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お葬式

音楽葬はどんな葬儀?メリット・デメリット、使用する音楽の注意点も解説

更新日:2024.01.24 公開日:2021.08.10

喪主

葬儀 祭壇

記事のポイントを先取り!

  • 音楽葬は自由葬の1つ
  • 音楽葬は故人や遺族の思いを尊重できる
  • 音楽葬には注意点が何点かある

近年、葬儀の形式にとらわれず、故人や遺族の気持ちを尊重して行われる葬儀が増えてきました。
音楽葬も、このような葬儀の1つで、故人の思い入れのある曲など流して行う葬儀です。

この記事では音楽葬のメリット・デメリット、注意点などを解説します。
喪主や故人の友人による演奏や合唱にも触れているので、ぜい最後までご覧ください。

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  1. 音楽葬とは
  2. 音楽葬のメリット・デメリット
  3. 葬儀で流す音楽の選び方
  4. 一般的に選ばれる音楽は?
  5. 音楽葬にする際の注意点
  6. 音楽を流すタイミング
  7. 喪主や友人による演奏・合唱は可能?
  8. 葬儀の音楽まとめ
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音楽葬とは

音楽葬とは、簡単に言えば音楽を中心に行われる葬儀のことです。
宗教宗派に関係なく行われます。

従って、仏教やキリスト教などで音楽葬を行っても問題ありません。
音楽の要素を取り入れた無宗教葬の一つの形態であり、自由葬の一種と言えます。

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音楽葬のメリット・デメリット

音楽葬にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

音楽葬のメリット

音楽葬の一番のメリットは、個人の個性に合わせた葬儀が執り行える点にあります。

故人を尊重した葬儀にできる

音楽葬は生前の故人の雰囲気や性格などを表現することが可能です。
形式やジャンルにとらわれず、故人を尊重した葬儀になります。

故人が好きだった曲を流すことによって故人らしい葬儀が実現できます。

故人を思い出しやすくなる

故人とゆかりの深い音楽を流すことで、故人を思い出すきっかけをつくることができます。
音楽葬で流れた曲を聴く度に、生前の故人との思い出が蘇ってくるのです。

故人のイメージが音楽と重なることによって葬儀がより深く印象に残ることでしょう。

音楽葬のデメリット

音楽葬はまだまだ新しい葬儀のため、いくつかのデメリットも存在します。

周囲から理解されにくい

音楽葬は新しいスタイルの葬儀です。
そのため参列者の中には戸惑う人も出てくると思われます。

家族や親戚の理解を得づらいことも多いです。

故人の意向ということを十分に伝え、事前に理解を得られるよう心掛けましょう。

音楽によっては手配料や条件が必要

音楽にこだわる方は、楽器の演奏家や歌手を手配したりすることもできます。
しかしそのような場合、費用が高額になる可能性があります。

予算を決めて計画的に準備するようにしましょう。

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葬儀で流す音楽の選び方

相談 説明

葬儀で流す音楽はどのようにして選定すればいいのでしょうか。

故人が好きだった曲

故人が生前好きだった曲を選ぶことによって故人との思い出に浸ることができます。
故人を深く想いながら供養したい方にお勧めです。

故人が生前指定した曲

故人が生前に指定した曲であれば故人の意向をそのまま形にすることができます。
自分の葬儀でこの曲を流して欲しいという故人の願いはなるべく叶えるべきです。

葬儀に適した曲

歌詞や曲調が葬儀に似合わないものであれば葬儀の雰囲気を壊すおそれがあります。
葬儀社と相談して選曲するようにしましょう

また、葬儀社も複数の会社を比較して音楽葬を行うのに最適な会社を選びましょう。

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一般的に選ばれる音楽は?

音楽葬で流す曲のジャンルにはっきりした決まりはありません。
音楽葬で一般的に選ばれる音楽はどんな曲なのでしょうか。

クラシック

クラシック音楽を葬儀中や出棺の際に流すのは定番となっています。
上品に別れのムードを醸し出してくれます。

悲しみに沈んだ心を和らげてくれるでしょう。

以下の曲がよく選ばれます。

  • バッハ「G線上のアリア」
  • モーツァルト「レクイエム」

邦楽

邦楽は歌詞が耳に入りやすく悲しみに寄り添い、心を癒やしてくれます。
バラードや静かな音楽が葬儀の雰囲気にも合い、おすすめです。

また参列者の中にも知ってる人が多い人気曲などは、参列者の心を慰めることでしょう。

ポップスやロック

ポップスやロックも音楽葬で流すことができます。
しかし、とても葬儀にそぐわない音楽は控えるべきです。

外に音漏れしてしまうような大音響のものも避けましょう。

洋楽

洋楽では、バラード系の楽曲がよく流されます。
故人が好んだ曲によって参列者の悲しい心も慰められることでしょう。

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音楽葬にする際の注意点

音楽葬の場合、どういった点に注意するべきなのでしょうか。

著作権の問題

著作権に注意しましょう。
葬儀会社は日本音楽著作権協会(JASRAC)と契約して著作権使用料の支払いが必要です。

そうしないと葬儀会場で著作権のある曲を流すことはできません。
音楽をCDで流す場合でも同様です。

なお、著作権は楽曲制作者の死後50年までとなっています。
クラシックや民謡は使用料を払わなくてもよいことが多いです。

会場設備の確認

葬儀会場の音響設備のチェックが必要です
音楽をかけるCDを持ち込んでも葬儀会場に対応する音響設備がない場合があります。

そうした場合は自分で機材を運び込まなければなりません。
また、防音設備がない式場では音楽葬ができないこともあります。

葬儀の規模が大きいと流す音楽の音も大きくなるものです。
設備が整っていないと隣の式場の家族の迷惑となることもあります。

葬儀の規模や防音設備の有無をあらかじめチェックしましょう。

葬儀社に確認をとる

音楽を流せない葬儀社もあります。
JASRACと契約していない葬儀社は著作権のある音楽が流せません

葬儀会場の音響設備が整っていない場合も同様です。
音楽を流すことを引き受けてもらえない葬儀会社もあります。

事前に葬儀会社に確認しておくことが大切です。

葬儀に適した曲を選ぶ

葬儀の雰囲気に合っている曲かどうかも重要なポイントになります。
歌詞やメロディーが葬儀になじまないものは避けましょう

葬儀の雰囲気を壊してしまってはいけません。
故人の強い希望があって流したい曲があるときは事前に葬儀社に相談しましょう。

複数の会社に相談を持ちかけて対応できる会社を選定するのも一つの方法です。


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音楽を流すタイミング

音楽を流すタイミングは以下のときです。

  • 葬儀開始前
  • 故人の紹介がされるとき
  • 故人に贈られた弔電やお別れの言葉を披露するとき
  • 出棺前の最後のお別れ
  • 出棺するとき

一つの曲ばかり流すとメリハリがなく飽きられてしまうことがあります。

場面や流れに合わせた選曲をするようにしましょう。

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喪主や友人による演奏・合唱は可能?

喪主や友人による演奏・合唱もすることができます。
故人のクラスメイトが卒業式で歌った思い出の曲を合唱した事例もあります。

家族や友人による温かい演奏や歌も故人に捧げる音楽としては最高のものになるでしょう。

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葬儀の音楽まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

この記事では音楽葬について詳しく解説してきました。
この記事をおさらいすると以下の通りです

  • 音楽葬は、自由葬の1つ
  • 葬儀で流す曲に決まりはない
  • 使用する音楽の著作権に注意する

この記事が皆さんのお役にたてれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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