木津川市の概要

木津川市の地理

木津川市は京都の最南端にあり、近畿のほぼ中央に位置しています。

京都や大阪からの中心部から約30km圏内にありアクセスが便利です。

奈良県が隣に位置しているため利用する方が多く、奈良県との結びつきが強い地域でもあります。

木津川市の人口

木津川市の人口は約8万人で、世帯数は約3万世帯です。

人口減少が課題だと言われる中、木津川市は平成19年の市が発足してから人口が1万人増えています。

「住みたい、住み続けたい」と思われるようなまちづくりを積極的に進めています。

木津川市の面積

木津川市の総面積は85.13㎢となっており、日本全国で見ると比較的面積が狭い市町村です。

京都の市町村の中では広さが11位と、真ん中くらいの順位となっています。

木津川市の特徴

木津川市の歴史

木津川の地域では3世紀頃から木津川が交通路として利用されていました。

地名の由来は、奈良時代に木津が都城建設の陸揚げ港として栄えたからだと言われています。

天平12年には聖武天皇が現在の加茂町に都をうつし、5年間日本の首都となった歴史もあります。

明治時代には木津川の水運としての役割は減り交通網が整備され、大都市近郊の立地条件を生かして近郊農業が行われました。

平成19年に木津町・加茂町・山城町が合併して現在の木津川市となりました。

木津川市の文化

木津川市には多くの国宝・文化財があり、文化財の宝庫とも呼ばれています。

木津川の水運を利用して古くから開けていたことや、日本の首都であったことが理由の背景にあると考えられます。

古墳や社寺、仏像など数多くの文化財が残されています。

木津川市の産業

木津川市は昔から茶やたけのこなどの産地として栄え、現在も特産品として生産が行われています。

ベッドタウン化が進んでいる中、農業も盛んで近隣の大都市に出荷を行っています。

「柿の王様」と呼ばれる富有柿が有名で、大正時代から現在まで市の特産品となっています。

また木津川市は京都市の次に文化財が多いため、大規模な工業団地形成はあまり行われていません。

お茶や織物ふすま紙など伝統産業が多く継承されています。

木津川市の葬儀事業

木津川市では国民健康保険の被保険者の方が亡くなった場合、その葬祭を行った方に5万円を支給しています。

申請ができるのは葬儀を行った方（喪主）のみなので注意しておきましょう。

該当し申請する場合に必要なものは以下のとおりです。

• 保険者証
• 振込先金融機関の分かるもの
• 会葬御礼ハガキ(喪主名の分かるもの)

必要なものを準備し、国保年金課国保年金係に申請を行ってください。

受給できるにはいくつか条件があります。

申請ができる期限は2年なので、葬儀が終わったら早めに申請を行いましょう。

受給条件やその他わからないことがある方は国民年金課（0774-75-1214）に問い合わせを行ってください。

木津川市の葬儀社には心富瑠(しんぷる)葬祭やESS株式会社、株式会社花駒、小さなお葬式、メモリアルハートなどがあります。

葬儀のプランや費用は葬儀社によって異なるので、希望に合った葬儀社を選ぶようにしましょう。

木津川市の葬儀場探しのコツ

葬儀場の場所を確認する

費用や希望プランに加え、葬儀場の場所も確認しておきましょう。

葬儀を行う場所は自宅、寺院、セレモニーホール、自治体が運営する公営の施設などさまざまです。

葬儀の後は火葬場に移動するため火葬場が併設されている葬儀場か、なるべく火葬場と距離の近い葬儀場を選ぶと移動の負担を減らせます。

木津川市の火葬場には奈良市斎苑旅立ちの杜（奈良市）や清浄会館（大和郡山市）、生駒市斎場（生駒市）などがあります。

葬儀場のアクセスや駐車場の有無を確認する

葬儀場へのアクセスのしやすさや駐車場の有無を確認することが大切です。

遠方から来る方や高齢者が多い場合は、最寄り駅から近い葬儀場にすると移動の負担を減らせます。

車を利用する場合は駐車場の有無も要チェックです。

葬儀場のホームページにはアクセス方法や地図が載っています。

条件が合いそうな葬儀場の最寄り駅やアクセス方法をチェックしたり、電話で確認しておきましょう。

料金比較サイトを利用する

料金比較サイトでは、いくつかの葬儀場の料金を比べて最適な葬儀場を選べます。

生前のうちに資料請求をしたり料金比較サイトを利用して、少なくとも3〜5社は見積もりをとっておきましょう。

事前に見積もりをとっておくのは、家族の容態が悪くなり慌てて準備することになると冷静な判断ができなくなってしまう場合があるためです。

また料金とあわせて口コミやプランなどもチェックすると、条件に合った葬儀場を見つけやすくなります。

もしもの場合に慌てず対応できるように準備しておきましょう。

木津川市の葬儀場探しのお役立ち情報

葬儀は人数や場所などで金額が変わってきますが、ある程度の目安はこちらです。

• 火葬式…20万円～50万円
• 家族葬…50万～150万円
• お葬式…90～190万円

火葬式は安置条件や棺のグレード、家族葬とお葬式は場所や返礼品・飲食などでも変動します。

葬儀場のホームページや広告を見て「最初は安いと思ったのに、最終的に高額な葬儀費用となってしまった」という体験談を聞きます。

実際に金額が違うのは、必要なものを全部含んだ金額ではなく、プランに含まれないものは追加料金がかかるシステムの可能性があるからです。

葬儀場の見積もりをとる際には、以下の点にも注意しましょう。

• 火葬場料金が全部含まれているか
• 式場の利用料金がはっきり記されているか
• 人数があいまいになっていないか

広告の葬儀場の料金には火葬場料金が含まれていない場合があるため、しっかりと確認しましょう。

式場料金が全額明記されているか、人数がはっきりしているかもチェックしておかないと実際の料金と異なる場合があります。

納得のいく葬儀ができるようにしっかりチェックポイントを確認しておきましょう。

木津川市の交通事情

木津川市の鉄道

木津川市には京都最南端の木津駅をはじめ、加茂駅、棚倉駅などがあります。

木津駅は市内の中心となっている駅で、高齢者や子育てママも利用しやすいように整備されています。

JR奈良線や近鉄京都線、JR大和路線などで京都・大阪・奈良県とのアクセスも便利です。

飛行機を利用する方は、阪空港や関西国際空港から電車を乗り継ぎ、約90分ほどで木津川市へアクセスできます。

木津川市のバス

木津川市では木津地域・加茂地域・山城地域を「きのつバス」と呼ばれるコミュニティバスが運行しています。

きのつバスは一般路線バスの運行が少ない昼間の時間帯も運行しています。

また東楽東部広域バスが運行しており、JR加茂駅から和束町・笹置町などを通りJR月ヶ瀬口駅までを結んでいます。

木津川市の高速道路

高速道路を利用して木津川市で降りるには京奈和自動車道を利用します。

京奈和自動車道は京都市から奈良県内を通り、和歌山県和歌山市までを結んでいます。

木津川市には精華学研IC、木津IC、山田川ICがあります。

木津川市のおすすめエリア

木津エリア

交通の利便性が高く、駐車場の設備も整っていて住みやすいと人気の木津エリア。

文化財が多く、歴史的な観光スポットがたくさんあります。

静かに神社・仏閣めぐりを楽しみたい方にはぴったりのエリアです。

木津にある田中神社では厳かな雰囲気で静かに参拝ができます。

田中神社の近くにはふれあい広場や散歩コースもあり春には桜並木になります。

木津市には他にも大智寺や岡田国神社など、多くの神社・仏閣があるので気になる方はチェックしてみてください。

梅美台エリア

梅美台エリアは最寄り駅が少ないためバスが運行しています。

梅美台エリアには車を所有している方が多いため、駐車場が完備されている施設が多くあります。

梅美台公園やきっづ光科学館ふぉとんなど子供が楽しめる施設もあります。

梅美台公園は小学校や保育園とも隣接し、子供向け遊具があり自然も多く広々とした公園です。

きっづ光化学館ふぉとんでは不思議に満ちた「光」をテーマに、子供から大人まで光化学技術を楽しんで学べます。

プラネタリウムなどもあり幅広い年齢層の方が楽しんでいます。

鹿背山エリア

木津川市の鹿背山エリアはとても自然の豊かな地域です。

観光スポットとしては西念寺や鹿背山不動があり、京都らしい厳かな雰囲気で、ゆっくりと散策できます。

鹿背山不動では花崗岩をくり抜いた磨崖仏で見ごたえがあります。

京都らしい風情のある、自然豊かな地域をゆっくり散策したい方におすすめのエリアです。

木津川市のおすすめ観光スポット

岩船寺

岩船寺は木津川市加茂町の山の中にある真言宗のお寺です。

岩船寺には重要文化財がいくつかあり、有名なのは3m近い高さのある阿弥陀如来と三重塔です。

境内には春と夏にさまざまな花が咲き誇り「花の寺」と呼ばれ、特にアジサイの名所としても知られています。

岩船寺から浄瑠璃寺までの石仏を巡りながら散策するコースも人気です。

バスの場合はJR加茂駅から木津川市のコミュニティバス当尾線「岩船寺」で下車します。

有料の駐車場もあるので車の方にも便利です。

浄瑠璃寺庭園

浄瑠璃寺は木津川市加茂町にある国宝寺院で、平安時代の国宝と仏像が現存する日本唯一のお寺です。

また浄瑠璃寺庭園は平安時代に作られた京都で最も古い庭園として有名です。

浄土真宗の影響を受けた庭園で、池の西側に阿弥陀如来、東側に三重塔があり西方極楽浄土が再現されています。

JR奈良駅よりバスが通っており、「浄瑠璃寺」バス停を下車したすぐそばにあります。

海住山寺

天平7年に東大寺の良弁が開創したといわれている海住山寺。

五重塔の他、海住山寺には国宝や重要文化財が数多くあります。

木津川の絶景も楽しむことができ、特に紅葉の季節の景色が素晴らしいと秋に多くの方が訪れます。

バスが通っていますが、下車したあとに約25分ほど歩く必要があります。

車ではお寺の近くまで行くことができ、国道163号線から約2kmの場所にあります。

木津川市の花火

木津川市では木津川市民祭りを開催しており、花火の打ち上げも行っています。

数年中止を余儀なくされ、2022年の11月には露店を中止し花火の打ち上げのみでしたが、市民や木津川市を訪れた方に元気と感動を届けました。

特に見どころはフィナーレのしだれ柳。

木津川市民祭りの時期に木津川市を訪れる方は、ぜひ夜空を埋めつくすしだれ柳をぜひご覧ください。