お葬式
葬儀の花の送り方は?葬儀に供える花の種類も解説
更新日:2022.11.21 公開日:2021.08.24

記事のポイントを先取り!
- 葬儀で供えられる花は4種類
- 花は通夜が始まる前に手配する
- トゲのある花は控える
葬儀に参列できない場合に、花を送ることでお悔やみを伝えることがあります。
葬儀に供えられている花は、4種類あります。
そこで、この記事では葬儀に供える花の送り方について解説します。
花を送る際の注意点にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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葬儀にはどんな花がある?
葬儀に使用される花は4種類あります。
それぞれ供花、花輪、枕花、献花と言われています。
4種類の役割は違いますが、亡くなった方への弔意や供養のためにお供えするということは同じです。
それぞれの花の特徴を解説していきます。
供花
供花は通夜や告別式で祭壇の脇に供物などと一緒に供えます。
亡くなった方の親戚や知人、遠くにいて葬儀に出られない人などが贈ります。
白を基調とした生花で、ゆりや洋ラン、菊を供えることが多いです。
花輪
花輪は葬儀のときの式場の外や入り口に飾ります。
しかし、式場によっては飾ることができないところもあるので注意が必要です。
亡くなった方や故人と近い親族につながりのある会社関係の団体などから贈られます。
青や白などの寒色を基調とした円形のスタンドタイプの飾りが多いです。
また屋外に置くため造花で作られることがほとんどです。
キリスト教はマナーとして造花が使えないので花輪は使用しません。
枕花
枕花は、ご臨終されてから通夜までの間に亡くなった方の枕元に飾ります。
枕花は親族や故人の親しい友人が贈るのが一般的です。
ご遺体の近くに飾るので、小さく控えめなお花が適しています。
白をメインに優しい色合いの生花を使用します。
献花
献花は、告別式のときに祭壇か棺の中に供える花をいいます。
葬儀に参列した人が贈るのが一般的です。
キリスト教ではお線香の代わりに花を1本ずつ祭壇に供えていきます。
花は白の生花を使うのが決まりです。
葬儀の花の送り方
葬儀のときに供えるのは供花です。
葬儀では、親族や親戚一同と書かれて祭壇の両側に置かれるのが一般的です。
供花を贈る場合は、まずご遺族の了解を得てから手配しましょう。
葬儀によっては香典や供花の受け取りを辞退している場合があるためです。
注文してから辞退を知っては、せっかくの供花も行き場がなくなってしまいます。
行き違うことのないよう、必ず事前確認をしましょう。
花の手配方法
花の手配方法にはいくつかの方法があります。
それぞれの特徴を理解してお花を贈りましょう。
葬儀社
お花は、葬儀を担当している葬儀社に依頼するのが確実です。
宗派や宗教、遺族の意向に合わせた供花の用意もでき、祭壇や他の供花との統一感のある供花を用意してくれます。
なお、葬儀社によっては他の葬儀社や花屋からの供花の持ち込みを禁止している場合があります。
花屋
街の花屋から依頼する方法もあります。
選べる花の種類が多くアレンジもしやすいですが、周囲の花と比べて浮いてしまう場合があります。
また、他の業者の持ち込みを禁止している葬儀社もありますので、花屋への依頼を検討する際は事前確認が必要です。
花屋に注文する場合は、注文するときに葬儀の日時、式場、喪家などを伝えましょう。
インターネット
インターネットでも専門業者に依頼できます。
インターネット環境があればどこでも依頼できるのがメリットです。
注文履歴がしっかりと残るので、手配のミスを防ぐことができます。
花屋の利用と同じように、外部からの持ち込みができるか事前に確認しましょう。
宛名書き
供花は葬儀会場宛に送ります。
宛名は喪主名で贈るのがマナーです。
喪主名がわからないときは、宛名を「◯◯家様」や「◯◯家ご遺族様」としましょう。
送るタイミング
故人の訃報を聞いたらできるだけ早く供花を手配したくなりますが、早すぎる依頼は亡くなるのを待っていたかのような印象を与えてしまいます。
そのため、適切なタイミングで手配する必要があります。
遅すぎても遺族に失礼になるので、お通夜が始まる前に配置できるように手配しましょう。
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葬儀で使用する花の相場

故人やご遺族との関係により、贈る花の種類やタイミングが変わります。
ここでは、それぞれの花の種類について詳しく説明します。
供花
百合や洋ラン、菊を使用することが多く、白を基調とした生花を飾ります。
花代の相場は1万円〜3万円程です。
フラワースタンドやアレンジメントが一般的ですが、会場の大きさにもよるため葬儀社に確認するのが良いでしょう。
花輪
色は白や青などの寒色系を基調とした、円状のスタンドタイプの花飾りです。
屋外に飾ることがあるため、造花を使うことが多いです。
なお、キリスト教では造花が使用できないため花輪は使用できません。
フラワースタンドの相場は1万2000〜3万円程です。
一基で贈る地域もありますが、一対であっても3万円程度で収めるようにしましょう。
枕花
枕花は枕元に飾るため、あまり大きくない小さめのアレンジメントが良いでしょう。
色は入れずに白いお花を選ぶのが一般的です。
花代の相場は5000円〜2万円程です。
献花
献花はキリスト教の葬儀で行われることがほとんどです。
キリスト教では造花は禁止されているので、必ず白の生花を使用します。
葬儀の中で献花がある場合は、葬儀場で用意してくれるのが一般的です。
献花の相場は一般的な香典の相場と同じで、亡くなった方との関係性によって金額が変わります。
葬儀の際に「御花料」として、献花費を用意して渡すのが一般的なルールです。
送る際の注意点

それぞれの花には贈る際に注意すべき点があります。
供花や花輪は葬儀の形式や会場の広さによっては贈られないことがあります。
そのため事前に葬儀社に確認が必要です。
枕花は安置場所用の花なので、亡くなってすぐから使用されます。
ですから可能な限り早く手配しましょう。
献花はキリスト教の葬儀で使用し、参列者一人一人が一輪ずつご遺体にお供えします。
献花は葬儀社が準備していることがほとんどですので、参列者は花でなく御花料を用意しましょう。
遺族から辞退されていないか確認する
お花は弔いの気持ちをこめて贈るものですが、家族葬など小さな葬儀の場合、ご遺族の意向で香典やお花を辞退している場合があります。
そのため、お花を贈ってもいいか必ず事前に確認しましょう。
ご遺族は葬儀の準備や参列者への対応で忙しいので、勝手に贈るとかえって迷惑をかけてしまいます。
受け取りを辞退されている場合、お花を贈るのは遠慮しましょう。
色やデザインに注意する
最近では、供花に使う花の種類にあまりこだわらないで、故人の好きな花や色を使ったアレンジをお供えするケースも増えてきました。
しかし、トゲのある花や血液を連想させる真っ赤な花はタブーとされています。
名札の記載
お花には、誰が贈ったものかわかるように名札をつけます。
個人で贈るときはフルネームで書き、法人で贈るときは会社名、役職、名前の順で書きましょう。
キリスト教の葬儀の場合は名札をつけないのが一般的です。
どちらかわからないときは葬儀社に相談しましょう。
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葬儀に鉢植えを送っても大丈夫?
葬儀に贈る花に鉢植えは向いていません。
根付く、寝付く、という不幸の連鎖を連想させるためです。
もし、どうしても故人が好きだった花の鉢植えを贈りたいときは、自宅への弔問の際の手土産にすると良いでしょう。
葬儀など忙しい時期が終わると、ご遺族にも鉢植えの世話をする余裕が出て、寂しい気持ちが紛れるかもしれません。
なお、トゲがある花のほか匂いの強い花も葬儀にはふさわしくないとされているので気をつけましょう。
葬儀で送る花まとめ

ここまで葬儀に贈る花について詳しく説明してきました。
記事をまとめると以下の通りです。
- 葬儀で使用される花の種類は「供花」「花輪」「枕花」「献花」
- 供花、花輪は贈って良いか葬儀社に確認する
- 枕花はできるだけ早く手配する
- 献花は花で準備をせず御花料として納める
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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