南陽市の葬儀事業

南陽市には、人体火葬炉と動物炉が設備された公営の火葬場「しらぎく」があります。
午前9時と10時、午後1時半と2時半の1日4回火葬が可能です。

故人が南陽市民であった場合の火葬料は無料ですが、市外の場合は13歳以上の火葬は4万円が必要です。

告別ホールが設備されているため火葬前に簡単なお別れの儀式が可能で、火葬中は和室の待合室で過ごせます。
棺には少量の花であれば入れられるので、希望する場合はご用意ください。
また、抹香、ローソク、収骨時に必要な骨上げ用の箸、待ち時間中にお茶を飲む場合のお茶葉は持参する必要があります。

南陽市斎場「しらぎく」には葬儀式場や会食室がないため、一般葬や家族葬、精進落としなどの会食を希望する場合は民営斎場を利用することをおすすめします。

「しらぎく」を利用しやすい距離には、南陽市の葬儀に詳しい「むさしセレモニー」の葬儀場が複数あるため、希望に沿った葬儀場を見つけやすい傾向にあります。

南陽市の葬儀場探しのコツ

地元の葬儀社に問合せる

葬儀は地域によって風習やしきたりが異なります。
例えば、南陽市がある山形県では葬儀・告別式の前に火葬をする「前火葬」が選択されやすいですが、地域によって告別式後に火葬をする場合もあります。
そのため、初めての葬儀で不安が多い場合は、地元の風習やしきたりに詳しい葬儀社に問合せて相談することをおすすめします。

料金比較サイトを利用する

南陽市には、故人が市民であった場合に火葬料が無料になる公営斎場「しらぎく」がありますが、式場は設備されていないため通夜、葬儀・告別式用の式場を探す必要があります。
その際に料金比較サイトを利用すると、葬儀場のウェブサイトを一つ一つ確認するよりも効率的に葬儀場を絞り込みやすくなります。
限られた時間の中で予算に合った葬儀場を見つけるには、料金比較サイトの利用が便利です。
しかし、葬儀費用はプラン料金以外にも追加でかかる費用が多くあります。
そのため、料金比較サイトの情報は検討にとどめ、見積りと内容の説明を受けてから葬儀場を決定すると安心です。

葬儀場の広さや設備の充実度を確認する

葬儀場によって式場の収容人数は異なるため、参列人数の目安を決めてから探すと適切な葬儀場を見つけやすくなります。
大人数に対応した葬儀場か、30名以下の人数に対応した葬儀場かで葬儀場を絞り込めるからです。
また、通夜後の付き添いを希望している場合は仮眠室や浴室などの設備が整っているか、会食室は和室か洋室かでも喪家によって利便性が変わってきます。
喪家と参列者の事情に対応できる葬儀場の設備の充実度の確認も大切です。

葬儀場での音楽やビデオの提供状況を確認する

故人の好きだった音楽や生前の様子が映ったビデオを流しながらお見送りをする自由葬を希望する場合は、葬儀場を決定する前に自由葬に対応可能かどうかを確認する必要があります。
葬儀の流れの自由度は葬儀場によって異なり、ビデオを上映するには映像機器の設備が必要です。
また、音楽には著作権があるため、詳しい葬儀スタッフが在籍していないと実現が難しいです。
自由葬のプランが用意されていても、葬儀社に直接問合せて確認することをおすすめします。

葬儀場での通夜や葬儀に参列する人数について確認する

葬儀費用は、参列人数に影響を受ける項目があります。
会葬返礼品や通夜振る舞いの料理の数、精進落としの料理の数、式場の広さなどの費用です。
そのため、複数の葬儀社に見積りを依頼して比較検討する際は通夜や葬儀に参列する人数の目安を確認してから相談することをおすすめします。

南陽市の葬儀場探しのお役立ち情報

南陽市がある山形県の葬儀では、通夜の後に出棺と火葬を執り行ってから葬儀・告別式をする「前火葬」が一般的です。

南陽市に位置する葬儀社も前火葬で対応している所が多く、火葬前の故人との最後の別れの時間である出棺の儀式が大切にされています。

しかし、前火葬は告別式後に火葬をする「後火葬」に比べ、故人とのお別れの時間が短くなります。
そのため、別れの時間を長く取るために通夜後に葬儀・告別式をしてから火葬する流れを希望する方もいます。
そのような場合は、後火葬に対応してもらえるよう葬儀社に相談することをおすすめします。

地域の風習を大事にしたい方はもちろん、故人との別れの時間を多く取りたい方、アットホームな雰囲気で見送りたい方など、葬儀への希望は喪家によってさまざまです。

南陽市では、故人と喪家、参列する方の事情に合わせた葬儀を執り行えるように柔軟に対応している葬儀社が多い特長があります。