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お葬式

お通夜の受付は何をすればいいの?挨拶の仕方や服装マナーを解説

更新日:2024.02.03 公開日:2021.11.29

喪主

喪服でお辞儀をする二人の女性

記事のポイントを先取り!

  • 芳名帳の記帳や香典を受け取る
  • 遺族の遠縁にあたる人が務める
  • 受付は2人以上で担当する

お通夜の受付は、喪主の友人・会社関係の人などに依頼することが多く、自分にも頼まれることがあるかもしれません。

受付をやることになった場合、遺族側として弔問客をお迎えする重要な役目なので、何をするのかを確認しておきたいですね。

そこでこの記事では、お通夜の受付は何をするのかについて解説していきます。

また、家族葬での受付についても詳しく紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. お通夜の受付は何をするの?
  2. お通夜の受付は誰がやる?
  3. お通夜の受付の流れ
  4. お通夜の受付の挨拶の仕方
  5. お通夜の受付係の服装マナー
  6. 家族葬でも受付は必要?
  7. 受付係と会計係は兼任できる?
  8. お通夜の受付まとめ
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お通夜の受付は何をするの?

クエスチョンマークが書かれた積み木が3つ積まれている

お通夜の受付は、参列者をお迎えし香典や供物を最初に受け取るのが主な役割です。

遺族側として参列者の最初の窓口となり出迎える大切な仕事ですが、具体的にどのような仕事を行うのかを詳しく紹介します。

芳名帳への記帳

参列者が受付にきて、挨拶が終わったら芳名帳(ほうめいちょう)への記入をお願いします。

芳名帳は参列してくださった人の名前と住所を記載するもので、遺族が参列者を把握するうえで必要な物になります。

住所は挨拶回りや香典返しを行う際に使用するため、必ず記帳してもらいます。

筆記用具を用意するときは、筆ペンやサインペンなど数種類の筆記用具を準備します。

人によっては毛筆が苦手な方もいらっしゃるため、なるべく複数種類の筆記用具を用意すると便利です。

香典の受け取り

弔問客は受付で香典を渡してきますので、それを受け取り大切に保管するのも受付の大事な役割です。

香典を受け取り、会計係に迅速に渡します。

香典を受付にためておくと、紛失や盗難などのトラブルになる可能性が高いので、できるだけ早く会計係に渡しましょう

香典を受け取るときは遺族宛ての物を受け取ることになるため、「お預かりします」と挨拶をします。

そして香典を受け取るときは、必ず両手で受け取ってください。

芳名帳に名前を書く前に香典を渡してくることもありますので、受け取ったら忘れずに記帳してもらいましょう。

荷物の預かり

受付では弔問客のために様々な対応を行いますが、荷物や上着を預かるのもその一つです。

上着は、クロークがある場合に預かることができます。

荷物を預かるときは、事前に番号札を用意しておくとスムーズに受け渡しが可能です。

会葬礼状・礼品の返礼

香典をいただいたタイミングで、会葬礼状・礼品の返礼を行います。

受付を行う際に返礼品を渡す係を決めておくと、スムーズに渡すことができます。

香典が連名の場合は人数分渡し、会社名などの団体の名前になっている場合は、ひとつ渡すのがマナーです。

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お通夜の受付は誰がやる?

頭にクエスチョンマークを浮かべているスーツの男性の後ろ姿

遺族の立場になった時は、受付を誰に依頼したら良いのでしょうか。

一般的にどのような立場の人が受付を担当するのかについて解説していきます。

受付を担当する人

お通夜に関する雑務は、葬儀場のスタッフが引き受けてくれるのが通常です。

しかし受付は現金を取り扱うという大切な役目があるため、遺族が依頼して決めます。

受付には親・子・孫などの直系の関係にある遺族は選ばず、遠い親戚などに依頼します。

また会社関係者や友人・知人に依頼することもありますし、近所の親しい方に依頼するケースもあります。

2親等以内の遺族の場合、お通夜の準備・打合せ・当日の弔問客の対応などに忙しくなりますので、受付にずっといるわけにはいきません。

故人とは遠縁の間柄と言っても、受付を引き受けた場合は責任を持って役割を務めましょう。

受付は複数人ですること

受付は最低2名以上で行います。

1人で受付を行うことはありませんので、役割を分担して行いましょう。

弔問客が多いお通夜の場合は、複数人受付を用意する必要があります。

対応に不備がないように、香典を受取る人・記帳をお願いする人など、事前に役割を決めておいた方が良いでしょう。

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お通夜の受付の流れ

「STEP1」「STEP2」「STEP3」と書かれた積み木

受付は当日、遺族側として弔問客に対応するという大切な役目があります。

お通夜当日に慌てないためにも、受付の仕事の流れを確認しておきましょう。

確認作業

受付は式場の案内やお手洗いの場所を尋ねられることが多くありますので、会場を確認して案内できるようにしておきます

会場には早めに行って、式が行われる場所やお手洗いの位置を確認します。

また駅までの道のりや、タクシーについても聞かれる場合がありますので、それらにも対応できるように事前に調べます。

返礼品の確認・当日の流れについてなど、お通夜が始まる前に遺族と入念な打ち合わせを行いましょう

準備

芳名帳や筆記用具・改葬礼品と礼状の準備を行います。

また、香典を保管する香典受・名刺受も用意しておくと便利です。

受付は香典を速やかに会計係に渡す役割もあり、会計係との連携も大切です。

会計係とも、事前に簡単な打合せを行いましょう。

参列者対応

お通夜の開始時間が近づくと弔問客が次々到着するので、遺族側として失礼のないよう対応します

まずは弔問客に「本日はお忙しい中お越しいただきまして誠にありがとうございます」と挨拶をしてください。

受付に来た方が喪主の親族の場合は「この度はお悔やみ申し上げます」という挨拶を加えてください。

芳名帳に記帳していただき、香典を預かり「お預かりします」と言って受け取ります。

記帳と香典を受け取りが済んだら、会葬礼状・礼品を渡します。

受付で荷物を預かって欲しいと言われたら、預かりの対応をしましょう。

会場への案内

弔問客に会場を案内するのも大切です。

「会場入り口はあちらです」と声をかけて、弔問客が迷わないようにします。

スムーズに会場を案内するためにも、事前に確認しておくことが大切です。

また声掛けだけでなく、高齢の方・サポートが必要な方には入り口まで付き添って案内しましょう。

香典を会計係に渡す

弔問客が受付を離れたタイミングで、香典を会計係に渡しましょう。

参列者が立て続けにくると、香典が受付の香典受けにたまってしまいます。

万が一のことがないように、手が空いたら速やかに会計係に渡すことが大切です。

通夜への参加

お通夜の時間になったら、受付もお通夜の会場に行き参列します。

しかし遅れてくる人や香典の保管などもあるため、受付の全員が参加できない場合もあります。

葬儀社が受付の交代を促してくれることが多いので、順番に焼香を行います。

タイミングが合わなくて交代できない場合もあるかもしれませんが、受付を無人にせずに、必ず誰か一人は受付に残っているようにしましょう

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お通夜の受付の挨拶の仕方

喪服を着た男女

受付は遺族側の人間として参列者に最初に対応するため、お迎えの挨拶はとても大切です。

遺族にかわって丁寧に挨拶をし、受け答えをすることが大切です。

お通夜に来た弔問客はまず受付に「このたびはご愁傷さまでした」とお悔やみの言葉を掛けますので、受付はこれに対して遺族の立場で対応してください。

「本日はお忙しい中お越しいただきまして、ありがとうございます。」

「お忙しい中ご参列くださりありがとうございます」

以上のような挨拶を返しましょう。

雨や雪など天気が悪いときは、
「お足もとの悪い中お越しくださりありがとうございます」
という相手を気遣った挨拶をすると丁寧です。

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お通夜の受付係の服装マナー

ビジネススーツを着た女性

受付は遺族を代表して弔問客の対応を行いますので、服装のマナーも大切です。

最初の顔となるのが受付なので、来てくれた人に不快な思いをさせないよう、服装に注意します。

どんな服装が受付に合っているのか、靴やアクセサリーについても確認しておきましょう。

ブラックスーツを着用する

男性は、ブラックスーツにワイシャツは白の無地が適した服装です。

ネクタイ・靴下・靴も黒にして、シンプルなデザインのものを着用します。

女性は黒のワンピース・スリーピースもしくはスーツで、露出の多くない恰好を心掛けましょう。

ストッキングは、肌色か黒色の物を着用します。

靴は、シンプルなデザインの黒いものを履きます。

黒であっても、光沢のあるエナメルのような素材のものは避けましょう。

受付の場合は長時間立って行うため、足が疲れない靴を選ぶのがベストです。

靴や鞄は金具のないものを選択する

靴や鞄は黒で、飾りや光るものがついているのはやめましょう。

また、ワニ皮・蛇皮などの動物の死を連想させる素材の鞄はマナー違反になります。

髪型も派手にセットせずに、落ち着いた髪型にしましょう。

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家族葬でも受付は必要?

マスクをつけて悩む女性

最近は、家族葬という近親者のみで行われる葬儀も増えてきました。

家族葬は通夜も規模が小さくなることが特徴ですが、受付は必要なのでしょうか。

家族葬では受付は必ずしも必要ではない

家族葬は身内や親しい人だけで行われる葬儀なので、受付を設けなくても問題ない場合が多いです。

家族葬は遺族の負担を軽くして、故人とのお別れの時間をゆっくりとるために行うことが多い葬儀です。

香典を受け取らない場合も多く、受付がなくても問題ないと考える人もいます。

ただし家族葬と言っても様々な規模の葬儀があり、参列する人が多い家族葬もあります。

その場合は、スムーズに案内するためにも受付を設けたほうがいいでしょう。

家族葬では誰が受付をするの?

家族葬で受付を設ける場合も、担当者は複数人いたほうが望ましいです。

特に参列者が多い家族葬の場合は、受付に最低2人はおきましょう。

2人以上いると、会場の案内などの参列者のサポートも滞りなく行うことができます。

家族葬で受付を依頼する場合は、遠い親戚や知り合いに頼む場合がほとんどです。

故人と関係が深い方だと、葬儀の準備や参列者へのご挨拶で忙しくなります。

また故人と関係性が近い人の場合は、ゆっくりとお別れしたいという思いもあるでしょう。

受付は当日の負担が大きく、故人に近い親族ではできない場合が多いです。

受付に適切な人がいないときは、葬儀会社に受付をお願いすることも可能です。

葬儀会社に依頼する場合は、事前に相談して打合せを行います。

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受付係と会計係は兼任できる?

AとBを比べるオペレーターの女性

葬儀を行う上で、会計係も大切な役割です。

会計係は誰が行うのか、どのような仕事なのか説明します。

会計係は何をやるのか

会計係は受付の後ろで香典を管理する役目があり、お金が関わるため責任が重大です。

会計係は、受付から香典を受け取り中身を確認します。

そして香典の額がわかる一覧表をまとめ、金額があっているかチェックします。

誰からいくらもらったのかを確認する大切な役目なので、誰にでも簡単に依頼することができない仕事です。

会計係は誰が行うのか

遺族に近しい人・信頼のある人ととして、親族が選ばれることがほとんどです。

会計係になる人は、簡易金庫などを準備して一時的に香典をしまいます。

金額と名前のリストを作り、金額にミスがないかチェックを行い、遺族にお金とリストを渡します。

会計と受付を兼任してもいいのか

受付と会計は連携をとる必要があり、最初に顔合わせをして打ち合わせをしておきます。

会計係と受付を兼任することは可能ですが、できれば役割を分けたほうがいいでしょう。

会計の場合はお金を扱う大切な仕事で、他の仕事と兼任すると集中してできなくなる可能性があります。

会計係以外を兼任することは問題ありませんが、会計に選ばれた場合は専任してお金の管理をしましょう。

専任で集中してお金の管理を行うことで、トラブルが発生する可能性も低くなります。

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お通夜の受付まとめ

「KEY POINT」と書かれたスタンプとペンとノート

ここまでお通夜の受付についての情報や、受付のマナーなどを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 受付では芳名帳の記帳・挨拶・香典の受け取りなどを行う
  • 受付は遺族の遠縁にあたる人・知人・友人が務める
  • 受付は2人以上の複数人で行う
  • 受付の服装は黒のスーツ、靴や鞄も黒にする

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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