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法事法要

四十九日にふさわしい服装は?四十九日法要の流れや夏場の服装も解説

更新日:2022.09.24

回忌

記事のポイントを先取り!

  • 喪服には正喪服準喪服略式喪服がある
  • 立場によって喪服が変わる
  • 髪型とメイクは清潔感が大切
  • 夏場も露出は控える

葬儀後初めて行われる法要が四十九日法要ですが、ふさわしい服装をご存知でしょうか。

親族や参列者に対して、失礼にならないように、ふさわしい服装と適した髪型やメイクについて知っておきましょう。

そこで、この記事では四十九日にふさわしい服装などについて詳しく説明していきます。
この機会に四十九日にふさわしい服装と髪型やメイクを覚えておきましょう。

夏場の服装の注意点についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 四十九日とは
  2. 喪服の種類
  3. 四十九日法要の男性の服装
  4. 四十九日法要の女性の服装
  5. 四十九日法要の子供の服装
  6. 法事や四十九日にふさわしい髪型や注意点
  7. 四十九日の当日の流れ
  8. 四十九日を夏場に行う時の注意点
  9. 四十九日の服装のまとめ
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四十九日とは

四十九日とは、亡くなった日から49日目に行う法要のことを指します。
仏教では死後、7日ごとに故人が極楽浄土へ行くことができるかの審判が行われると考えられています。

本来であれば、7日ごとに行われる審判の日に法要を行うのがルールでした。
しかし、現在では7日ごとの法要は難しいため、最後の審判の49日目に法要を行い、供養します。

また、仏教の中でも浄土真宗では、亡くなると同時に極楽浄土へ行くことができると考えられています。
そのため、四十九日は最後の審判が行われる日ではなく、故人を偲ぶ日として捉えられています。

こちらの記事で四十九日法要について解説しているので、ぜひご覧ください。

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喪服の種類

正喪服

正喪服とは、喪服の種類の中で最も格式の高い喪服と言われています。
男性はモーニング、女性は光沢のない黒無地のワンピースアンサンブルスーツなどが正喪服に該当します。

正喪服は葬儀や告別式で、施主や親族(三親等まで)が着用するものです。
したがって、参列者が正喪服を着用することはマナー違反とされます。

準喪服

準喪服とは、喪服の種類のなかで正喪服の次に格式の高い喪服と言われています。

男性はブラックスーツ、女性はワンピース、アンサンブル、スーツなどが準喪服に該当し、
正喪服とはさほど違いはありません

一般的な喪服は、この準喪服のことを指します。
したがって、葬式や通夜に参列者として参列する際は、準喪服の着用が推奨されています。

略式喪服

「平服でお越しください」と案内があった場合の平服とは、略式喪服のことを指します。
略式喪服とは、喪服の種類のひとつで、最も格式の低い喪服です。

略式喪服は喪服に準ずる服装とされているので、基本的にダークスーツであれば問題ありません。

こちらの記事で喪服について解説しているので、ぜひご覧ください。

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四十九日法要の男性の服装

親族の服装

親族が四十九日法要に参列する際の服装は正喪服か準喪服を着用します
正喪服は、最も格式が高い喪服であり、施主や三親等以内の親族が着用します。

男性用の洋装の正喪服は上着は黒のモーニングコートに白のレギュラーカラーシャツ下は控えめなストライプのズボンです

ネクタイ、ベスト、靴下も光沢のない黒のものを着用します。
なお、モーニングコートは葬儀のみ着用し、通夜では着用しません。

男性の和装の正喪服は紋付羽織です。
羽織は羽二重を着用し、紋付は背中、両袖、両胸の五カ所に家紋の入ったものを着用します。

男性用の洋装の準喪服はダブルやシングルのブラックスーツです
黒のビジネススーツなどで代用することはできません。

ネクタイ、靴、靴下、ハンカチは黒で統一し、白のワイシャツを合わせます。
男性の和装の準喪服は、黒無地の染め抜き五つ紋付きの着物を着用し、黒喪帯を結びます。

参列者の服装

参列者は準喪服を着用します
喪主よりも格式の高い服を着用してはいけません。

そのため、洋装で参列し、和装は控えるようにします。

アクセサリー

法要に参列する場合四十九日に限らずアクセサリーは基本的に着用しません
結婚指輪と腕時計は身に着けてもかまわないでしょう。

腕時計はシルバーのものとし、指輪は結婚指輪以外は外します。

こちらの記事で男性の葬儀の服装について解説しているので、ぜひご覧ください。

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四十九日法要の女性の服装

親族の服装

親族の服装は、準喪服か正喪服を着用します。
女性の洋装の正喪服は、黒無地のスーツ、アンサンブル、ワンピースを着用し、露出の少ないものにします

スカートは、ひざ下かくるぶしくらいの丈のものがいいでしょう。
女性の和装の正喪服は、染め抜きの五つ紋と黒無地の黒喪服と言われる着物を着用します。

帯と帯揚げと帯締めと草履は黒で統一し、足袋と襦袢と半襟は白で統一します。

女性の洋装の準喪服はブラックフォーマルスーツや、ワンピース、アンサンブルが基本で、露出の少ないものにしましょう

光沢がなく、透けないパンツスーツでも問題ありません。
光沢のない黒のバッグや靴を合わせます。

参列者の服装

女性の参列者は準喪服か略喪服を着用します。
男性同様、喪主よりも格式の低い服を着用しなければなりません。

女性の略喪服は暗い色のワンピースやアンサンブルです

妊婦の服装

妊婦の方が四十九日法要に参列する際は、マナーを意識しながらも、お腹のなかの赤ちゃんを最優先に考えるようにしましょう。

そのため、正喪服・準喪服関係なく身体を締め付けない黒のワンピースが最適です。

また、体の冷えを防ぐために妊婦用の厚手のタイツやストッキングを着用するように心がけましょう。

靴は黒のパンプスにする

女性の靴は、かかとのないミュールタイプや、つま先が尖っているもの、リボンや金銀の飾りが付いているものは避けましょう。

ヒールはピンヒールなどのヒールが高すぎるものや、カジュアルなデザインのウエッジソールは避けます。
和服の場合、「喪履き草履」と呼ばれる、台や鼻緒も全て黒で統一された黒い草履にしましょう。

黒のストッキングを着用する

ストッキングは足が透けて見える位の薄い黒のものにします。
夏場でもストッキングを履くようにしましょう。

冬場は寒くても濃すぎるタイツは着用しないで、30デニールの黒いストッキングにします。

メイクはナチュラルメイクに

メイクは厳粛な雰囲気に合ったナチュラルメイクにしましょう。
ノーメイクだとかえって失礼にあたります。

濃いメイクは避け、眉毛を整え、ファンデーションを塗り、ナチュラルカラーのアイメイクに薄く口紅やチークを塗る程度にしましょう。

アクセサリー

四十九日法要では、男性同様にアクセサリーは基本的に外します。
結婚指輪はしていても問題ありません。

パールなどのネックレス真珠のイヤリングは着用できます。
ネックレスは二連や三連のものは不幸が重なると連想されるので一連のものにしましょう

こちらの記事で女性の葬儀の服装について解説しているので、ぜひご覧ください。

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四十九日法要の子供の服装

子供は大人のように立場によって着用する喪服が変わることはなく、子供の年齢により大まかなマナーが存在します。

年齢別に喪服のマナーを押さえておきましょう。

学生

学生の場合は、学校指定の制服を喪服の代わりとして着用することが可能です。

逆に制服がない場合は、無地の黒シャツ・ブラウス、黒のズボン・スカートを着用しましょう。
また、制服の際は、靴下が白でも問題ありません。

乳幼児

乳幼児には、黒・紺など地味な色の服を着せるのがマナーとされています。

しかし、暗い色の服はあまり売られていないため、見つけるのが困難な場合があります。
その際は、白やベージュ、寒色系の服を選びましょう。

また、柄はないに越したことはありません、小さい控えめな柄であれば問題ありません。

こちらの記事で法事の服装について解説しているので、ぜひご覧ください。

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法事や四十九日にふさわしい髪型や注意点

女性の髪型

ロングの場合

ロングヘアの場合は、アンサンブルやワンピースに合うように、低い位置で髪を一つにまとめるのがおすすめです。
お団子は高い位派手に見えるので、低い位置に作りましょう。

前髪は清潔感が出るようにすっきりまとめましょう。
ギブソンタックは法事にはふさわしくありません。

セミロングやミディアムの場合

セミロングやミディアムの場合、まとめられるならロングヘアと同様に低い位置でまとめるのがいいでしょう。
まとめきれない場合は、前髪やサイドの髪をきれいにまとめられるハーフアップがおすすめです。

ショートの場合

ショートの場合は、結べないので、無理にまとめる必要はありません。

前髪が目にかかっていたり、サイドの髪で顔が隠れていたりしないように、ワックスで固めたり、ヘアピンで留めたりするといいでしょう。

男性の髪型

男性の場合はワックスなどでシンプルにまとめます。
無理に髪を立たせたり、エアリーにしたりしないようにしましょう。

男性も前髪は顔にかからないようにし、髪が長い場合は、束ねられるなら、ひとつにまとめ、まとめきれないなら、前髪や横の髪をワックスで固定させればすっきりします。

可能なら、髪を切ってすっきりとして法事を迎えるのがベストでしょう。

子供の髪型

女の子の場合、ロングヘアなら、大人の女性と同じく低い位置でまとめるのがいいでしょう。
髪が短い場合は、前髪をヘアピンでまとめます。

髪飾りは色の明るいものや装飾があるものが、子供向けとしては多いのですが、地味な色でシンプルな形状のものがいいでしょう

男の子の場合は、全体的に髪が伸びてきている場合は、きれいにカットして法事を迎えるのがベストでしょう。

髪型の注意点

シュシュは控える

ヘアアクセサリーを使ってアレンジするのは、基本的に法事向けの髪型としてはふさわしくありません。
黒いゴムやシンプルなヘアピンなど、必要最低限のアクセサリーを使って、法事に合った髪型にしましょう。

派手な色の髪は控える

装飾が付いていているものや大きいものだと、たとえ地味な色のものでも派手に見えてしまうこともあります。
派手な色の髪の毛だと、きれいにまとめていたとしても与える印象が悪くなります。

できるだけ法事の前に黒や暗い茶色に染めておくといいでしょう。
緊急の場合は、ヘアスプレーなどで一時的に落ち着いた色にすることもできます。

こちらの記事で葬儀にふさわしい髪型について解説しているので、ぜひご覧ください。

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四十九日の当日の流れ

四十九日当日はどのような流れで法要が執り行われるのでしょうか。
ここでは、四十九日当日の流れについてそれぞれ説明していきます。

①一同着席

僧侶が着くまで、席で待ちます。
席順は事前に決められていることが多く、遺族との血縁が深い順に前から座り、施主は僧侶の後ろに着席します。

②開始の挨拶、僧侶入場

僧侶が入場し、施主が参列者に向けて法事の挨拶を行います。
スムーズに式が進むよう、事前に挨拶は考えておくと良いでしょう。

③読経、焼香

挨拶が終わると読経が始まり、施主から順番に線香を手向けます

④読経法話、僧侶退場

読経後、僧侶から法話があります。
そのあと納骨式がある際は僧侶・親族・参列者共にお墓に移動します。

⑤会食

会食の場に移動し、施主が挨拶を行ったあと、献杯をし、食事をします。
ここでは、故人との昔話をし、皆で故人を偲ぶ時間です。

⑥施主の挨拶

最後に施主が参列者へ向けて挨拶を行います。

⑦引き出物を渡し閉式

参列者へ感謝の意を込めて引き出物を渡し、終了です。

こちらの記事で四十九日の流れについて解説しているので、ぜひご覧ください。

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四十九日を夏場に行う時の注意点

ジャケットの着用

暑いからといって、ジャケットを着用せずに法要に参列するのはマナー違反です。
会場まではジャケットは手に持ち、会場に着いたら着用するようにしましょう。

また、待ち時間や会食の際はジャケットを脱いでも問題ないとされていますが、法要中は必ず着用するのがマナーです。

暑いからといってだらしない格好にならないよう気を付けましょう。

ネクタイを外さない

ジャケットと同様、暑いからといって、ネクタイをせずに参列するのはマナー違反です。
自宅からの移動中はともかく、会場に着くまでにはきちんとネクタイを着けて参列しましょう。

また、会食中にネクタイを外せる場合がありますが、前もって親族に確認をとっておくことをおすすめします。
しかし、法要のようなフォーマルな場では、ネクタイはできるだけ付けたままにしておくのが無難です。

半袖はダメ

夏に行われる四十九日法要でも、肌の露出は避けたほうが良いです。

女性であれば、ノースリーブや胸元の開いたワンピース、丈の短いスカートはだらしない印象を与えるので避けるべきです。

半袖や七分袖のワンピースにボレロやカーディガンを羽織りましょう。

男性の場合は、ジャケットがあれば半袖シャツでも問題ありません。
しかし、待機中や会食の際にジャケットを脱ぐのが予想される際は、長袖シャツのほうが適切です。

こちらの記事で夏の葬儀の服装について解説しているので、ぜひご覧ください。

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四十九日の服装のまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで四十九日の服装についてや髪型・メイクなどの情報を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 四十九日法要とは、故人が亡くなってから四十九日目に行われる法要
  • 四十九日法要では、立場により喪服の種類が変わる
  • 髪型やメイクは華美にならないよう、清潔感を意識する
  • 夏場であっても、過度の露出はマナー違反になる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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