法事法要
十三回忌の香典相場はいくら?香典の包み方やマナーも解説
更新日:2025.04.01 公開日:2021.11.27

記事のポイントを先取り!
- 十三回忌の香典は1万〜5万円
- 水引や表書き、金額に注意する
故人の十三回忌の法事に参列する予定がある方もいらっしゃるでしょう。
十三回忌に参列する際、香典の金額で悩むのではないでしょうか。
事前に知っていれば、当日持参する際に困らないでしょう。
そこでこの記事では、13回忌の香典について詳しく説明していきます。
近いうちに十三回忌に参列する方は、ぜひ最後までご覧ください。
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十三回忌とは
そもそも十三回忌がどのような行事なのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。
十三回忌は、故人が亡くなって12年後の命日に行う年忌法要です。
亡くなった当日を一回忌と考えるため、十三回忌は12年後になります。
十三回忌の法事では、故人を供養するための法要とお墓参り、会食を行うのが一般的です。
また、当日参列する方としては、主に故人のご遺族やご親族が挙げられます。
十三回忌の香典相場

十三回忌で香典を持参する際、いくら包むかで悩みませんか。
十三回忌の場合、香典の金額相場は以下のようになっています。
香典の相場
十三回忌で持参する香典の相場は、故人との関係性によって様々です。
供養の対象になる故人ごとの香典相場は、以下の通りです。
父母・義父母 | 1~5万円 |
祖父母 | 1~3万円 |
叔父などの親戚 | 5000~3万円 |
親しい知人・友人 | 5000~1万円 |
なお会食への参加・不参加でも、香典の金額が変わってきます。
会食に参加する場合は、5,000〜1万円程多く包みます。
連名で包む場合の相場
夫婦で十三回忌に参列する場合、連名で香典を包むケースが一般的です。
連名で包む場合は、2人分の金額を包みます。
法要だけに参列する場合は2万~5万円、会食まで参加する場合は3万~5万円程度です。
以下の記事では、一万円を包むときの香典の書き方について紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

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十三回忌で香典を選ぶときのポイント
十三回忌の香典袋は、包む金額や宗教の違いによって適切なものを選ぶ必要があります。
マナーを守った香典袋を用意することで、遺族への敬意を示せます。
ここでは、包む金額に応じた香典袋の選び方と、宗教ごとの違いについて解説します。
香典袋は包む金額によって変わる
香典袋は、包む金額によって選び方が変わります。
一般的に5,000円程度であれば、簡易的な不祝儀袋を使用して問題ありません。
ただし、1万円以上を包む場合は、水引が印刷されたタイプではなく、実際に水引が結ばれているものを選ぶのが望ましいです。
また、3万円以上の高額を包む際には、金銀や双銀の水引が付いた格の高い香典袋を使用するのがマナーです。
香典の金額に見合った香典袋を選ぶことで、故人への供養の気持ちや遺族への配慮がより丁寧に伝わります。
宗教のルールを確認する
香典袋は、宗教によって水引の色や種類に違いがあります。適切な香典袋を選ぶことで、遺族への敬意とマナーを示せます。
- 仏教:白黒または黄白の結び切りの水引が一般的
- 神道:双白、双銀、または白黒の結び切りを用いる
- キリスト教:水引の指定は特にない
- 無宗教:白黒または双銀の結び切りが無難
また、宗教によっては十三回忌の法要自体が行われない場合もあります。
宗教ごとの違いに不安を感じた場合は、親族や知人に確認することで安心して準備ができます。適切な香典袋を選ぶことで、故人への供養と遺族への気遣いが伝わるでしょう。
スポンサーリンク香典の包み方
十三回忌で香典を持参する際、金額だけではなくマナーも大切になってきます。
香典袋の選び方や書き方などのマナーも、合わせてご紹介しましょう。
水引の選び方
香典袋に結わえる水引は、色が黒白のものが一般的です。
なお関西や北陸の場合は、黒白の代わりに黄白のものを使います。
加えて、神道では双白も使い、一方キリスト教では水引を使いません。
また結び方についても、結び切りやあわじ結びのものを選ぶのが作法です。
両方とも簡単にほどけないため、不幸が繰り返されないようにと願う意味があります。
ほかにも香典の金額によって、水引も印刷されているものか実物を選ぶことが大切です。
金額が5,000円以下の場合は印刷されたものを、1万円以上の場合は実物を使います。
表書きの書き方
香典袋を用意する際は、表書きの種類も重要です。
仏教の場合は、宗派に関係なく「御仏前」「御香典」「御香料」と書きます。
神道の場合は、「御神前」「御神饌料」「御玉串料」などが一般的です。
キリスト教は「御花料」や「御花代」が使われます。
またカトリックでは「御ミサ料」、プロテスタントでは「弔慰料」も使われやすいです。
ちなみに表書きを書く際は、普通の黒い墨を使います。
葬儀などのように故人を悼む段階ではなく、故人を偲ぶ段階になっているためです。
香典は袱紗に包む

香典を法事の会場に持参する際は、袱紗に包みます。
袱紗は、濃紺など寒色系のものや紫色のものを選ぶのがマナーです。
包む際は、まず袱紗の裏面を上にひし形に広げます。
真ん中より少し右側に香典袋を置いた後、右・下・上・左の順に折りたたみましょう。
最後に左側の余った部分を内側に折り込めば完了です。
当日は受付か施主にお渡しします。
袱紗から香典袋を取り出し、袱紗の上に乗せ、お悔やみの言葉を添えて差し出す流れです。
中袋は必要?
香典袋に中袋が付いている場合は、中袋を使うと良いでしょう。
付いていない場合は、無理に準備する必要はありません。
中袋には香典のお金を包んだうえで、表面に金額を、裏面に住所と氏名を書きます。
金額を書く際は、漢数字の旧字体を使って「金○○圓」と書くのが作法です。
1万円を包んだ場合は「金壱萬圓」、7,000円の場合は「金七仟圓」と書きます。
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十三回忌で香典を用意するときのマナーや注意点4選

十三回忌で香典を準備する際、いくつかのマナーや注意点を意識するべきです。
当日に気持ち良くお渡しできるように、事前に知っておくと良いでしょう。
忌み数は入れない
まず金額については、縁起の悪い数字である「忌み数」を入れないようにします。
4と9は「死」や「苦」を連想させるため、特に避けるべきです。
加えて、偶数の入った金額も避けるべきとされています。
割り切れることから、故人との繋がりが切れるイメージがあるためです。
奇数で、かつ1・3・5が入った金額が良いとされています。
お札の向きをそろえる
お札の向きをそろえて、包むことも大切です。
向きが統一されていない場合、ご遺族から見て丁寧さが感じられません。
十三回忌でお札を包む際は、肖像が印字された面を下にします。
そして肖像の印字されている側が、袋の底に来るようにするのがマナーです。
新札は避け、使用感のあるお札を
香典には、折り目のついた使用感のあるお札を用いるのが一般的です。
新札は「故人の死をあらかじめ予期していた」と受け取られることがあり、弔事には不適切とされます。
ただし、最近では新札に対するこだわりが薄れつつあり、気にしない方も増えています。
万が一、ATMから引き出した際に新札しか手に入らなかった場合は、軽く折り目をつけてから包むことで、香典として使用することができます。
細かいマナーにも気を配ることで、故人と遺族への思いやりが伝わります。
袱紗に包む
前述の通り、香典は、故人と遺族への敬意を示すために、袱紗(ふくさ)に包んで持参するのがマナーです。
袱紗は、弔事だけでなく慶事にも使われるため、種類や扱い方に違いがあります。
香典用の袱紗には、寒色系の落ち着いた色を選ぶのが一般的です。
特に紫色は、弔事と慶事の両方で使用できるため、1枚持っておくと便利です。
十三回忌の香典まとめ

ここまで十三回忌の香典についての情報や、当日の作法などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 十三回忌香典の金額は故人との関係で異なり、1万~5万円
- 水引の結び方は、結び切りやあわじ結び
- 香典の注意点は、忌み数の金額を入れない、お札の向きはそろえる
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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