羽曳野市(大阪府)の斎場・葬儀場一覧

羽曳野市の概要

羽曳野市の地理

羽曳野市は大阪府の南東部にあり、東西に広がっています。

東は奈良県香芝市、南は富田林市、太子町、北は藤井寺、柏原市と接しています。

羽曳野市の東の地域では豊かな自然を生かしてブドウ栽培やワイン製造が行われ、特産品として有名です。

西側では交通網が整備されベッドタウンとして発展しています。

羽曳野市の人口

羽曳野市の人口は令和5年3月時点で10万8,651人、世帯数は5万1,511世帯となっています。

人口は平成12年のピークである11万9,246人より減少傾向にあります。

そのため子育て世代や新しく羽曳野市に住む方がより生活しやすい環境づくりを進めています。

羽曳野市の面積

羽曳野市の面積は26.45平方キロメートルで、大阪府内では23番目の広さとなっています。

日本全国でみると比較的面積が狭い市町村です。

生駒、信貴、金剛、葛城山系に囲まれており豊かな自然がある一方、中心部は宅地や交通が整備され住みやすい環境となっています。

羽曳野市の特徴

羽曳野市の歴史

羽曳野市は旧石器時代に人が住み始め、古墳時代に全国の中でも大きな規模を誇る「古市古墳群」が作られ発展しました。

奈良時代には仏教文化の中心となり多くの寺院が作られましたが、南北朝以降に戦場となり多くの寺院を失いました。

その後織田信長、続いて豊臣秀吉が治め、秀吉の没後は江戸幕府の支配下となりましたが、多くの開発や綿花の栽培も行われました。

江戸中期以降は古市代官所が設けられ、竹内街道と東高野街道が交差する交通の要所になり、船着場が設けられるなど大いに繁栄しました。

明治時代から昭和には各村落の統合や町制の施行、町村合併が行われ、昭和34年に現在の羽曳野市となりました。

羽曳野市の文化

羽曳野市には古墳が作られたり仏教の中心となったことから、古墳や神社、寺院など歴史的文化遺産が多くあります。

季節を問わず多くの観光客が訪れるのは古市古墳群の中でも最大の「王神陵古墳」です。

また日本でも珍しい、古墳と直結している神社「誉田八幡宮」も観光地として人気です。

羽曳野市の東側ではぶどうの生産が多く行われ、ワインの試飲や見学なども行っています。

羽曳野市の産業

羽曳野市の農業ではブドウとイチジクが多く生産されており、イチジクは関東で一番の生産量を誇っています。

食料品製造ではブドウやイチジクを使った製品も多く製造しています。

その他にはプラスチック製造業や金属製品製造業などもあります。

羽曳野市の市内は、大阪中心部へのアクセスが便利でベッドタウンとして発展しており、白鳥商店街など多くの店舗が集まっています。

羽曳野市では昔から営業している店舗に新しい商店も加わり、小規模店舗が市民の生活を支えています。

羽曳野市の葬儀事業

羽曳野市では亡くなった方が国民健康保険加入者及び後期高齢者保険に加入されていた場合、「葬祭費」を申請できます。

葬祭費として受け取れる費用は5万円です。

しかし受け取るには以下のような条件があります。

• 受け取れるのは喪主のみ（喪主以外の方が受け取るには委任状が必要）
• 申請期間は葬儀を行った翌日から2年以内

「葬祭費」について確認したい方は保健福祉部保険健康課保険年金課（072-958-1111）に問い合わせを行ってください。

また、亡くなった方が社会保険に加入していた場合は「埋葬料または埋葬費」が受け取れます。

「埋葬料または埋葬費」の給付額は5万円です。

「埋葬料または埋葬費」の受け取りにも以下のような条件があります。

• 申請人は亡くなった被保険者の収入で生計を立てており、埋葬する立場にある方
• 埋葬費の場合は、亡くなった被保険者の収入で生計を立てておらず、埋葬を行った方
• 申請期間は亡くなった日の翌日から2年
• 埋葬費の申請期間は、埋葬を行った日の翌日から2年

確認したい事項がある方は、全国健康保険協会が運営している健康保険や健康保険組合に問い合わせを行ってください。

羽曳野市の葬儀場探しのコツ

地元の葬儀社に問い合わせる

条件の合う地元の葬儀社をいくつかピックアップして見積もりや問い合わせを行いましょう。

葬儀社によって費用やサービスに違いがあるので、事前に比べておくことで希望プランや費用に合った葬儀社を選べます。

いざというときに慌てず納得のいく葬儀をするためにも、希望プランに合った葬儀社を見つけておきましょう。

葬儀場のアクセスや駐車場の有無を確認する

遠方から来る方や高齢者が多い場合は葬儀場にアクセスしやすいのも重要なポイントです。

最寄り駅やバス停から近いと移動の負担を減らせます。

葬儀場と火葬場の距離もチェックしておきましょう。

火葬場との距離が遠いと負担が増えるだけでなく、道路状況によっては火葬に間に合わない場合もあるからです。

葬儀場と火葬場の距離は10キロメートル圏内を目安に選びましょう。

車を利用している方が多い場合は駐車場の有無も確認してください。

葬儀場の広さや設備の充実度を確認する

葬儀場によって広さや設備に違いがあるので、葬儀場を選ぶときにチェックしておきたいポイントです。

葬儀場を選ぶときは実際の人数に合っている規模や広さの葬儀場を選びましょう。

その他以下のような点もチェックポイントです。

• 親族控室の設備が充実しているか
• バリアフリーになっているか
• 小さいお子さんがいる場合はキッズコーナーや授乳室の有無
• 待ち時間に過ごすロビーの広さ

可能であれば実際に内見に行き、設備を確認しておくと安心です。

羽曳野市の葬儀場探しのお役立ち情報

羽曳野市には公営の火葬場や葬儀場がありません。

そのため葬儀は市内や周辺にある民営の葬儀場で行うことが多いです。

火葬も周辺地域の火葬場で行います。

周辺の火葬場は藤井寺市営火葬場（藤井寺市）、柏原斎場（柏原市）、八尾市立斎場（八尾市）などがあります。

火葬料金は火葬場によって違いがあるので、事前に確認しておきましょう。

大阪府の葬儀費用の目安は以下のようになっています。

• 火葬式…20～50万
• 家族葬…50～150万
• お葬式…90～190万

見積もりをとったら、火葬費の料金が含まれているか、利用料金が明確に記されているか、人数があいまいになっていないかも確認しておきましょう。

また地域によって葬儀の風習が異なりますが、羽曳野市としての葬儀の習慣はあまりないようです。

通夜のあとの通夜振る舞いでは、関東圏だと親族と弔問客に振舞うことが多いといわれています。

しかし関西圏は親族のみ振舞うか、料理の振る舞いをしない場合もあります。

葬儀の風習や習慣でわからないことがあれば、葬儀場に確認しておきましょう。

羽曳野市の交通事情

羽曳野市の鉄道

古市駅、恵我ノ荘駅、駒ヶ岳駅、上ノ太子駅、高鷲駅の5つの駅があります。

羽曳野市には近鉄南大阪線と長野線が通っています。

大阪市内へのアクセスも便利で多くの方が利用しています。

羽曳野市のバス

羽曳野市ではバス停が多く駅までのアクセスが便利で、車を所有していない方や高齢の方にも多く利用されています。

羽曳野市には「公共施設循環福祉バス」が通っており、羽曳野市の市役所や市民体育館、MOMOプラザなど公共施設を循環しています。

乗車料金も無料なので、公共施設を利用する方はぜひ活用してください。

羽曳野市の高速道路

羽曳野市の高速道路は阪和自動車道、近畿自動車道、西名阪道などにアクセスできます。

大阪市内や奈良、和歌山などにも短い時間でアクセスでき、遠方から羽曳野市に来る方にも便利です。

羽曳野市のおすすめエリア

軽里エリア

羽曳野市の軽里エリアには白鳥陵古墳や峯ケ塚古墳などがあります。

峯ケ塚古墳からは多くの副葬品が発掘されています。

峯ケ塚古墳の周辺には峰塚公園があり、「モニュメントゾーン」「文化イベントゾーン」「郷土の森ゾーン」「管理施設ゾーン」に分かれている都市公園です。

子供の遊び場や学習室、散策路などが整備され地域の方にも親しまれています。

自然と歴史を感じられる公園となっているのでぜひ散策してみてください。

駒ヶ谷エリア

羽曳野市の駒ケ谷エリアには河内ワイン館や杜本神社、翠鳥園遺跡公園などの観光スポットがあります。

翠鳥園遺跡は旧石器時代の石器づくりのアトリエと言われており、多くの石器やかけらが見つかっています。

現在は遺跡公園として、見学テラスや展示で2万年前の歴史を学べます。

翠鳥園遺跡公園は大きな卵型のモニュメントが目印で、中に入るとサヌカイトの音が響くなどユニークで見ごたえのある施設です。

旧石器時代の歴史に興味のある方はぜひ翠鳥園遺跡公園をチェックしてみてください。

島泉エリア

羽曳野市の鳥泉エリアには吉村邸（吉村家住宅）や陵南の森歴史資料室などの観光スポットがあります。

吉村家住宅は畿内を代表する近世豪農の住居で、1950年に重要文化財に指定されました。

現在は春と秋に公開され、その昔ながらの美しい造りで多くの方を感動させています。

陵南の森歴史資料室では翠鳥園遺跡や古墳での発掘調査の資料を展示しています。

羽曳野市のおすすめ観光スポット

誉田八幡宮

羽曳野市の誉田八幡宮は6世紀後半に作られたと言われている日本最古の八幡宮です。

主祭心は応神天皇で、始めは陵の前に社殿がありましたが、平安時代中期に現在の場所に社殿が移り誉田八幡宮を称しました。

鎌倉時代以降も将軍や武士が多く参拝に訪れたと言われています。

安産の神や厄除けの神として現在も信仰され、境内には多くの宝物が保管されています。

5月には夏祭り、9月には秋祭りが行われています。

駐車場が無料で、隣には子供が遊べる公園もあります。

河内ワイン館

羽曳野市駒ケ谷にある河内ワイン館では、ワインの製造工程の見学や試飲なども行っています。

1階のワインショップでは20種類の試飲を楽しめ、自分にぴったりのワインを選べます。

2階は展示ホールになっており河内ワインの歴史を学べます。

予約制のレストランではワインやシェフの料理を楽しむこともできます。

ワインが好きな方や興味のある方はぜひ訪れてみてください。

軽里大塚古墳（白鳥陵）

羽曳野市の軽里大塚古墳は墳丘長190mという規模を誇り、古市古墳群のひとつとされています。

作られたのは古墳時代中期とされており、発掘により埴輪などが出土しています。

宮内庁は白鳥陵として日本武尊の陵としていますが、被葬者が明らかになっているわけではないので軽里大塚古墳という呼び名があります。

宮内庁が管理しており、残念ながら中に入ることはできませんが西にある拝所から眺められます。

古墳時代の歴史に興味のある方はぜひ足を運んでみてください。