大分市の概要

大分市の地理

大分県は九州地方の東部に位置しています。

大分市は大分県のほぼ中央に位置し、臼杵市・豊後大野市・別府市・由布市・竹田市に接しています。

高崎山や鎧ヶ岳をはじめ、九六位山・樅木山などの山々が連なっています。

また、別府湾や豊後水道に面している、自然豊かな地勢が特徴です。

大分市の人口

大分市の人口は、令和5年3月時点で、およそ47万5,000人となっています。

平成25年6月では、およそ47万8,000人でしたので、この10年間の人口推移はほぼ横ばいといえるでしょう。

令和5年3月時点の人口内訳は、

• 男性：22万8,294人
• 女性：24万6,869人

となっています。

大分市の面積

大分市の面積は、令和5年1月時点では502.39㎢。

そのうち、佐賀関（さがのせき）地域が49.45㎢、野津原（のつはる）地域が90.63㎢となっています。

佐賀関地域、野津原地域とは、平成17年1月に大分市に合併した町のことです。

大分市の特徴

大分市の歴史

大分市の歴史は古く、はじめに国府が置かれたのは7世紀頃といわれています。

中世・戦国時代には、大友氏の支配下にありましたが、江戸時代に幕府の小藩分立政策により細分され、府内・臼杵・熊本・延岡・岡の各藩や天領に分割統治されました。

その後、明治4年に再び県庁が置かれて行政の中心となりました。

平成17年1月の佐賀関町と野津原町との合併により現在の大分市が誕生、今日まで栄えてきました。

平成23年には、「市制施行100周年」を迎えています。

大分市の文化

大分市では文化・芸術振興の指針となる計画として、平成26年6月に大分市文化・芸術振興計画「2020 わくわく大分 文化・芸術ゆめプラン」が策定されました。

「2020 わくわく大分 文化・芸術ゆめプラン」では、

• 市民と行政が一体となって、本市の多彩で多様な文化・芸術のさらなる振興を図る
• さまざまな生活シーンに、文化・芸術が有するパワーを最大限に活かす

など、大分市に住むことを誇りに思えるまちづくりを目指すことを目的とし、さまざまな文化・芸術施策が展開されています。

大分市の産業

大分市の産業は、北部沿岸に鉄と石油を基幹とする企業群が一大工業地帯を構成しています。

東部では銅精錬業、内陸部ではIC産業や乳製品製造業の企業などが、大分市の産業経済のけん引役を果たしています。

特に大分市の工業の発展は目覚ましいものがあり、経済産業省2017年工業統計調査によると、製造品出荷額等が九州第1位となっています。

九州や日本の工業をけん引している存在といえるでしょう。

また、産業観光では、工場内部や製造工程などの見学や、大分市ならではの魅力が詰まったさまざまな体験ができる施設を紹介されています。

大分市の葬儀事業

大分市には数多くの葬儀事業者が存在しています。

地域密着型の小規模な業者や全国展開する大手企業まで、さまざまな種類の葬儀事業者があります。

主な葬儀の形としては、

• 家族葬
• 一般葬
• 社葬
• 直葬
• 密葬

があげられます。

各宗派に特化した葬儀社に特化した葬儀事業者も存在しているため、宗教を気にせず見積もりの相談が可能です。

また、大分市の葬儀事業者では、葬儀に関連する一般的な業務を請け負っています。

一般的な業務の例として、

• 葬儀のプランニング（葬儀の日程、葬儀費用の決定など）
• 告別式の準備（棺や遺影・お香典箱・飾り花の準備など）
• 葬儀車の手配
• 喪主のサポート（死亡届や告別式の開催届、遺産の相続手続きなど）

など、多岐にわたるサービスがあげられます。

料金プランはそれぞれの葬儀事業者によって差があるため、複数の葬儀事業者を比較検討して、遺族の希望や故人の意向に合わせた葬儀を行うことが重要です。

オンライン上で葬儀をする「オンライン葬儀」も注目されている近年では、オンライン葬儀に対応している葬儀事業者もあります。

遠方にいる家族や友人など、葬儀場まで足を運ぶことが困難な方でも葬儀に参列できるため、安心して葬儀ができます。

大分市の葬儀場探しのコツ

葬儀場のアクセスや駐車場の有無を確認する

葬儀場探しにおいて、交通アクセスは非常に重要な要素の一つと言えます。

駅やバス停から葬儀場までの距離があり交通アクセスが不便だと、大勢の参列者がいる場合は送迎バスの手配が必要になるかもしれません。

大分市には、最寄駅から徒歩数分というアクセスの良い立地の葬儀場が多くあります。

遠方にいる家族や友人など、公共交通機関を利用する方が多い場合はそのような葬儀場を選ぶと良いでしょう。

また、自家用車での参列者がいる場合は、駐車場の有無や広さの確認をしておくことも重要です。

葬儀場の広さや設備の充実度を確認する

葬儀場を選ぶ際に、広さや設備の充実度を重視する場合は、特に下記の2点に注意が必要です。

• 葬儀の規模に合った広さを確認する
• 希望の葬儀に必要な設備が整っているかどうか確認する

参列者が少数の葬儀で広すぎる葬儀場を選んでしまうと、寂しい印象となってしまいます。

逆に、大勢の参列者が予想される葬儀で小さめの葬儀場を選んでしまうと、窮屈さを感じてしまい故人を気持ちよく送り出せなくなってしまう可能性があります。

そのため、参列者の人数を予想した葬儀場の選び方が大切です。

また、希望の葬儀に必要な設備が整っているかどうかの確認も、葬儀場探しにおいて重要なポイントの一つです。

参列者に高齢の方が多い場合、階段などの移動が困難な場合も考えられます。

高齢の方が多い場合はバリアフリーの葬儀場を選ぶと、葬儀がスムーズに進み、参列者への負担も軽減されるでしょう。

自治体のウェブサイトを確認する

自治体のウェブサイトを確認することも葬儀場探しにおいてはとても有効です。

大分市の各自治体や市役所のホームページには、葬儀場の情報が掲載されています。

各自治体や市役所のホームページでは、公営の葬儀場や、民間の葬儀場の情報を確認することが可能です。

また、大分市役所のホームページの検索キーワードでは、「大分市葬儀場」と入力すると、葬儀場に関する情報が表示されます。

大分市内の葬儀場について、さらに詳しく知りたい場合には、電話で問い合わせるという方法もあります。

大分市の葬儀場探しのお役立ち情報

大分市には多数の葬儀場があります。

そのためインターネットや電話帳などを利用して、複数の葬儀場を比較するのがおすすめです。

インターネットでは、

• 価格
• サービス内容
• 設備の充実度
• アクセスの良さ

など、さまざまな情報を調べられます。

口コミなどを参考にしながら、葬儀場を選びましょう。

また、葬儀場の広告には「火葬場料金」や「式場料金」が含まれていないことが多いです。

広告に掲載されている価格だけで決めてしまうと、後で追加料金を請求されてしまうこともあるため注意が必要です。

遺族の希望や故人の意向に合わせた葬儀が行えるように相談しながら見積もりを出してもらうことが大切です。

大分市の交通事情

大分市の鉄道

大分市内の鉄道路線には、

• JR久大本線
• JR豊肥本線
• JR日豊本線

があります。

JR久大本線は、大分市内のJR大分駅から日田市夜明中町のJR夜明駅までの路線となっており、道中はJR天ヶ瀬駅やJR由布院駅など観光地としても有名な駅が多くあります。

また、JR夜明駅は、JR日田彦山線の終点の駅にもなっています。

JR豊肥本線は、JR大分駅から竹田市荻町馬場のJR豊後萩駅までを走る路線。

道中はJR豊後竹田駅やJR豊後清川駅などがある、自然豊かな路線となっています。

JR日豊本線は、佐伯市宇目大字重岡字宗太郎のJR宗太郎駅から中津市のJR中津駅までを走る路線です。

さらには福岡県北九州市まで乗り継ぎなしで行くことも可能です。

大分市のバス

大分市内の路線バスは、大分バス株式会社が運営する大分バスがあります。

大分駅を起点とした路線は充実しており、各方面へ行くことが可能です。

また大分バスでは「大分きゃんバス」を運行しています。

「大分きゃんバス」はワンコイン（100円）で大分県立美術館や市美術館、大友氏館跡などの観光を楽しめます。

市街地を通るので、商店街での買い物もできます。

大分バスの公式サイトでは、路線情報やお得情報など、さまざまな情報が閲覧可能です。

大分市の高速道路

大分高速道路は、大分自動車道と東九州自動車道の総称です。

大分自動車道は、佐賀県の鳥栖JCT（とすジャンクション）から大分県速見郡日出町の日出JCT（ひじジャンクション）までを走る高速道路。

東九州自動車道は、福岡県北九州市小倉南区が起点となり、大分県・宮崎県を経由しながら、鹿児島県姶良市（あいらし）まで行ける高速道路となっています。

大分市は大分高速道路の通過地点となっていて、下記4カ所のIC（インターチェンジ）が存在します。

• 大分IC
• 大分光吉（みつよし）IC
• 大分米良（めら）IC
• 大分宮河内（みやがわうち）IC

大分市のおすすめエリア

東部エリア

日豊本線高城駅から東方面のエリアが、主に大分市の東部エリアです。

東部エリアの主な地域としては、高城（たかじょう）や鶴崎（つるさき）などがあげられます。

東部エリアは、比較的平地が多いのがメリットといえるでしょう。

また、エリア内を走る県道197号線には商業施設も多く、主要な道路でのアクセスも非常にしやすい地域であることもメリットといえます。

東部エリアでのデメリットは、日本製鉄所（通称：新日鐵）の鉄粉被害かもしれません。

東部エリアは海に面している地域が多いため工場が多く、このような被害は仕方のないことです。

東部エリアの中でも大在（おおざい）や坂ノ市（さかのいち）は、比較的被害が少ないので、住宅や車、洗濯物の汚れが気になるという方にはおすすめです。

南部エリア

大分市南部エリアは、主にJR久大本線より南側のエリアを指します。

主に、古国府（ふるごう）・稙田（わさだ）・南大分・敷戸などのある地域です。

南部エリアのメリットは、大分県立病院をはじめ大分大学医学部附属病院など、病院が充実していることでしょう。

海からも遠いため、津波の心配が少ないのもメリットといえます。

しかし、南部エリアには一級河川の「大分川」が流れています。

川沿いでは氾濫の危険性があり、注意が必要となってしまうのはデメリットといえるかもしれません。

また、やや高低差がある地形のため、徒歩や自転車での移動が少し大変となることも、デメリットとなってしまいます。

中心部エリア

大分駅から日豊本線牧駅までのエリアとなるのが、大分市中心部エリア。

大分駅周辺の商業エリアであり、住居もマンションが主流の地域です。

中心部エリアは大分駅や主要道路などが多く通っており、商業施設も充実しています。

また、中心部エリアに含まれる西部エリアは、海が見える地域が多く、オーシャンビューを武器とした団地も存在しています。

交通の便も良く、商業施設も充実しているため生活には不自由がないのはメリットですが、土地の価格が高い傾向があります。

そのため、物件の購入等はコストがかかってしまうのはデメリットとなるかもしれません。

大分市のおすすめ観光スポット

一心寺

一心寺は大分市大字廻栖野（めぐすの）にある寺院です。

初代住職は、福岡ソフトバンクホークスに在籍する今宮健太選手の祖父、3代目である現住職は、実兄ということで有名です。

一心寺の境内には、全長20mにも及ぶ日本一大きな不動明王像や全長17mの薬師観音像があります。

また、西日本でも随一の八重桜の名所としても知られています。

毎年4月には、「一心寺 ぼたん桜祭り」も開催されており、各地から観光客が訪れ賑わっています。

高崎山

全国的にも有名な、高崎山自然動物園。

大分市と別府市の境に位置する高崎山に、昭和28年に開業されました。

高崎山周辺の農家に農村被害を及ぼしていたサルたちの被害防止のために餌付けがはじまり、高崎山自然動物園として開業されたといわれています。

開業当初は約220頭、群れも一つしかありませんでしたが、少しずつ数を増やし、令和5年1月時点では、約1,000頭の野生のサルが生息しています。

自然に近い状態で暮らすサルとふれあえる人気の観光地です。

大分県立美術館

大分県立美術館は、大分市寿町の昭和通り沿いにある美術館。

美術館と文化ホールからなる複合施設として昭和52年に開館されました。

美術館部門である大分県立美術館では、大分県にゆかりのある作家の近代日本画や洋画・工芸・現代美術などの作品や資料が収蔵されています。

また、大分で江戸後期から大正にかけて流行した、南画文人画「豊後南画」他、約5,000点の作品も収蔵。

年間を通してさまざまなイベントや展覧会が開催されており、人気観光スポットの一つとなっています。