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お葬式

葬儀の喪主のマナーは?喪主の決め方や役割、服装と挨拶のマナーを解説

更新日:2024.02.28

喪主

喪服

喪主とは、葬儀を主催する遺族の代表者のことを言います。
めったに経験しないことなので、マナーもわからず、混乱してしまうことが多いようです。
そこで今回は、

  • 喪主の役割
  • 喪主が心掛けるべきマナーとは?
  • 喪主挨拶の内容は?

以上の内容で解説していきます。
両親が高齢の方や、ご長男やご長女など、喪主を務める予定がある人にお勧めの記事です。
ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 喪主の決め方
  2. 葬儀での喪主の役割
  3. 喪主の服装のマナー
  4. 喪主の挨拶マナー
  5. 会葬者に対する挨拶
  6. 喪主がその他に知っておくべきマナー
  7. 葬儀で喪主が気を付けるべきマナーのまとめ
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喪主の決め方

評価

喪主の決め方に規定はありませんが、一般的には故人に近い遺族である配偶者や子供が務めます。

ただし、故人が遺言で喪主を指定していた場合は、故人の遺志が尊重されるため、喪主の優先順位は以下のようになります。

  1. 遺言で指名された人
  2. 故人の配偶者
  3. 故人の長男
  4. 故人の次男以降の直系の男性
  5. 故人の長女
  6. 故人の次女以降の直系の女性
  7. 故人の両親
  8. 故人の兄弟姉妹
  9. 故人と親交があった人

配偶者の優先順位は高いですが、高齢で喪主を務めるのが難しい場合は子供が務めます。
また、配偶者が居らず子供が未成年であれば、後見人とともに2人以上で喪主を務める場合もあります。

故人に身寄りが無ければ、後見人や住職が代行する場合もあり、金銭面を管理する施主と同じ人が担当する事例も近年の葬儀では多くなっています。

したがって、喪主は故人の事情に合わせて柔軟に決めることが可能です。

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葬儀での喪主の役割

相談 説明

葬儀での喪主の役割は、葬儀業者や僧侶とのやり取り、代表者としての挨拶、その他火葬場での入炉式などがあります。
それぞれの役割について、簡潔に説明すると次のとおりになります。

葬儀業者や僧侶とのやり取り

通夜や葬儀の際の遺族席順や弔辞担当者を決定します。
また、葬儀に関連する連絡の対応も行います。

代表者としての挨拶

葬儀では喪主が代表者としての挨拶を行います。
特に、参列者への挨拶や僧侶のお出迎えなどは大切な役割です。

その他

火葬場での入炉式など通夜や葬儀以外で行われる儀式等の対応や挨拶を執り行います。
弔問客への対応なども喪主の役割の一つです。
これだけ挙げると、かなりの仕事があるように思えますが、葬儀の規模によって、仕事の量は変化します。

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喪主の服装のマナー

葬儀 お辞儀

喪主として、さまざまな場面で登場することや、挨拶を行う立場であることを考えて、適切な服装で臨みたいものです。
具体的には、次のとおりとされています。

男性の服装

男性の場合、通夜では略礼装(ブラックスーツ)が一般的です。
葬儀告別式ではもっとも格式の高い正喪服を用います
正喪服とは和装であれば、羽二重の五つ紋の着物、洋装であればモーニングコートこのとをさします。
モーニングコートは昼の正装であることに注意が必要です。

ワイシャツは白無地、ネクタイは黒、靴下も黒、靴は光沢のない黒を選びましょう。
ネクタイの結び方はプレーンノットにします。
ネクタイピンも光沢のないものを選ぶ必要があります
しかし、現代では葬儀や告別式であっても略礼装を選択することが多くなっています。

女性の服装

女性の場合、通夜ではブラックフォーマルが一般的です。
葬儀告別式ではブラックフォーマルまたは黒無地染め抜き五つ紋付きの着物で臨むのがマナーとされています。
なお、ブラックフォーマルの場合、光沢感のない生地の黒のアンサンブルやワンピース、ツーピースなどが推奨されます。

ブラックフォーマルには、飾りのついていない黒のパンプス、黒のストッキングを合わせ、和装の場合は、黒の帯で小物も黒、白の足袋、黒の草履を着用します。
女性の場合、メイクは控えめにして、アクセサリーは結婚指輪以外つけないのがマナーとなってます。
また、バッグも艶消しの黒色のように目立たないものとし、できる限り小さめのバッグを使います。

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喪主の挨拶マナー

スーツ

喪主挨拶は、葬儀に参列してくれた遺族や弔問客、僧侶等へのお礼を述べる「喪主挨拶」のほか、通夜や入炉式、精進落としなど、さまざまな儀式の始まりに必ず行われます。
それぞれの場面で、参加者も違うため、挨拶の内容も適したものにすることが挨拶のマナーといえます。
それぞれ、例文と挨拶のポイントを解説します。

忌み言葉を避ける

色々などといった重ね言葉は不幸が重なるとされているため、避けるべきです。
また、死や不幸などを直接連想させる言葉は使わないようにしましょう。

葬儀・告別式での挨拶

葬儀や告別式での具体的な挨拶の例文を紹介します。

(例文)
本日はご多用のなか、亡き父、○○○○の葬儀にご会葬いただき、ありがとうございます。
みなさまのおかげをもちまして、無事に葬儀を執り行うことができました。
生前は、故人に格段のご厚情を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。


ポイントは「参列へのお礼」「生前の故人に対するお礼」「今後の思い」です。
心と時間の余裕があれば、「亡くなった経緯」「故人のエピソード」などを添えてもよいでしょう。
特に「故人のエピソード」は、弔問客と共有できるエピソードが望ましいです。

精進落としでの挨拶

(例文)
通夜から葬儀に至るまで、みなさまにはたいへんお世話になりました。
みなさまのおかげで、父、○○○○の葬儀を滞りなく終えることができました。
心よりお礼を申し上げます。
本日は、ささやかながら精進落としのお膳を用意いたしました。ごゆっくりお召し上がりください。
本日は誠にありがとうございました。


精進落としは、葬儀を終えた後に関係者に食事をふるまうものです。
精進落としの挨拶のマナーとしては、葬儀を無事に終えたことに対するお礼、返礼として食事を用意したことをお伝えします。

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会葬者に対する挨拶

ポイント

喪主として会葬者に挨拶をするタイミングは、「葬儀の前」「通夜の前」など、非常に限られます。
葬儀などが始まれば、喪主は式の中での役割が多く、また式が終わった後も別の役割があり、なかなか会葬者個人とはお話をすることができません。
ですので、一目お会いしたタイミングで、簡潔にお礼などを述べる程度の挨拶になります。

本日はお忙しい中、ありがとうございます。
故人もさぞ喜んでいると思います。
落ち着きましたら、改めてお礼申し上げます。

このように、簡潔な文面の中でも、参列してくださったことへの感謝の気持ちが伝わるよう、喪主として御礼の挨拶をするのがマナーです。

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喪主がその他に知っておくべきマナー

葬儀

挨拶などのほかにも、喪主が注意すべきマナーは数多くあります。
ここでは、代表的なマナーをピックアップして解説します。

全体への気配り

葬儀の全体を取り仕切るにあたって、裏方の方々への気配りを忘れてはいけません。
裏方や接待を行っている人たちもお参りできるように配慮するようにしましょう。

喪主の弔問客に対するマナー

弔問客の対応時ですが、喪主はできる限りすべての弔問客に挨拶をするのがマナーです。
しかし、時間をかけて1人1人と話をすることは難しいです。
祭壇横などで弔問客を待ち、やってくる弔問客には会釈をし、弔問のお礼を簡潔に述べます

この時、弔問客を出迎えたり見送ったりする必要はありません。
目上の人がお越しになった場合でも、喪主として祭壇の横で弔問客に対応しても無礼には当たりません。

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葬儀で喪主が気を付けるべきマナーのまとめ

ここまで喪主として覚えておきたいマナーを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 喪主とは葬儀全体を取り仕切り、葬儀が円滑に進むようにする役割のこと
  • 喪主として目立った挨拶は控えつつも、弔問客には丁寧な対応をする
  • 会葬へのお礼を述べると共に、遺族に対する今後のお付き合いをお願いする

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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