上後ろめたい場合は、菩提寺などに処分を依頼するとよいでしょう。

また、伝統的に、川の向こう側があの世という考え方を持っている地域では、川に流して処理していたという場所もありますが、近年は環境破壊につながるため、控えるべきです。

このほかに、迎え団子といって、十三個の団子を用意して、遠方からやってきた先祖の霊に食してもらう風習のある地域もあります。
十三個は、仏教上大切に扱われる、十三仏にちなんでいるとされ、団子は、疲れを癒やすために、タレなど、甘みのある味がよいとされています。

送り盆は、通常と同様の方法で、先祖をあの世に帰しますが、新盆の家だけ、特別に盛大に送り出すような地域もありますので、その地域の風習に従うのがよいでしょう。

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迎え盆と送り盆の時期と地域ごとの違い

迎え盆と送り盆は、一般的に8月13日に迎え盆、16日に送り盆とされています。
ただし、地域によって、日取りが異なることに注意が必要です。

関東地方では、迎え盆は新暦で7月13日ごろで、送り盆は新暦で7月16日ごろになる場合があります
この場合、おおよそ新暦とは1カ月違いの旧暦を重んじて実施しているためのもので、8月に実施する盆を、旧盆や月遅れ盆などと言い表すことがあります。

これは、明治政府により新暦が採用された際、農業のためにすぐに暦を新暦としては混乱が起こってしまうため、旧暦のまま行事が行われていたことに由来します。

このほか、沖縄では、迎え盆は旧暦の7月13日ごろ、送り盆は旧暦の7月15日ごろとしている地域もあります
旧暦は、新暦の暦にあわせると、厳密には毎年異なる日になるため、参加する必要のある場合は、実施日をよく確認しておく必要があるでしょう。

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お盆の法要は毎年やるべき?

お盆の法要は、新盆の場合は必ず実施します。
これは、新盆は弔事の一つとされ、葬儀の一連の行事として考えられているためです。
この日は、特に盛大に、はじめてあの世から帰ってくる故人を迎えるべき期間とされています。

ただ、新盆の年以後のお盆は、毎年実施しなければならない、という決まりはありません
菩提寺がある人は、菩提寺から、お盆の法要の案内などがあり、自宅に僧侶を招いて読経してもらう場合があります。

こうした場合には、迎え盆の日にきちんと先祖を招いて、自宅には精霊棚などを準備しておく必要もあります。
また、場合によっては、菩提寺で、大勢の人が集まって、僧侶とともに読経するなどして、お盆の行事を実施する場合もあります。

菩提寺を持たない場合には、近所の宗派の同じお寺の僧侶に、自宅で読経してもらうことも可能です。
また、お盆は自分で読経を上げたり、お供え物を自由に用意したりすることも可能です。

送り火や迎え火は実施するものの、精霊棚は作らず、簡単なお供え物だけを用意する、というような、自分なりのアレンジも可能でしょう。

近年では、マンションなどの住宅事情で、気軽に火を焚けなかったり、精霊棚を設置できるスペースがなかったりする場合も多くあります。
こうした場合には、形を変えながら、実施する方法も考えるとよいでしょう。

また、お盆は、毎年実施することもありますし、中には、一定の年数実施して、それ以後実施しない場合もあります
こうしたことは、菩提寺との関係や親戚の考え方なども参考にして、決めてみるとよいでしょう。

ただし、本家など一族の先祖を受け継いでいる場合は、親戚の感情や付き合いのある菩提寺の考え方などから、毎年お盆を実施する必要もあるでしょう。
お盆を実施するかしないかは、ある程度自由ではありますが、立場などから、必ず実施しなければいけないような状況になってしまうことも、きちんと理解しておきましょう。

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迎え盆と送り盆のまとめ

ここまで迎え盆と送り盆の準備ややり方、片付け方を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 迎え盆には迎え火を焚き、精霊棚を用意する
  • 送り盆には送り火を焚き、盆に準備した道具を片付ける
  • 新盆では親しい人を呼び、特に盛大に故人の霊をもてなす
  • 迎え盆と送り盆の日時は地域によって異なる場合がある

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(かまた)

鎌田 真紀子(かまた まきこ)

国家資格 キャリアコンサルタント ・CSスペシャリスト(協会認定)

経歴

終活関連の業界経歴12年以上。20年以上の大手生命保険会社のコンタクトセンターのマネジメントにおいて、コンタクトセンターに寄せられるお客様の声に寄り添い、様々なサポートを行う。自身の喪主経験、お墓探しの体験をはじめ、終活のこと全般に知見を持ち、お客様のお困りごとの解決をサポートするなど、活躍の場を広げる。

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