霧島市の概要

霧島市の地理

鹿児島県本土の中心部に位置する霧島市は、薩摩半島と大隅半島の間に広がる美しいまちです。

南部からは、壮大な桜島を望むことができ、錦江湾の北岸にも面しています。

 

特に、国立公園にも指定されている霧島連山の美しさは圧巻です。

さらに、多様な温泉群に囲まれ、山や川、海、田園、温泉と、多彩で豊富な自然環境が魅力の地域となっています。

霧島市は、自然の宝庫として多くの人々に愛されています。

霧島市の人口

令和5年8月1日時点で、霧島市の人口は総計12万4,348人となっています。

この中で男性の数は6万230人、一方、女性は6万4,118人と少し多めです。

 

また、世帯数も6万2,862世帯となっており、霧島市は多くの家族や個人が生活する活気あるまちと言えます。

この人口動態は、市の成長や多様性を反映していることでしょう。

霧島市は、これからも多くの住民に愛される地域として発展していくことを期待します。

霧島市の面積

霧島市は、壮大な面積を誇ります。

市の総面積は603.68平方メートルにも及び、鹿児島県内の市町村中、2番目の広さを持っています。

この広さは、市内の多様な自然や文化、歴史的な遺産を保有する大きな理由となっています。

 

鹿児島県内でこれだけ広い市域を持つ場所は他になく、霧島市はその特性を活かした多様な魅力を住民や訪問者に提供しています。

この広大なエリアが、多くの可能性と発展を秘めていることでしょう。

霧島市の特徴

霧島市の歴史

霧島市は、古来、隼人という民族の居住地として知られています。

709年に編纂された「続日本紀」にも彼らの存在が記されております。

 

この地は、神々が天の浮橋から見下ろし、霧島山を創造した伝説が残る神秘的な場所としても知られています。

その名の由来は、神々が天から逆さに落とした鉾が山の頂上に突き刺さったという伝説から来ていると言われています。

 

さらに、江戸時代には島津藩の統治下にあり、島津義久が国分城の町を整備しました。

 

また、この地は温泉地としても名高く、坂本龍馬夫妻も湯治のために訪れたことが伝えられています。

このような豊かな歴史と伝説が息づく霧島市は、今も多くの人々に愛されています。

霧島市の文化

霧島市は、日本の伝統と新しい文化が共存するまちとして知られています。

その代表例として、旧暦1月18日を過ぎた最初の日曜日に行われる「初午祭」が挙げられます。

古くからの伝統を感じるこの祭りは、市民の心の中で大切にされています。

 

また、音楽の愛好者には欠かせない「霧島国際音楽祭」は、国内外の一流アーティストが集まり、心に残る演奏を披露します。

歴史的背景を持つ「龍馬ハネムーンウォークin霧島」は、坂本龍馬夫妻の足跡をたどるウォーキングイベントとして大人気です。

 

そして、エネルギッシュな「地区対抗女子駅伝競走大会」は、地域の絆とスポーツの楽しさを一体感で味わえます。

霧島市の多彩な文化は、訪れる者の心を豊かにしてくれます。

霧島市の産業

鹿児島県中央の美しい霧島市。豊かな自然と歴史が息づくこの地は、産業の宝庫でもあります。

霧島山の恵みを受けて繁栄する農業は、霧島茶を筆頭にイチゴやスイカ、サトイモなど多彩な農産物を産出します。

 

また、畜産では全国的に有名な黒豚や黒牛の肥育が行われています。

霧島の温泉や観光も見逃せませんが、工業も大変盛んです。

特に「鹿児島臨空団地」では、電子部品の製造や焼酎の生産が中心となり、多くの製造会社が活動しています。

 

さらに、市の中心「国分駅」周辺は商業施設が充実。大型ショッピングセンターやロードサイド店舗が市民の生活を彩っています。

そして、観光の要となる「霧島温泉郷」は、多くの観光客を魅了するスポットとなっております。

霧島市は、伝統と革新が共存する、まさに産業の宝庫と言えるでしょう。

霧島市の葬儀事業

鹿児島県霧島市は、古くからの伝統と文化を今も大切にしている地域です。

その中でも、お葬式に関する独特の風習と習慣が数多く存在しています。

 

当社の葬儀事業では、霧島市の伝統を尊重し、故人と遺族の気持ちに寄り添った真心のこもったサービスを提供いたします。

まず「じつの飯」という独特な風習があります。

故人が愛用していた箸を立て、枕団子と一膳飯をお供えします。

 

また、特に県南部での「別れの杯」では、故人への最後の挨拶として焼酎を少量ふりかけることもございます。

出棺前の「お別れの食事」も、霧島市の伝統的な風習として行われます。

こちらは「別れ飯」とも呼ばれ、遺族だけでなく参列者にも振舞われることが多いです。

 

通夜では、最中を持参する風習が一般的です。

この「もなか」は、もう無いを意味する鹿児島弁「もうなか」にちなんだものと言われています。

 

霧島市では、お葬式の多くが自宅葬で行われます。

火葬後の納骨もその日のうちに行うのが一般的で、この点も注意が必要です。

また、霧島連山を中心とした地域では、古くからの山岳信仰の影響で神葬祭が多く見られます。

 

霧島市の伝統と独自の風習を尊重し、遺族の気持ちを大切にする葬儀事業を行っております。

故人の最後の旅立ちを、心をこめてお手伝いさせていただきます。

霧島市の葬儀場探しのコツ

葬儀場のアクセスや駐車場の有無を確認する

葬儀場を選ぶ際は、葬儀場までのアクセスや駐車場の有無を実際に訪れて確認する事をおすすめします。

これにより、緊急時に焦ることなく適切な葬儀場を見つけることができます。

 

参列者の中に、ご高齢の方や遠方から来られる方がいる場合、最寄りの駅またはバス停からのアクセスを詳しく知ることで、参列者の不便や負担がないか確認することができます。

 

お車での来場が可能かどうか、駐車場の台数や混雑具合を確認することも大切です。

参考になる口コミサイトを利用する

葬儀場を選ぶ上で、口コミサイトを活用すると希望に合う葬儀場を見つけやすいでしょう。

 

葬儀場を事前に見学したとしても、実際に利用した時のことは分かりません。

後から希望通りに葬儀を行えなかったとしてもやり直しはできないため、慎重に選ぶことが重要です。

 

口コミサイトには実際にその葬儀場を利用した方の声が集まっています。

使ってみないと分からない部分についても情報を得られます。

 

さまざまな葬儀場の口コミが掲載されているため、複数の葬儀場を比較する際にも役立ちますので上手に活用していきましょう。

葬儀場の広さや設備の充実度を確認する

葬儀場の選択において、広さや設備の充実度は重要な基準になる為、参列者の人数に応じて適切な広さの葬儀場を選ぶことが求められます。

また、バリアフリー対応や休憩スペースの有無など、設備面での要望がある場合は、それらを満たす葬儀場を選ぶことが必要です。

 

広々とした葬儀場では、参列者が快適に過ごせるだけでなく、周囲の人々への配慮も重要です。

また、バリアフリー対応の葬儀場は、身体的な制約を持つ人々や高齢者にとってもアクセスしやすくなります。

 

車いすや歩行補助具を使用する方々にとって、段差のないアクセスやバリアフリーな設備は大変重要です。

 

さらに、休憩スペースの有無も考慮すべき要素です。

長時間の葬儀や告別式では、参列者が一時的に休息を取る場所が必要となります。

 

休憩スペースがあれば、疲れた参列者がリラックスし、体力を回復することができます。

以上のように、葬儀場の広さや設備の充実度は、参列者の快適性やニーズに合わせて選ぶべき重要な基準です。

 

大切な人を送る場として、適切な葬儀場を選ぶことが、故人や参列者への最善の配慮となります。

霧島市の葬儀場探しのお役立ち情報

霧島市は、鹿児島県の歴史と伝統が息づく地で、その葬儀の風習も非常にユニークです。

お葬式を予定されている方や、知識を深めたい方のために、霧島市の葬儀場とその特色をご紹介いたします。

 

まず、霧島市には「霧島市国分共同斎場」と「伊佐北姶良火葬場ひしかり苑」があります。

これらは公営の斎場となっており、心づけ（チップ）の受取は原則として許されていません。

霧島市は「伊佐北姶良火葬場管理組合」に参加し、近隣の伊佐市や湧水町と共同で火葬場を運営しており、住民の方は自由に利用できます。

 

火葬場の利用には、霧島市役所からの「埋・火葬許可証」が必須となります。

この許可証の取得には、死亡診断書の提出が求められますので、ご注意ください。

 

霧島市の住宅地では、家族葬やワンデーセレモニー、直葬が増えてきており、少人数での心温まる葬儀が人気です。

鹿児島県全体として、火葬の際の風習は地域により異なり、奄美地方や離島では「前火葬」の風習が残っています。

 

霧島市内での香典返しは、都市部を中心に即日返しが主流となっています。

また、地元の料理や鮨を提供する通夜振る舞いも一般的となってきました。

霧島周辺では、神式の葬儀が40％近くを占めていますので、その進行やしきたりには注意が必要です。

 

霧島市の葬儀場探しは、その地域の伝統や風習を理解した上での選択が大切です。

この記事が、皆様の心に寄り添った葬儀の手助けとなれば幸いです。

霧島市の交通事情

霧島市の鉄道

霧島市は、九州旅客鉄道（JR九州）の重要な鉄道ネットワークが交差する地点として知られています。

中心となる「国分駅」を起点に、日豊本線が北永野田駅から霧島神宮駅を経て隼人駅へ、さらに肥薩線が隼人駅から植村駅や霧島温泉駅を経て大隅横川駅へと続きます。

 

特に歴史的価値が高い「嘉例川駅舎」は、1903年（明治36年）の建設で、現在は登録有形文化財として認定されています。

 

かつては国分駅から志布志市まで国鉄大隅線が繋がっていましたが、1987年に廃止され、今はその歴史を懐かしむものとなりました。

 

霧島市の鉄道は、移動だけでなく、歴史や文化を感じることができる魅力的なルートとなっております。

霧島市のバス

霧島市は多彩なバス交通が整備され、市民や観光客の移動をサポートしています。

一般路線バスとしては「南国交通」が旧溝辺町や横川町エリアを、また「鹿児島交通」が旧国分市や隼人町、霧島町、牧園町エリアをカバー。

 

さらに、国分駅と鹿児島空港を結ぶ便利な路線は「大隅」が担当しています。

 

かつてはJR九州バスも運行していましたが、現在は鹿児島交通がその役割を継続しています。

地域の移動には「霧島市ふれあいバス」がコミュニティバスとして利用できます。

 

高速バスに関しては、霧島市中心部から直接の運行はないものの、鹿児島空港からは福岡や熊本へのアクセスが可能です。

 

安全で便利なバス交通で、霧島市を快適に巡ることができます。

霧島市の高速道路

霧島市を訪れる際には、便利な高速道路ネットワークが利用できます。

 

まず、E3 九州自動車道では、横川インターチェンジからスタートし、途中溝辺パーキングエリアで一息ついた後、溝辺鹿児島空港インターチェンジに到着します。

 

次に、E78 東九州自動車道・隼人道路を利用すると、国分パーキングエリアを経由して国分インターチェンジ、さらに隼人東インターチェンジと隼人西インターチェンジを通過します。

 

また、北薩横断道路の野坂インターチェンジも霧島市の交通アクセスポイントとして重要です。

 

これらの高速道路を利用することで、霧島市内はもちろん、九州全域へのアクセスも大変便利になります。安全なドライブをお楽しみください。

霧島市のおすすめエリア

国分駅エリア

国分駅近辺は都心の利便性と自然の恵みが融合したエリアです。

手頃な価格の賃貸物件が多く、日常の移動は自転車で十分です。

会社や生活必需品をそろえることができる夜遅くまで営業しているドラッグストアも自転車で10分の距離にあります。

食事にはリーズナブルな焼酎の飲み放題や、1000円で心地よく食事ができる焼き鳥屋が魅力的です。

週末は200円からの温泉施設でリフレッシュすることができます。

 

そして、霧島温泉や立ち寄り湯が点在していて、温泉好きにはたまりません。

国分からは桜島の壮大な景色も楽しめ、火山灰シャワーの経験もできる特別な場所です。

釣り好きには太平洋と東シナ海の両方がアクセスしやすいのもポイントです。

家族で過ごすには最適な場所、それが国分駅エリアです。

隼人駅エリア

隼人駅エリアは、都市の利便性と自然の豊かさが同居する場所です。

地元の温泉や美味しい居酒屋でのんびりした時間を過ごせ、地域住民の温かさも魅力の一つです。

空気がきれいで町並みも整っており、鹿児島空港へは車でわずか15分です。

 

医療環境も整っていて、多くの病院や小児科、産婦人科が夜間診療も提供しています。

お買い物も便利で、ディスカウントショップやスーパーが豊富に点在しています。

空港周辺の溝辺町は、緑豊かなお茶畑が広がり、空港の最上階からは絶景が広がります。

地域の伝統行事や体験学習も充実しており、子供たちが楽しく成長できる環境が整っています。

隼人駅エリアでの生活は、心豊かに過ごせること間違いなしです。

中心部エリア

霧島市中心部は、鹿児島の歴史と現代が交錯する魅力的なエリアです。

伝統的な和の美しさが息づく古い町並みと、新しい商業施設やカフェが融合し、都心の利便性を持ちながらもゆったりとした時間が流れています。

名物の霧島酒造の蔵元を訪れれば、深い歴史と醸造技術の素晴らしさに触れることができます。

 

また、近くの霧島山はハイキングやピクニックに最適で、大自然の中でリラックスするのにピッタリです。

地元の食材を活かしたグルメスポットも多く、霧島牛の焼肉や郷土料理を堪能することができます。

交通のアクセスも良く、観光やビジネスの拠点としても注目されています。

霧島市中心部、ここは都会と自然が融合した鹿児島の新たなスポットです。

霧島市のおすすめ観光スポット

霧島神宮

霧島神宮は、鹿児島県にある歴史的な神社で、令和4年2月9日に「霧島神宮本殿、幣殿、拝殿」が国宝に指定されました。

この神社は、天孫降臨神話の主人公、ニニギノミコトを祀っており、創建は6世紀頃と伝えられています。

 

霧島連山の間に最初に建てられましたが、霧島山の噴火で何度も移転を繰り返してきました。

現在の社殿は、江戸時代の正徳5年に薩摩藩主島津吉貴が寄進し、その美しい朱塗りの社殿は国宝や重要文化財に指定されています。

この神社には、九面という独自の信仰があり、お守りやグッズも人気です。

 

また、周辺には紅葉スポットや神水峡などの絶景が広がっています。

霧島神宮は、その歴史と美しい自然に囲まれ、訪れる人々に神聖な空気を感じさせる場所です。

旅行人山荘

旅行人山荘は、鹿児島県霧島市に位置する閑静なリゾートホテルです。

大正6年(1917)に開業し、約5万坪の自然林に囲まれた美しい環境が広がっています。

標高700mの小高い丘に立ち、森林浴を楽しみながらの入浴が可能な貸切露天風呂が点在しています。

特に、客室からは視界が良い時には、錦江湾に浮かぶ桜島を一望することができます。

 

また、足湯「龍石の湯」もおすすめで、泉質は単純温泉と硫黄泉があります。

この山荘には、与謝野晶子や斉藤茂吉、野口雨情らの作品も残されており、歴史的な背景も感じることができます。

都会の喧騒から離れて、自然と温泉に癒される時間を過ごすのに最適な場所です。

鹿児島神宮

鹿児島神宮は、霧島市隼人町に鎮座する歴史的な神社で、大隅国一の宮として知られています。

神話に登場する山幸彦とその后、豊玉比売命を主祭神としており、神武天皇の時代からの歴史を持つと伝えられています。

この神宮は、雄大な桜島を背景に小高い丘に建てられ、九州最大級の社殿があり、内部には美しい龍の彫刻や天井の植物絵が施されています。

 

特に、宝暦6年（1756年）に建てられた現在の社殿は、国の重要文化財に指定されています。

 

また、毎年春の「初午祭」や秋の「隼人浜下り」など、多くの伝統的な祭りが行われ、多くの参拝者や観光客で賑わいます。

鹿児島神宮は、歴史と自然の美しさを併せ持つ、鹿児島を代表するパワースポットとして多くの人々に愛されています。