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危篤とは?危篤の際に家族がやるべきこと・葬儀の準備と注意点

記事のポイントを先取り!

  • 危篤は生命の危機が迫っている状態で、医師から宣告される
  • ご家族が危篤になったら冷静に状況を受け止め、すぐに病院に向かう
  • 親族や知人、自分の会社、宗教者に危篤の旨を連絡する

危篤とは、病状が極めて悪化し、生命の危機に直面している状態を指します。医師から危篤を告げられた場合、ご家族や関係者には迅速な対応が求められます。突然の危篤の知らせを受けると、動揺して何をすべきか分からなくなる人も少なくありません。家族としてどのように対応すればよいのか、不安に感じる方も多いでしょう。本記事では、危篤になった際の対応について解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

  1. 危篤とは?
  2. 祖父母や親が病院で危篤になった時にやるべきこと
  3. 危篤状態から亡くなった場合の対応
  4. もし自宅で危篤状態になったら
  5. 葬儀社選びに関する注意点
  6. 危篤に関するよくある質問
  7. 危篤と言われたら冷静に受け止めて最後の時間を大切に
この記事の監修者
はかまだ かつのり
袴田 勝則
詳しいプロフィール
プロフィール

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。

さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

危篤とは?

家族に見守られる危篤の人

危篤とは、生命の危機が迫っている状態を指し、医師によって宣告されるものです。一般的には、心臓や呼吸の機能が著しく低下し、回復が難しいと判断された場合に用いられます。

危篤から持ち直す可能性はある?

危篤と宣告されたからといって、必ずしも死亡に直結するわけではありません。適切な治療が施されることで、一時的に容体が安定し、回復するケースもあります。

しかし、慢性疾患や高齢による衰弱が進んでいる場合、持ち直す確率は低くなります。また、医療技術の進歩により、集中治療や延命措置によって一時的に回復することもありますが、その後の健康状態には個人差があります。ご家族には医師と相談しながら、今後の治療方針を慎重に決定することが求められます。

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危篤から持ち直す可能性については、以下の記事でも紹介していますのでご参考ください。

危篤と重篤や小康状態との違い

危篤と似た用語に「重篤」や「小康状態」がありますが、それぞれ異なる意味を持つため確認しておきましょう。これらの違いを理解し、医療従事者の説明をしっかり聞いた上で、適切な判断を下すことが重要です。

状態解説
危篤
(きとく)
命に関わる深刻な状態であり、医師が家族に対して早急な対応を求めるケース。
重篤
(じゅうとく)
非常に重い病状であるが、すぐに死に至るとは限らない状態。治療によって回復の見込みがある場合もある。
小康状態
(しょうこうじょうたい)
一時的に病状が安定しているが、予断を許さない状態。症状が再び悪化する可能性がある。

祖父母や親が病院で危篤になった時にやるべきこと

ご家族が危篤状態になった際は、冷静に行動し、適切な対応を取ることが求められます。突然の知らせに動揺することもありますが、事前に何をすべきか知っておくことで、スムーズに対応できます。

落ち着いて冷静に状況を受け止める

危篤の知らせを受けると、誰しも動揺してしまうものです。しかし、焦った行動を取ると、正確な判断ができなくなり、必要な対応が遅れる可能性があります。まずは深呼吸をして、状況を把握しましょう。

落ち着いて冷静に状況を受け止めるために

  • 医師の説明を正確に聞く
    医療スタッフからの説明を冷静に受け止め、患者の状態や治療の見通しを理解することが大切。
  • 家族や親族と情報を共有する
    状況を整理し、誰がどのように対応するのか話し合うことで、適切な対応が可能になる。
  • すぐに行動するための準備をする
    病院へ向かう前に必要な持ち物を確認し、慌てずに準備を整えることが重要。

病院などへ行く準備をして向かう

危篤の知らせを受けたら、すぐに病院などへ向かうことになります。移動の際は、安全かつ迅速に行動することが求められます。

なるべく車の運転は避けるべき

動揺した状態での車の運転は、判断力の低下や注意力の欠如を招き、事故のリスクが高まります。可能であれば、公共交通機関やタクシーを利用するか、落ち着いている家族に運転を任せると良いでしょう。

泊まり込みになる可能性もある

状況によっては、病院に長時間滞在することになるため、泊まり込みの準備をしておくことが大切です。以下の持ち物を用意しておくと安心です。

病院に持っていく主な持ち物の例

  • 着替えや防寒具:病室の温度に対応できるように
  • スマートフォンの充電器:連絡を取るために必要
  • 軽食や飲み物:病院内で食事が取れない場合に備える
  • 現金や身分証明書:急な手続きが必要になる可能性がある

親族や知人に危篤の旨を連絡する

危篤の連絡をする人

ご家族が危篤になった場合、関係性に応じて親族や知人に迅速に連絡する必要があります。連絡をする際は、冷静に事実を伝えることを心がけましょう。

危篤状態であることを連絡する範囲

連絡する範囲は、患者との関係性や病院の面会制限などによって異なります。一般的には以下の人々に連絡を入れます。特に、遠方に住んでいる親族には早めに連絡し、病院に来るかどうか判断できるようにしましょう。

危篤の連絡をする範囲

  • 親族:子ども・兄弟・姉妹・孫・甥姪など
  • 親しい友人や知人

危篤を知らせる連絡方法と例文

危篤の知らせは、電話やメール、LINEなどの手段で行うことが一般的です。緊急性が高いため、なるべく電話で直接伝えることをおすすめします。危篤の知らせを伝える際は、以下のポイントを押さえることで、相手に正確な状況を伝えやすくなります。

危篤を伝える際のポイント

  • 自分の名前と続柄:患者との関係性を明確にする
  • 患者の現在の状態:危篤であることを簡潔に伝える
  • 病院の情報:病院名、所在地、病室番号など
  • 自身の連絡先:折り返しの連絡ができるようにする
  • 来院をお願いするかどうか:できるだけ具体的に伝える

これらの情報を整理して伝えることで、相手が適切な判断をしやすくなります。以下では連絡手段別の例文を記載しています。

例文

  • 電話での例文
    「○○(患者名)が危篤状態になりました。
    今○○病院に入院中で、医師からは予断を許さない状況との説明を受けています。
    可能であれば病院に来ていただければと思います。」
  • メール・LINEでの例文
    「○○(患者名)が現在危篤状態との連絡を病院から受けました。
    ○○病院の○○病棟に入院しており、医師からは予断を許さない状況と聞いています。
    お時間の都合がつけば、お越しいただければと思います。」

連絡する際は、相手が急な知らせに動揺することも考えられるため、できるだけ冷静に伝えることを心がけましょう。

葬儀社・お帰り先(安置先)を決める

退院をスムーズに進めるためには、早めに葬儀社やお帰り先(安置先)を決めることが重要です。まず、故人を自宅に安置できるか検討し、住宅事情などで難しい場合には、専用の安置先を手配する必要性があります。人は亡くなってから24時間を経過しないと荼毘(火葬)にふせないという法律があるため、最低でも24時間は、どこかで故人を守らなければなりません。一般的には、病院や施設からの紹介、事前に調べた葬儀社への依頼、または地域の葬儀社を利用するケースが多いです。

葬儀社選びの確認事項

  • 実績があり信頼のおける葬儀社か
  • 厚生労働省認定の資格試験に合格した葬祭ディレクターが在籍しているか
  • 地域に根差した経営をしている安全な会社か

また、費用も重要なポイントのため、できるだけ諸条件(人数・場所 [式場、火葬場]・宗教形式)を仮設定してから葬儀社に見積もりを依頼し、総額や追加料金の有無を細かく確認することが大切です。この時、金額の高い安いだけで判断するのではなく、内容・条件の違いを踏まえて比較検討するようにしましょう。冷静に内容を理解するためにも葬儀社に事前に相談をしておくと、スムーズに対応できるため、時間がある場合は早めに準備を進めておきましょう。

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葬儀社・葬儀場の選び方については、以下の記事でも紹介していますのでご参考ください。

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その他に連絡すべき人

葬儀の準備を進める際には、親族や葬儀社への連絡だけでなく、仕事関係や宗教者など、他にも連絡すべき人がいます。特に、会社への報告は休暇取得や業務の調整に影響するため、早めに伝えることが大切です。また、宗教者への連絡も、葬儀の形式によっては早めに行う必要があります。ここでは、それぞれの連絡のポイントについて解説します。

自分の会社への連絡

親族が亡くなった際は、仕事を休む必要があるため、できるだけ早く職場に連絡を入れましょう。会社への連絡では、以下のポイントを押さえておくとスムーズです。

自分の会社へ連絡する際のポイント

  • 故人との関係:例:父、母、祖父、祖母など
  • 葬儀の日程と場所
  • 休暇の期間:忌引きの適用有無を確認
  • 引き継ぎが必要な業務の有無

会社によっては、忌引き休暇が適用される場合もあるため、就業規則を確認し、必要に応じて上司や人事担当者と相談しましょう。また、業務の引き継ぎが必要な場合は、同僚や関係者にも連絡を入れておくと、業務への影響を最小限に抑えられます。

宗教者への連絡

仏教、神道、キリスト教など、葬儀の宗教的な形式によっては、僧侶や神職、牧師・神父などの宗教者に依頼が必要になります。葬儀を進める前に、以下の情報を確認したうえで連絡を取りましょう。

宗教者へ連絡する際のポイント

  • 宗派の確認:特定の寺院や教会と関係がある場合、そちらに相談
  • お布施や謝礼の相場を確認
  • 読経・祈祷のタイミング:通夜、告別式など
  • 日程や会場の調整

事前に家族と相談し、宗教的な儀式を行うかどうかを決めておくことで、スムーズに手配できます。また、菩提寺がある場合は、できるだけ早めに連絡を取り、葬儀の詳細を相談するとよいでしょう。キリスト教においては、看取りの際に宗教者が同席する場合があります。

危篤状態から亡くなった場合の対応

大切な家族が危篤状態となり、その後逝去した場合、速やかに対応しなければならないことがいくつかあります。悲しみの中での対応は、とても大変ですが、スムーズに進められるよう、それぞれの手順について把握しておきましょう。

医師による死亡確認を受ける

医師による死亡確認

病院で亡くなった場合、医師による死亡確認が最初のステップとなります。死亡が確認されると、医師から「死亡診断書」が発行されるため、遺族はこれを受け取る必要があります。なお、自宅で亡くなった場合は、病院で亡くなった場合と流れが異なるため、それぞれ確認しておきましょう。

死亡確認の流れ

病院で亡くなった場合
  • 医師が心停止などを確認し、死亡診断書を作成
  • 家族に対し、死亡の事実と今後の流れが説明される
自宅で亡くなった場合
  • かかりつけ医がいれば往診を依頼し、死亡を確認
  • かかりつけ医がいない場合、警察に連絡し、必要な対応を行う

死亡診断書は、後に火葬許可申請や死亡届の提出に必要となるため、必ず大切に保管しましょう。戸籍上の漢字が記載されているかなど、受領の際に確認が必要になります。

遺体を安置場所に搬送する

亡くなった後、遺体を適切な場所に安置することが重要です。遺体の搬送には、葬儀社や専門業者の手配が必要となるため、速やかに連絡し、手続きを進めましょう。

遺体の安置について

  • 病院で亡くなった場合
    霊安室に一時安置される場合もあるが、病院に長く留めておくことはできないため、早めに自宅や葬儀場などへの搬送を手配する。
  • 自宅で亡くなった場合
    布団を敷き、顔に白布をかけて枕元に線香や花を供える。
  • 葬儀場・斎場の安置室を利用する場合
    近年では自宅ではなく、葬儀場の安置室を利用するケースも増えているが、安置先の環境は様々なので、どのような所か、諸条件を確認してから判断することが大切。
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遺体の搬送や安置については、以下の記事でも紹介していますのでご参考ください。

葬儀社に連絡する

葬儀の準備を進めるためには、速やかに葬儀社へ連絡することが重要です。葬儀社に連絡をする際は、以下のような情報を正確に伝えることで、スムーズに対応してもらえます。

葬儀社に伝える情報

  • 故人の氏名、年齢、性別
  • 死亡日時と場所:病院、自宅など
  • 遺体の安置場所:自宅や葬儀社の霊安室など
  • 宗教・宗派:僧侶や神父の手配が必要か
  • 葬儀の規模や式場の希望:家族葬、一般葬、直葬など
  • 葬儀・告別式の日程や希望する場所
  • その他の希望:特定の葬儀プランやオプションの有無

親族や知人に訃報を連絡する

親族や故人と関係の深い知人に訃報を伝えることも、重要な役割です。

訃報の連絡について

訃報を伝える際のポイント
  • まずは親族へ連絡
    配偶者や子ども、兄弟姉妹など、近親者に最優先で伝える
  • 次に、故人の交友関係者へ連絡
    友人や職場の関係者など、葬儀に参列してほしい方へも伝える
  • 連絡方法は直接電話で伝えるのが一般的
    葬儀の日程が決まった後に、メールやSNSで広く告知することも可能
訃報の連絡例
「○○(故人の名前)が、本日○時○分に永眠いたしました。通夜および葬儀の日程は後ほどご案内いたしますので、取り急ぎご報告申し上げます。」

役所で手続きをする

葬儀を進めるためには、市区町村役場に死亡届を提出し、火葬許可証を受け取る必要があります。なお、手続きは葬儀社が代行することも可能です。

役所手続きについて

役所での手続きの流れ
  1. 死亡届を記入して提出(死亡診断書付)
  2. 火葬許可証(埋火葬許可証)を申請・受け取る(火葬後、遺骨を納める際にも必要)
手続きの期限
  • 死亡届の提出期限:死亡を知った日から7日以内
  • 提出先:死亡者の本籍地、死亡地、届出人の所在地のいずれかの市区町村役場
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死亡届の提出等の手続きについては、以下の記事でも紹介していますのでご参考ください。

もし自宅で危篤状態になったら

自宅で家族が危篤状態になった場合、迅速かつ適切な対応が求められます。緊急の医療処置が必要な場合は、すぐに救急車を要請し、医師の診察を受けることが重要です。また、事前に主治医や親族への連絡方法を決めておくと、いざという時に落ち着いて対応できます。ここでは、具体的な手順を詳しく解説します。

救急車を要請する(119番)

救急車を要請する人

自宅で家族が危篤状態になった場合、最初に行うべきことは救急車の要請(119番通報)です。

救急車を呼ぶ際のポイント

①落ち着いて通報する
  • 「救急です」と伝え、症状を説明する
②必要な情報を伝える
  • 患者の状態:意識の有無、呼吸や脈拍の有無
  • 住所:できるだけ正確に伝える
  • 通報者の名前と連絡先
③指示に従いながら応急処置を行う
  • 心停止が疑われる場合は、指示に従いながら心肺蘇生(CPR)を行う

病院に搬送されると、持病や服薬状況が確認されるため、お薬手帳や健康保険証を用意しておくとスムーズに対応できます。

主治医に連絡する

危篤状態の方が持病を持っている場合や在宅医療を受けている場合は、主治医にすぐに連絡しましょう。在宅医療を受けている場合は、事前に緊急時の連絡先を確認しておくことが重要です。また、看取りを希望する場合は、主治医に相談し、適切な対応を依頼しましょう。

主治医への連絡について

主治医への連絡が必要なケース
  • すでに終末期医療を受けている場合
  • 病院での治療を望まないと事前に決めている場合
  • 救急搬送の対応が難しいと判断した場合
主治医に伝えるべき情報
  • 患者の氏名・年齢
  • 現在の症状:意識の有無、呼吸の状態など
  • 既往歴や服薬状況

親族や知人に連絡する

危篤状態となったことを、近親者や親しい知人に速やかに連絡しましょう。連絡の際には、冷静に簡潔に伝えることが大切です。また、遠方の親族や高齢の家族には、移動手段の配慮も必要になります。

親族や知人への連絡について

連絡の優先順位
  • ①家族や近親者:配偶者、子ども、兄弟姉妹など
  • ②親族や親しい友人
  • ③病状を知っておくべき関係者:仕事関係者など
連絡時に伝えるべき内容
  • 患者の状態:危篤であること、医師の判断など
  • 現在の対応:病院へ搬送中、または自宅での看取りを希望など
  • 来てもらいたいかどうか

葬儀社選びに関する注意点

葬儀は故人を送り出す大切な儀式であり、信頼できる葬儀社を選ぶことが重要です。しかし、急な事態で焦って決めると、費用面やサービス内容に後悔することがあります。ここでは、葬儀社を選ぶ際の注意点を解説します。

葬儀社は慎重に選ぶべき

玉石混交の葬祭業界。許認可事業ではないため、誰でも開業できる業界です。仲介業者が台頭していることもあり、葬儀社を選ぶ際には、安心・安全な信頼できる業者を慎重に見極めることが大切です。突然の葬儀の準備では冷静な判断が難しくなるため、事前に信頼できる葬儀社をリストアップして、目途を付けておくと安心です。

葬儀社選びについて

葬儀社を慎重に選ぶべき理由
  • サービス内容に差がある:供花や通夜振る舞い、火葬後の対応など、含まれるサービスが異なる
  • 対応の質が葬儀の満足度を左右する:葬儀担当者の対応が不親切だと、遺族の負担が増える
  • 料金体系が不明瞭:プラン料金以外に追加費用が発生するケースがほとんど
葬儀社選びのポイント
  • 広告料金に騙されない(安価なほど追加になるので必ず総額を確認する)
  • 葬儀の流れや場面ごとの内容を料金とあわせてしっかり説明してもらう
  • 担当者の対応が丁寧で親切かどうかを見極める

安すぎるプランに気をつける

費用を抑えたシンプルな葬儀を希望する人も増えていますが、極端に安いプランには注意が必要です。価格だけで判断せず、内容をしっかり把握したうえで選ぶことが大切です。

安すぎる葬儀社について

安すぎる葬儀プランの注意点
  • プランに含まれるサービスが限定的:火葬のみのプランでは、お別れの時間がほとんどない場合も
  • 追加料金が発生する:火葬場関係費などが別途請求されることがある
  • 葬儀後の対応が不十分なことも:供養や法要に関するサポートが受けられない場合がある
適正な価格で選ぶポイント
  • 諸条件(人数・場所 [式場、火葬場]・宗教形式を仮設定する
  • その他の希望も伝えて過不足のない総額の見積りを入手する
  • 必要なサービスが含まれているかを確認
  • 追加費用が発生しないか契約前に詳細な説明を受けて確認する
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安すぎる葬儀社の注意点については、以下の記事でも紹介していますのでご参考ください。

できれば事前相談をしておく

葬儀社選びで後悔しないためには、時間のあるうちに事前相談をしておくことが理想的です。事前に相談しておけば、故人や家族の希望に合う葬儀を執り行いやすくなります。

葬儀社の事前相談について

事前相談のメリット
  • 希望に沿った葬儀プランを検討できる:事前に相談しておけば、希望に合った葬儀をスムーズに準備できる
  • 予算に応じた適切なプランを選べる:葬儀費用の相場を知ることで、適正価格がわかり無駄な出費を抑えられる
  • 家族の意向を共有できる:事前に話し合っておくことで、家族間の認識のズレを防げる
事前相談の方法
  • 葬儀社に目途を付けて相談し、サービス内容を理解する。
  • 具体的な費用や流れを確認し、不明点を解消する。
  • 資料請求やオンライン相談を活用する。
  • 葬儀社に抵抗がある場合は「みんなが選んだお葬式」など、第三者機関を利用する。
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葬儀の事前相談については、以下の記事でも紹介していますのでご参考ください。

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危篤に関するよくある質問

危篤状態の知らせを受けた際、多くの人が戸惑うのが「どのように接すればよいのか」「病院へ行く際の服装や持ち物はどうすればよいのか」といった点です。こうした場面では、適切な行動をとることで、本人や家族に寄り添えます。ここでは、危篤に関してよくある質問に対して、具体的な対応方法を解説します。

危篤状態になったらどんな声かけをすれば良い?

危篤の知らせを受け、本人と対面した際、どのような声をかけるべきか迷うことが多いでしょう。危篤状態にある方は、意識が薄れていても聴覚は最後まで残るとされています。そのため、穏やかに声をかけることで安心感を与えられる可能性があります。

危篤状態の際の声かけのポイント

  • 安心感を与える言葉を伝える:「今来たよ」「一緒にいるよ」など、そばにいることを伝える
  • 普段通りの優しい声で話しかける:大きな声を出すのではなく、落ち着いたトーンで話す
  • 思い出話をする:過去の楽しかった出来事や感謝の気持ちを伝える
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危篤状態の際の声かけについては、以下の記事でも紹介していますのでご参考ください。

危篤の連絡を受けて病院に行くときの服装は?

病院へ駆けつける際、突然のこととはいえ、服装にある程度配慮することが大切です。あくまで家族や関係者への配慮を忘れず、落ち着いた服装を心がけましょう。

病院へ行く際の服装について

病院へ行く際の服装のポイント
  • 黒や紺、グレーなど落ち着いた色合いの服を選ぶ
  • 派手なデザインや光沢のある素材は避ける
  • カジュアルすぎる服装(派手なスニーカーなど)は控える
状況に応じた服装の選び方
  • 急いで駆けつける場合:仕事着や普段着のままでも問題はありませんが、派手な色合いや装飾の多い服は避ける
  • 長時間滞在する可能性がある場合:清潔感のある服装に着替えて向かうと、病院内での印象が良くなる
  • お通夜や葬儀に直結する可能性がある場合:黒の服や喪服を用意しておくとスムーズ
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病院に駆けつける際の服装などのマナーについては、以下の記事でも紹介していますのでご参考ください。

危篤で病院に駆けつける時、お見舞いの品は必要?

病院へ向かう際は、花や果物などの品物やお見舞金を持参する必要はありません。危篤の際は、何よりも迅速に病院へ駆けつけることが最も重要です。病院に到着したら、慌てず落ち着いて行動することを心がけましょう。面会時には冷静さを保ち、周囲の患者や医療スタッフへの配慮を忘れずに対応することが大切です。

危篤と言われたら
冷静に受け止めて
最後の時間を大切

危篤の知らせを受けると、動揺してしまうのは当然のことです。しかし、冷静に状況を受け止め、大切な人との最後の時間を後悔のないよう過ごすことが何より重要です。危篤の時こそ、時間を大切にし、感謝の気持ちを伝えることが何よりの心配りになります。落ち着いて行動しながら、最後のひとときを大切に過ごしましょう。危篤の際に重要なポイントは以下になります。

  • 危篤は生命の危機が迫っている状態
  • ご家族が危篤になったらすぐに病院へ向かう
  • 親族や必要関係者に危篤の旨を速やかに連絡する
  • 自分の会社や必要に応じて宗教者にも連絡する
  • 早めに葬儀社の目途を付けておき、できれば事前に相談しておく

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葬儀の費用
葬儀の費用を詳しく見る
  • 1
    基本葬儀料金
    基本葬儀料金とは
    基本葬儀料金とは、葬儀本体の運営を葬儀社が請負うにあたり必要となる費用のことで、祭壇の設営や式典運営のための人件費、その他の物品サービスなどが含まれています。
    目安金額
    10万円〜200万円

    (火葬のみ~一般的なお葬式、物品グレード等にもよる)

  • 2
    式場使用料
    式場使用料とは
    式場使用料とは、自宅以外の式場を借りて葬儀を行う際に必要となる費用です。式場候補としては、集会場、寺院、斎場、セレモニーホールなどがあります。
    目安金額
    2万円〜50万円

    (公営施設~寺院式場など)

  • 3
    付帯費用
    付帯費用とは
    付帯費用とは、棺や遺影写真、エンバーミングといった、葬儀に付帯して必要になる費用です。この内容を充実させるかどうかで、葬儀費用の総額も変わってきますし、葬儀全体の充実度や送る気持ちを込めた満足感に影響がでてきます。
    目安金額
    5万円〜20万円
  • 4
    車両費用
    車両費用とは
    車両費用とは、病院などから移動するための寝台車、式場から火葬場へと出棺する霊柩車、参列者を乗せるためのハイヤーやマイクロバスといった車両関係の費用です。
    目安金額
    1.5万円〜5万円

    (寝台車~マイクロバスなど/時間帯や実走行距離による)

  • 5
    返礼費用
    返礼費用とは
    返礼費用は、会葬御礼や香典返しなど、参列者に渡す返礼品の費用のことです。商品ラインナップの豊富さや、余りや予備の取り扱い方法などについても柔軟に対応してもらえるかどうかを事前に葬儀社へ確認するようにしましょう。
    目安金額
    500円〜3,000

    (会葬御礼品~即日香典返しなど)

  • 6
    飲食費用
    飲食費用とは
    お通夜や火葬中、葬儀後などに食事を振る舞う場面で必要になる費用です。料理の内容はもちろんですが、参列人数に対して適切な量を無駄のないように用意すること、また配膳に際しても適切な人数を確保してスムーズな接待が行えるよう準備する必要性があります。
    目安金額
    3,500円〜5,000

    (一人当たりの単価/飲み物は別途で実数精算)

  • 7
    火葬場費用
    火葬場費用とは
    火葬場費用とは、火葬炉の使用料、骨壺や骨箱、休憩室の利用料など、火葬場を利用するにあたり必要な費用のことです。地域差が大きく、市政により施設の大半を無料で利用できる火葬場もあれば、民営でそれなりの料金を必要とする火葬場があります。
    目安金額
    無料20

    (火葬料金、収骨容器、休憩室料金など)

  • 8
    宗教者への謝礼
    宗教者への謝礼とは
    お坊さんへのお布施や戒名、お車代といった宗教者への謝礼も、葬儀費用の一つと言えるでしょう。ただし、料金とは性質が異なるものになりますのでご留意ください。
    目安金額
    20万円〜100万円

    (通夜、葬儀、初七日/戒名など)

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