お葬式
お別れの会で弔電を送っても良い?参加できない場合の伝え方を紹介
更新日:2022.11.18 公開日:2022.01.11
最近は葬儀に代わって、宗教にとらわれないお別れの会が行われることが増えてきました。
お別れの会に参加できない場合は、通常の葬儀と同じように弔電を送ってもいいのでしょうか。
そこでこの記事では、お別れの会への弔電について紹介します。
この機会に、お別れの会に参加できない場合の正しい伝え方について知っておきましょう。
お悔やみの手紙を書く際の注意点についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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お別れの会とは
「お別れの会」とは、家族や親戚のみで葬儀や火葬式を行った後、日を置いてから行われる故人をしのぶ会です。
親しかった友人・知人を招いて、故人とのお別れの場が設けられます。
最近では少人数での家族葬や、火葬のみの直葬が行われるケースも増えてきました。
そのような時代の変化に伴い、故人と親しかった友人や勤めていた会社が主催し、後日お別れの会が行われることが一般化しつつあります。
お別れの会は特に決められた宗教形式にとらわれることなく、演出や式次第も自由に行えるのが特徴です。
お別れの会で弔電を送っても良い?
弔電は、突然の訃報を受けてお通夜や葬儀に参列できない場合に、さしあたって弔意を伝えるものです。
一方、お別れの会の場合は、時間的に余裕がある場合がほとんどです。
お別れの会へ参加できない旨を伝えるのに十分な時間があるにもかかわらず、当日に弔電を送ることは、好ましい行為とはいえないでしょう。
しかし、一般的な葬儀のことを「お別れの会」と呼ぶこともあります。
そのような会合を欠席する場合は、弔電を送っても差し支えはありません。
また、故人が亡くなってから1~2カ月たって行われる会社の葬儀のことを「お別れの会」と呼ぶこともあります。
このような会合を欠席する場合も、弔電を送っても失礼とはなりません。
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お悔やみの言葉は手紙で伝える
お別れの会の案内を受けたけれど参加できない場合は、手紙を送るのがいいでしょう。
故人をしのぶ気持ちを伝えるため、宛先は主催者ではなくご遺族とします。
弔電と違って手紙の場合は、自分の言葉で伝えられます。
また、ご遺族に対しても礼儀正しい形でお悔やみの気持ちを伝えられるでしょう。
手紙の書き方
文面には、遺族に対するお悔やみやお別れの会欠席のお詫び、ご遺族への慰めなどを簡潔につづります。
時候の挨拶、拝啓などの頭語は省略しましょう。
宛先が不明な場合は「○○家 ご遺族様」などと記載します。
封筒や便箋は白無地の、シンプルなものがいいでしょう。
二重になっている封筒は避け、便箋も1枚に収めます。
忌み言葉に注意する
弔電やお悔やみの手紙を出す場合は「忌み言葉」を使わないように注意する必要があります。
具体的な例としてまず挙げられるのは、不幸が重なる印象を与える「重ね言葉」です。
「またまた」「いろいろな」「重ね重ね」「たびたび」「くれぐれも」などが該当します。
また、「再び」「追って」「引き続き」「繰り返し」などの不幸が続くという印象を与える言葉や、「消える」「とんでもないこと」「迷う」「消える」といった不吉な印象を与える言葉も避けます。
さらに、「死ぬ」「ご存命中」「生きる」「急死」「滅ぶ」といった死を連想させる言葉、「終わる」「流れる」「沈む」「切れる」などの縁起が悪い言葉も避けましょう。
加えて、「最後に」「頼りない」など否定的な印象のある言葉も避けてください。
葬儀をお別れの会としている場合
会社主催の社葬を、お別れの会と呼ぶこともあります。
また、最近では家族葬などの密葬が行われた後、日をおいて本葬や社葬が行われることも多くなってきました。
このような場合も、お別れの会と呼ぶことがあります。
お別れの会は、故人をしのぶための色々な会合のうちのひとつなのです。
スポンサーリンク手紙を送る時の例文
取引先、および友人のご遺族に手紙を送る場合の例文を見てみましょう。
取引先へ送る場合
貴社佐藤様のご逝去に際し、ご遺族の皆様ならびに社員ご一同様に心よりお悔やみ申し上げます。
佐藤様には弊社社員一同、大変お世話になりました。
本来であればお別れの会に出席させていただくべきところ、諸般の事情により、略儀ながら書中をもちまして哀悼の意を表させていただきます。
これからも社員皆様で力を合わせて、この度のご不幸を乗り越えられることを祈念いたします。
友人のご遺族へ送る場合
御母堂様ご逝去の報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
生前、御母堂様にお会いしました時に、お優しい言葉をいただいたことが思い返されます。本来であればお別れの会に出席させていただき、お見送りに伺うべきところ、やむを得ぬ事情により書中にて失礼させていただくことをお許しください。
ご家族の皆様のご心痛はいかばかりかと存じます。
どうかお気を落とされませんように。
心より哀悼の意をお伝え申し上げます。
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弔電の文例は使わないようにする
「お別れの会」に出席ができない場合の手紙には弔電の文例を引用しがちですが、弔電の文例は一般的ではありません。
弔電は、急な知らせを受けて取り急ぎ弔意を伝えるためのものです。
従って弔電の場合、その趣旨の文例がほとんどなので、「お別れの会」とはそぐわないものが多いようです。
自分の言葉でしっかりとお悔やみの気持ちを伝える内容でなければなりません。
また、社葬の代わりに「お別れの会」が開催される場合は弔意を示すだけという訳にはいかないでしょう。
最近はインターネットで弔電の文例に加えて「お別れの会」の文例を見つけられます。
これらを参考にしつつ、故人との思い出を一言添えるなどして、独自の文章を記載するようにしましょう。
お悔やみの手紙を書く際の注意点
お悔やみの手紙を書く場合、どのような点に注意すればいいのでしょうか。
時候の挨拶は省く
通常の手紙は、時候の挨拶や拝啓などといった前文を最初に記載します。
しかし、お悔やみの手紙の場合は、時候の挨拶や前文などは省略するのがマナーです。
本題や主文からいきなり書き出すようにしましょう。
お悔やみの言葉を添える
「お悔やみ申し上げます」など、驚きや悲しみ、悔まれる言葉を手紙の初めに書きます。
遺族に対する同情や故人をしのぶ気持ちは、短い言葉で端的に表現するほうがいいでしょう。
遺族と面識がない場合は、故人とどういう関係にあったのかを書いておくと親切です。
感謝を伝える
故人との思い出や、お世話になったことに対する感謝の気持ちも忘れずに書くようにしましょう。
参加できないことへの「お詫び」を加える
お悔やみの手紙には、お別れの会に出席できないことへのお詫びを伝えます。
結婚や出産などの慶事が欠席の理由である場合は、具体的に慶事の内容を書かずに「事情により」などと書きましょう。
供物を添える(別送する)旨を伝える
手紙といっしょに供物を送る場合や別送する場合は、その旨を手紙に書きます。
書く順番としては、供物を同封または別送する旨を主文の最後に記載しましょう。
その時、「心ばかりで恐縮ですが」などと書き加えると、遺族により丁寧な印象を与える文章になります。
なお、供物を送らない場合は当然ですが、送らない旨をわざわざ手紙に記載する必要はありません。
ご家族への「お慰め・ねぎらい」を添える
最後に結びの言葉として、遺族を気遣うねぎらいの言葉や慰めの言葉を追記します。
励ましの言葉や悔しさをこみ上げらせるような言葉は、かえって遺族を傷つけてしまう可能性があるため、避けたほうがいいでしょう。
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お別れの会の弔電まとめ
ここまでお別れの会についての情報や、参加できない場合の手紙の書き方などを中心に解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- お別れの会とは葬儀後に日を置いて行われる故人をしのぶ会
- お別れの会に参列できない場合は、手紙でお悔やみの言葉を伝える
- 手紙には弔電の文例は使わないほうが良い
- 手紙を書く際には時候の挨拶は省き、忌み言葉は避ける
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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