富士市の概要

富士市の地理

富士市はその名の通り、富士山の南側にあります。

富士山と駿河湾に挟まれた、自然を感じられる場所です。

市域は東西に長く、南北には富士川が流れています。

富士山から派生した山や斜面が市の大部分を占め、海岸付近以外は急な山になっています。

北と南で気候が変化するので、それぞれの気候に合わせた植物が生えています。

鳥の宝庫として知られる砂州があり、野鳥の観察に最適な場所となっています。

浮島沼という低湿水田地帯もあり、富士市だけで多くの地形を見ることができます。

富士市の人口

富士市の人口は、令和2年度時点で25万1,616人です。

一時期人口は増加していましたが、2010念を境に減少してきています。

富士市の人口構成を見ると、年齢別には、40~64歳が最も多く、続いて65歳以上、15~39歳と続きます。

高齢化率も比較的高く、65歳以上の人口比率は、全人口の28％を占めています。

富士市の人口背景には、交通アクセスの便や、豊かな自然環境、都市機能の整備などが挙げられます。

これらの要因が、市の人口維持に大きく貢献しています。

富士市の面積

富士市の面積は244.95平方キロメートルです。

面積のほとんどが山地で、海岸近くに町が発展しています。

富士山に向かって山になっているため、街からはどこでも富士山を望むことが出来ます。

駿河湾へのアクセスも便利な土地です。

富士市の特徴

富士市の歴史

富士市は縄文時代からの歴史を持つ街です。

富士市周辺には、古くから縄文時代の遺跡があります。

また、古墳時代には、現在の市域にあたる地域にも古墳が築かれました。

富士山の噴火にもさらされ、富士を崇める神社が作られました。

中世には、富士川や東海道を通じて交通が発達し、富士市周辺には多くの宿場町が形成されました。

富士登山の要所にもなり、多くの地域から人が集まりました。

明治時代には富士山はさらに観光地として注目され、多くの旅館やホテルが建設されました。

また、昭和時代には、工業が発展し、市内には多くの工場が建設されました。

富士市の文化

富士市には、多様な文化が根付いています。

代表的なものに富士山信仰があります。

火山である富士山を崇め奉る信仰です。

富士登山シーズンになると、各地から富士山を目指して人が集まってきます。

富士市には、多くの美術館や博物館があります。

「富士山かぐや姫ミュージアム」では、かぐや姫の伝承を元に、富士山について特集した展示をしています。。

また、「富士市文化会館」では、3つのホールがあり、市民の文化活動の拠点になっています。

富士市の産業

富士市は「紙の町」として知られているほど、製紙業が盛んです。

現在は交通の便がいいことから、輸送機器や化学工業など、様々な産業の工場がそろっています。

特に化学工業は、有名企業の大工場がたくさん建っています。

化学工業といっても、主要製品は医薬品やプラスチック製品などバラつきがあるため、同じ場所に大工場を建てられるのです。

平成26年時点での製造事業所数は、833事業所です。

従業員数は32,742人と少なく感じますが、大企業の工場が集まっていることから、製造品出荷額等は1兆3,676億8,137万円と多くなっています。

富士市の葬儀事業

富士市では公共施設を中心に葬儀事業が展開されており、市民が必要なサービスを利用しやすい環境が整備されています。

かぐやの里メモリーホール富士は、富士市の中央に位置する葬儀会館です。

一日一組の貸し切り式場で、ゆったりと過ごすことができます。

また、富士平安閣互助会は、富士市に4箇所、富士宮市に1箇所の自社斎場を持ち、運営しております。

どの斎場も複数の式場を備えており、家族葬から一般葬まで対応しております。

地域によっては、富士山麓の風景を見ながら葬儀を執り行うことができる会館や、自宅や斎場での家族葬に対応した葬儀社もあります。

富士市の葬儀場探しのコツ

葬儀場での装飾や花の手配の可否を確認する

装飾や供花にこだわりたい方は、葬儀場での装飾や花の手配ができるかどうかを確認しましょう。

祭壇の装飾は、最初から決められているプランを選んでしまうと変更ができません。

こちらの意向を組んだ装飾をしてくれる葬儀社を選ぶと、故人をイメージした祭壇を作ることができます。

供花の手配が出来ないと、供花を贈りたいと申し出があっても受け取ることができません。

葬儀社自体は手配出来ても、斎場によっては供花を受け取れない場所もあります。

斎場で供花を受け取れるかどうかを確認しましょう。

斎場の公式サイトには、供花を受け取れるかの表記がないことがあります。

分からなかったら担当者に聞きましょう。

葬儀場の広さや設備の充実度を確認する

葬儀場の広さについては、会場の面積や天井の高さ、また席数などを確認することが重要です。

広い会場は多くの人が参列する葬儀でも余裕を持って参列できるため、訪問者にとっても落ち着いた空間を提供することができます。

また、天井が高い場合は、開放感があり、圧迫感を感じにくいため、参列者の気持ちを和らげることができます。

葬儀場には、会葬者用の待合室や駐車場、トイレなどの設備が備わっているかどうかも確認することが大切です。

待合室がある場合は、参列者が葬儀開始までの時間を過ごす場所が用意されており、快適に過ごすことができます。

駐車場が広く確保されている場合は、参列者が葬儀場に車で来る場合でも安心です。

葬儀場での宿泊施設や食事の提供状況を確認する

葬儀場での宿泊施設や食事の提供状況は、施設によって異なります。

葬儀を行う際には、事前に施設に確認することが必要です。

宿泊施設はなく、葬儀後に故人の親族や知人が集まって食事をする場合に食事の手配が可能な場所や、宿泊施設も食事の提供もないところや、どちらも提供可能な場所があります。

富士市の管理する富士市斎場では、宿泊施設や食事の提供はありませんが、売店があります。

食事の手配は自分でやらなければいけない所もあるため、一度担当者に相談しましょう。

富士市の葬儀場探しのお役立ち情報

富士市には、富士市斎場という市営の葬儀場があります。

一般の方も利用可能で、費用もリーズナブルな設定となっています。

また、市営葬儀場は予約制となっているため、事前に利用可能日を確認する必要があります。

富士市斎場は斎場予約システムで予約できます。

富士市には多数の葬儀社があります。

葬儀社に相談することで、自分や故人の希望に合わせた葬儀場の選定や手配をしてもらうことができます。

葬儀社によって取り扱っている葬儀場やサービスが異なるため、複数の葬儀社に相談して比較することが重要です。

葬儀場の雰囲気や設備の確認は、見学を実施することで一番確実です。

富士市にある葬儀場では、事前に見学を予約することが可能です。

見学の際には、葬儀場の広さや設備、清潔さなどを確認することができます。

富士市の葬儀場情報は、インターネット上でも検索することができます。

葬儀会館や斎場など、さまざまな種類の葬儀場がありますので、自分や故人の希望に合った葬儀場を選ぶことができます。

また、口コミや評価なども参考にすることができます。

富士市の交通事情

富士市の鉄道

富士市には、岳南電車があります。

岳南電車はJR東海道線吉原駅と岳南江尾駅を結んでいる、全長9.2kmの電車です。

全ての駅から富士山が見える、観光もできる鉄道になっています。

静岡県には東海道新幹線が走っていますが、富士市内には新幹線は走っていません。

富士市から車で約20分のところにある新富士駅が最寄りの新幹線駅です。

富士急行線は東京と神奈川をつなぐ電車です。

特急「富士回遊」であれば、新宿まで1本で行くことができます。

富士登山電車も運行しています。

富士市のバス

富士市内では、富士急静岡バスと山梨交通がバスを運行しています。

管轄は富士川で分けられ、富士川より東は富士急静岡バス、富士川より西は山梨交通が運行しています。

市街地は市街地循環バスが通っています。

市街地循環バス「ぐるっとふじ」は、吉原中央駅を起点に市内を回っています。

市街地循環バス「ひまわりバス」は富士駅循環コースと吉原中央駅循環コースがあります。

市のコミュニティバスは16本あります。

それぞれ会員登録条件があり、特定の地区在住でないと会員になれないコミュニティバスもあります。

富士市の高速道路

富士市には、東名高速道路と新東名高速道路が通っています。

東名高速道路には富士インターチェンジがあり、新東名高速道路には新富士インターチェンジがあります。

新富士インターチェンジは上りと下りに出入口があります。

富士インターチェンジも上りと下りに出入口があります。

また、東名高速道路には富士川サービスエリアがあります。

富士川サービスエリアは、レストランや観覧車のあるサービスエリアです。

ガソリンスタンドもあります。

EV充電スペースもあるので、電気自動車でも利用できます。

富士市のおすすめエリア

富士エリア

富士エリアは、静岡県富士市を中心としたエリアで、日本を代表する富士山がそびえる自然豊かな地域です。

富士市には、自然豊かな公園や温泉、博物館などの観光スポットがあります。

富士エリアは、自然や歴史・文化、グルメなど、多彩な魅力がある地域です。

観光客だけでなく、ビジネスマンや地元の人々も楽しめるエリアとして注目を集めています。

カフェが多く、街も広くなっています。

しかし匂いに敏感な人は、工場の匂いが気になることもあります。

新富士エリア

新富士エリアは、静岡県富士市に位置する駅周辺エリアです。

JR東海道本線の新富士駅を中心に、商業施設や宿泊施設などが集積しています。

周辺には、富士山や富士五湖などの自然があり、ハイキングや自転車などのアウトドアスポーツが楽しめます。

太平洋も傍にあるので、レジャーに向いている土地です。

空気もよく、ドライブにも最適です。

新富士エリアは、交通の便が良く、商業施設や宿泊施設が充実しているため、ビジネスや観光で訪れる人にとって便利な場所となっています。

吉原エリア

吉原駅は富士市鈴川本町に位置しています。

江戸時代には宿場町である吉原宿がありました。

現在の吉原宿は吉原商店街として栄えています。

日本三大だるま市として知られる「毘沙門天大祭」が行われる毘沙門天妙法寺が、吉原駅から徒歩15分の所にあります。

吉原エリアは、観光客のみならず、地元民にとっても大切な文化財が多く存在する場所です。

江戸時代の遺産を守り、後世に伝えるためにも、このエリアには多くの人々が訪れ、その価値を再認識することが大切です。

富士市のおすすめ観光スポット

岩本山公園

岩本山公園は富士市にある公園です。

標高約193メートルの丘にあります。

伊豆半島や富士山を一望できる展望台があり、夜景を見ることもできます。

春には梅園や桜の森で花見をすることができます。

駐車場は3つあり、第1駐車場・第2駐車場は8時30分から21時まで開いていて、第3駐車場は24時間利用可能です。

自然教育の森など、自然の中で遊ぶ場所もあります。

岩本山公園ではイベントを行っています。

イベントは事前申し込み無しで参加できるため、散歩がてら立ち寄る事もできます。

田子の浦港

田子の浦港は、重要港湾・特定港に指定されている港です。

昔は吉原港と呼ばれ、東海道と同じような海上交通の要になっていました。

製紙業などの工場から出る産業排水によってヘドロ公害が引き起こされましたが、安全処理の設備が整い、今では綺麗な海に戻っています。

特産品として田子の浦しらすがあります。

田子の浦しらすは田子の浦港にある漁協食堂で食べることができます。

田子の浦港は山からの豊富な栄養や、プランクトンが集まる場所で、新鮮な魚を水揚げしています。

港からは産業品を船便で運んでいます。

道の駅 富士

道の駅富士は国道1号富士由比バイパス新富士川橋の東に位置する道の駅です。

静岡県で最初に誕生した道の駅で、レストランや、上り線には売店があります。

上り線の建物屋上に出ることができ、富士山を見ることができます。

また、上下線をつなぐ地下道があり、どちらの線にも行くことができます。

上り線にはテイクアウトショップが2件あり、情報コーナーがあります。

道の駅としては静岡県で1番最初に作られた場所です。

令和元年12月に建物をリニューアルオープンしました。