お葬式
葬儀の法事はいつ行う?法事の内容や法事のマナーについても紹介
更新日:2022.11.21 公開日:2021.08.20

記事のポイントを先取り!
- 法事は、亡くなった方の追善供養を行う法要のこと
- 法要は、初七日法要、四十九日法要、年忌法要、お盆法要や彼岸法要などの種類がある
- 法事の準備することを解説した
葬儀を行った故人に対して法事が行われます。
ですが、法事にも様々な種類があるため、慣れていないと戸惑ってしまう場面もあるでしょう。
そこで、この記事では法事について詳しく説明していきます。
葬儀の後に行っていく法事の準備やマナーについて知っておきましょう。
法事は身内だけでも問題ないのかということにも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
法事とは

法事とは、仏教行事の全般のことをいいます。
これには故人を供養する儀式だけでなく、その際の食事なども含みます。
また、法事と似た意味を持った法要という言葉があります。
法要はお経などの儀式の一つのことを言います。
法事の主な種類

次に、法事の主な種類について解説していきます。
初七日法要
初七日忌法要は、故人の亡くなった日を1と数えて7日目に行う追善法要のことです。
たとえば、日曜日に亡くなった場合は、次の週の土曜日が当たりの日といわれています。
菩提寺に頼んで、読経や回向をしてもらう方法や自分たちで行う方法などあります。
地域やその菩提寺の考え方によっても変わるので、事前に日程を確認しておくとよいでしょう。
四十九日法要
四十九日忌法要は、七七日忌(しちなのかき)などとも呼ばれ、故人が亡くなって49日目に当たる日に行う追善法要のことです。
この際に、納骨法要をする場合が多いです。
49日目を満中陰といい生まれ変わる期間が終了したことを忌明けといいます。
百箇日法要
百箇日法要は、故人が亡くなって100日目に当たる日に行う法要のことをいいます。
通常、これより前の参列される遺族や親族の都合がつく日にちを選んで行うことが多いです。
百箇日法要は儒教の思想から行われるようになった追善の法要です。
亡くなった故人への悲しみや苦しみから離れる期間だともいわれています。
年忌法要
年忌法要は、故人が亡くなった次の年の命日を一周忌、2年目の命日を三回忌、6年目の命日を七回忌といったように行っていきます。
何回忌まで行うべきかは、地域や菩提寺の考えにもよって異なります。
三十三回忌や五十回忌を上げ法事として、年忌法要を打ち切る場合が多いです。
地域によっては、二十三回忌と二十七回忌の法要を合わせて、二十五回忌法要にする地域もあります。
お盆法要
お盆法要とは、菩提寺や地域のお寺の僧侶がその地域の家をまわり、お経を読んでもらうことをいいます。
また、四十九日法要が終わってから始めて迎えるお盆を新盆といいます。
新盆では、友人や知人などを招待し盛大に法要を行います。
彼岸法要
彼岸法要は、春もしくは秋の彼岸の中日に菩提寺で行われることが多い法要のことをいいます。
彼岸とは、春と秋の彼岸の中日の前後3日間の期間のことをいいます。
ご先祖様の供養をする期間と共に自分を見つめ直す期間ともいわれています。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
法事の内容

次に、法事の内容として準備することや当日の流れについて解説していきます。
法事で準備すること
まず、法事で準備することについて、
- 寺院の手配
- 会場の手配
- 食事・引き出物の手配
- 参列者への連絡
などがあります。
寺院の手配
寺院の手配は、電話やメールなどでお寺に、法事を行いたいことといつ行いたいのかを伝えます。
菩提寺の寺院にもよりますが、土日に法事が集中する場合が多いです。
もし土日に法事を行いたい場合は、早めにその旨を相談しておくとよいでしょう。
会場の手配
法事を行う場所の手配を考える場合は、3種類の方法が考えられます。
- 菩提寺
- 自宅
- 葬儀会社の会館
法事の後に、お墓に行って、塔婆を立てて回向する場合が多いです。
なるべく納骨されているお墓の近くに会場を手配するとよいでしょう。
食事・引き出物の手配
法事のあとに、お斎(おとき)といって食事を準備する場合や参列してもらう方へのお礼の引き出物の手配をする必要もあります。
しかし、現在はコロナの影響により法事のあとは、お斎をせずにお返しの引き出物のみお渡しする場合もあります。
不安な場合は、親族や菩提寺の方に相談してみるとよいでしょう。
参列者への連絡
最後に忘れてならないのは、参列してくれる遺族や親族への連絡です。
あわせて、服装やお斎の有無などを伝えておくとトラブルが少なるでしょう。
当日の流れ

法事の当日はいつもと違いますので、慌ただしくなるかもしれません。
以下は当日の流れの一例ですので、参考にしてみてください。
- お寺や会館に到着
- 位牌やお供え物を渡し祭壇に置く
- 法要(法要中に焼香)
- お墓参り(塔婆を立てる)
- お斎の会場へ移動
- お斎(挨拶をする場合もある)
こちらは一例です。
宗派や地域によっては、方法が異なります。
もし分からないことがあれば、追善法要をしてくれる菩提寺に尋ねてみるとよいでしょう。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
お布施の相場

お布施は本来、施主である方が決めるものですので、自分の出せる範囲でよいです。
とはいえ、他の方がどのくらい出されているか気になってしまいますよね。
あくまでも参考ですが、
- 御布施(読経料)
- お車代(お寺以外で法要を行った場合)
- 御膳料(会食・お斎を省略した場合)
合わせて3~6万円が相場です。
また会場がお寺の場合は、会場利用料として包まなければいけない場合もあります。
気になる方はあらかじめ菩提寺に聞いておきましょう。
法事のマナー

服装や持ち物など、参列する際のマナーも慣れないうちは戸惑うことがありますので、簡単に解説させていただきます。
服装
基本的に、服装はスーツや黒っぽい服装だと無難です。
喪服があれば、喪服を着ていくことがよいです。
男性と女性で細かな注意点があります。
男性
男性は黒っぽいフォーマルなスーツを身にまとうのが無難です。
ネクタイピンは法事にふさわしくないので外しておきます。
特にスーツでないといけないという理由はないです。
カジュアルになり過ぎず、短パンやサンダルを避けた格好だとよいでしょう。
女性
女性の場合もあまり派手なものでなければ、スーツやワンピースなどで問題ないです。
ネイルはしない方が無難ですが、もししている場合には手袋をするようにしましょう。
持ち物
法事の持ち物として以下のものがあります。
- 位牌
- 遺影
- お供え物(果物やお菓子)
- 菩提寺にお渡しする御布施
- 数珠
- 線香(お墓参りをする場合)
あとは、スマホやサイフ、ハンカチなどはポケットもしくは小さめのカバンに入れておくようにします。
香典の相場
法事の際に参列する場合、香典をもっていく必要があります。
その中で、一体いくらくらいが相場なのか気になりますよね。
基本的に、故人との関係や法要後にお斎(食事)の有無によって変わってきます。
- 親族
法事のみ参加の場合:1~2万円
お斎がある場合:2~5万円
- 友人
法事のみ参加の場合:1~3万円
お斎がある場合:1~5万円
避ける数字として、死や苦しみを連想してしまう4、9もしくは偶数は避けるようにします。
友人の場合は奇数の数字で、親族や夫婦でお参りする場合のみ2万円でも大丈夫です。
香典の表書きの書き方は、黄色や白黒、相銀もしくはのしなしの熨斗袋の上に「御香典」、下に自分の「名前」を書くようにします。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
法事を欠席するには

法事に招かれた場合は、できるだけ参列するようにしましょう。
もし用事ができて法事を欠席しないといけなくなった場合、早めに施主の方に知らせます。
施主の方は、お斎の食事や引き出物の準備や調整を行わないといけません。
必ず前もって、伝えるようにしてください。
できれば、御香典を現金書留などで郵送すると親切です。
法事は身内だけでも問題ない?

法事に参列者は呼ばず、身内だけで行っても問題はありません。
今までも、第三十三回忌以降の法事は身内、特に施主の方だけでお参りしても問題はありません。
しかし、法事の前に「今回の法事はこちらで行います」ということをお手紙などでお伝えしておくと丁寧でしょう。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける

手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
葬儀の法事まとめ

ここまで葬儀のあとに行っていく法事などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 法事は、亡くなった方の追善供養を行う法要のこと
- 法要は、初七日法要、四十九日法要、年忌法要、お盆法要や彼岸法要などの種類がある
- 法事の準備することを解説した
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
お葬式の関連記事
お葬式

更新日:2024.03.28
義理の祖母の葬儀には参列するべき?お悔やみの言葉についても解説
お葬式

更新日:2023.12.06
葬儀後の労いの言葉には何がある?遺族に声をかける際の注意点も解説
お葬式

更新日:2022.10.20
お悔やみの言葉は親戚同士でも言うべき?避けるべき言葉や挨拶とは
お葬式

更新日:2022.11.19
喪服はネックレスなしでもいい?知っておきたいネックレスの選び方
お葬式

更新日:2022.11.18
女性の略礼服とは?略礼服の種類やコーディネートなどを紹介
お葬式

更新日:2022.11.21
葬儀で指輪は身に着けてもいい?葬儀における指輪のマナーを解説