長野市の概要

長野市の地理

長野市の地形は低地、扇状地、山地、丘陵地に大別されていて、盆地の中心を縦断するように流れる千曲川があります。

地盤が柔弱な低地に対し、千曲川沿岸の支流からの堆積物で構成された扇状地は硬質な地盤になっています。

ただ、山地や丘陵地の急峻な地形や、山地の風化・浸食により地滑りなどの被害が発生しやすくなっています。

長野市の人口

令和5年1日時点での長野市の人口は、36万7,180人となっています。

男女別の人口は、男性17万8,333人、女性18万8,847人となっています。

長野市の面積

長野市の総面積は、834.81平方キロメートルです。

可住地面積は309.80平方キロメートル、可住地人口密度は1,203人／km²です。

これにより、長野市は長野県内で最も広い市の一つとなり、県全体の面積の約11.5％を占めています。市域は、都市部から山岳地帯、森林、農村地帯まで多様な地形を含んでおり、その広大な面積は市の豊かな自然環境と生活スタイルの多様性を可能にしています。

長野市の特徴

長野市の歴史

長野市の地域は、平安の昔から「三国一の霊場」善光寺の門前町として親しまれてきました。

奈良～平安～鎌倉～室町の時代を経て大集落が形成され、戦国の時代には上杉と武田が所領を争うことにもなりました。

武田氏の滅亡後には、次々と時の権力を握る支配下へと変わり、明治2年6月に版籍奉還となり、その後、明治4年の廃藩置県により長野県の管轄となって、この地に県庁が置かれました。

長野市の文化

長野市では、旧石器時代からの祖先の痕跡をみることできます。さらに縄文時代や弥生時代の遺跡も数多く発見されており、古墳時代に土の代わりに石を積み上げて造られた「積石塚古墳」もあります。

江戸時代には善光寺の門前町や松代城下町を中心として発展しました。

長野市には、国指定文化財46件、県指定文化財58件、市指定文化財300件、国登録文化財144件の、計548件の文化財が登録されています。

長野市の歴史の中ではぐぐまれた文化財を、次世代へと大切に継承していかねばなりません。

長野市の産業

長野市では、果樹・野菜・きのこなどの農業が盛んですが、農業従事者の高齢化や農家の減少により、生産基盤の弱体化や農業を担う環境保全の機能低下が懸念されています。

また、同じく林業も生産基盤の整備の遅れや生産意欲の低下により、経済活動が停滞しています。

また、製造業に関しては、食料品や出版・印刷、電子デバイス・情報通信機器関連等を中心に発展を続けてきましたが、海外への生産拠点の移転が進んだり、雇用の減少や中小企業の製造業の衰退が問題視されるようになりました。

長野市の葬儀事業

長野市には、市が運営する公営斎場「大峰斎場」「松代斎場」「犀峡斎場」があります。

これらは公営の斎場であるため、長野市民はお値打ちな金額で施設を利用することができます。

また、市外の方も利用可能ですが、長野市民の利用料金とは金額が異なります。

長野市にある市営斎場「大峰斎場」「松代斎場」「犀峡斎場」には、葬儀式場がないため、お通夜や葬儀を行うことができません。火葬のみ行うことができるため、火葬式でのお見送りとなります。

お通夜・葬儀を執り行う場合には、自宅や寺院、民営の斎場で行い、福島市斎場で火葬を行う流れになります。

長野市の葬儀場探しのコツ

葬儀場のアクセスや駐車場の有無を確認する

葬儀場までのアクセスや駐車場の有無を実際に訪れて確認する事をおすすめします。

参列者の中に、ご高齢の方や遠方から来られる方がいる場合、最寄りの駅またはバス停からのアクセスを詳しく知ることで、参列者の不便や負担がないか確認することができます。

お車での来場が可能かどうか、駐車場の台数や混雑具合を確認することも大切です。

葬儀場の広さや設備の充実度を確認する

葬儀を行う場合には、まず参列者の人数を検討します。

参列者の人数に対応可能な葬儀場を選択します。人数に対して広すぎる会場では寂しい印象を与えてしまいますし、人数に対して狭い開場では開場内が窮屈となり、参列者にご迷惑をかけることにもつながります。

また、葬儀場によって設備の充実度には差があります。

1日1組限定を希望する、またはお通夜後の宿泊希望するなど、ご自身の希望する葬儀に対応する設備があるかを、確認しておくことも大切です。

参考になる口コミサイトを利用する

葬儀場選びには、実際に会場に問い合わせをして確認した上で検討することも大切ですが、検討している葬儀場で葬儀をあげた人の口コミを参考にするのもおすすめです。

利用者の目線でわかる事も多くありますし、様々な感想や意見を見て総合的に検討することができます。

長野市の葬儀場探しのお役立ち情報

長野市には、市が運営する公営斎場「大峰斎場」「松代斎場」「犀峡斎場」があり、長野市民の場合、お値打ちな金額で施設を利用することができます。（市外の方も利用可能ですが、長野市民の利用料とは料金が異なります）

ただ、「大峰斎場」「松代斎場」「犀峡斎場」には葬儀式場がないため、お通夜や葬儀を行うことができません。「大峰斎場」「松代斎場」「犀峡斎場」では火葬のみ行う、火葬式でのお見送りとなります。

お通夜・葬儀を希望する場合には、自宅や寺院、民営の斎場でお通夜・葬儀を行い、「大峰斎場」「松代斎場」「犀峡斎場」で火葬を行う流れになります。

長野市には、小規模な家族葬から一般葬まで、様々なタイプのご葬儀に対応している民営斎場が数多くありますので、ご希望ご要望に添った斎場を探してみましょう。

長野市の交通事情

長野市の鉄道

長野市は日本の鉄道ネットワークの中心的な位置にあり、特に北陸新幹線が市内を通過しています。

北陸新幹線は東京と金沢を結び、長野市はその間に位置します。

この路線により、長野市から首都圏へのアクセスが大幅に向上しました。

また、長野市内には長野電鉄長野線や篠ノ井線、信越本線などの地元の鉄道路線も通っています。

これらの路線は市内の様々な地域を結び、市民の日常の移動や通勤を支えています。

さらに、これらの路線は長野市を県内外の他の地域や都市と結びつけています。

また、長野市内には善光寺や長野大学、長野市科学館などの観光地や文化施設へのアクセスも良好で、鉄道はそのアクセスの重要な手段となっています。

鉄道は長野市の生活と経済、観光にとって重要な役割を果たしており、市の発展に大いに寄与しています。

長野市のバス

長野市には、市内の路線バス、コミュニティバス、市バスおよび乗り合いタクシー等の路線図を網羅した、長野市内バスマップがあります。

バスマップには、市内を5つの地域に分けた、その地域のバスルートのマップが掲載されています。

市内の5つ地域は、以下の区分となっています。

• 1　戸隠・鬼無里・豊野版（戸隠、鬼無里、豊野、長沼、若槻地区）
• 2　北西部版（芋井、若槻、浅川、三輪、小田切、第一、第二、第三、第四、第五、安茂里、芹田、古牧、更北地区
• 3　東部版（柳原、長沼、古里、吉田、浅川、若槻、朝陽、古牧、大豆島、芹田、

若穂、第一、第二、第三、第四、第五地区）

• 4　南部版（篠ノ井、川中島、更北、松代地区）
• 5　南西版（七二会、小田切、中条、信州新町、大岡、信更、篠ノ井地区）

長野市の高速道路

長野市は日本の主要な高速道路ネットワークにより全国各地と結ばれています。

市内を走る主要な高速道路は中央自動車道と長野自動車道の二つです。

中央自動車道は長野市の南部を東西に走っており、長野市から東京都や名古屋市へのアクセスを提供します。

また、関東地方や中部地方の主要な都市へも直接アクセスすることが可能です。

一方、長野自動車道は市の北部を通過し、新潟県や富山県へと続いています。

これにより長野市から海岸部へのアクセスが大幅に改善されました。　　　　　　　　　　　　　　　　

長野市のおすすめエリア

古牧エリア

長野市の中東部にある古牧エリアは、長野駅まで車で15分ほどの都市部にあるため、利便性が高く、各エリアへのアクセスの良好です。

古牧エリアでは、子育てや高齢化支援への取り組みが充実しており、アビイクオーレの2階にある「にこにこ広場」では、約335平米のフロアに大型の遊具があり、その他子育て情報の提供や短時間託児などのサービスもあります。

芹田エリア

芹田エリアは、長野駅の東口に位置する、長野県の中心市街地です。このエリアには、オフィスや飲食店、大型スーパーマーケットやスポーツショップなどが立ち並んでいます。

また、長野県民ホール（ホクト文化ホール）や県立長野図書館もこのエリアにあり、若里公園・犀川第2緑地・りんどう公園などの公園も多数あります。

篠ノ井エリア

篠ノ井エリアは、長野市の最南端にあります。鉄道では、信越本線や篠ノ井線の分岐点であり、一般道では国道18・19号線の交通要所として発展したエリアで、長野市において副都心的な役割を担っている地域です。

JR篠ノ井駅前近くには、商店街やスーパーマーケットやドラッグストアなどもあり、生活にとても便利なエリアです。

長野市のおすすめ観光スポット

善光寺

善光寺は、一光三尊阿弥陀如来（善光寺如来）をご本尊として約1400年の長きにわたり、阿弥陀如来様との結縁の場、そして民衆の心のよりどころとして、以前より深い信仰を得られています。

善光寺は宗派に属さず、全ての人々を受け入れる無宗派の寺として、全国に知られていますが、現在護持運営は大勧進を本坊とする天台宗と、大本願を本坊とする浄土宗の２つの宗派によって行われています。

仏教伝来より長きに渡り続く善光寺信仰は、全国からの多くの参拝者により支えられています。

戸隠神社奥社

戸隠神社には、日本神話にある「天岩戸開き神話」にゆかりのある神々が祀られています。

天照大御神は、弟である須佐之男命の目に余る乱行により、岩戸に隠れてしまいました。そのため世の中は真っ暗となり大混乱となります。そこで神々が会議をし、天照大神を外へ連れ出すために、歌や踊りの祭りを開くことにしました。外の賑わいを不思議に思った天照大神は外の様子を見るために少し岩戸を開いたところ、手力雄命（たちからおのみこと）が岩戸を押し開き、天照大神を再び外にお迎えすることができました。その岩戸が下界に落ちで戸隠山になったという伝説があります。

戸隠神社の奥社の御祭神は天手力雄命（あめのたちからおのみこと）、中には天八意思兼命（あめのやごころあもいかねのみこと）、火之御子社は天鈿女命（あめのうずめのみこと）、宝光社には、中社祭神の御子神の天表春命（あめのうわはるのみこと）などの神々が祀られています。

茶臼山動物園

茶臼山動物園は、緑豊かな森の中にある動物園で、ゾウやキリンなどの大型動物を至近距離で見ることができます。

動物園の中でも、特にレッサーパンダ舎は人気の施設となっており、愛らしい表情を間近で観ることができます。

週末には、キリンの餌やり体験やポニーの乗馬などの、ふれあいイベントも開催しています。

住所　長野県長野市篠ノ井有旅570-1

営業時間　9：30～16：00（閉園16：30）12月～翌2月は10：00～15：30（閉園16：00）

駐車場　有