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お葬式

遺族への挨拶の仕方は?基本的なマナーから例文まで紹介

更新日:2022.05.11

弔問

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記事のポイントを先取り!

  • お悔やみの言葉は簡潔に伝えるべき
  • 手紙で送る場合、白無地封筒を使う
  • メールの場合、絵文字等は避ける

遺族が悲しみに浸っている中で、挨拶をするのは気が引けるものです。

もし挨拶をする場合は、最低限のマナーを守って、お話しするべきです。

そこでこの記事では、遺族への挨拶の仕方について解説します。

この機会に、遺族への挨拶の例文も抑えておきましょう。

後半では、お悔やみの手紙を出す際のマナーについて触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 遺族への挨拶をする場合の基本的なマナー
  2. 対面の場合における遺族への挨拶例
  3. 手紙の場合における遺族への挨拶例
  4. お悔やみの手紙を出す場合のマナー
  5. お悔やみのメールを出す場合のマナー
  6. お悔やみメールの挨拶例
  7. 遺族への挨拶まとめ
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遺族への挨拶をする場合の基本的なマナー

ここでは、遺族への挨拶をする場合の基本的なマナーを紹介します。

マナーを参考に、遺族へ失礼のない挨拶ができるようにしておきましょう。

お悔やみの言葉は短く簡潔に

葬儀や弔問の際、遺族は多くの訪問客の対応をします。

お悔やみの言葉が長くなると遺族に時間を取らせてしまい、負担をかけてしまいます。

また、他の訪問客を待たせる原因にもなります。

そのため、お悔やみの言葉は短く簡潔に伝えましょう。

忌み言葉を避ける

忌み言葉(いみことば)とは、不吉や不幸を連想させる言葉のことです。

忌み言葉の一例は次の通りです。

  • 死ぬ
  • 大変
  • 落ちる
  • とんでもないこと
  • 数字の四(死)、九(苦)
  • 別れる
  • 終わる
  • 失う
  • 消える

上記のような言葉は、弔事の場で使用してはいけません。

間違って使わないよう、注意しましょう。

直接的な表現は使わない

生死に関係する直接的な表現も使用しないようにしてください。

死ぬや死亡といった言葉は、ご依拠や他界される、生きるや生存は元気なころと言い換えましょう。

また、死因を直接訪ねることも、遺族につらい思いをさせてしまう原因になるので聞かないようにしましょう。

自分の言葉で伝える

マナーを守ることは重要ですが、気にしすぎてしまうと形式ばった他人行儀な挨拶になってしまいます。

マナーを忠実に守ることを最重要事項とするよりも、失礼のない範囲でマナーを守りつつ自分の言葉で故人を亡くした悲しみを遺族に伝えましょう。

そうすることで、より遺族の心へ響く挨拶となるはずです。

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対面の場合における遺族への挨拶例

対面で挨拶をする場合の挨拶例を紹介します。

急に挨拶をすることになっても焦ることのないよう、例文を把握しておきましょう。

葬式の案内を受けたとき

葬式の案内を受けたときは、最初の挨拶として以下のように伝えます。

「この度は、ご愁傷さまでございました。

心からお悔やみ申し上げます。」

参列の出欠を問われたとき

通夜や葬儀を行なうにあたって、遺族は参列者の人数を把握しなければいけません。

参列の出欠を問われた場合は、早めに返事をしましょう。

通夜と葬儀・告別式へ参列する場合

「この度は誠にご愁傷様でございます。

謹んで参列させていただきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。」

葬儀・告別式、もしくはお通夜に参列する場合

「この度は誠にご愁傷様でございます。

あいにく諸事情があり、葬儀(告別式、お通夜)のみ参列させていただきます。

申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。」

参列できない場合

「この度は誠にご愁傷様でございます。

本来であれば、すぐにでもお伺いし直接お悔やみを申し上げたいのですが、あいにく都合がつかず、ご葬儀へお伺いできそうにありません。

申し訳ございません。

安らかにご永眠されますようお祈りいたします。」

弔問したとき

通夜前に弔問する場合、遺族にとっては準備で忙しいタイミングであるため、手短にすませます。

ただし、通夜前は遺族から申し出がない限り一般的に弔問は控えた方が無難です。

葬儀後に弔問する場合、遺族の気持ちが明るくなるような故人との思い出話を織り交ぜつつ挨拶することが望ましいです。

また、葬儀後に弔問する場合、事前に遺族に訪問する旨を伝えましょう。

事前連絡なしに弔問に伺ってしまうと、遺族は弔問客を迎える準備がままならず、心身に負担をかけてしまうので注意してください。

火葬前に自宅へ弔問した場合

「ご連絡させていただいた○○と申します。

訃報を受け、取るものもとりあえず駆けつけました。

心よりお悔やみ申し上げます。

微力ではありますが、何か私にできることがあればお手伝いさせていただきます。

何なりとお申し付けください。」

火葬後に自宅へ弔問した場合

「ご連絡させていただいた○○と申します。

この度は誠にご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます。」

葬式へ参列したとき

「この度は突然のことで、言葉もありません。

心よりお悔やみ申し上げます。」

「この度はご愁傷様でした。

ご皆様のお気持ちを考えると、慰めの言葉もございません。」

葬式後の初七日頃まで

葬儀に参列した場合と、しなかった場合に分けて挨拶の例文を紹介します。

参列した場合

「先日のご葬儀ではありがとうございました。

お力落としのことでしょうが、○○様もお大事になさってください」

参列しなかった場合

「幾多のご厚情を思い、すぐにでも駆けつけなければならなかったのですが、やむを得ない事情により、葬儀に参列できず大変申し訳ございませんでした。

心よりお悔やみ申し上げます。

安らかにご永眠されますようお祈りいたします。」

葬儀後、月日が経ってから訃報を知ったとき

「心からお悔やみ申し上げます。

○○様がお亡くなりになったことを存じ上げず、ご挨拶が遅れてしまい誠に申し訳ございません。

突然のこと、無理をされていないか心配しています。

この度の不幸を乗り越えられる事を心よりお祈りいたします」

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手紙の場合における遺族への挨拶例

次に、手紙で遺族への挨拶をする場合の例文を紹介します。

葬式や会装辞退するとき

○○様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。

本来であれば、お伺いし直接お悔やみを申し上げたいところなのですが、やむを得ぬ事情により、お伺いできず申し訳ありません。

ご家族の皆様には、どうかご自愛頂き、お健やかに過ごされますよう心からお祈りいたします。

略儀ながら、書中にてお悔やみ申し上げます。

葬式や会装へ参加するとき

このたびは誠にご愁傷様です。

心からお悔やみ申し上げます。

当日はご遺族の皆様と共にご冥福をお祈りしたいと思います。

弔花や香典を贈るとき

この度は誠に残念なことになりまして、心からお悔やみ申し上げご冥福をお祈りいたします。

心ばかりですが、○○様のご冥福を祈り○○をお送りさせていただきますので、お供えしていただくようお願い申し上げます。

月日が経ってから訃報を知ったとき

こちらのご案内のお手紙で○○様の訃報を知ったところでございます

本来であれば直接お悔やみを申し上げさせていただくところ

後から知ったとはいえ このたびは失礼いたしました

衷心よりお悔やみ申し上げます

喪中ハガキが届き、寒中見舞いを出すとき

寒中お見舞申し上げます。

寒さが一段と厳しくなってまいりましたが、お変わりございませんでしょうか。

ご服喪中と伺い、年始のご挨拶を差し控えさせていただきました。

○○様がご逝去され、ご家族の皆様も、残念な気持ちでいっぱいでしょう。心からお悔やみ申し上げます。

厳寒の折から 皆様どうか御身大切にお過ごしください。

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お悔やみの手紙を出す場合のマナー

お悔やみの手紙を出す場合に守るべきマナーがあります。

遺族に失礼のないよう、把握しておきましょう。

白無地の封筒を使用する

お悔やみの手紙を入れる封筒は、白無地の封筒を使います。

郵便番号欄の印刷もない縦長の和封筒が最も望ましいです。

色付きやイラストの描かれた封筒はふさわしくないため、なるべく避けた方が無難です。

しかし、親しい間柄で葬儀後に出す場合に関しては、弔事用の控えめな絵柄であれば印刷されたものを使用しても問題ありません。

入り口が一重のものを使用する

二重封筒は内側に内紙が貼られたつくりで、中身が透けて見えにくくなっています。

送る相手に対し、丁寧な印象を与えることができるためフォーマルな用途に適しています。

そのため、お悔やみの手紙に使っても良いのではないかと思われる方も多いでしょう。

しかし、不幸が重なることを連想させることからお悔やみの手紙での使用はマナー違反になります。

よって、入口が一重の封筒を使いましょう。

香典を同封する場合は現金書留を利用する

現金は普通郵便では郵送できないことから、香典を同封する場合は現金書留を利用します。

このとき、香典は直接現金書留用の封筒に入れるのではなく不祝儀袋に入れてください。

現金書留用の封筒にお悔やみの手紙の封筒と不祝儀袋を入れて送ります。

そのため、不祝儀袋のサイズが大きい場合や水引があると現金書留用の封筒に入らない恐れがあるので注意しましょう。

また、送金する金額によって料金が違ってきますのでその点も確認してください。

宛名は故人ではなく、遺族の名前を書く

手紙の宛名は故人ではなく、喪主(または遺族)の名前を書くことがマナーです。

遺族の氏名が分からない場合の宛名は、「故○○様 ご遺族様」と記します。

また、差出人は自分の名前をフルネームで記入します。

名字や名前しか記入せずに送ってしまうと、同じ名字や名前の方から手紙が届いた場合に遺族を混乱させてしまいます。

ちなみに、会社で出す場合は代表として社長名義で出します。

黒のボールペンや万年筆を使う

お悔やみの手紙を書くときは、黒のボールペン万年筆を使いましょう。

不祝儀袋の表書きなど文字数が少ない場合は筆を使って書きます。

しかし、お悔やみの手紙は文字数が多くなるため、筆で書くことに慣れていない人は避けた方が無難です。

しかし、地域の風習として筆を使って書くことがマナーの場合もあります。

不安な場合は知人や近隣住民に確認すると良いでしょう。

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お悔やみのメールを出す場合のマナー

近年では、パソコンやスマートフォンが普及した背景からお悔やみをメールで出す方もいらっしゃいます。

ただし、お悔やみの言葉は、本来ならば直接会ってお伝えするべきです。

お悔やみをメールで伝えることは、正式なものではありません。

故人・遺族と親しい関係、またはビジネス上の関係である場合にとり急ぎで送るものであることを理解しておきましょう。

普段の連絡で用いられる機会の多い絵文字やスタンプですが、お悔やみの場合は相手に不謹慎な印象を与えるため避けてください。

また、葬儀の準備や手続きで慌ただしい遺族への配慮としてお悔やみの内容はシンプルにまとめ、文末に「返信不要」の一言を添えると良いです。

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お悔やみメールの挨拶例

お悔やみメールの挨拶例を紹介します。

会社関係の相手にお悔やみを伝えるとき

このたび〇〇様の訃報にふれ、謹んでお悔やみ申し上げます。

本来であれば、お伺いしお悔やみを申し上げるべきところなのですが、都合によりご葬儀にお伺いできず、誠に申し訳ありません。

略儀ながらメールにてお悔やみ申し上げます。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

友人にお悔やみを伝えるとき

○○様のご逝去を知り、突然のことで驚きと悲しみにたえません。

本来なら直接お悔やみに伺いたいところですが、このような形になり申し訳ありません。

哀しみの中でさぞお辛いと思いますが、どうぞお体に気を付けてお過ごしください。

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遺族への挨拶まとめ

ここまで遺族への挨拶の仕方について解説してきました。

まとめると以下の通りです。

  • お悔やみの言葉は忌み言葉を避け、短く簡潔に伝える
  • 遺族に対して直接的な表現は避ける
  • お悔やみの手紙は入り口が一重の白無地封筒を使う

香典を同封する場合は現金書留を利用する

お悔やみのメールでは絵文字やスタンプは避ける

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(からさわ)

唐沢 淳(からさわ じゅん)

経歴

業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。

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