お葬式
葬儀で頂いたお花のお礼は?お礼状の書き方や品物について解説
更新日:2022.11.18 公開日:2021.07.02
葬儀を開く際に、参列者や参列できない方からお花をいただくことがあります。
お花をいただいた際に、お礼状や品物などを贈るべきか迷う方がいらっしゃると思います。
そこで、この記事では葬儀でいただいたお花のお礼について解説します。
お礼状の書き方や品物の贈り方も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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葬儀で頂くお花とは
葬儀に使用するお花は「供花」「花輪」「枕花」「献花」の4種類があります。
それぞれ簡単に解説します。
供花(きょうか)
供花は、通夜や葬儀の際に、祭壇の脇に供物などと一緒に供える花で、故人の近親者や遠方のため式に参列できない人などが贈ります。
花輪(はなわ)
花輪は、通夜や葬儀の際に、式場の外や入口などに大きく飾られる花のことで、故人に近い親族や故人にゆかりのある会社関係者などが贈ります。
枕花(まくらばな)
枕花は、故人が臨終してから通夜にかけて供える花で、故人の親族や故人と特別に親しかった友人などが贈ります。
訃報を伝えてからすぐに自宅に送られ、納棺するまでの間自宅に安置されたご遺体の枕元に飾ります。
献花(けんか)
献花は、告別式の際に祭壇に供える花で、葬儀に参列した方が一輪ずつ贈ります。
キリスト教の葬儀でよく行われる儀式で、仏式の葬儀における焼香に代わるものとしても知られています。
献花する花は葬儀主が用意することが多いため、葬儀に参列する人が自分で持ち込んだ花を献花することはあまりありません。
葬儀で頂いたお花にお礼は必要?
葬儀でお花を頂いた場合、基本的にはお礼をすることが望ましいです。
必ずお礼をしなければいけないというしきたりはありませんが、もらいっぱなしでは失礼に当たります。
葬儀に参列している場合は、直接お礼状やお礼の品を渡しても問題ないでしょう。
葬儀に参列できず供花などのお花だけ頂いた場合は、葬儀後落ち着いてからお礼状を出すのが一般的です。
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お礼状の書き方
葬儀の際にお花を頂いた場合、一般的にお礼状を贈ります。
お礼状に書く内容や注意点などを紹介します。
お礼状に書く内容
お礼状に書く基本的な内容はある程度決まっていますので、これから紹介する内容を抑えてお礼状を書きましょう。
- 必ず故人の名前を記入する
- していただいたことに対してのお礼の言葉を書く
- 差出人の名前を書く
これらの内容は必ず記入するようにしましょう。
一つでも抜けているとマナー違反で失礼に当たりますので、注意してお礼状を書きましょう。
注意点
お礼状を書く際にはいくつか注意点があります。
以下の項目を守ってお礼状を書くようにしましょう。
- 句読点を付けない
- 忌み言葉を使わない
- 時候の挨拶は行わない
- 拝啓・敬具といった頭語と結語を使う
ここで、忌み言葉とは、重ね言葉(ますます、いよいよ)や、「死んだ」「生きた」などの生死を直接連想させる言葉を指します。
これらの注意点を守らないとマナー違反となり、せっかくお花を頂いたのに失礼にあたりますので、注意してお礼状を書きましょう。
例文
お礼状の例文を二つご紹介します。
記入の仕方がわからない方やお礼状の書き方が曖昧な方は以下例文を参考にしてください。
【例文1】
拝啓
この度 〇〇の葬儀に際しましてはご多忙であるにもかかわらず御参列頂きまして ご丁寧なご弔意とご厚意を賜り誠にありがとうございます
親族一同心より厚く御礼申し上げます
略儀となりますが書中をもちましてお礼の挨拶とさせていただきます
敬白
喪主〇〇 親族一同
【例文2】
拝啓
先般 故〇〇の葬儀に際しましては ご多忙中にもかかわらず御会葬いただきまして 誠にありがとうございます 生前○○が何かとお世話になりましたこと心から御礼申し上げます お陰様で故人〇〇も心おきなく旅立つことができたと思います
くれぐれも御身を大切になされ ご健勝にお過ごしくださいますよう 心からお祈り申し上げます
略儀ながら書中をもちまして御礼のご挨拶を申し上げます
敬具
喪主〇〇 親族一同
お礼の品物と相場
一般的に供花などへのお礼として何か品物を渡さなければいけないことはありません。
ですが、何もお礼をしないのが気になる場合は品物を送ることもできます。
また、香典を頂いている場合、香典返しに上乗せして送るのもいいでしょう。
それでは、お礼の品物に相応しい物や相場について紹介していきます。
消え物
お返しによく選ばれる物としては、消え物と呼ばれるお茶、コーヒー、お菓子、洗剤などが挙げられます。
上記のように、日常的によく使う物であればすぐに消費できるので、不祝儀を残さないで済みます。
お礼の品物は「不幸を残さない」という意味合いから、消えて無くなるものを選びましょう。
掛け紙
お礼の品物を贈る際は、必ずのし紙ではなく掛け紙を使用しましょう。
日本では仏式の葬儀が一般的ですので、「蓮の花」が描かれた掛け紙が使われることが多いです。
他にも「黒白結び切り」や「黄白結び切り」などの種類がありますが、何が望ましいかは地域によっても異なりますので、事前に確認するようにしましょう。
掛け紙の表書きには、贈り物の目的を書き、水引の下には送り主の名前を書きます。
この際、水引に文字が重ならないように注意しましょう。
香典返しの場合は、表書きに「志」と書くのが一般的です。
相場
お花へのお礼の相場はもらった花の種類や地域によって異なります。
一般的に、頂いたお花の1/3~半額程度のお返しの品物を贈るのがよいとされています。
お花を頂いても、送り主との関係によってはお返しは不要と言われることもあります。
その場合は、お礼だけしてお礼の品物は送らなくてもかまいません。
臨機応変に対応しましょう。
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お礼の時期
ここからは、ケース別にお礼の時期やタイミングについて紹介していきます。
参列ありで香典とお花の両方を頂いた場合
参列ありで香典と供花の両方を頂いた場合、お礼の時期は二通り考えられます。
まずは当日返しです。
香典や供花を頂いた当日にお返しすることを意味し、参列当日に感謝の気持ちを込めて、お返しを贈ります。
葬儀後にすぐ帰宅してしまう方も多いので、その場合は後日送るようにしましょう。
二つ目が忌明返しです。
頂いた香典や供花に対してのお返しを忌明後に渡すことを意味し、通常は四十九日を終えてから2週間以内に送ります。
ただし、お花だけを頂いていてそのお礼をしたい場合は、四十九日より前に送っても構いません。
参列なしでお花だけを頂いた場合
葬儀に参列なしで供花だけを頂いた場合は、当日には渡せないので、後日改めてお返しすることになります。
お花へのお返しのみの場合は葬儀後2~3週間くらいに送ることが多いです。
ただし、香典返しと共にお返しをお送りする場合は、四十九日法要の後に送るようにしましょう。
会社から供花をもらった場合のお返しは?
故人や遺族の会社から連名で供花をもらった場合、頂いた全員に個別にお返しをする必要はありません。
会社や部署単位で頂いた場合、その方全員にお礼しなければいけないという決まりはありません。
しかし、なるべく全員に伝わるようにお礼をお伝えするようにしましょう。
お礼の品物としては、全員で分けられるようなお菓子などを渡すのがおすすめです。
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葬儀で頂くお花のお礼のまとめ
ここまで葬儀で頂いたお花のお礼について、お礼状の出し方やお礼の品の選び方などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると、以下の通りです。
- 基本的には葬儀で頂いたお花へのお礼は必要
- お礼の品の相場は、いただいたお花の価格の1/3~半額程度
- お礼の品物は、食べ物や日用品などの消えものを選ぶ
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
鎌田 真紀子(かまた まきこ)
国家資格 キャリアコンサルタント ・CSスペシャリスト(協会認定)
経歴
終活関連の業界経歴12年以上。20年以上の大手生命保険会社のコンタクトセンターのマネジメントにおいて、コンタクトセンターに寄せられるお客様の声に寄り添い、様々なサポートを行う。自身の喪主経験、お墓探しの体験をはじめ、終活のこと全般に知見を持ち、お客様のお困りごとの解決をサポートするなど、活躍の場を広げる。
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