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法事法要

三回忌の服装マナーは?参列者側の服装や平服の有無についても紹介

更新日:2022.12.24

回忌

香典_渡し方

記事のポイントを先取り!

  • 三回忌法要では喪服を着用するのが一般的
  • 弔事における平服とは略礼服とされるダークスーツ
  • 参列者の持ち物は、袱紗、香典、お供物、数珠

三回忌以降の法要の案内状には「平服でお越しください」と記載されている場合があります。
しかし、弔事(儀式などのお悔み事)における平服とはどのような服装を指すものなのか、判断に迷う方も多いかと思います。

この記事で三回忌の服装マナーについて学び、服装選びに困ることのないようにしましょう。
七回忌以降の服装マナーにも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 三回忌とは
  2. 三回忌の服装マナー
  3. 参列者の服装マナー
  4. 三回忌に平服はNG?
  5. 身内だけなら平服でも大丈夫?
  6. 三回忌の持ち物は?
  7. 七回忌以降の服装は?
  8. 三回忌の服装まとめ
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三回忌とは

三回忌法要とは、故人が亡くなってから2年後の祥月命日(しょうつきめいにち)に営まれる法要のことです。
忌日の数え方では亡くなった日が1回となるため、2年後の祥月命日が三回忌となります。
三回忌という言葉から、亡くなって3年後の法要と誤解されやすいので、間違いのないよう注意が必要です。

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三回忌の服装マナー

三回忌の法要に相応しい服装は、男性・女性・子供でそれぞれ異なりますが、基本的な考え方は同じです。

また、喪主の服装が参列者よりも軽くなるのは避けるべきですので、その点も考慮に入れて服装を選びます。
ここでは喪主や遺族の服装について解説します。

男性の服装

三回忌の法要では、喪主は葬儀の時と同じ服装を着用するのが一般的です。

モーニングコートなどの正礼装を着用する場合もありますが、喪服を着用される方が多いようです。

ワイシャツは白無地でレギュラーカラーのものを選び、シンプルな黒ネクタイを締めます。
足首の肌が見えないように黒い長めの靴下を選び、シンプルな黒の革靴をはくのがマナーです。

また、弔事の際に光るものはNGなので、ネクタイピンやカフスなどの使用は避けたほうがよいでしょう。

女性の服装

男性は喪服を着ておけば問題ありませんが、女性は選択肢が多いため服装選びが難しいかもしれません。
しかし、基本的な考え方は同じですので、黒のアンサンブルやワンピース、スーツが最適です。

肌の露出が多くならないよう、スカートの丈は長めのものを選び、上着も七分袖などは避けます。
インナーについても、黒のブラウスやカットソーなどを選ぶのがマナーとされています。

また、足元については黒のストッキングが最適ですが、冬場や寒冷地では黒のタイツでも問題ないとされています。
ただし、極端に厚手のものはカジュアルな印象を与えますので、60デニールほどのものが無難です。

靴はあまりかかとの高くない、黒いパンプスが最適とされています。

アクセサリーについては、シンプルなデザインの真珠やオニキスであれば問題ないようです。
あまり装飾のない結婚指輪であれば、付けたままでも問題ありません。
ただし、アクセサリーを付ける際は二連や三連の物は避けて一連のものにするのが無難です。

腕時計もなるべく装飾のついていないシンプルなデザインのものにしましょう。

また、正式な服装を着用した場合、女性はフォーマルバックを合わせるのが一般的とされています。
弔事に利用するバックは、金属などの光る装飾がなく、ツヤのない素材のシンプルなものを選びましょう。

髪の長い方が髪をまとめる際に使用するゴムやシュシュなども黒が基本です。
化粧はナチュラルメイクで落ち着いた印象に仕上げ、口紅も薄い色のものを使用します。
派手な化粧はもちろん不適切ですが、化粧を一切しないというのもマナー違反に当たるので、ナチュラルメイクを心がけましょう。

子供の服装

子供の服装については大人ほど厳密ではありませんが、やはり弔事に相応しい服装を着用するべきです。

中学生や高校生で制服がある場合は、制服が最もふさわしい服装となります。

制服がない小学生などは、黒やグレーなどの落ち着いた色の服装であれば問題ありません。

白のシャツやポロシャツを着用し、靴下も黒や白のものを選びます。

靴は黒の革靴が最適ですが、小さいお子さんであれば黒や紺のシンプルなスニーカーでもよいとされています。

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参列者の服装マナー

続いては、参列者の服装について解説します。
三回忌法要に参列する場合は、喪主と同等かそれより格下の服装でよいとされています。

喪主の服装は正式な礼服、または喪服を着用するのが一般的ですので、参列者も喪服を基準にします。

男性の服装

男性が三回忌の法要に参列される場合は、喪服を着用するのがもっとも無難です。
略礼服の黒スーツなら問題ないという意見もありますが、喪服とは素材や色目が若干異なります。

略礼服ではなく喪服を着用しておけば、問題になることはないでしょう。

女性の服装

女性が三回忌の法要に参列される場合も、基本的には男性と考え方は同じです。

やはり喪服、または略礼服を着用していけば問題はないでしょう。
かつてはスーツでもスカートを着用する方が多かったようですが、現在ではパンツスーツの方も多いようです。

法事では頭を下げる機会も多いので、長髪の方は後ろで一つにまとめ、短い髪型の方は黒いピンなどで止めておけば邪魔になりません。

化粧も不健康に見えない程度の控えめにして、赤みの強い口紅やグロスの使用は控えましょう。
かといって化粧を一切しないのもマナー違反です。ナチュラルメイクを心がけてください。

子供の服装

三回忌の法要に参列する子供の服装に関しても、遺族の子供と同様と考えて問題ありません。

制服があれば制服を着用し、制服がない場合は紺やグレーなど落ち着いた服装を着用します。

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三回忌に平服はNG?

三回忌法要の案内状には「平服でお越しください」と添えられているケースもあります。

しかし、この場合の平服とは、デニムなどのカジュアルな服装を指すものではありません。

平服とは

平服と聞くとカジュアルなイメージを抱く方も多いですが、弔事での平服は主に略礼服を指します。

案内状に記載されている平服とは、男性では黒や紺のダークスーツを指します。
女性についても同様で、喪服に準ずる黒のワンピースやスーツが平服にあたるとされています。

施主や遺族の場合

三回忌の法要などで、喪主の服装が参列者よりも軽いのはマナー違反です。

参列者への案内状に「平服でお越しください」と添えた場合も、喪主や遺族は喪服を身に付ける必要があります。

参列者の場合

三回忌の法要に参列する場合、基本的には喪服を着用したほうが無難です。

しかし、案内状に「平服でお越しください」と添えられている場合は、ダークスーツなどでも問題ありません。
ただし弔事であることを念頭において、法事に相応しい服装を心掛けてください。
もし服装に関して不安があれば、施主に確認するようにしましょう。

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身内だけなら平服でも大丈夫?

近年では三回忌の法要も簡略化され、家族や近しい親族だけで行う方も少なくありません。
家族や近しい親族のみで営む法要であれば、それほど服装の格差に配慮する必要はありません。

こういったケースでは、喪主を含め略礼服で済ましても問題ないとされています。

しかし、三回忌の法要では菩提寺の僧侶を招いて、供養の読経をしていただくのが一般的です。
そのため、身内だけで営む三回忌の法要でも、カジュアルすぎる服装は避けるべきでしょう。

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三回忌の持ち物は?

三回忌の法要は正式な仏事ですので、必ず用意すべきものがあります。
特に喪主の方は用意するものが多いため、きちんと準備しておく必要があります。

施主や遺族の持ち物

三回忌の法要を寺院などで営む場合は、喪主が持参すべきものも多くなります。

喪主が持参するべきものは以下の通りになります、

  • お布施
  • 位牌
  • 遺影
  • お花
  • お供物
  • 数珠

法要後にお墓に行く場合は、お線香も用意しておく必要があります。

参列者の持ち物

三回忌の法要に参列する場合の持ち物は、施主ほど多くはありません。

女性は小さめのバックに入る程度、男性はポケットに収まる程度に持ち物を用意します。

参列者が持参するべきものは以下の通りになります。

  • 袱紗
  • 香典
  • お供物
  • 数珠

三回忌の法要に香典を持参する際には、袱紗に包むのがマナーとされています。
参列者が持参すべきものは、七回忌以降も基本的に変わりません。

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七回忌以降の服装は?

七回忌以降の法要については、近しい親族や家族のみで営むケースが多いようです。


そのため、喪主や参列者の服装も簡略化され、ダークスーツなどの平服でも問題ないとされています。

ただし、平服とはいってもカジュアルになりすぎないように注意が必要です。
あくまでも仏事であることを念頭に置き、法要に相応しい服装を着用しましょう。

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三回忌の服装まとめ

ネクタイが着いたワイシャツが畳んである

ここまで、三回忌法要に相応しい服装や持ち物の情報を中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです、

  • 三回忌法要では喪服を着用するのが一般的
  • 弔事における平服とは略礼服とされるダークスーツ
  • 参列者の持ち物は、袱紗、香典、お供物、数珠

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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