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お葬式

葬儀でベストを着用してもいい?男性の服装についてもご紹介

更新日:2022.11.21 公開日:2021.08.20

弔問

葬儀

記事のポイントを先取り!

  • 葬儀の際にはベストを着用するのはマナー違反とみなされる
  • 7回忌以降の法事など、平服着用が許される場合はベストを着用してもよい
  • 寒い時期の葬儀での防寒用であっても、ベストの着用は避けるべき
  • 葬儀の際のスーツは黒のものであれば、シングルでもダブルでも問題ない

葬儀に参列するとなった場合、喪服といわれるものを着用するのが一般的です。
では、葬儀をはじめ弔事にベストを着用しても問題ないのでしょうか?

そこでこの記事では、葬儀でベストを着用しても良いのかについて詳しく説明していきます。

この機会に葬儀の際のベストのマナーについて覚えておきましょう。
弔事における男性の正しい服装についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 葬儀の際にベストを着用してもいい?
  2. 法事の時はベストを着てもいい?
  3. 寒い時期の葬儀ならベストは着用可?
  4. 【状況別】男性の正しい服装とは?
  5. 葬儀の時のスーツはシングルとダブルどちらがいい?
  6. 葬儀のベスト着用まとめ
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葬儀の際にベストを着用してもいい?

クエスチョンマーク

葬儀には喪服を着用して参列するのが一般的です。

喪服には、正喪服、準喪服、略喪服という3種類のランクがあります。

正喪服としてはモーニング、準喪服としてはブラックスーツ、略喪服としてはダークスーツが該当します。

どのランクの喪服を着ればよいかは、葬儀に参列する立場や葬儀の式の種類によって変わってきます。

では、ビジネスシーンではよく着用するベストは、葬儀に着用して問題ないのでしょうか。

以下で詳しく説明します。

通夜・葬儀におけるベストの着用は望ましくない

ベストは体型を隠してよりスタイリッシュに見せることができます。

おしゃれな服装という見方が強いです。

葬儀に着用するものは、地味で目立たないものとすることが基本です。

スタイリッシュと考えられるベストは着用しないのがマナーとなっています。

モーニングコートの場合は着用可

モーニングコートは正喪服です。

葬儀や一周忌までの法要などで、喪主・親族・近親者といった式を執り行う立場の方が着用します。

モーニングコートでは、ベストは格式を高めるものとして欠かせないものとなっています。

そのため、ジャケットと共布の黒のベストを着用することが可能です。

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法事の時はベストを着てもいい?

墓石に水をかける男性

葬儀においては、喪主など葬儀を執り行う立場の人がモーニングコートを着用する以外にはベストは着用しないのがマナーでした。

では、法事においては、ベストを着用しても問題ないのでしょうか?

以下で詳しく説明します。

法事の時はマナー違反にはならない

法事にベストを着用することがマナー違反になるというわけではありません

ただし、考え方によってはマナー違反と受け取られる可能性もあります。

着用を避けるのが無難です。

以下で、詳しく説明します。

法事の服装は、故人が亡くなってからの年数によって変わってきます。

亡くなってから間もない場合は、葬儀と同じく喪服を着用するのがマナーとなっています。

3回忌や7回忌を過ぎると平服でもよい旨の連絡がある場合もあります。

この場合は、略喪服や地味なビジネススーツなどを着用するのが無難でしょう

また、ベストを着用してもマナー違反とはなりません。

着用するなら黒いベストが良い

法事は故人の冥福を祈るための仏教的な儀式です。

目立たない服装をすることとなっています。

したがって、ベストを着用するのであれば、装飾的な色合いのない黒のベストを着用するのがよいです。

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寒い時期の葬儀ならベストは着用可?

コート

冬場など寒い時期の葬儀に参列する場合は、喪服だけでは防寒には不十分です。

喪服の下に何か着込むこともあるかもしれません。

この場合、ベストを着用しても良いのでしょうか?

以下で解説します。

ベストでの防寒対策はNG

結論から言うと、防寒対策としてもベストの着用は避けるべきです。

屋外であれば、コートなどを防寒用に着用することができます。

けれども、室内ではコートなどは脱いで喪服のみとなります。

したがって、喪服の下に何かを着込むことになります。

参列者が着用する喪服としてはツーピースが一般的です。

スリーピースのモノはほとんど販売もされていません。

ベストは喪服とは別に用意することになります。

このため、防寒というよりはオシャレのためという印象を与える可能性があります。

防寒用であってもベストの着用は避けるべきです。

防寒対策はセーター

喪服の下に着用する防寒用のモノとしては、黒色で無地のセーターなどがおすすめです。

これらは目立たないため、着用してもマナー違反とはならないでしょう。

ただし、可能であれば、セーターも避け、ワイシャツの下にインナーを重ね着するなどの工夫をした方がよいです。

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【状況別】男性の正しい服装とは?

スーツ 合唱

ここでは、通夜、葬儀・告別式、法事といった弔事でのTPOに合わせた男性の服装について説明します。

通夜は平服

お通夜には、基本的には平服を着ていくのがマナーであることを覚えておきましょう。

喪服着用は、故人が亡くなることを予想して準備していたことになり失礼に当たるとされているからです。

ビジネスマンであれば、濃紺やダークグレーといった地味なカラーのスーツがよいです。

ネクタイも、黒かスーツに合う地味なものを選びましょう。

葬儀は準喪服

喪服には、正喪服のモーニングのほか、準喪服にあたるブラックスーツ、略喪服として使用するダークスーツなどがあります。

葬儀に参列する場合には準喪服を着用します

準喪服として使用するブラックスーツには光沢のない生地のものを選びます。

正喪服は喪主が着用するものであり、参列者は着用しません。

法事は喪服か平服のどちらか

故人を弔うため、葬儀後に各種の法事が執り行われます。

法事は、初七日や四十九日の忌明け法要、毎年命日に行なわれる年忌法要などがあります。

法事に参列する場合の服装の注意点としては、喪主より格式の高い服装をしないことに留意が必要です。

三回忌までは故人の葬儀から時間もたっておらず、故人を弔うため、喪服を着用するのが一般的です。

三回忌以降の法事では、喪主からの指示などにより、平服で参列しても問題ありません。

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葬儀の時のスーツはシングルとダブルどちらがいい?

クエスチョンマーク

フォーマルスーツにはシングルとダブルがありますが、葬儀に着用するのに何か違いがあるのでしょうか。

以下で説明します。

シングルとダブルは好みで選ぶ

男性用の喪服としては、シングルスーツとダブルスーツの2種類があります。

格式の差はありません

したがって、シングルスーツとダブルスーツいずれを着用しても問題がありません。

自分の好みに合ったものを選びましょう。

色は必ず黒を選ぶ

フォーマルスーツのカラーとしては、黒のほか、濃い目の紺色であるネイビースーツやチャコールグレースーツなどがあります。

しかし、喪服としては、ブラックスーツを着用し、それ以外のカラーのものは着用しません。

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葬儀のベスト着用まとめ

fin

ここまで葬儀でのベスト着用に関するマナーや防寒対策を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 葬儀の際にはベストを着用するのはマナー違反とみなされる
  • 7回忌以降の法事など、平服着用が許される場合はベストを着用してもよい
  • 寒い時期の葬儀での防寒用であっても、ベストの着用は避けるべき
  • 葬儀の際のスーツは黒のものであれば、シングルでもダブルでも問題ない

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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