沼田市の葬儀事業

群馬県の北部にある沼田市には、公営斎場である「利根沼田広域斎場ぬまた聖苑」があります。

180名分の椅子席の式場と火葬炉が3基設備された斎場で、沼田市に住所がある方が利用する場合、12歳以上の火葬料金が1万1,000円で式場利用料が2万2,000円です。
沼田市民以外に、片品村、川場村、昭和村、みなかみ町に住所がある方も同じ料金で斎場が利用できます。

該当市町村以外に住所がある方の利用料金は、12歳以上の火葬が3万3,000円、式場利用料金が5万5,000円なので、比較すると費用が抑えられているため安価で故人を弔えます。

火葬炉と式場の他に、僧侶控え室、親族控え室、待合ホールや待合室、売店、告別ホールや炉前ホール、収骨室が設備されています。
霊安室も設備されているため、自宅に安置場所が確保できない場合でも困りません。

また、沼田市の火葬場は利根沼田広域斎場ぬまた聖苑のみになっていますが、沼田市にある民営の葬儀場の大半は、利根沼田広域斎場ぬまた聖苑を中心に点在しています。
したがって、民営の葬儀場で通夜や告別式をしてから火葬場へ移動する際も、移動の負担が少ない立地になっています。

沼田市の葬儀場探しのコツ

地元の葬儀社に問合せる

沼田市に点在している地元の葬儀社では、事前相談を受けている葬儀社もあります。

葬儀社を探す時期は大きく分けて2つあり、故人を安置して落ち着いてからと、故人の存命中です。

故人が存命の時期であれば時間に余裕があるため、故人が希望するお葬式ができる葬儀社を詳しく調べてから決定することが可能です。

沼田市にある葬儀社の大半がウェブサイトに葬儀場の情報を掲載していますが、葬儀社に直接問合せると、より詳細な情報を得られます。

そのため、理想の葬儀場を探すには、時間に余裕を持って探すことと、葬儀社に直接問合せて詳細な情報を得ることが大切です。

葬儀場の設備やサービス内容を確認する

沼田市には、民営の葬儀場が点在していますが式場の規模はさまざまです。

100名以上のお葬式に特化している葬儀場もあれば、30名以下の家族葬に特化している葬儀場もあります。
そのため、葬儀場を探す前に参列者の人数を検討しておくと、葬儀場を絞りやすくなります。

また、対応している宗教・宗派や安置施設の有無なども異なるため、葬儀場に求めるサービス内容も家族と相談してから葬儀場を探し始めることをおすすめします。

葬儀場のアクセスや駐車場の有無を確認する

沼田市は東西に長く、起伏に富んだ地形で周囲を山々に囲まれているため、居住地によっては葬儀場まで車で参列する必要があります。

したがって、葬儀場を探す際は駐車場の有無と収容台数の確認も大切です。

沼田市の葬儀場の大半は大規模な駐車場を有していますが、車で訪れる参列者の人数によっては葬儀場周辺の駐車場についても確認しておくと安心です。

また、遠方からの参列者が迷わずに葬儀場に到着できるように、公共交通機関を利用した場合のアクセス方法もご確認ください。

葬儀場での会食の場所や内容を確認する

葬儀場に通夜振る舞いができる会食の場所があるかの確認も大切です。
式場しか設備されていなければ、通夜振る舞いは別に会場を用意しておく必要があるからです。

また、会食室も式場と同様に収容人数が設定されているため、確認が必要になります。
焼香のみの方と、通夜振る舞いに招く方を把握して、快適に過ごせる広さの部屋を用意すると、故人を弔いながら思い出を語りやすくなります。

葬儀場での音楽やビデオの提供状況を確認する

近年では、宗教儀式をしない自由なお葬式を希望する家族も増えています。

例えば、故人が生前に好きだった音楽を背景に流してお見送りしたり、故人の生前の映像を流したりといったお葬式があります。

しかし、音楽を流すには著作権の詳しい人材の協力が必要になり、映像を流すには葬儀場に必要な機器が揃っていないと実現できません。

そのため、音楽や映像を流すお葬式を希望する場合は、対応できる葬儀場であるかを事前にご確認ください。

沼田市の葬儀場探しのお役立ち情報

沼田市で、できる限り葬儀費用を抑えて故人を弔いたい場合は、公営斎場の「利根沼田広域斎場ぬまた聖苑」の利用をおすすめします。

沼田市に住所があると、利根沼田広域斎場ぬまた聖苑の利用料が安価になるためです。

また、利根沼田広域斎場ぬまた聖苑は火葬炉と式場が併設しているため、霊柩車などの車両費も削減できます。

ただし、式場規模は180名になっており、10名や20名の家族葬を希望している場合は規模が大きすぎます。
したがって、小規模のお葬式を希望している場合は、民営の葬儀場の利用がおすすめです。

沼田市にある民営の葬儀場は、利根沼田広域斎場ぬまた聖苑から車で10分程の距離に多く点在しています。

葬儀場から火葬場へ移動する際に必要な、霊柩車やマイクロバスの費用を基本プランの内容に含んでいる葬儀社もあるため、手配の手間がかかりません。

さらに、葬儀場によっては1日1組限定の貸し切りで使用できる葬儀場もあり、他家を気にせずお葬式をしたい方は、民営の葬儀所の利用を検討することをおすすめします。