お葬式
袱紗とは?種類や正しい包み方・渡し方についても解説
更新日:2022.11.17 公開日:2022.06.23
冠婚葬祭の場で見かける袱紗(ふくさ)をご存知でしょうか。
袱紗を、いつ、どのようなシーンで使うのか知っておきましょう。
そこでこの記事では、袱紗について詳しく解説していきます。
この機会に袱紗の種類や、用途について覚えておきましょう。
袱紗の正しい包み方や、渡し方についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 袱紗とは?
- 袱紗で金封を包む理由
- 袱紗の種類
- シーンごとに選ぶ袱紗の色と柄
- 袱紗の正しい包み方と渡し方
- 袱紗の代用となるものは?
- 他の人はこちらも質問
- 袱紗はどこで買えるの?
- 袱紗はいくらくらいのものを買うべき?
- 袱紗についてのまとめ
袱紗とは?
袱紗とは、絹や、縮緬(ちりめん)でできた風呂敷より小さいサイズの四角い布です。
現金や、進物などの大切な品物を包んだり、覆ったりするために使用します。
結婚など祝い事の際に使う御祝儀袋や、お悔やみの際に使う不祝儀袋の金封を包みます。
古い慣習は薄れ、鞄などに直接、不祝儀袋を入れる人もいますが、正しいマナーは袱紗に包むことを忘れてはなりません。
袱紗で金封を包む理由
袱紗で金封を包む理由は、主に二つあります。
- 御祝儀袋や、不祝儀袋を持参する際に、汚したり折り目がつかないように保護する
- 受け取る側に対して礼儀を尽くし、喜びや悲しみも一緒に共有する心遣いを表す
相手の気持ちを察し、このあと行われる行事を大切に捉える日本独特の礼儀を重んじる姿勢や真心が込められています。
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袱紗の種類
袱紗には「包むタイプ」と「挟むタイプ」の2種類があります。
ここでは、それぞれの種類に分けて詳しく解説します。
包むタイプ
包むタイプは、風呂敷を小さくしたサイズ感で、正方形です。
ここでは「風呂敷タイプ」「爪付きタイプ」「台付きタイプ」に分けて解説します。
風呂敷タイプ
風呂敷を小さくした絹・縮緬が素材の袱紗で、爪や台がないシンプルな四角い布です。
使用後は折りたためるため、嵩張らず(かさばらず)収納に便利で重宝されます。
爪付きタイプ
爪付きタイプは袱紗の端に爪が付いており、袱紗が開きにくいため、金封も乱れません。
バッグに入れて持ち歩いていると袱紗が乱れて面倒ですが、安心できるタイプの袱紗です。
台付きタイプ
台付きタイプは袱紗を開いたときに、金封を乗せる台が付いています。
多くの場合、台の四隅がズレないように、金封を固定できるゴムや、紐が付いています。
慶事と弔事どちらでも使用できるように、台の表面と裏面の色が違うリバーシブルタイプの袱紗もあります。
挟むタイプ
挟むタイプは「金封袱紗」とも呼ばれ、取り扱いが簡単で幅広い年齢層に人気があります。
長財布のような形状で、片開きで金封を簡単に挟めるため、手軽で便利です。
シーンごとに選ぶ袱紗の色と柄
礼儀を重んじるための袱紗ですが、使うシーンによって相応しい色や柄があります。
ここでは慶事と、弔事のケースに分けて解説します。
慶事の場合
慶事の場合には、喜びの気持ちを表す暖色系の明るい色の袱紗がおすすめです。
色
暖色系には「赤」「オレンジ」「ベージュ」「黄色」「ピンク」「金」があります。
また、色だけを考えるなら慶事・弔事両方に使える「紫」も良いでしょう。
柄
基本的には、なるべく柄や刺繍のない無地の袱紗を推奨する傾向にあります。
しかし、派手なものでなければ問題ありません。
「鶴亀」「おしどり」「松竹梅」「鳳凰」「扇」などの柄がおすすめです。
また、宝づくし・縁起の良い動物や、植物の柄を選ぶと良いでしょう。
弔事の場合
弔事の場合には、悲しみの気持ちを表す寒色系で落ち着いた袱紗が適切です。
色
寒色系は「深緑」「藍」「紺」「グレー」「茶」のように落ち着きがあります。
また「紫」は、濃いめの無地の袱紗があれば、慶弔事とともに使えて便利です。
柄
特にお悔やみの場合には、柄や刺繍のない無地が無難です。
柄物を選ぶ際には「蓮」「蘭」「菊」の柄が適しています。
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袱紗の正しい包み方と渡し方
この章では、袱紗の正しい包み方と、渡し方について解説します。
袱紗の包み方
ここでは袱紗の正しい包み方について、御祝儀袋とお香典袋に分けて解説します。
ご祝儀袋の包み方
挟むタイプの袱紗は、右開きになるように持ちます。
金封の表書きを自分側に向けて御祝儀袋を入れます。
包むタイプの袱紗は、安定感のあるテーブルの上に袱紗がひし形になるように置きます。
袱紗の中央から少し左寄りに金封を置き、袱紗を左、上、下、右の順番に畳んで包みます。
お香典の包み方
挟むタイプの袱紗は、香典袋を挟む部分を正面右側に置き、香典袋を挟み閉じて完了です。
包むタイプの袱紗は、平らな場所に広げて中央から右に寄せて金封を袱紗の上に置きます。
続いて袱紗を右、下、上、左の順番に畳んで金封を包んで完了です。
袱紗からの出し方と渡し方
ここでは袱紗からの出し方と渡し方について、御祝儀袋とお香典袋に分けて解説します。
ご祝儀袋の出し方と渡し方
まず、受付でお祝いの言葉を伝えると良いでしょう。
バックから袱紗を取り出して、左手で袱紗を持ち、右側が開くようにします。
袱紗を右手で開いてから、御祝儀袋を取り出しましょう。
袱紗を閉じてから、御祝儀袋を袱紗の上に載せて時計回りに回して、受付の人が読めるようにする渡し方が正しいマナーです。
お香典の出し方と渡し方
バッグから袱紗を取り出し、右手で袱紗を持ち、左側が開くようにします。
袱紗を左手で開いてから、お香典袋を取り出しましょう。
袱紗を閉じてから、お香典袋を袱紗の上に載せて反時計回りに回して、受付の人が読めるようにお悔やみの言葉を添えて渡します。
袱紗の代用となるものは?
急に冠婚葬祭の予定が入り、袱紗を用意できないことや、忘れることもあるでしょう。
その場合は、ハンカチや、風呂敷でも代用できます。
袱紗と同様に祝い事は暖色系の無地、お悔やみ事では寒色系の無地のものが良いでしょう。
祝い事の場合は右開きに、お悔やみ事の場合は左開きになるように金封を包みます。
金封の包み方・出し方・渡し方も、袱紗のマナー同様に礼儀が大切です。
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他の人はこちらも質問
この章では、袱紗にまつわる様々な質問に回答します。
袱紗はどんな時に使うか?
結婚式など祝い事の御祝儀袋や、お葬式などお悔やみ事の際に不祝儀袋などの金封を包む時に袱紗を使用します。
ふくさ、なぜ必要?
袱紗は、金封が汚れたり、水引が折れたりしないように保護するために必要になります。
礼儀を重んじる日本独特の習慣で、相手の気持ちに重点を置き、喜びや悲しみを共に分かち合う気持ちの表れです。
袱紗、慶弔両用、何色?
幅広い年代に人気のある慶弔両用の袱紗の色は「紫」になります。
慶弔両用の袱紗の注意点は、柄や刺繍のない無地のものにすることです。
慶事に弔事に適した柄や、弔事に慶事に適した柄では礼を崩してしまいます。
ふくさ、どこに?
香典袋を置いている文具店や、スーパーマーケットで取り扱っている店舗もあります。
仏具店・婚礼用品店や百貨店には定番の袱紗や、色柄の種類も豊富に揃い、購入可能です。
袱紗はどこで買えるの?
この章では、急に冠婚葬祭の予定が入り、袱紗が必要な時にどこで買えるのか解説します。
準備する時間の余裕がある場合と、時間に余裕がない場合に適した店舗の紹介です。
時間に余裕があるならば、品揃え豊富なデパートや百貨店・大型スーパーが良いでしょう。
百貨店やデパートは、シンプルなものから、上品な良質素材の袱紗が種類豊富に揃います。
大型スーパーには礼服を取り扱うコーナーがあり、袱紗を置いている所もあります。
そういう店舗では、店員さんとシーンに応じて適した袱紗を相談しながら選べるでしょう。
東急ハンズは、実店舗でもネットストアでも買えます。
大型の文房具店でも購入できます。
品揃え豊富なECサイトでも出掛ける必要もなく、ゆっくり好みの袱紗が選べます。
値段もそれなりにしますが、長期間の使用にも耐えうる袱紗が欲しいならばおすすめです。
準備する時間がない場合は、100均ショップやコンビニエンスストアでも購入可能です。
安く抑えたいならば、ダイソー・セリアなど大型の100均ショップにも置いてあります。
しかし、小規模の100均ショップには置いていない場合もあるため、注意が必要です。
コンビニでも買えますが、御祝儀袋・不祝儀袋はあっても袱紗がない店舗が多いようです。
コンビニにない場合は、遅くまで営業しているドン・キホーテの文具売り場にもあります。
大手のドラッグストアや、ホームセンターにも袱紗を取り扱う店舗があるようです。
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袱紗はいくらくらいのものを買うべき?
袱紗は、慶弔事とともに使える紫のシンプルなものならば、1,000円前後で購入できます。
年齢や立場を考える時には、それなりに見栄えのするものを選びましょう。
一般的に、3,000円前後で質も良く、色や柄も上品なものが最適です。
袱紗は、ECサイトでは1,000円前後から2,000円前後のものが人気の売れ筋です。
高価なものでは、最上級の絹を施した1万円の袱紗もあります。
懐事情や、袱紗を使う立場、シーンに応じて適切な価格帯のものを選びましょう。
袱紗についてのまとめ
ここまで袱紗の種類に関する情報や、正しい包み方・渡し方を中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 袱紗に金封を包む理由は、袋を保護するため・相手の気持ちを察する心遣い
- 袱紗には「包むタイプ」と「挟むタイプ」がある
- 慶事の袱紗は暖色系、弔事の袱紗は寒色系を使うのがマナーで、紫は両方に使える
- 袱紗は、慶事では右開きに、弔事は左開きになるように金封を包む
- 袱紗は百貨店・デパート・100均ショップ・コンビニ等で1,000円~3,000円で買える
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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