お葬式
葬儀の線香代はいくら?不祝儀袋の選び方や書き方なども紹介
更新日:2024.01.24 公開日:2021.08.13
葬儀に持参するものに香典という「故人や遺族のためにお金を包んだもの」がありますが、同じお金を包んだものとしての線香代というものをご存知でしょうか。
この記事では、線香代の基本的な説明と線香代の相場、香典との違いを中心に解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
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線香代とは
線香代とは、通夜や葬儀で遺族にお包みするお金のことをいいます。
お墓参りやお盆に線香代を持参することもあります。
昔は葬儀などの席に直接線香を持って弔問に行っていました。
近年ではお線香の代わりにお金を持っていくことが一般的です。
線香代は、香典と混同されることも多いです。
香典は葬儀に掛かる費用の援助をする目的で渡すお金のことです。
通夜や葬儀の際に渡す場合、実質的な違いはほとんどありません。
香典を辞退されているとき、代わりに線香代をお渡しすることもあります。
線香代の相場
線香代として渡す場合、いくら程包めば良いのか分からない人も多いと思います。
線香代の相場は、故人との関係性や、年齢によって変化します。
以下で詳しく解説していきます。
親族
遺族が親族である場合の相場は、1万円〜2万円が一般的です。
家族葬などでは線香代を辞退することもあるため、事前に先方に問い合わせておきましょう。
他家
身内と違って特に気を配っておきたいのが、他家へのお線香代です。
一般的な相場は、5000円です。
ただし、他家との付き合いが浅い場合は、1500円~2000円程度でも良いでしょう。
あまりに高額だと気を遣わせてしまう可能性があります。
寺院
お墓の管理を寺院にお願いしている場合、お墓参りの際に線香代をお渡しすることもあります。
この場合は、1000円~1500円くらいが相場です。
ただし、檀家料を支払っている場合など、線香代が不要となる場合もあります。
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線香は通販でも購入可能
今までにお線香を購入したことのない方は、どこで線香を購入するか迷うことが多いです。
渡すタイミング
線香代を渡すタイミングについて気になる方も多いと思います。
以下で解説するので、ぜひ参考にしてください。
お葬式
お葬式では、受付の方に直接お渡しするようにしましょう。
家族葬や直葬で受付がない場合は、ご遺族に直接お渡しするか、祭壇に供えます。
御線香代は袱紗(ふくさ)に入れて持参します。
袱紗とは祝儀や不祝儀を包んで運ぶための布のことを言います。
渡すときは袱紗から取り出して渡すようにしましょう。
法事
喪主に手渡しするようにしましょう。
喪主と挨拶をするタイミングで渡します。
お盆
お盆の場合、仏壇などでお参りするときは袱紗に入れて持参します。
そして、袱紗から取り出して仏壇の前に置きます。
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不祝儀袋と水引の選び方
線香代を渡す際、不祝儀袋(ぶしゅうぎぶくろ)と水引も必要です。
それぞれの選び方をご説明します。
不祝儀袋の選び方
線香代は、不祝儀袋に入れてお渡しします。
宗派によって入れる袋の種類や特徴が変わってきます。
無地のものであれば、宗派に関係なく用いることができます。
蓮の絵柄が入ったものは仏教用です。
十字架やユリの花の絵柄が入ったものはキリスト教用です。
故人や遺族の宗派に応じて選びましょう。
水引の選び方
初七日・四十九日の法要のときに線香代を持っていくなら、水引の袋を使うのが一般的です。
葬儀や葬式では黒白、白青のものが一般的です。
包まれている額が高い場合は双銀のものを使用します。
四十九日法要や、一周忌以降の法事では黄白のものを用いる必要があります。
線香代の書き方
線香代はまず墨や筆で書く方が良いとされています。
ないときはコンビニでも売っている筆ペンを使っても問題ありません。
葬儀では薄墨を用いて、四十九日法要以降では濃墨を用います。
表書きの書き方
線香代を表書きに書く場合、宗教によって書き方が異なります。
書く前に遺族の宗派を確認しておくようにしましょう。
それぞれの書き方を説明します。
仏教式
仏式では、葬儀から四十九日が経っていない場合は、「御霊前」と書きます。
四十九日が立つと個人が仏さまになると考えられているため、「御仏前」と書きます。
浄土真宗の場合は、「御仏前」と書きましょう。
浄土真宗は、亡くなってすぐ仏様になるという教えがあるため、このように書きます。
神道式
神道式では、玉串と呼ばれる榊の枝に紙垂(しで)を付けたものをお供えします。
このことから表書きは、「玉串料」「御榊料」と書きます。
キリスト教
キリスト教の場合、不祝儀袋の表書きは上段に「御花料」と書くのが一般的です。
この他に、「御ミサ料」「御霊前」と書く場合もあります。
これは、カトリックの葬儀に持参するときの表書きです。
下段には、中央に上段に書いた字より小さめでフルネームを書きます。
会社の部署など複数名で渡す場合は、会社名を書いておくと故人との関係が遺族にも分かりやすいです。
お札の入れ方
不祝儀袋に線香代としてお札を入れるときは、向きを同じにして入れます。
不祝儀袋には外袋と中袋があり、線香代を入れるのは中袋の方です。
葬儀で線香代を用意するときは、新札は使わないようにしましょう。
新札しか手元になかった場合は、折り目を付けて入れましょう。
これは、故人の死に前もって準備していたようにとられるためです。
また、故人の死に顔を伏せる意味から、肖像画がある面が裏面に来るようにしましょう。
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線香代の渡し方
線香代を葬儀に持参する場合は、必ず袱紗(ふくさ)に包んで持っていきます。
受付などで袱紗から不祝儀袋を取り出して渡しましょう。
受付がない場合は、遺族の方にお渡しするか、葬儀や法要などが終わったあと祭壇にお供えします。
線香代は郵送しても問題ない?
都合が合わないために法事に参加できない場合、郵送することは失礼ではありません。
郵送する場合は、現金書留を用います。
現金を直接封入するのではなく不祝儀袋ごと入れるようにしましょう。
香典を送る場合もそうですが、不祝儀袋と一緒に手紙を添えて送ると丁寧な印象になります。
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葬儀の線香代まとめ
ここまで線香代の相場や不祝儀袋の表書きの書き方、お札の入れ方を中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 線香代は、通夜や葬儀、弔問に加え、お盆やお墓参りにも持参できる
- 線香代の相場は、故人との関係性によって異なる
- 線香代は、不祝儀袋に入れて渡す
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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