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法事法要

直葬に香典は必要?火葬のみの場合のマナーや相場、渡し方まで詳しく解説

更新日:2023.03.31

香典

直葬(火葬式)は、通夜や告別式を行なわず、火葬だけを行う新しいスタイルの供養方法です。

質素に供養して欲しいと願う故人の意思が反映できるため、最近人気が出ています。

直葬(火葬式)の場合、香典を用意するべきか、どのタイミングで渡すべきかなど、非常に迷うことが多いです。

  • 直葬で香典は必要か
  • 香典はどのタイミングで渡すのか
  • 香典はどの程度の金額がいいのか

この記事では上記の内容を中心に説明していきます。

直葬(火葬式)の香典で迷わないためにも、ぜひ最後までお読みください。

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  1. 葬式しない直葬(火葬式)に香典は必要
  2. 直葬の香典の相場
  3. 直葬(火葬式)の香典の渡し方
  4. 直葬(火葬式)の香典のマナー
  5. 直葬(火葬式)の香典を辞退したい場合
  6. 直葬(火葬式)で香典をもらった時の対応方法
  7. 直葬(火葬式)に供花を送ってもいい?
  8. 直葬(火葬式)の香典についてのまとめ
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葬式しない直葬(火葬式)に香典は必要

封筒 香典

直葬(火葬式)は、火葬だけを行うと勘違いされることが多いです。

しかし実際には告別式などを簡素化し、最低限の式は行います。

そのため直葬(火葬式)に行く場合、式に際して香典を包むことは決して間違いではありません。

一般葬と同じ

直葬(火葬式)でも、遺族が辞退していなければ香典を用意することが一般的です。

直葬(火葬式)では通夜や告別式を簡素化して行います。

そのため一般葬と同様、香典の扱いは変わりません。

葬儀場で恥をかかないためにも、基本的に香典は用意しておくようにしましょう。

香典の有無は遺族の自由

直葬(火葬式)において、香典を受け取るかどうかは遺族の意思次第です。

香典の辞退の連絡があれば、香典を準備する必要はありません。

遺族が辞退しているにも関わらず持っていってしまうとかえって迷惑になります。

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直葬の香典の相場

費用

相場は、一般葬の場合とほとんど変わりません

ただ、一般葬よりも葬儀費用が安いこともあり、香典の金額を少し安めにすることもあります。

父母

身内の葬儀の場合、香典を受け取る側であることも多いです。

ですが、籍が異なる場合や、葬儀の運営に関わらない場合は香典を渡すことになります。

直系の父母レベルの血縁関係がある場合、3万~10万円程度の香典を包むのが相場です。

故人から結婚式や他の葬儀でご祝儀や香典をいただいていれば、その金額を包むのも良いでしょう。

祖父母

祖父母の場合、直接葬儀を取り仕切る立場ではありません。

葬儀を行う人に役立ててもらえる程度の香典を包みます。

一般的な香典の相場は1万円程度です。

兄弟姉妹

自身や配偶者の兄弟姉妹の葬儀では、1万~5万円程度包むのが相場です。

普段から冠婚葬祭等でお付き合いがある場合は多めに包みます。

友人知人

友人や知人の葬儀の場合、香典の金額は5000円程度が相場です。

直葬は参加できる人数が限られているため、ほとんど近しい親族のみで行われます。

ですが、故人との関係が深かった場合、友人や知人でも葬儀に呼ばれることがあります。

また、葬儀に呼ばれなかった場合も、香典だけ現金書留でお送りすることもできます。

いずれの場合も、遺族が香典を辞退していないか確認の上行いましょう。

会社関係

勤め先の関係者の葬儀の場合も、香典の金額は5000円程度が相場です。

会社の互助会があり、金額の基準が決まっている場合はその基準通りでも問題ありません。

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直葬(火葬式)の香典の渡し方

香典 ふくさ

直葬(火葬式)では基本的に葬儀の受付が存在しません。

そのため、直接ご遺族にお会いして香典を手渡しするのが最も一般的な方法です。

ご遺族が香典の受け取りを辞退された場合には、無理にお渡しすることは控えましょう。

到着してすぐ

葬儀場や火葬場に到着したら、まずはご遺族に挨拶するようにしましょう。

そして挨拶のタイミングで、同時に香典をお渡しするようにします

遺族は葬儀の段取りで忙しく、あまり時間を取れないことも多いです。

なるべく時間を拘束しないように香典をお渡しすることを心がけます。

お焼香

お会いした際に手渡すタイミングがなかった場合は、お焼香のタイミングでもよいでしょう。

焼香をする際、祭壇に香典を供えます。

この時、香典袋の文字をこちら向きにするにしましょう。

ただ、直葬(火葬式)の場合はお焼香を行わない場合が多いです。

焼香のタイミングで香典を渡したい場合、事前に親族や葬儀社の方に確認しておくようにしましょう

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直葬(火葬式)の香典のマナー

スーツ

香典のマナーは一般葬とほとんど変わりません。

香典は、次に掲げるマナーを守って用意しましょう。

新札を使わない

香典では、新札を使わないようにしましょう。

結婚式などの慶事には新札を使う風習がありますが、弔辞では使いません。

これは、新札を使うと不幸に備えていたようにとられ、失礼に当たるためです。

多く包みすぎない

相場から大きく外れて大金を包んでも失礼に当たります

あまり大金を包んでしまうと、お返しの手間を増やしてしまいます。

気を遣わせない程度の金額をお包みしましょう。

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直葬(火葬式)の香典を辞退したい場合

葬儀 お辞儀

遺族の立場ならば、香典を辞退する断り方に気を使うことも多いでしょう。

そのような時は、以下に紹介する方法で受け取りを辞退するようにしましょう。

参列者に伝える

参列者は、何も言わなければ基本的に香典を持参するため必ず伝えましょう。

事前に伝える方法

故人が亡くなった時、訃報とともに直葬(火葬式)をする旨を伝えます

この時に香典の受け取りを辞退することを伝え、関係者にも周知してもらうようにしましょう。

また、供物や供花の辞退をする場合も確実に伝えるようにしましょう。

当日に伝える方法

当日に伝えるときは、故人の遺志であることを伝えるのが効果的です

また、香典だけでなく供物や供花も辞退する場合は、その旨も確実に伝えます。

トラブルを防ぐために辞退するかどうかは事前に決めておくようにしましょう。

葬儀会社にも周知する

葬儀会社に対して、香典や供物、供花の受け渡しを依頼する方もいらっしゃいます。

そのため、葬儀会社にも遺族の意向を確実に伝えておくようにしましょう。

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直葬(火葬式)で香典をもらった時の対応方法

香典

香典をいただいた際は、香典返しを行います。

香典返しは、次のポイントを踏まえて行いましょう。

即日返しをする

香典返しの1つの方法として、葬儀当日に行う即日返しがあります。

お返しは、いただいた金額の半額から3分の1程度の物品をお送りしましょう。

葬儀業者と相談して、物品を用意してもらうとよいでしょう。

法要後に香典返しをする

最も一般的な香典返しは、四十九日法要後に行う方法です。

この場合も、いただいた金額の半額から3分の1程度の物品をお返しします。

以前は直接手渡しをすることも多かったですが、最近は郵送するのが一般的です。

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直葬(火葬式)に供花を送ってもいい?

花

供花は、葬儀業者を通じて送ることが可能かを確認します。

遺族が供花や供物の受け取りを辞退されている場合もあります。

その場合は、葬儀会社に相談しても対応できない旨を伝えられます。

ご遺族の意向ですから、無理にお送りすることはマナーとして控えます。

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直葬(火葬式)の香典についてのまとめ

香典

直葬(火葬式)の香典は遺族の意思を尊重して対応することを心掛けましょう。

直葬(火葬式)の場合の香典についてまとめると以下の通りです。

  • 直葬の香典は遺族の意向に合わせる
  • 香典を渡すなら遺族と対面した時、あるいは焼香のタイミング
  • 身内の香典の相場は1万~10万円程度
  • 知人・友人・会社関係者の相場は5000円程度
  • 香典は遺族との挨拶のタイミングで渡せたら渡す
  • 香典には新札を使わず、また多く包みすぎないようにする
  • 香典を頂いたら香典返しを行う

ここまで直葬(火葬式)の香典について、そのマナーなどを中心にお伝えしてきました。

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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